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12月, 2017の投稿を表示しています

Eric Clapton / Behind The Sun ポップ路線

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1985年のアルバム。この頃からポップ路線になってくる感じがします。1曲目のShe's Waitingからそれまでのブルーズとか考えられないくらいのポップ。音は厚いし豪華な感じもすると。6曲目のForever Manなんかもそんな感じになっています。フィルコリンズの影響が大きいのでしょう。とても聞きやすくまとめられていて周りが豪華な音のおかげでしゃがれ声のヴォーカルがより一層堪能できる感じ。


筋肉少女帯 / UFOと恋人 歌詞が変化

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歌詞の変化  これまでは江戸川乱歩的な敗退的な歌詞が目立っていた気がしますが、前作くらいから少しづつ前向きな雰囲気が出てきたり。今作ではサブカル的というか宇宙的というかオカルトやら妄想的な世界観を出してきた感じ。  前作同様にバラエティな曲が多い印象。タイアップ曲が多く12曲目のバトル野郎などはロックバンドな曲とは思えない曲調。
 とは言いつつもくるくる少女などメタルな曲調も完備していて全方位をカバーした感じのアルバム。


筋肉少女帯 / エリーゼのために ポップなアルバム

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ポップなアルバム  92年の7枚目のアルバム。  ハードロックな曲調もありますがほのぼのした感じや歌謡曲的な感じだったり様々な雰囲気が。  2曲目の世界の果てではレッチチリ的というかスティービーワンダー的な感じもありますし3曲目のソウルこっくりさんは有名演歌歌手な感じ。  その他QUEEN的だったりといろんな局面を聴けるアルバム。  聞きどころは7曲目のスラッシュ禅問答でしょうか。独特な押し出し感がある1曲。

筋肉少女帯 / 断罪!断罪!また断罪!! 充実の1枚

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ミニアルバムだけど  ぎっしり充実してます。  26分、6曲のミニアルバムとは思えないほど聞き終わった後に充実感が。
 メンバー的にも安定していて、猫のテブクロ以降のハードロック路線に江戸川乱歩的な歌詞を乗せたスタイル。
 1曲目のおまけの1日から続く踊るダメ人間はパワーがあるし、3曲目の猫のおなかはバラでいっぱいは歌詞が印象的。  続く4曲目のパブロフの犬はキラーチューン。インギーのようなスウィープのユニゾンからスラッシーなリフ。メタルギターを堪能できる1曲。


筋肉少女帯 / 月光蟲 メタルアルバム

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様式美  前作よりもギターの音が現代的なメタルになって音数も増える。スラッシュ的な雰囲気がある曲もありギターがバンドの全面に出てきたアルバム。  そこに江戸川乱歩的というか横溝正史的な不条理な物語だったり人間のダークサイドな面に書き出したような歌詞。  1つの様式美のように感じます。
 1曲目の風車男ルリヲから全開できます。スラッシーでアップテンポな曲。巻弦を美リッジミュートで擦り付ける的な音が気持ち良いのですが、そこに「首がない」的な歌詞。  途中に7拍子が挟まるあたりが緊張感を高める。
 キラーチューンも多く名盤。

筋肉少女帯 / サーカス団パノラマ島へ帰る 黄金期

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黄金期のメンバー  前作から加入した橘高が本格参加した関係でHR/HM感が強くなったアルバム。1st、2ndの頃のジャズな浮遊感はなくなって割とストレートはメタル感が出てきた感じ。
 ギターの音はちょっとレトロな音というか枯れた音。次作の月光蟲はメタル寄りの現代的な音。調べるとこのアルバムは64年のフライングVで次作はリイシューのフライングVだそう。
 バンドの音としてもパワーがあります。実質1曲目のビッキー・ホリディの唄から男前な感じの熱いヴォーカル。続く詩人オウムの世界もメタルな勢いがある曲。

筋肉少女帯 / SISTER STRAWBERRY ファーストの雰囲気のままに

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ファーストの雰囲気のままに  なんというか1つの完成形かと。  パワーのあるリズム隊に美しいピアノ。それにコミック的だったり江戸川乱歩的だったりのアングラな雰囲気というかインディーズな雰囲気というか、決してメジャーな感じではないのですが。
 捨て曲はないのですが、2曲目のキノコパワーはギターとピアノを両方聞くと毒キノコ的な中毒感がありますし、ラストのいくじなしは小さい子屋の売れない劇団の演劇を見終わったような脱力感があります。

