2016年7月1日金曜日

DOD Overdrive Preamp/250 レビュー

手軽なブースター

 DOD Overdrive Preamp/250。Yngwieが使っていたとして有名なモデル。世代によりいくつかバージョンがありますが、今回は最も巷で一般的なソリッドな黄色でLEDがないタイプ。

 価格は中古で5000円程度から。サイズはMXRサイズで使いやすい。コントロールはGAINとLEVELで迷わない。真空管アンプのブースターとしてはBOSSのOD-1とかTubeScreamerとかと並んで有名な部類かと。


 同じサイズ、値段、使い方のMXR distortion+はほぼ同じ回路だそうで、そちらとの比較は別記事で記載しています。

見た目など

上記でも記載しましたがサイズはMXR、コントロールは2つ。
大きなポイントは下記の2つ。

1 LED

 LEDがありませんのでオンオフの見分けがつきません。オンかオフか普通に音を聞けばわかると思いますが、一瞬迷う時があります。
 完全に踏みっぱなしの方は問題ありませんが、ソロでオンにしたいなど踏み替えを行う方。ステージの上などでは頻繁に踏み替えると一瞬今どちらなのか迷ってしまう時もあります。そのような時にやっぱりLEDは必要かなと。スイッチャーのシステムの中に組み込む人であればそちらで視野性が確保できるので良いかと。

2 電源

 電源の形状が違います。日本で一般的なセンターマイナスの2.1mm、一般的なアダプターやパワーサプライでは会わずに、ミニプラグ型になります。

 これはRATとかBIGMUFFとかの古典的米国製ペダルに多いタイプで、こんなタイプ(Ex-pro イーエクス・プロ 3.5mmミニフォンジャック DC変換アダプタ DCA-3.5) であれば500円くらいで売っていますので大きな問題ではありませんが、わざわざ購入しなければならないのはちょっと面倒ですし、何より持ち運びの際などに落としてしまったりなどあるかもです。

 この手のペダルでは電池の音にこだわる人も多いと思いますし電池自体の長持ちするので電池の場合には全く問題ありません。

 音はストレートでザクザク、乾いた音がします。やっぱり真空管アンプを歪ませてそこにブースターとしてプッシュするのが良い使い方。JC-120系のアンプには合わない感じです。
 つまみの稼働と音の変化は自然な感じで直感的にセッティングしやすい感じ。変に癖があったりするペダルもありますがこのあたりはシンプル。

 LEVELはMAXで原音な感じでしょうか。音量が上がるタイプではなく絞るタイプ。そういう意味ではいわゆるブースターとは異なります。
 GAINは可動範囲は広く、9時くらいだとブルーズ系にも合いそうな軽いドライブ。そこからリニアに上がって行きます。ただ3時くらいまで行くと汚くなるというか雑味みたいなものが出てくる気がします。12時くらいまでのセッティングにするのが無難かと。

 音域的にはレンジが狭い感じがします。ハイとローが削られて真ん中が残る感じの音。このあたりは最近のブティックペダルのようなハイファイな感じではなく完全なローファイです。
 しかしこのローファイ感なおかげで耳障りな高音部分がカットされたりしますので適度なコンプレッション感があって非常に気持ちの良い音になります。Marshallでクランチを作っておいてこのペダルでプッシュするのがとても気持ちが良い。ただMXRと比較すると多少高音寄りです。

 やはりYngwieの印象もあってストラトに合わせるのが良い感じかと。シングルコイルと合わせた場合のザクザク感はクセになります。

 システムで作り上げるタイプの方はブティック系のペダルも良いかと思いますが、ペダル1個とギターで十分な骨太な人には良いペダル。ギタリストであれば一般常識的に所有しておいて良いかと。



0 件のコメント:

コメントを投稿