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Billy Joel / 52nd Street 大人のロック

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  1978年 The Strengerに続く名盤。前作のヒットからの自信あふれる感じのBig Shot、その次のHonestyの切なさ。Honestyは哀愁メロディだけではなく発声や空気感含めた哀愁な気がします。  続くMy Lifeも良い曲ですし4曲目のZanzibarはトランペットのソロがカッコ良い。  前半の強さが際立つ感じで後半の印象が薄いですが名盤アルバム。

Billy Joel / 52nd Street 大人のロック

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  1978年 The Strengerに続く名盤。前作のヒットからの自信あふれる感じのBig Shot、その次のHonestyの切なさ。Honestyは哀愁メロディだけではなく発声や空気感含めた哀愁な気がします。  続くMy Lifeも良い曲ですし4曲目のZanzibarはトランペットのソロがカッコ良い。  前半の強さが際立つ感じで後半の印象が薄いですが名盤アルバム。

Janis Joplin / Farewell Song 未発表音源集

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  1982年、死後にライブ音源ありスタジオ音源ありの未発表音源集として発売されたアルバム。特にライブ音源はとにかくパワフルで魅力十分。  耳に残るのはOne Night Stand。出だしの語りに近い柔らかな歌い方の間にホーンのアクセント。徐々にヒートアップしてシャウト。それほど長くない尺の中で自然に流れるのがカッコ良い。

Yes / Close to The Edge プログレの完成系

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  1971年 Yesの5枚目アルバム。Fragileに続くプログレの黄金期、難解な展開と正確な演奏のプログレの全3曲、完成系。  1曲目が約19分と長尺で音だけでもその緊張感が伝わる曲から始まる。鳥の音から始まるイントロで楽器が入る瞬間の圧力のようなものが感じられます。 プログレは冷静で正確なプレーが多い印象ですがこのアルバムについては特にギターが熱い。

Grand Funk Railroad / Survival アメリカンロック

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  1971年 Grand Funk Railroadの4thアルバム。同じ時期のヨーロッパ系のバンドのような精細さはない感じですが力強さは圧倒的。1stから3rdまでの直球でグイグイ来る感じは少し和らいだ感じがありますがそれでも太い。  曲はラストのGimme Shelterなどは良い曲、良いアレンジですがオリジナル曲も良い。これ系のバンドにメロディアスというのも合わない感じもしますが作曲センスが素晴らしい。同時期のヨーロッパ勢と同じように人気があっても良いのにと。

Richie Kotzen / Cannibals ファンク強め

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  Richie Kotzenの2015年のアルバム。イメージとしてはベースがカッコ良いファンクなアルバム。 1曲目のCannnibalsのイントロからノリノリなベースでカッコ良い。2曲目、3曲目はポップな感じ。良い感じのベースの上に乗る優しげなヴォーカルが良い感じ。アルバム全体として相対的にギターはあまり目立たないシンガーとしてのアルバムのような感じ。

Sting / Nothing Like The Sun 80年代ポップス

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  Stingのセカンドアルバム。80年代、あの頃よくあった音のアルバム。1曲目のThe Lazarus Heartから80年代独特のリバーブ感にアクセントになるテーマ。懐かしい華やかさが全開。  11曲目にはLittle Wingのカバー。ラフな感じではなく80年代のアレンジになっていて自分のものになっている感じがカッコ良い。  キラーチューンはEnglishman in NewYorkでしょうか。コーラスがアクセントになって展開して行く感じ。かぶさっているサックスの音がなんとも寂しげな感じで曲の雰囲気を作っている。

Neil Young / After The Gold Rush フォークロックの名盤

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 Neil Yonngの3rdアルバム。アコースティックギターでコードを鳴らしながら歌うフォーク的なアルバム。  カントリーなゆったりした中にちょっと挟まれるのが4曲目 Southern Manのようなロックな曲。70年代ロックな雰囲気ですがシンコペーションなリズムがカッコ良い。  アコースティックな曲では8曲目のBirdsがサビのメロティとコーラスが印象的。カバーが多いのも納得。 バンドサウンドでもアコースティックでも印象的なコーラスがあってコンパクトにまとまった名盤。

John Mayer / Born and Raised ゆったりアコースティック

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  John Mayerのアコースティックなアルバム。全体的にミドルテンポで心地よい時間が流れる感じ。 1曲目のQueen of Californiaの冒頭のコーラスが耳を弾く。サビにはよくありそうなメロディとコーラスですが、冒頭から入ってくるのがなんとなく新鮮な感じ。あとは耳に残ったのは10曲目のWhiskey,Whiskey,Whiskey。サビのタイトルのところが優しい歌だけど力がある感じで聞き入ってしまう。

Johnny Winter / Hey Where's Your Brother? ご機嫌ブルーズ

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  1992年 乗っている時期のJohnny Winter。前作のLet Me Inと同じ系統の全体的にアップテンポな感じのご機嫌なアルバム。 1曲目のJohnny Guiterからご機嫌なギター。曲のメインでの巻弦の単音リフがカッコ良い。ギタリストはみんな大好きでやりたがるであろうフレーズ。すごいのはどの曲もギターソロが長いのですがその中でブルーズフレーズが途切れることなく出てくること。普通であればロングトーンを挟みながら次を考えたりするかなと思いますが、とにかく休みなくフレーズ連発ってのがすごい。

Kate Bush / Lionheart 短期間ながら

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  1978年 Kate Bushのセカンド。この時代にはよくある感じの前作の勢いに乗って短い期間で制作した(制作させられた?)セカンド。短期間であっても怪しい歌は健在。妖艶な世界観が溢れるアルバム。どの曲も声色を変えて変幻豊かに表現しますが、特徴的に感じたのは3曲目のWOW。WOWの歌詞のところの最後が違う表情になっていて面白い。  有名でキャッチーなのは前作ですがこちらも良い感じ。

