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6月, 2017の投稿を表示しています

Billy Joel / 52nd Street 大人のロック

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  1978年 The Strengerに続く名盤。前作のヒットからの自信あふれる感じのBig Shot、その次のHonestyの切なさ。Honestyは哀愁メロディだけではなく発声や空気感含めた哀愁な気がします。  続くMy Lifeも良い曲ですし4曲目のZanzibarはトランペットのソロがカッコ良い。  前半の強さが際立つ感じで後半の印象が薄いですが名盤アルバム。

LOUDNESS / SHADOWS OF WAR 少し影が薄いか

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クールな感じ  Thunder in The Eastやこの次のHURRICANE EYESが硬質ながらもホットでウォームな印象があるのに対して、こちらはクールでガラスのような印象。1曲目のSHADOWS OF WARのイントロからカリカリのギターの音が印象的。2曲目のLet it Goも割と高い音階のリフでこちらも良い硬質な感じ。とは言いつつもヴォーカルは暑苦しい感じで歌うのでちょうど良いか。

LOUNDESS / Thunder in The East 名盤

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アメリカ進出の1枚  ザクザクした鋼鉄なラウドネスな時期の名盤。音がソリッドで詰まった音。ギターが筋肉質でノビノビしています。この時期のアメリカのギターヒーローってこんな感じの音でした。Racer XとかExtremeとか。  歌詞も英語だったり楽曲的にもサビにタイトルを連呼したりするパターンが多くなっていてアメリカを意識した感じ。  1曲目のCrazy Nightからテンション上がります。ミドルテンポでギターのリフがザクザクと。パワー感があって1曲目にぴったり。2曲目のLike Hellはアップテンポなキラーチューン。タッピングのソロがカッコ良い。  

LOUDNESS / DISILLUSION~撃剣霊化~ テクニカル系ギター

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テクニカル系ギター  ラウドネスの4枚目。このアルバムからギターの音やスタイルが大きく変わった気がします。エッジの効いた音で80年代のHR/HM的なギターリフ。ソロではテクニカルなキメフレーズ随所に入り、ギターヒーロー的な印象が固まった感じかと。  曲自体は8ビートな感じが多くなったりで凝ったリズムというよりは疾走感やドライブ感を出す曲が増えている気がします。  1曲目のCrazy Doctorから8ビートのノリノリ、エッジの効いたギターリフ、間奏の出だしのギターだけのキメ。この頃のラウドネスを象徴する曲。  そのほかの曲も捨て曲なくEsperやらDream Fantasyやら名曲が続くと。ラストのアレスの嘆きもしっとりしていてラストを締めるには良い曲。

LOUDNESS / THE LAW OF DEVIL'S LAND~魔界典章~ 初期の完成形

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初期の名盤  ラウドネスの3枚目。  初期のプログレッシブロックな感じが入ったアルバムの完成形。リズムが凝った構成にギターの音も歪みが少なくエッジの丸い音。ヴォーカルも無理に上に引っ張る感じの歌い方。この辺りが初期の音。  初期の音を残しつつも次のアルバム以降のテクニカル路線に少しづつ変わってゆく感じ。2曲目のIn The Mirrorなんかは今でもラウドネスの代表曲。タイトル曲のTHE LAW OF DEVIL'S LANDなんかも名曲かと。

