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3月, 2017の投稿を表示しています

Billy Joel / 52nd Street 大人のロック

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  1978年 The Strengerに続く名盤。前作のヒットからの自信あふれる感じのBig Shot、その次のHonestyの切なさ。Honestyは哀愁メロディだけではなく発声や空気感含めた哀愁な気がします。  続くMy Lifeも良い曲ですし4曲目のZanzibarはトランペットのソロがカッコ良い。  前半の強さが際立つ感じで後半の印象が薄いですが名盤アルバム。

Def Leppard / Hysteria 産業ロック

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産業ロック  87年のデフレパードの4枚目。  前作よりもさらに産業ロック感を強く出しています。この時代、Night RangerとかJourneyとか産業ロックと呼ばれるジャンルが多かったのですが、まさにその音。キラキラ感のある音に重厚なコーラス、エフェクトなども多用して印象的な音を作っていたり。  3曲目のAnimalなんてまさにアメリカ的な産業ロックな感じ。でも間奏では転調して効果音的なギターソロ。その後に元のメジャーキーに戻りメロディックなソロと展開がしっかりしているので単純な産業ロックではない聞きどころがります。  4曲目のLove Bitesは産業ロック的な名バラード。

Def Leppard / Pyromania 名盤

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出世作  このアルバムから次のHysteria、さらに次のAdrenalizeがデフレパードの3部作だと思います。よりポップなセンスに重厚なコーラス、各楽器はエッジの効いた音。  1曲目のRock! Rock! (Till You Drop)からキラーチューン。イントロのギターリフがカッコ良く崩した感じで歌うヴォーカルとマッチ。  2曲目のPhotographも良い曲。コード感が洗練されていてコーラスワークが楽しげで80年代のポップな感じが良い。  3曲目のStageFrightなんかはライブの1曲目っぽい疾走感ある曲。  と、捨て曲なくて良いアルバム。

Def Leppard / High 'N' Dry 豪華に

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豪華に  1981年のデフレパードのセカンド。  ファーストと比べると音が豪華になった感じがします。1つ1つの音はソリッドな感じなのですが、バンド全体の音としては豪華というかゴージャス感が増して今のデフレパードに近くなった気がします。  個々の曲も良い曲ですしアルバムとしての完成度も高く1曲目から5曲目までの流れなんて最高。  曲としては7曲目のLady Strangeが良いメロディと柔らかい音で良い曲。

Def Leopard / On Through the Night 荒削りのファースト

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以降のアルバムとは異なる雰囲気  1980年のデフレパードのファースト。  それ以降のアルバムの方を先に聞いていたので、このファーストのイメージの違いには驚きました。デフレパードというとどちらかというとエフェクトの効いた柔らかめの音でコード感を重視した音のイメージがありますが、このアルバムは印象違います。  ザクザクしていてパワーコードで、その上に割と単純なコーラスハーモニー。  2曲目のHallo Americaなんてストレートで若さがあって良いです。

Glenn Hughes / First Underground Nuclear Kitchen 変わらずにソウルフル

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ロックではないけれど  2008年のソロアルバム  ハードロックな感じで前にグイグイ出る曲調ではありませんが、ハードファンクな感じで。DeepPurple的な8ビートなドライビングな曲でハードロックなシャウトが乗る曲ではなく、シャウトも少なめなのですがメローな声から急に上に駆け上がりハリのあるところまで出すのはグレンヒューズならでは。1曲目のCraveから聴き入ります。  ハードロックなグレンヒューズが好きな人はCalifornia BreedとかBlack Country Communionとかを聞けば良いと思いますし、ソロではファンクに振った方が面白い。

Glenn Hughes / Music For The Divine 前作と同じ傾向

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前作と  同じメンバー。グレンヒューズ、チャドスミス。JJマーシュ。音の傾向はやっぱりファンクロック。これが良い感じです。  1回で耳に残るようなキラーチューンはありませんが、全体的には8ビートで偶数拍にアクセントがある曲が多い。この手のファンキーな感じはグレンヒューズの得意なところでしょうか。  

