Green Day / American Idiot ポップパンク

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 2004年 Green Dayの7th アルバム。90年台からのロックが元気がなかった時代に生き残ったバンドの名盤。どこかでポップパンクと形容されていましたが、バンクな勢いの中にポップソング的なメロディが乗る感じが言い得ている感じがします。 楽曲は賞を取っただけあり間違いがない感じ。パンクらしい反戦・反体制的なメッセージがありつつもパンクにはない演奏のキレが耳に残る。

EXTREME / EXTREME Van Halen風な感じも

16ビートのメタル

 89年のデビューアルバム。有名なのはセカンドですが1stも良い曲揃っていますし、よくあるような1stは垢抜けてないなんてこともなく、良いアルバムです。

 バンドのキャラとしてはヌーノベッテンコートのギターとゲイリシェローンのヴォーカルでしょうか。

 ヌーノベッテンコートは当時のYoungGuitarの常連で奏法解説なんかもよく出ていました。テクニカル面で話題になったのはストリングスキッピングですね。1弦と3弦で六連譜で上下すると。

 YoungGuitarではファンクメタルなんて言葉で表現されていたと思いますが、これまでのメタルのように8ビートで刻むようなリズムではなく16ビートで休符を多用するリフなんかが多いんですよね。これがノリ的に楽しい。Stevie Salasなんかも同じ匂いのファンク系のギターを弾きますが、もっとメタル寄りのファンクと。
 特に聞いていると裏のノリのアクセントなんかも多く、普通のロックな雰囲気でコピーしようとするとちぐはぐな感じになってしまいます。

 このファンクのノリに上記のテクニカルなリードが乗ってくるのでリズムもリードもスリリングな感じにまとまっています。

 このスリリングな感じをさらに際立たせるのがゲイリーシェローンのヴォーカル。声質とか張りとかが押し出し感が強いので曲全体の雰囲気としてメリハリがつきます。

 曲もよく練られていて自分たちの個性が出せるような曲に仕上がっていて1stアルバムからすでにキャラが定まっている感じの良いアルバムです。

Van Halenを意識してしまうかも

Little Girl
アメリカ土着な感じの始まりにどことなくVan Halen風なリフ。ここに個性のあるヴォーカルが乗ります。全体的に初期Van Halen風な感じ。

Wind Me UP
Bメロからサビの切り替わりがカッコ良い。

Kid Ego
Aメロのブルージーな雰囲気のヴォーカルがどことなく合わない感じがします。

Watching Waiting
壮大なバラードなのですがこのバンドでなくても良いかなと。

MUTHA
イントロのギターは不要と思いますが、本編は良いメロディです。

Teacher's Pet
このイントロのギターがカッコ良い。バッキングのギターとゲイリーのヴォーカルもマッチしていて、EXTREMEな感じの曲。

Smoke Signal
イントロのアコースティックなギターのカッコ良い。

Fresh 'N' Blood
EXTREMEらしい曲。自由なヴォーカルが楽しい。

Play with ME
アルバム最後のジョーク的な曲。どことなく聞いたことのあるサビのメロディ。このメロディの雰囲気は以降のアルバムの曲でも聴けますね。


 

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