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8月, 2017の投稿を表示しています

Billy Joel / 52nd Street 大人のロック

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  1978年 The Strengerに続く名盤。前作のヒットからの自信あふれる感じのBig Shot、その次のHonestyの切なさ。Honestyは哀愁メロディだけではなく発声や空気感含めた哀愁な気がします。  続くMy Lifeも良い曲ですし4曲目のZanzibarはトランペットのソロがカッコ良い。  前半の強さが際立つ感じで後半の印象が薄いですが名盤アルバム。

Michael Schenker Group / ASSULT ATTACK  黙示録

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ヴォーカル  3rdでヴォーカルがグラハムボネットに。  ヴォーカルの圧力が増して力強い雰囲気が揃ったような感じ。楽曲自体は3連のシャッフルのような印象が強くてそれまでの8ビートなストレートな感じからひねりが入った感じに。  3曲目のDancerはまさにグラハムボネットの歌をイカした1曲。ポップで爽快な感じでアルカトラズに入っていても良さそうな感じですが、ギターの存在感もしっかり。  あとは5曲目のDESERT SONGはギターのイントロと最後のソロを聴くべき。

Michael Schenker Group / MSG 神話

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コージーパウエル  ドラムにコージーパウエルが入った1枚。  とは言いつつもそれほど目立ったドラムな訳ではなく割とシンプルな感じですが、独特のハイハットのビートでコージーパウエル的な音になっています。  このビートの上で変わらずにエモーショナルなギター。個人的には1stほどのキラーチューンはないかと思うのですが、どの曲もギターに聴き入ります。  1曲目のAre You Ready to Rockは1stの1曲目同様の8ビートのロック。3曲目のOn and Onはずっしりしたドラムの上でちょっとダルそうでルーズなギターがカッコ良い。7曲目のLooking For Loveはエモーショナルな雰囲気。ギターのバッキングはほぼパワーコードだけだと思うのですが、なぜかカッコ良い。

Michael Schenker Group / Michael Schenker Group 名盤

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ロック名盤  最初から最後まで熱いロック名盤。マイケルシェンカーのギターがミドルの出た音でちょっと鼻の詰まったような音ですが、まさにマイケルシェンカーの音。構成がかっちり組み立てられていたりペンタトニックの中にたまに入るマイナースケールだったりがクラシカルな雰囲気を出します。  1曲目のARMED AND READYのイントロリフはわかりやすくてカッコ良い名リフ。8ビートのいかにもロックらしい流れの中で展開するギターソロも名演。これに続くCRY FOR THE NATIONもキラーチューン。ゆったりしたテンポで哀愁ある歌とギター。  もう1つのキラーチューンがINTO THE ARENAでしょうか。ギターインストの最高峰。途中でテンポが遅くなるところがカッコ良い。

Richie Sambora / UNDISCOVERED SOUL 都会のブルーズマン

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ビルの谷間のブルーズ  97年のセカンドソロ。These Daysの後でCrushの前なタイミング。  Bon Joviのキーマンだけあって、Bon Joviのアルバム含め STRANGER IN THIS TOWN、Keep The Faith、These Days、UNDISCOVERED SOULと同じ流れに乗っている気がします。Cowboy的なブルーズではなく都会のビルの中でのブルーズ。  アルバムの音は色々入っていますが、基本的にはギター1本と歌だけで行ける感じ。これだけ歌が上手ければこの路線も楽しいだろうと。  2曲目のHARD TIMES COME EASYは昔、どこかの月9ドラマで使われていましたか。

Richie Sambora / STRANGER IN THIS TOWN 暖かい音

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暖かいアルバム  全体的に音が暖かい。ゆったり聴けるアルバム。  Richie Samboraの1stソロアルバム。91年なのでKeep The Faithを出す前くらいでしょうか。Bon JoviのアルバムでNew JerseyとKeep The Faithの間には大きな音や雰囲気の違いがありますが、Keep The Faithのブルージーな雰囲気に繋がる1枚。  2曲目のChurch of Desireから歌のうまさと渋さが堪能できる。太い声とシングルコイルの音がマッチしていて良い雰囲気。続くSTRANGTER IN THIS TOWNも渋い1曲。速弾きやスピードのあるスリリングな曲も良いのですが、この手のじっくりくる感じで1音を聞かせるというのが良い。溜めたプレーをすれば良いわけではなく1音の音色がなんともいえず響くわけです。  キラーチューンは7曲目のRosie。Bon Jovi的な1曲。