JHS Pedals Soul Food “Meat & 3" Mod 気持ちの良いローゲイン

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ローゲインオーバードライブ  Electro-HarmonixのSoul FoodというローゲインオーバードライブをJHS Pedalsがモデファイした製品。Soul Food自体はKLON Centaurのクローンペダルで有名なもの。  ローゲインオーバドライブで使えるものが欲しいと思っていたのですが、手頃な値段であったので買ってきました。   Soul Foodとの違い  左の側面に小さいスイッチがついていて、クリッピングを選択できます。下で元々のSoul Foodのクリッピング、真ん中でオープンクリッピング、上にするとKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。  反対側の側面にはベースを追加するMeatノブ。回してゆくと低音が膨よかになるとか。 音を出してみると  ローゲインオーバードライブで適度にミドルに集中する音。Driveつまみをあげるとそれなりに歪みますが、このペダルは12時以下で使うのが良いかと。  このペダルを使ってクランチ気味のチューブアンプをブーストすると気持ちが良い。歪んでいないのですが、サステインがあって伸びやかにひきやすくなります。  TS系との違いは煌びやかな成分が残っていて、キラキラした輝きのある音になります。このキラキラ感は癖になります。5弦、6弦中心の低音リフの中に1、2弦のアクセントを入れたくなる感じ。  音の中心もTS系のミドルよりは少し上。合わせるギターによっては少し細い音に感じる場合もあるかもです。特にDriveをゼロにすると音が細く、Driveを上げてゆくと低音、中音のハリが出てきます。そのためDriveは9時から11時くらいがオススメな感じです。 モデファイのポイント  折角のモデファイ、一番のポイントはクリッピングの切り替えでしょうか。オリジナルのKLON Centaurと同じゲルマニウムクリッピング。やはりこれが一番キラキラ感と立体感があります。ブラインドテストをするとわからないくらいの微妙な違いなのかもしれませんが、比べると違いはわかります。    もう1つのMeatノブですが、これはどのポイントが良いのがわかりませんでした。こちらも微妙な変化でなんとも言えない感じです。 総評  ローゲインで弾きやすい感じ

LOUDNESS / DEVIL SOLDIER~戦慄の奇跡~ ダークな感じ

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音的には  ファーストの延長になりますが、雰囲気はダークな感じ。  聴きどころはドラムでしょうか。曲も一部になっているドラムのフレーズ。1曲目のLonely Playerのイントロからハードロック的なキメが。4曲目のGirlも同じ感じ。このフレーズでないとこの曲が始まらない感じが良い。  楽曲的には最後のDevil SoldierがファーストのTo Be Demonの流れの大曲。プログレな展開が面白い。この手の曲ではベースのフレージングが重要ですが、しっかり曲の中心を作る感じが聴きどころ。

LOUDNESS / THE BIRTHDAY EVE~誕生前夜~ プログレっぽい名盤

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プログレ  81年のラウドネスの1st。  メタルというよりはプログレな感じ。1曲が長かったり途中の展開や変拍子など、今聞くと発展途上な感じもある中にしっかりとルーツになっている音も聞こえて楽しい。  ギターも今ほど歪みも多くなくエッジが丸みを帯びた音で前に出る感じ。オーバードライブでミドルをブーストした感じでしょうか。ヴォーカルもドラムもちょっと背伸びをした感じがカッコ良い。ベースの音もプリプリしている感じが独特。  1曲目のLoudnessから意外な出だし。1曲目は8ビートのアップテンポな曲がありがちなのですがシャッフルな出だし。この流れでアップテンポな2曲目のSexy Womanへの流れ。ギターソロの詰め込み方がカッコ良い。

Stevie Ray Vaughan / Live at Carnegie Hall 楽しいライブ盤

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ゴージャスに  カーネギーホールでのライブ音源。  ホーンセクションが入っていたり、ジミヴォーンがギターを弾いていたりとソリッドな感じというよりはゴージャスな音。  出だしのScuttle Buttin'からTS系の前に出る音が気持ちが良い。最後まで一気に聞き込める良いアルバム。

Stevie Ray Vaughan / The Sky is Crying 未発表とは思えない

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未発表曲  SRVの死後に未発表だった曲が集めたアルバム。  普通だとアウトテイクというか未発表曲集というと出来がイマイチだったりでマニア向けな感じはしますが、こちらはなぜアウトテイクかわからない出来で普通のスタジオアルバムと言われても違和感のないレベル。  タイトル曲のThe Sky is CryingはセカンドのCouldn't Stand The Weatherのアウトテイクだそうですが、この曲1曲だけでも十分に耳を引くレベル。  何より注目は4曲目のLittle Wing。ジミ・ヘンドリックスのカバー。アウトテイクなのにSRVの代表曲的な扱いになっているくらいの迫真のギター。

Stevie Ray Vaughan / In Step 名盤

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名盤  このアルバムは名盤。ギターが前に出た感じでSRVがギターヒーローであること再確認できます。1曲目からブルーズマンというよりはロックな感じなThe House is Rockin'。イントロのリフが柔らかだけどキレのある歪みでカッコ良い。2曲目のCrossfireも単音リフがカッコ良いロックな曲。  後半は、5曲目のLeave My Girl Aloneや9曲目のLove Me Darlin'などブルーズ色が少し強めになり、最後にジャズ風なRiviera Paradiseで締め。最後の曲はとにかくギターをやっている人であれば憧れるカッコ良い曲。  