筋肉少女帯 / 仏陀L ジャズフュージョン的

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ジャズ的、フュージョン的  筋肉少女帯のメジャーデビューアルバム。  ハードロックというよりはジャス的というかフュージョン的な感じで独特な音楽が。
 耳に残るのはピアノの音。ハードロックというかパンクというかどちらかというと雑な雰囲気の中に美しいピアノが載るというのはなかなか他にはない雰囲気。
 1曲目のモーレツア太郎からパワーがあります。ロック的なリズム隊の上にピアノを引きまくり。
 独特な浮遊感のある音ともマッチした独自の文学的な歌詞も相まってカッコ良い。

Pantera / REINVENTING THE STEEL 金属的

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金属的  Pantera的というか欲しいものはフィルアンセルモの絶叫スクリームとダイムバックダレルのエッジの効いたギターリフ。
 この2つはセットでなければなりません。
 そしてお約束的な1曲目 Hellboundからのバワー感。  フィルアンセルモのスクリームは常にハイパワーなわけではなく、溜めて溜めて大放出する感じがツボをわかっている感じ。
 バンドとしてはCowboy From HellのインパクトとかVulgar Display of Powerの完成度とかが有名ですが、このアルバムのテンションもなかなか名盤かと。

Pantera / THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL 絶叫

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絶叫  1曲目をスタートした瞬間目がさめる感じ。  さらにへヴィーに、さらに激しくってのを求めた結果大変なことになった感じ。  絶叫からの爆走な感じでスタート。
 と、言いつつもスラッシーなのは1曲目のGREAT SOUTHERN TRENDKILLと7曲目のSUCIDE NOTE PART IIくらいで他はブラックサバス的などんよりした雰囲気の悪魔的というか欧州的というか、勢いというよりは練られた感じの音。
 9曲目のFLOODSのようなもやのかかったどんよりした不思議な雰囲気。これがこのアルバムの醍醐味か。

Pantera / FAR BEYOND DRIVEN さらに過激に

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全米1位  メジャー3枚目。  前作のへヴィーさをさらに過激にして全米1位。  個人的にはミドルテンポが多くてちょっと息苦しい感じもします。前作がバランスも良くて良いアルバムで、あえて息がつまる感じに振ったようにも思えます。
 キラーは4曲目のI'm Brokenでしょうか。粘着感のあるリフが癖になる感じ。リズム隊のうねるグルーヴが象徴的。
 ラストのPlanet Caravanはブラックサバスのカバー。原曲をほぼそのままに自分たちのルーツを演奏しているよう。

Pantera / Vulgar Display of Power グルーヴメタル

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グルーヴメタル  メジャー2枚目。  バンドの音の方向性が決まったアルバム。  メタルには色々ありますが、パンテラはグルーブメタルだとか。言い得て妙な感じがします。リフとリズムに凝った感じ。これまでのスラッシュ的な一直線でもなく。
 このアルバムは1曲目のMOUTH FOR WARがキラーチューンでしょうか。イントロのスライドを使ったリフが秀逸。このパワー感は漢になる感じ。ロック史に残る名リフの1つかと。

Pantera / Cowboys from Hell 新しいメタル

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メタル新時代  90年のアルバム。  それまで流行っていたLA Metalな感じが終わり、そこに出てきたのがスラッシュをさらに過激にした感じのこのアルバム。  とにかくへヴィーな音ですが、今風だとドロップチューニングが当たり前の中に普通にレギュラーかつソリッドな音、歪ませてドンシャリのエッジの利かせた感じのサイコな音。  昔Young Guitarのインタビューでダイムバックダレルが「音が軽くなるのであればギターソロもいらない」といっていたのを覚えています。それまでLA Metal的なテクニカルギタリストが流行っていた中でギターソロはいらないといったのは衝撃。Panteraはその通りリフで重さを追求した感じ。
 このアルバムは1曲目のCowboy From Hellから4曲目のHerseyの流れがカッコ良い。