TS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)の比較

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ローゲインドライブ  スタジオにTS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)を持って行き大きめの音で試してみました。  セッティングはJCM2000のクランチチャンネルで軽くクランチを作ってペダルでブースト。ペダルのドライブ自体は低めにセッティング。  ギターはハムバッカーストラト。  比べると明らかですが音の傾向は大きく違います。  TS miniは明らかに上と下の音が削らミドルに寄るので丸い感じの音になりサステインも十分。兎に角弾きやすくなる。押し出し感の強い音というか存在感のある音。  オーバードライブって歪みが目的ではなくトーンシェイプが目的だと思っていますが、その目的に最もあったペダルかと。  JHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はTSよりもレンジが広い。上が残る感じ。と、いっても耳が痛い感じのトレブルではなく適度にザクザク感の出る音。TSほどミドルに寄る感じは少ないので押し出し感は少ないのですが適度のトレブルで抜けの良いTSとは違う存在感を出します。 どちらを使うか  TS miniも良いのですがHR/HM系だと少し歪みが足りないのは正直なところ、そんな時にはSuhrのkoko Boostを前段で踏む。そうすると程良く歪みが増えて高級アンプのような音になります。  対してJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はゲインをあげれば適度に歪んでくれますので幅広い感じで使えます。  オーバードライブのポイントは歪みではなくトーンシェイプだと思いますので、クリーンなギター主体のブルージーな時にはTSを、ポップスなどで小音量だけど存在感が欲しい時にはJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)で、と。    HR/HMの場合は両方ありかな。  ディストーションペダルのように抜けが悪くなることもなく、どちらも音の傾向は違いつつも存在感ある音になりますので。

TWISTED SISTER / STAY HUNGRY 強烈なビジュアル

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インパクトあるビジュアル  LAメタルなのですがヴォーカルのヴィジュアルが、なんというかオバQというかオカメというかなんというか。  でも音は正統派でカッコ良い。ポップでギターがザクザクしていてLAメタルな音。2曲目のWe're not Gonna Take itは代表曲。ノリが良くて良い意味でIQの低い感じが楽しい感じ。80年代のヘビメタを体現した感じですが一緒に歌いたくなる感じ。  6曲目のI Wanna Rockもロックアンセム的な感じ。

Tigers of Pan Tang / Spellbound ジョンサイクスの名演

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ジョンサイクス  81年のTygers of Pan Tangのセカンド。2人目のギタリストとして加入したジョンサイクスのキャラクターが際立っています。ラフですが勢いのある音でジョンサイクスのギターがどことなくGary Mooreに似ています。  1曲目のGANGLANDなんてまさにNWOBHMをイメージさせるような疾走系。勢いのあるヴォーカルとゲイリームーア的なギターがカッコ良い。個人的に好きなのはMirror。この曲の「ミラ〜ミラ〜」って歌っている部分が、Loudnessを連想してしまいます。  あとはDon't Stop Byも名曲。哀愁たっぷりの曲でマイケルシェンカーっぽいギター。

Yngwie Malmsteen / LIVE!! 後期のライブ

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2枚目のライブ音源  89年のTrial by Fire Live in Leningradに続く2枚目のライブ音源。98年の ブラジル公演だそうです。時期的にはFacing The Animalが出た後くらいの音で、冒頭からMy Resurrection、Facing The Animalと続きます。曲的にはFar Beyond The Sun、I'LL SEE THE LIGHT TONIGHTのような初期の曲から、Bedroom eyesからNever Dieあたりの中期、そしてGates of Babylonのようなカバー曲まで。聴き比べるとSeventh Signまでの楽曲がカッコ良い。

Yngwie Malmsteen / Relentless 安心の1枚

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前作に続き  安心の1枚。  ヴォーカルは引き続きTim Ripper Owens。基本的には前作のPerpetual Flameと同じ方向で同じような雰囲気。いつものように細かいことは気にするなと、ゴリ押しの曲。聞く側としてはこれが聞きたい時に選択するので、聴き手側に迎合して中途半端な感じになってしまうよりはずっと良いと。  1曲目のOvertureは短いイントロ的な曲ですが、これから始まる押し売りを予感させる始まり。続くCRITICAL MASSが中近東風な感じもしてちょっと意外感も出しながらも、やっぱり行き着くところはShot Across The Bowかな。

Yngwie Malmsteen / Perpetual Flame 安心の1枚

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いつもの1枚  コンスタントにアルバムを出し続けている中の1枚。Seventh Signくらいまでは出すごとに驚きとすごさを感じていたのですが、最近はいつもの曲調とギターの音が歪みが多めで手癖のソロ、と、ある意味安心の1枚。  驚きはヴォーカルにTim Ripper Owensが加入したこと。エッジの効いたヴォーカルで存在感はあります。いつものゴリ押しのギターに負けてない感はあります。ただ自分のメロディじゃない感じがして乗り切れてない感じも。  とはいってもYngwieを聞く時には1曲目のDeeth Dealerのゴリ押し、押し売り的な感じの曲を求めているので細かいことは問題なし。