Glenn Hughes / Soul Mover ソウルフルな歌

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1曲目から  2005年のソロアルバム。1曲目から歌が全開な感じ。ドラムがチャドスミスってのもファンクな感じがする一因かと。  生命感があるねっとりしたヴォーカルで耳を引く感じ。グレンヒューズといえばまさにこれが欲しい感じ。  1曲目のタイトル曲ですが、サビの「Soul Mover 〜」って歌うところだけでご飯が食べられれる感じ。  2曲目のShe Moves Ghostlyや7曲目のDark Star、ラストのDon't Let me Bleedなんかもヴォーカルの魅力が満載。

Glenn Hughes / Songs In The Key Of Rock ストレートな感じもするが

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ハードロックな雰囲気  全体的にアルバムタイトルの通りロックなアルバム。  アルバムによってハードロックだったりファンクだったりいろんな方向性を出している感じですが、このアルバムは割とストレートなロックアルバムかなと。ただヴォーカルだけを取ると十分に魅力はあるのですが、割と淡々と歌っている感じもあってそれほどイケイケでもないかなと思います。  1曲目のIn my bloodからイケイケな感じ。3曲目のGasolineは疾走感あるストレートなロック。7曲目のStanding on The Rockなんかも歌のフックがあってカッコ良い。

Glenn Hughes / Building The Machine 吠える傑作

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ヴォーカルが聞きどころ  2001年のアルバム  ロック、ソウル、バラード、ファンクなどグレンヒューズの一面が凝縮された感じ。無理に一方向に振っていないのでめまぐるしく色が変わる。逆にこれがグレンヒューズなのかなと。  基本的には70年代のハードロックの音。TrapezeのMedusaの頃のような音。  4曲目のI just Want to Celebrateは感動的な曲。6曲目のFeels Like Homeはアコースティックギターから始まりホーン系で盛り上がる。10曲目のBeyond The Numbはキーボードの大人なムードにヴォーカルがハマる。

Glenn Hughes / Return Of Crystal Karma 大人な感じ

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大人な  感じのロック。タイトルだけ聞くとハードロックを想像してしまったのですが、全体的には歌メロもカチッと決めた感じではなくフィーリングで歌う感じになっています。  DeepPurple風なオルガンが入ったかっちりした曲もありますが、8曲目のOwed to "J"のフュージョン的なインストでそのまま過ぎ去ってしまう曲もあったりで少し物足りないかも。  一方で2枚目のライブの過去曲の方が楽しめるか。

INABA/SALAS / CHUBBY GROOVE ファンクなポップ

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B'zともソロとも違う  新しい音楽性。  B'zのようなわかりやすい歌謡曲的ハードロックではないので、それを期待している人には少し退屈な印象があるかも。  ソロアルバムの印象を期待している人には少し方向性が違うかも。  最初に聴いた印象としては4曲目のAishi-Aisareのサビ?のようなポップな印象。ギターはファンクでダンサブルな曲調なのですが、ヴォーカルがポップで最初に聴いた時には違和感がありましたが聴き込むにつれてハマってゆく感じ.。ヴォーカルの歌メロだけを聞くと昔のポップスにありそうな歌メロですがバックの演奏と合わせると変わった感じです。

Europe / War of Kings 渋い1枚

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初期よりも  好きです。  初期のキラキラ感のあるアイドル的な感じも良いのですが、再結成後の骨太なハードロックもカッコ良い。  Led Zepellin的なリフを前面に出したほどでもなく、適度にギターとヴォーカルが混ざった感じが人によっては押しが弱いと感じるかも。  個人的には6曲目のCalifornia 405が耳に残りました。キラーチューンというほどではないのですが、寂しげな感じが印象的。  再結成後のEuropeって寂しげだけど骨太な感じが良い感じかと。