Black Country Communion / BCCIV

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カンサス的  過去の3枚で解散したと思っていたBlack Country Communion。ふとCDショップを見たら見たことないジャケットに全曲新曲と書かれていたので買ってきた。
 グレンヒューズとジェイソンボーナムのリズム隊。これは昨今最強だと。  重いドラムとブリブリのベース。これだけで良いと思える感じ。  ドラム的には最もLed Zeppelin的に感じます。  雰囲気的には70年代のハードロックでこれまでのBlack Country Communionと比べてシャウトなども少ない感じ。ちょっと淡々としているかも。
 大きく雰囲気違うのは3曲目のThe Last Song For My Resting Place。なんというかカントリーというか初期のカンサス的な雰囲気。壮大な感じでカッコ良い。

T.REX / Dandy In The Underworld ラストアルバム

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存命時のラスト  なかなかカッコ良いアルバム。  ポップに振ったわけではなく、過去の自分の曲に似ている部分も多いのですが全盛期の頃の音を取り戻した感じがあります。
 目立っていたブラックミュージック的な雰囲気もなくなり締まった感じの音でシンプル。当時はやっていたパンクミュージックに近い雰囲気もあります。

T.REX / Futuristic Dragon 派手なサウンド

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重厚でスッキリ  思いリズムに華やかなストリングス、キラキラしたシンセ音でブランド品のような上品で派手な感じに仕上がった感じ。  逆に怪しさとか妖艶な感じがなくなっているので初期の頃とは大きく印象が異なるか。

T.REX / Bolan's Zip Gun 低迷期

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低迷期  バンドというか実質ワンマンだったT.REXの低迷期のアルバム。

 グラムロックの怪しい雰囲気からディスコミュージックというかブラックミュージック的な要素も少し意識し出した感じかする音で、歪んだギターにマークボランの力の抜けた声。それに黒人女性的なコーラスが入ってグラムロック期よりも逆に時代を感じてしまうような音になっています。
 この辺りは前作までだったトニーヴィスコンティのアレンジが無いせいか、音が明らかに違います。新しくもあり「らしさ」がなくなったとも。

Marc Bolan & T.Rex / Zinc Alloy And The Hidden Riders Of Tomorrow Or A Creamed Cage In August

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ちょっと地味ですが  Zinc Alloyという架空のキャラを設定したコンセプトアルバム的な感じ。デヴィットボウイのZIGGY STARDUSTのような設定のアルバム。
 名義がMarc Bolan & T.REXだったりとバンド的には安定せず低迷期なのか転換期なのか、そういうのもありちょっと地味な感じもあるように思いますが、音的にはホーンやピアノが前面に出ている曲もあったりとキラーチューンはないアルバムですが良い音出しているなと思います。
 そんな中で7曲目のTeenage Dreamは壮大な感じのソウルフルなバラードで名曲になるかなと。
 邦題がズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー。The Hidden Riderを仮面ライダーと訳しているのはなかなか時代的な流行か。

T.REX / TANX ストレートなロック

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ストレート  前作のような怪しい妖艶な雰囲気は少なくなりストレートなロックな風味が多いかなと思ったアルバム。  もちろんだるそうなヴォーカルや合いの手的なコーラスは健在でそういう意味ではT.REXらしい音ともいえますが。
 5曲目のShock RockのようないかにもT.REXらしいブギーな曲も当然健在なのですが、7曲目のElectric slim and The Factory Hemはギターとコンガが絡みつく感じがカッコ良い。この手の音楽でコンガってのも珍しい。  前の2作のアルバムと比べるとキラーチューンもなく地味な感じもしますがうまくバンドとしてまとまったアレンジの良いアルバムだと思います。

T.REX / The Slider 名盤

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名盤  前作でブギーなギターにだるそうなヴォーカル。それに怪しいコーラスとT.REXのグラムロック的な音のベースができた感じですが、この3枚目で完成した感じ。
 オープニングのMetal Guruこそポップな感じですが、4曲目のThe SliderがまさにT.rex。ボランブギーでしょうか。ハムバッカーの丸い音に力の抜けただるそうなヴォーカル。コーラスも結構重要で怪しい雰囲気を出すのに一役かっている感じ。
 T.REXのイメージって中性的というか2丁目的というか、怪しい妖艶な感じなのですが、そんな印象なのが7曲目のBuick Mackane。ガンスアンドローゼスもカバーしていましたか。
 キラーチューンはTelegram Samでしょうか。言わずと知れた代表曲。