Stevie Ray Vaughan / Live Alive 初のライブ音源

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初のライブ音源  初のライブ音源。  ドラッグで調子が悪かった時期とかオーバーダビングが多数あるとか曰くはいろいろありますが、なかなか良いアルバムです。  何よりストラトの音が良い。エネルギッシュでそこらのバンドのライブ音源よりもパワーがあります。  またSuperstitionなどこのアルバムでしか聴けない曲が入っているのもポイント。

Stevie Ray Vaughan / Soul to Soul キーボードが増える

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新しい形  SRVの3枚目のアルバム。  このアルバムからキーボードが増えます。これまでもホーンが入っている曲などもありましたが、安定してオルガンの音などが入るようになり少し派手になりました。  1曲目のSay What!から強烈なワウがびっくり。普通のワウよりも効きが強い感じがします。ワウって踏み方が悪いとキンキンになったりモコモコすぎたりで安定させるのが難しいのですがうまくコントロールしている感じ。  4曲目のAin't Gone 'N' Give Up on Loveなんかはスローな味わいのある曲。

Stevie Ray Vaughan / Couldn't Stand The Weather 名盤

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代表作  SRVの代表作。最初に聞いた時、1曲目のScuttle Buttin'のイントロでギターの上手さにびっくり。HR/HM系の速弾きなどのテクニカル系の上手さとは全く別のベクトル。キーはEマイナーですが開放弦とスライドを合わせた高速プレー。その中にノリよくリズムを刻むってのがすごい。  2曲目のCouldn't Stand The WeatherはSRVの本質とも言える太い弦をバチバチ言わせる単音リフ。4曲目のVoodoo Chileでも正確で太い音。メインリフの中で2弦17フレットにスライドで移動する音を入れるあたりがスリリングで本物よりも締まった感じが出ています。

Stevie Ray Vaughan / Texas Flood テキサスブルーズの1st

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ホワイトブルーズ  これを聞くとストラトとTube Screamerの組み合わせが最高に思えてきます。1曲目のLove Struck Babyのイントロからバチバチする音でグイグイくる感じ。2曲目のPride and Joyはシャッフル。ギリギリまで溜めたシャッフルで跳ねる感じがすごい。3曲目のタイトル曲はスローブルーズ。共通しているのはミドルに寄せた音で歪んでいないのにサステインがすごい。しっかり弦を押さえて強いピッキング。  ロック好き、ギター好きであれば間違いなく気にいるアルバム。

David Lee Roth / Diamond Dave お祭りな感じ

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自分の名前を  アルバムタイトルにつけちゃった感じが自信ありでしょうか。皆さんが期待するパーティーな感じ。ソロの初期にあったラスベガス的なビッグバンドの雰囲気も入り、イケイケな感じもブルージーな感じもあり。ちょっと一貫性とかまとまりがないかもしれませんが楽しめるアルバム。

David Lee Roth / DLR Band 派手さが戻る

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パーティー  前作が地味な感じで、VanHalenの1984とかEat 'EM and Smile的なものを期待している人からは評判が悪かったように思います。わかりやすいギターヒーローもいなかったですし。  今回はパーティーロックな感じに復帰。1曲目のSlam Dunkからハイテンション。このイントロのギターがカッコ良い。やっぱりダイヤモンドデイブなのが楽しい。

David Lee Roth / Your Filthy Little Mouth 歌を楽しむ

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渋く  地味な印象があるかもしれません。R&Rな感じというかブルージーな感じに振られた1枚。それまでのパーティーロックだったりサーカスのようなロックだったりな感じではなくしっとり聞く感じがよさげなアルバム。  1曲目のShe's my Machineからミドルテンポな感じでChinderellaにあってもそさそうな感じの曲。ただ歌の存在感は流石。シンガーではなくエンターテイナーな感じ。

David Lee Roth / A Little Ain't Enough カッコ良いギター

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天才ギタリスト  前作までのSteve Vaiの変態プレイがなくなりJason Beckerになりました。  ブルージーかつ歌メロを引き立てる感じのプレーがカッコ良い。1曲目のA Lil' Ain't Enoughはイントロからカッコ良い。シンプルだけどアメリカンロックな感じが。  11曲目のIt's ShowtimeはVan HalenのHot for Teacher的な感じでJasonの上手さが出ている曲。この手の曲のノリを出すのは難しい。