Yngwie Malmsteen / The Genesis 同じ音源

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Birth of The Sun  と同じ音源でリマスター。  改めて聞くと10代の頃の音源で音は悪いですが、ネオクラシカルなプレーは確立している感じ。  Birth of The Sunとどちらを買うかですが、こちらの方が曲が多いのでちょっとお得かな。

Yngwie Malmsteen / Birth of The Sun デモ音源

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元ネタ多数  スウェーデン時代のデモ音源を集めた1枚。  この時のアイディアやリフがのちのアルバムで使われているのが面白い。  1曲目のMerlin's Castleや6曲目のVoodoo nightsなんて聞くとOddessyのRising Forceあたりを思い出します。

Mr.Big / defying gravity メローな感じ

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通算9枚目  全体的な印象としては、前作2枚はギターが前に出てハードロック的な感じな印象がありましたが今回はベースが前に出てハードロック的というよりはミドルテンポが中心でグルービーでブルージーな感じがします。  やっぱり1曲目の印象は重要でOpen Your Eyesがそのような感じ、Hey manのJane Doeのような雰囲気を感じました。出だしの「OK,We're〜」が1stアルバムの出だしを思い出す。  2曲目のdefying gravityはStay together的なポップな感じ。4曲目のDamn I'm in Love Againはアコースティック的な曲。  欲を言えばアップテンポのイケイケは曲がもっと欲しかったかなと。

Yngwie Malmsteen / War to End All Wars ラフな音

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ラフな音  音的にちょっと聞きにくい感じのバランスですが、曲はなかなかキャッチーな雰囲気があって聞きやすい。特に5曲目から8曲目などの流れはなかなか良いのではと思います。  5曲目のMasqueradeは仮面舞踏会的なキーボードにサビの歌が耳に残ります。中盤以降のギターの見せ場もカッコ良い。そこからMOLTO ARPEGIOSAは疾走系、インギー風のインスト。ここで焦らせておいて次のMiracle of Lifeでゆったり。バラードでギターソロの最後がエモーショナルな感じでギタリストなら憧れる感じ。そこからThe Wizardではクラシカルでテクニカルなギターにヴォーカルがカッコ良い。  この辺りの中盤が聞きどころ。

Yngwie Malmsteen / Alchemy クラシカル回帰

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ネオクラシカル  前作が楽曲のバラエティに富んだハードロックアルバムでしたが、今回はネオクラシカルになってる気がします。空気を読まずにギターを弾きまくりって表現があっているのかも。1曲目のBLITZKRIEGから詰め込みまくりですごい。ギターという楽器とは思えないような速さとテクニックで圧倒的な感じ。これはこれですごいことです。  あとは象徴的なのが5曲目のWield My Swordでしょうか。疾走系でインギー的な全てが入っています。

Yngwie Malmsteen / Facing The Animal バラエティに富んだ

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雰囲気は  Seventh Signに使いかもですね。幅広い楽曲でメロディアスな歌メロ。聞きやすいアルバムになっているかなと。ドラムがコージーパウエルってのが良いかもですね。いつもなら単調な音になっていたドラムパターンが俄然存在感が出ています。そんな中で手癖が少なく楽曲に合わせたギターになっているのが聞きやすいポイントかと。  1曲目のBRAVEHEARTから緊張感ある曲。ドラマチックでカッコ良いです。アルバムの聞きどころとしては6曲目のLike an Angel (For April)でしょうか。普通のバラードなのですが、美メロが載っているのとギターソロがカッコ良い。印象的なラインで溜めのあるプレーが耳に残ります。

Yngwie Malmsteen / INSPIRATION カバーアルバムだけど名盤

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全曲カバー  発売当時に買って聞きましたが、このアルバムは未だに聞くアルバム。全曲カバーですがインギー節が入って原曲よりもカッコ良くなっているかと。  1曲目のCarry on Wayward SonはKANSASのカバー。オリジナルは少しもっさりした感じがありますが、こちらはギターが前に出て締まった感じ。イントロのギターリフでテンション上がります。続くDeep PurpleカバーのPictures of HomeはMachine Headに入っている名曲。これのためにアルバムを買っても良いと思えるくらい。3曲目のGates of Babylonも同様にギターが前面に出て締まった感じでスピード感があってカッコ良い。この3曲の流れで十分に価値があります。  最後のSpanish Castle Magicはまあ遊び的な感じでしょうか。