T.REX / Electric Warrior エレクトリック

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電化  ファーストがアコースティックからエレクトリックへの移行期的な感じだったのでセカンドはエレクトリック。  ジャケットがカッコ良い。そして邦題が電気の武者。これもカッコ良い。これら含めて名盤。
 音は独特。うまいのか下手なのかわからないギターにやる気のなさそうなヴォーカル。このだるそうな感じがサイケデリック感というか浮遊感が出ていてT.REXの音になっていると思います。
 1曲目のManbo Sunは同じフレーズのメロディを繰り返しているだけ。それなのにカッコ良い。  3曲目のJeepsterはギターのリフとベースが絡み合って進行。痛快な曲。いうまでもなくGet it onも名曲。



T.REX / T.REX 必要な部分が入ったアルバム

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出っ張ったところがない  T.REX名義でのファーストアルバム。
 グラムロックといえばT.REXですが半分はアコースティックな感じでしっとりしています。  足りないところもなく出っ張り過ぎたところもないバランスの良い感じの曲が並んでいます。バンドによってはギターが前に出過ぎていたりヴォーカルとバックバンドになっていたりなところもありますが、そんなこともなく。
 この頃は完全に電化されておらずアコースティックとエレクトリックの中間というかエレクトリックへの移行期な感じ。これが浮遊感のある独特な雰囲気になっているような気がします。この雰囲気ってデヴィットボウイにも似たものを感じます。

Rainbow / Stranger in us All 孤高のストレンジャー

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邦題の通り  孤高な感じのするアルバム。  再結成としてのアルバムですが、クレジットが「Ritchie Blackmore's」という通りソロアルバム的な雰囲気でバンドとしてのまとまりはいまいちな感じもします。
 ただその分リッチー的な押し出しは強くギターが前に出ています。  1曲目のWolf of The Moonからリッチー的なギター。イントロの単音リフなんていかにもレインボー的な音使い。  リフはマイナーキーですが歌が入ってメジャーキーになるのが曲作りの妙。ジョーリンターナーが歌っていた時代にポップな雰囲気も感じます。

Rainbow / BENT OUT OF SHAPE ポップな1枚

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レインボー最後のアルバム  ポップでよくまとまったアルバム。  やっぱりジョーリンターナーのキャラが強く出ている感じです。都会的でちょっと知的な感じというかニューヨーク的な雰囲気がする音。初期のRainbowと比べると大きく違いますが、Rainbowの面白さってヴォーカルのキャラによって大きく変わっていること。それぞれ好き嫌いもあると思いますが、色々楽しめて。
 キラーチューンはStreet of Dreamsでしょうか。切ない良いメロディがジョーリンターナの雰囲気にあっていてRainbowのそれまでのヴォーカルでは歌えない(合わない)であろう曲。雰囲気に乗ったギターソロもカッコ良い。  ただ全くハードロックな感じはしないのでリッチー好きとしてはちょっと残念か。


Rainbow / Straight Between The Eyes 闇からの一撃

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キーボード  この手のアルバムにはよく登場するキーボーディスト、ドンエイリー。前作で脱退して今回はデヴィットローゼンタル。なかなかセンスの良い感じでアルバムに華を添えている感じがします。
 ジョーリンターナーも今作から本格的に作曲にも参加。得意な歌い回しやメロディが多分に入った良い曲になっています。  1曲目のDeath Alley Driverのサビの歌い回しなんてジョーリンターナーが得意なんだろうなと思えるサビ。
 このアルバムはリッチーのギターも冴えている感じがします。ソロにトッカータとフーガを入れていたりとセンスが良いフレーが多いです。

Rainbow / Difficult to Cure ちょっと地味な

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ヴォーカル交代  大きな話題はヴォーカルがジョーリンターナーに交代したことでしょうか。  ただ途中交代で作曲にはあまり関わっていないようでちょっと合わない歌い回しな感じもあります。他人の曲を歌ったような。  タイトル曲のI Surrenderもそうなのですが悪くないのですがイマイチヴォーカルの盛り上げが足りていないというか・・・。

 ジョーリンターナーの歌い方はそれまでの2人と異なり隙間で合いの手を入れます。 
 Can't Happen Hereとかでも「フゥ」とか「ホウゥ」とか。
 この辺りは評価が分かれるところかと思いますが、前向きに捉えると古典的なハードロックからポップな感じ、アメリカ的な感じに路線変更になったのかなとも思います。

 このアルバムのツアーを最後にドンエイリーが脱退したのは残念。ドンエイリーといえはこの手のアルバムでは名脇役的な感じで良かったのですが。