Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

イメージ
 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Vandenberg / Vandenberg コンパクトにまとまった名盤

コンパクトにまとまった

 82年Vandenbergがオランダで結成したバンド。Whitesnakeに加入する前の出したアルバム。この頃からwhitesnakeの作曲、ギタープレーに通じるものを感じます。

 楽曲的にはコンパクトにまとまって聴きやすい。ともすれば産業ロック的なメロディセンスがあり、起承転結がはっきりした構成。ポップソングのような雰囲気も感じます。
 産業ロック的でありつつも4人構成で余計な音は入っていない。ストリングスがフューチャーされたバラードもない。ストレートなロックのみです。

 ギターは決して派手ではないです。地味ですがプレーも起承転結を押さえたもの。歌に絡むバッキングと抑揚のあるソロ。当時流行ったギターヒーローは何かしらテクニカルな特徴なんかが先行したりしますが、そういうものはないです。ツボを押さえたプレーできっとヴォーカリストは欲しがる感じなのかと。

 個人的にはVandenbergの頃のギタートーンはかなり好きです。レスポール系のストレートな音。エフェクトなどもほとんど使っていない音ですが伸びがあってエモーショナル。ソロではブリッジミュートを効果的に使いながらスリリングさを出しています。

 残念なのが少しヴォーカルが弱い感じがします。ギターがヴォーカルを立てるタイプなのでもっと前に出るタイプの方がマッチしているのかなと。

楽曲

Your Love is in Vain
アルバムの1局目にしては珍しいシャッフルリズムでルーズな感じ。サビに来ると惹きつけるコーラス。

Wait
イントロのアコースティックギターが良い感じ。そこから哀愁ある感じに始まる。間奏にハーモニクスを混ぜつつキーボード的な雰囲気を出しています。

Burning Heart
名バラード。Aメロのアコースティックではハーモニクスをアクセントに使い、サビのディストーションでは白玉弾きでゆったりした雰囲気を。



コメント

このブログの人気の投稿

Suhr RIOT mini レビュー

EP boosterのディップスイッチ

LesPaul Custom 弦アース取り付け