Night Ranger / Don't Let Up 新ギタリスト

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新ギタリスト  Night Rangerの11枚目のアルバム。ここのところコンスタントに新作を出している感じですが、音的には前作のHigh Roadとかその前のSomewhere in Californiaなんかの雰囲気をそのまま延長した感じ。1曲目のSomehow Somewayがまさにそんな感じ。Night Rangerらしい疾走感と開放感があります。  Night Rangerといえばタイプの違うギタリストのツインリードや掛け合いなのですが、今回はブラッドギルスとケリーケリ。自然に溶け込んでいます。

Steel Panther / LOWER The BAR 相変わらずのバカっぽさ

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相変わらず。  Steel Pantherの4枚目のアルバム。このバンドは大好きです。  カラッと明るい音でザクザクした古き良きアメリカのバンドの音がします。そこにIQの低い感じの歌詞が載るのがカッコ良い。  変わらずにパロディ的なのも入っていて、今回は11曲目のShe's TightでCheap Trick。聞く側が期待しているであろう音に全力で応えている感じが楽しい。  邦題が鋼鉄酒場ってのも・・・。

Warwick RockBoard Jam レビュー

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適度な大きさのボード  シンプルの出音のバンドだったり簡単なスタジオだったりで持ち出すことも多いです。その度に大きなエフェクターボードを持ってゆくのも辛いし、その度にボードから必要なペダルを取り外して持ってゆくのも面倒・・・と思いサブボードの作成を検討していました。  フル装備のボードにはスイッチャーにブースター、オーバードライブ、フェイザー、フランジャーにディレイ。そこそこ大きいボードで手で持たなくてはいけない。  サブボードを用意するのは良いのだけど気に入っているブースターとオーバードライブをもう1セット買うのもちょっと・・・。  ということで思い立ちメインボードの断捨離を。  ブースターとオーバードライブは必須。フェイザーとディレイも欲しい。フランジャーはここぞという時に飛び道具的にあると楽しいのだけどなくても良いか・・・シンプルな音にすれば同時に複数のペダルのオンオフもないのでスイッチャーも不要か・・・。  ということで、ブースター、オーバードライブ、フェイザー、ディレイを直列で載せられる大きさ、あとはチューナーも入れてコンパクトペダルが5個くらい載ってちょうど良いボードを検討。  できればスノコタイプで肩にかけられて持ち出しが簡単なボードで・・・。 Warwick RockBoard Jam  いくつか検討して決めたのがWarwick RockBoard Jam。  スタンダードなPedaltrainは高い。  最後まで迷ったのはPalmer Pedalbay 50s。  裏面にパワーサプライを取り付けることができるらしく良さそうだと思いましたがボード自体の高さがあまりないので薄いパワーサプライしか取り付けられなそう。できれば現状愛用しているFree The ToneのPT-3Dを使いたいが、高さが35mmあるので難しいか。  ということでWarwick RockBoard Jamに。 ポイントは、Pedalbay 50sは横の渡しが2本ですが、RockBoard Jamは3本あること。この3本目のところにパワーサプライがはめられないかと。  届いたのがこの一式。  ボード本体にソフトケース、ベルクロや結束バンドなどの必要物品一式。

Nickel Bag / HITS AND BUMP ずっしりくる音

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Nickel Backとは  違います。  Stevie SalasとBernard Fowlerというヴォーカリストが組んだバンド。音が重い。全体的にファンクな感じはあまりなくヘビーなロックになっています。ヴォーカルも黒人とくゆうのR&Bな感じなのですがファンキーな跳ねる感じはありません。  Led ZeppelinやDavid Bowieのカバーも入っていますが、基本は1曲目のLove Song (All up in My World)でしょうか。派手さはありませんがじっくり火が入る感じ。

Tony MacAlpine / Freedom To Fly ジャケットで損をしていますが

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目を引くジャケット  上半身裸にサスペンダーってあたりが損をしている感じのジャケットですが中身はカッコ良い。テクニカル系のギタリストのアルバムなので、発売当時某Young Guitar誌でも奏法解説があったような気がします。ハードロック系とFusion系が混ざった感じで当時のJoe Satrianiを想起してしまう感じ。特に4曲目のタイトル曲なんてそんな感じがします。