Glenn Hughes / The Way It Is 少し消化不良か

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ロック風な  軸足がありつつも印象に残る楽曲が少ない印象のアルバム。  ギターがスティービーサラスが入っているのもあるのでしょうか、ギターが前に出ている感じが多いです。個人的にはスティービーサラスのファンク風なギターが好きなのでこのあたりは聴きどころが多い感じ。  とても綺麗にまとまっているアルバムなのですが、「この曲を聴きたい」ためにアルバムを再生するような楽曲がないのが残念。  最後のジミヘンカバーのFreedomがグレンヒューズのルーツを聞くような感じで良い。

Glenn Hughes / Addiction 硬派なロック

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硬派なロック  前作Feelはソウルな感じでしたが、こちらはロック。と、いってもFrom Now OnのようなDeep Purple的なグイグイ前に来るロックではなくミドルテンポな大人のロックでしょうか。アルバムによって一見方向が違っているのですが、よく聞くとどこを切り取ってもグレンヒューズなわけです。  1曲目のI'm not your Slaveではギターとヴォーカルの重なりが不思議な感じ。ギターの名脇役な感じが素晴らしい。マークボニーラという人らしいのですが、90年代のHughes/Thrallのようなギターとヴォーカルが溶け合う感じ。

Glenn Hughes / Feel ブラックミュージック

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ブラックミュージック  Glenn Hughesの3枚目。From Now Onは完全なHRでグイグイ前に来る感じでしたが、こちらのアルバムはブラックミュージック。ファンキーでソウルフルな感じ。  ギターがパットスロールが参加していてツボを押さえたプレーを聞くことができます。7曲目のPushのリードなんてまとまった良い音。そこにファンキーなシャウトが入る個性のある曲。単なるハードロックの域に止まらない良いアルバム。

Glenn Hughes / Burning Japan Live 吠えるヴォーカル

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From Now Onリリース後  From Now On ツアーでの日本公演の音源。  ものすごいハイテンションで歌い倒しています。1曲目の「The Voice of Rock Glenn Hughes」で始まるBurn。テンション全開でシャウト。聞きごたえがあります。  From Now On ツアーなのにアルバム1曲目のPicking Up The Piecesが入っていないのが残念ですが、Deep PurpleありHughes/ThrallありとGlenn Hughesの集大成的なライブになっていて良いアルバム。

Glenn Hughes / From Now On 傑作

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ソロの2枚目  94年のグレンヒューズのソロ作2枚目。ギターは北欧系の2人で知らない人でしたが、当時ヤングギターに奏法解説やインタビューなど載っていたのを覚えています。  とにかくヴォーカルが素晴らしい。1曲目のPickin up The Piecesで期待度マックスに。ディープパープルのBurnの頃のブリブリするバードロックに上へ下へと吠えまくるボイスオブロック。雑誌などではこのアルバムの紹介として「完全復活」などと書かれていましたが、この1曲でよくわかる。  2曲目のLay My Body Downは一転してスローな曲。このようなメローな曲も歌い上げる感じが良い。

Glenn Hughes / Play Me Out ファンク

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ファンクアルバム  グレンヒューズのソロアルバム。完全なファンクです。ディープパープルのGettin' Tighterのようなファンクロックかと思いきや、ホーンの入る完全なブラックミュージック。  2曲目のSpace Highとか3曲目のIt's About Timeではコブシの回ったパワフルなヴォーカル。ギターもワウだったりカッティングだったり女性コーラスも随所で入っていたりと完全なファンクアルバム。