Yngwie Malmsteen / MAGNUM OPUS この頃から変わりましたか

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マイクヴェセーラ2枚目  前作のSeventh Signに続きマイクヴェセーラヴォーカルの2枚目。ハイトーンな感じでインギー風のネオクラシカルとはマッチしていると思います。Seventh Signはゲイン高めの音に変わりましたが楽曲的には粒ぞろいでギタープレーも曲に合わせて練られた感じがしてよかったのですが、次のこのアルバムくらいからはマンネリ気味に。ゲイン高めのドンシャリサウンドで手癖の速弾き。  1曲目は疾走系。イントロがEclipseに似た感じもありカッコ良い感じ。10曲目のFire in The Skyもカッコ良いのリフでできていますが、こちらもソロが単調な感じ。明らかに誰が弾いているのかわかる、個性があるということもできますが。

Yngwie Malmsteen / Fire and Ice 一般に知名度が

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超大作  初期のいかにもネオクラシカルな感じから中期のポップな感じも入れながら、の最後くらいに当たるアルバム。前作のEclipseはポップさとHR/HM感、そしてネオクラシカルがミックスされた良いアルバムで、次のSeventh Signはメタリックに寄せた名盤だと思いますが、その間に入るアルバムでちょっと地味な感じもします。ただ発売当時日本のチャートにも上がってきてびっくりした記憶があります。ロックに興味がない方の耳にも入ったようにも思います。  全体的にもミドルテンポな哀愁系が多い感じでちょっと退屈な感じもありますが、3曲目のTeaserなんかはインギーらしからぬポップ感があって良いかと思います。

Yngwie Malmsteen / TRIAL BY FIRE LINE IN LENINGRAD 勢いのあるライブ

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初期の集大成  Odessayを出した後、ジョーリンターナーがヴォーカルの時期のライブ盤。初期のYngwieのまとめ的なアルバムになっているように思います。曲的にもそうですしギターの音もこれ以前とこれ以降で変わる気がします。この頃まではストラトのシングルコイルの音がストレートに出ていて歪みは少なくアンプのキャビネットを揺らした音。フレーズもネオクラシカルでまとめている感じ。Far Beyond The Sunは勢いがあってノリに乗ったいかにもライブな感じ。  バンドとしてもまとまっているものの、Yngwieの自由なプレーに必死に合わせているのがわかります。ギターソロからTrilogy Suite OP5に入る時などはインギーが突然始めたのでしょうか。他の楽器陣がギリギリで合わせたのがわかる気がします。

Yngwie Malmsteen / Odyssey 歌物名盤

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ジョーリンターナー  4枚目でヴォーカルはジョーリンターナ〜に。今回の立役者はヴォーカルかと。これまでのネオクラシカルなインスト的雰囲気から完全な歌物バンドになりました。80年代のアメリカ的な音とメロディでキャッチーな曲がそろっています。この辺りはジョーリンターナーのメロディセンスがそうさせているのかと。  1曲目のRising Forceからヴォーカルとギターがうまく絡み合ってカッコ良い。サビ最後の「Rising Force〜」と歌った後にネオクラシカルでの上昇フレーズの組み合わせが最高の決めフレーズ。

Yngwie Malmsteen / Trilogy 名盤

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名盤  サードアルバムで名盤。  シングルコイルのギターの1つの理想的な音だと思います。楽曲もコンパクトにまとまっていてヴォーカルも含めて一体感が出ている音かと。  アルバムとしての楽曲のバランスも良く歌物からインストまで。  1曲目のYou Don't Remember,I'll Never Forgetは8ビートの気持ちが良いHR曲。ヴォーカルの伸びやかな歌がよく合うし80年代のアメリカ的な雰囲気もあり良い曲。次のLairも同じ系統の曲。ヴォーカルがカッコ良い。  インストはやはり最後のTrilogy Suite OP.5でしょうか。これも未だに残る名曲。

Yngwie Malmsteen / MARCHING OUT 歌物

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歌物アルバム  ファーストから一転歌物に変更。一般的には次のTrilogyの方が評価は高いのでしょうけどこのアルバムも良い曲揃っていますし、ギターの音もシングルコイルの良い音。アンプのキャビネットがなっている音がします。  ヴォーカルはJeff Scott Soto。声質がインギーのギターにあっていて一体感がありますし中音の伸びがある歌い方。  1曲目のI'll See The Light, Tonightからテンション高い。イントロの開放弦を使ったいかにもHR/HM的なギターリフにシャウトが乗ってくるあたりでテンション上がる。  このアルバム全体に言えることですがギターだけではなく歌メロもかなりキャッチーで聴きやすい。この辺りはJeff Scot Sotoの功績か。