Kate Bush / The Kick Inside 天使と小悪魔

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  Kate Bushの1stアルバム。アルバムを通したときの最初から最後まで流れるような構成、世界観が素晴らしい。 David BowieのZiggy StardustとかRainbowのRisingとかに並ぶ1枚な気がします。そしてその世界観を体現する歌が聴きどころ。さまざまな歌い方で邦題の通り天使なのか小悪魔なのか。バックの音がシンプルなだけに余計に歌が際立つ。キラーチューンはやはり有名なWuthering Heightsか。

Humble Pie / As Safe As Yesterday is 強いベース

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  1969年 Humble Pieのファーストアルバム。ブルーズロックの太いサウンド。何よりベースとドラムだけで良いのでは?と思えるベースの存在感。1曲目のDesperationからベースラインが曲のメインリフのような感じでカッコ良き。また9曲目のA Nifty Little Number Like Youは後半アグレッシブに盛り上がってゆくのがロックな感じ。ドラムが走って行くのがロックドラムを感じる。 そして共通でソウルフルなヴォーカルとクリーンなギターリフで70年代のロックな時代の屋台骨を支えるような存在。

The Kinks / Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire) 名盤

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  1969年 Kinksの8枚目。同じ頃Led ZeppelinやBeatlesなど名盤が多かったですが、Kinksも劣らずに名盤。比べられるのはThe WhoのTommyですがそれよりもポップでまとまっている印象。パンク的なロックからカントリー調のしっとりした曲まで曲順も含めて完璧に並ぶ1枚。  KinksといえばYou Really Got Meがキラーチューンなイメージですがアルバム単位で捉えて聞いてほしい。

Vandenberg SIN あの頃のWS

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  2023年 Vandenbergのアルバム。初期の3枚のカラッとした雰囲気はなく、復活後のじめっとしたWhotesnake風味な感じです。前作とはヴォーカルも変わりデビカバな風味は少し抜けてダークな感じになっていますが楽曲が圧倒的にSlip of the Tongueあたりのイメージ。やっぱり80年台のWSはエイドリアンが作った感じがよくわかります。  今風の欧州HM的な楽曲にキャッチーなギターリフ、初期のVandenberg的なフレーズも聞けたりしてギターが満足な1枚。

QUIET RIOT / QUIET RIOT II ランディの変化

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  QUIET RIOT のセカンド。正直ファーストと並んでランディローズのファン向けのアルバムかなと思いますが、ギターを聞き比べるとBlizzard of Ozzに向かった変化がよくわかります。ファーストのギターは正直別人のようでしたが、セカンドでは「あの」ギターが何となく聞こえてきます。2曲目のYou Drive me Crazyや6曲目のKiller GirlなどでBlizzard of Ozzに向かっている変化の過程が聞けます。

QUIET RIOT / QUIET RIOT 時代を感じる音

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  QUIET RIOTのファーストアルバム。ランディローズが在籍していた頃の音源。ランディローズが在籍していなければ注目されていないであろうアルバムで全体の音的に、曲的にも80年前後のアマチュアな感じが。期待のランディローズのギターもそれほど目立ったプレーはなく、それ以降のアルバムとは別人のよう。とは言いながらもやっぱり言い難い魅力があって何となく聞いてしまう。

Extreme / Six 懐かしいかどうかはあるが嬉しい1枚

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  Extremeの6枚目。前作のSaudades de Rockから15年、よく聞いたPornograffittiとかIII Sides to  Every Storyから30年以上も経っているわけで、この頃の音を期待すると今作の重心低めで2000年前後のオルタナ系のような雰囲気はちょっと違うかも。  今回カッコ良いのはゲイリーシェローンのヴォーカル。これまでもメロディラインやコーラスは特徴があったのですが、今回特に高低差がはっきりしたしっかりヴォーカル。それでいて変に目立つこともなくしっかり楽曲に馴染んでいるセンスが流石と。

Graham Bonnet / Here Come The Night ポップスカバー

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 1991年 4枚目のソロアルバム。期待するHR/HMではなくポップス系のカバーアルバム。本人がHR/HM系は好きではないというのは有名な話でソロアルバムはポップス志向がこれまでも強い。ただこのアルバムはカバー元のオリジナルもあまり馴染みがなくまた楽曲のアレンジも余る面白くない。特にキーボードがつまらないというか安っぽい感じに上がっているのが何とも。

GRAHAM BONNET / GRAHAM BONNET HR/HMではないがパワフルな歌

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  1977年 Graham Bonnetのソロアルバム。ボブディラン等のカバー曲が並んだポップスアルバム。とはいえパワフルなヴォーカルはRainbowのイメージ。2曲目のキャロルキングのカバー Will You Love Me Tomorrowではサビのコーラスの間から出てくるメインヴォーカルがカッコ良い(楽曲のイメージにあっているかは微妙だが)。オリジナルは4曲目のWino Song。何となくSINCE YOU BEEN GONEに近いポップな雰囲気。

Graham Bonnet / LINE UP ハードロックなメンバーでハードロックではない

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  Graham Bonnetの1981年のアルバム。Rainbowを抜けた後に元々の好きな音楽を歌った感じ。もともとポップスシンガーだったのがわかる曲調。バンドのメンバーがハードロックな方達なのにそれ系は1曲目のNight Gamesだけでしょうか。  やはり改めて思うのは歌の上手さ。RainbowやMSGなどHR/HM系だと血管切れそうなハイトーンが注目でしたがこのアルバムはそれほど高くない音域で柔らかに歌う感じが染み入る。HR/HMを期待する人には物足りないかもですが歌の幅を聞く1枚。