Billy Joel / 52nd Street 大人のロック

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  1978年 The Strengerに続く名盤。前作のヒットからの自信あふれる感じのBig Shot、その次のHonestyの切なさ。Honestyは哀愁メロディだけではなく発声や空気感含めた哀愁な気がします。  続くMy Lifeも良い曲ですし4曲目のZanzibarはトランペットのソロがカッコ良い。  前半の強さが際立つ感じで後半の印象が薄いですが名盤アルバム。

320design Brown Feather レビュー

抜けの良いディストーションペダル

 話題のディストーションペダル。名前にBrownとつくのでどの音を目指しているのかは一目瞭然。一度スタジオでお試しで音を出してからずっと気になっていたのですが、手頃なのが売りに出されていたので買ってきました。

 BrownというとEVHなのですが、まさにそれ系の音。特に初期のザクザクしたハムバッカーと改造マーシャルの音。
 サミー期のさらっとしたEVHの音ではです。
 大きさとしてはそれなりに大きい部類。それなりに高さがあるのでボードに組み込む方はちょっと気を使うかもですね。裏側はゴム足等もないのでマジックテープ等もつけやすく良いかも。
 重さも大きさの割に重くないです。アルミ筐体らしいのでその辺りが重さに影響があるかも。
 上部にはオンオフのスイッチとLED。珍しいのはつまみが横についています。この辺りは実際にオンオフをするとわかりますが、意外に使い勝手が良い。ステージなどで踏む場合、間違って足が当たりつまみが動いたりすることもありますが、つまみが横についていればそんな間違いは起こらないと。
 ただちょっと大きいのと横につまみが付いているのもあってギターケースのポケットに詰め込んで・・・というのは少し気を使うかもです。

 インプットとアウトプットは左右についています。上部についているペダルもありますが、この辺りは左右の方が使い勝手やボードへの組み込みはしやすいかと。アダプターはインプット横で少し上部(奥側)にあります。この辺りもボードへ組み込みやすい感じです。

音レビュー

 実際の音出しをすると、それなりにGainがある印象ですが最近のハイゲインというレベルでもない感じ。Gainのセッティング次第ですがオーバードライブとディストーションの間にある感じでしょうか。
 Gainは0でも音が出ます。回して行き12時くらいまでは歪みが増えて行きますがそれ以降は歪みは増えず倍音のみ増してゆく感じです。Gainは12時以降くらいにしたほうがブラウンサウンドっぽさが出ます。

 特徴的なのがwideとNarrowの2種のつまみ。
 Narrowが一般的なトーンコントロール的に作用します。
 Wideはアンプのプレゼンスのようなイメージで動きます。これがこのペダルの特徴でありBrownサウンドの要かと。このつまみを開けることで倍音が増えてブラウンサウントっぽくなります。少なくても12時以上にあげることで抜けの良いブラウンサウンドになります。これを12時以下にしてしまうと籠ってしまってこのペダルの良さが全くなくなります。

 個人的な好みとしてはNarrowを出しすぎると耳に痛い音になりがちなのでNarrowは11時くらいにしてWideを2時くらいまで開けると良いバランスになるかと。

 全体的な印象としてはとにかく音抜けが良い。音が潰れない。Gainをあげてもコード感が残ったままですしWideを開けるとブラウンサウンドらしくなります。クリーンアンプにこのペダル単体でブラウンサウンドを出しても良いですし、チューブアンプのクランチにブースター的に倍音をプラスしてもなかなか良い音がします。Marshall系のチューブアンプのクランチであればGainは下げ目にしてWideとNarrowのフィルター的に使うと良いバランスになるかと。

 流通量も多くないですし決して安くないペダルですが、値段だけはあるかと。


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