Ibanez TS miniとSuhr Koko Boostの組み合わせ

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ディストーションペダル  ここ数年いくつかの歪みペダルを試してきました。  元々はアンプの歪みにブースター的なペダルを挟んで使っていましたが、ここ数年はプティックペダル的な高品質なペダルだったりBognerやBrown soundなどをモデリングしたペダルがよく目につくようになったので、ここ2年くらいいくつかかって試してみました。  BognerのEcstacy Redだったり320designのBrown Featherだったり。アンプは一貫してMarshall。多いのはJCM2000とかJCM900。最近だとJVMも増えてきていますが、ディストーションペダルと組み合わせる時にはアンプはクリーンチャンネルでペダルのみで歪ませます。  スタジオで使ったりライブに持って行ったりして様々なギターとの相性含め試してみましたが、現状感じているのは「Marshallクリーンとディストーションペダルの組み合わせはどれも一聴は満足だが引き込むと歪みすぎたり音が一本調子だったり細かいコントロールができない」ということ。  実際にMarshallクリーンと組み合わせて思うのは音が硬いということ。元々ペダルの開発自体がFenderアンプをターゲットにしているのでしょうかマーシャルアンプだとちょっと合わない感じがします。 最近の組み合わせ  そこで現状の組み合わせは原点回帰的にアンプの歪みを活かす組み合わせ。  アンプのクランチチャンネルで弱く弾くとクリーンになるくらいにセッティング。 (写真はAmplitubeですがスタジオのMarshallも同じセッティング)    これにブースター的にIbanezのTubeScreamer MINIとSuhrのKoko Boostを挟む。  基本のバッキングはTS mini  ・ドライブ:最小  ・レベル:最大  ・トーン:3時くらい  にセッティング  歪ませずにブースターというかトーンを作る感じでマーシャルのクランチに入れます。これが基本のバッキングセッティング。  歪みはありませんが良い具合に音が締まってパリッとしますしサステインが増えて気持ち良く弾けます。  ソロの時にはkoko BoostのMidブーストで押し出します。

Trapeze / Medusa トリオの名演

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トリオ構成になった  70年、Trapezeのセカンド。  前作にあった様々な音がなくなりスッキリと出来上がりアコースティックでポップな感じからブルージーな感じに。  1曲目のBlack Cloudからブルースロックな感じ。CreamとかFreeのような感じです。5局目のSeafullもグレンヒューズの作曲ながらギターのメルギャレーが良い感じにブルーズ的なギターを入れています。  6曲目のMakes You Wanna Cryではギターとベースがよく絡み合ってカッコ良い。

Trapeze / Trapeze ファンタジックな1枚

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5人編成  グレンヒューズが在籍したということで聞いたアルバム。ヴォーカルとキーボードがいる5人構成。時代的にプログレッシブな感じでファンタジックな内容。  グレンヒューズから想像されるファンキーなベースはあまりありません。  対してギターのメルギャレーはカッコ良いですね。派手では無いのですがツボを抑えた感じで曲にマッチしています。  楽曲は以降のグレンヒューズを想像すると少し物足りないかもしれませんが、アコースティックな雰囲気やポップにいろんな音が入っていたりでロックな感じが少ないかもしれませんが、英国ポップな感じがして良いアルバム。

Glenn Hughes / L.A. Blues Authority Volume II ブルーズというと

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L.A. Blues Authority    というタイトルで聞くと少し期待と違うかも。  1作目は曲ごとに別のミュージシャンでしたが、今回はグレンヒューズが全曲ヴォーカル。メンバーは ウォーレン・デ・マルティーニ、ジョン・ノーラム、ミック・マーズ、リッチー・コッチェン、トニー・フランクリンなど有名どころ。  ブルーズと言われるとちょっと違う気もします。オリジナルの70年代HRの感じ。グレンヒューズってブルーズ的にウネウネする感じよりもファンク的に跳ねる感じがするのでそれがブルーズっぽく無いのかなとも考えたり。  グレンヒューズらしい良いアルバムです。

L.A. Blues Authority メタルミュージシャンのブルーズアルバム

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ネタ的には面白い  1992年、マイクヴァーニーの呼びかけでメタル系ミュージシャンを集めてブルーズのカバーを演奏した企画アルバム。  基本的には80年代後半に流行ったLAメタル系の人たち。ギタリスト的には面白い。  1曲目からZakk WyldeがBaby Please Don't Goを。オリジナルには絶対無いであろうプリングを使った下降フレーズでスリリングな感じに。  3曲目の You Don’t Love Me もRichie Kotzenらしいプレーですし、それぞれのギタリストの個性がよく出ていて楽しめます。  ブルーズとしての演奏と捉えると物足りないかもしれないのですが、メタル系ギタリストの個性や演奏を楽しむと捉えれば良いクオリティかと。