Green Day / American Idiot ポップパンク

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 2004年 Green Dayの7th アルバム。90年台からのロックが元気がなかった時代に生き残ったバンドの名盤。どこかでポップパンクと形容されていましたが、バンクな勢いの中にポップソング的なメロディが乗る感じが言い得ている感じがします。 楽曲は賞を取っただけあり間違いがない感じ。パンクらしい反戦・反体制的なメッセージがありつつもパンクにはない演奏のキレが耳に残る。

MXR M169 Carbon Copy レビュー

定番アナログディレイ

 BBD遅延素子の昔ながらのアナログディレイ。そこそこの値段で程よいアナログ感。ノイズも気にならないので踏みっぱなし、つなげっぱなしでもよい感じです。人気があるのも頷ける感じです。

 いつものMXRボディにつまみは3つ。ディレイタイムとフィードバック、ミックス。基本的なディレイのコントロールなので特に迷うことなく。

 特徴としてはModのボタンがあります。これを押すとディレイ音にコーラスがかかるとか。コーラスのかかり具合は裏蓋を開けて調整。

 アウトプットはモノラルのみ。ステレオ出力やドライ・ウェットの出力分けなどはできませんが、まあちょっとしたスタジオ・ライブなどであればステレオ出力や複数アンプなんて使い方はしないと思いますので問題ないかと。

 LEDはブルーに光るタイプで結構光量があります。暗いステージでも視野性はバッチリです。

 難点はいつものMXRパターン。インプットジャックの下にアダプターの接続部があるので取り回しが難儀。

音も良い

 値段の割に音も良いのでペダルの中に1つ入っていると重宝します。音の傾向としては当たり前なのですがアナログディレイ感が満載。ディレイ音が柔らかくて段々と遠くに離れてゆくようなディレイ音。アナログの良さは十分に体感できます。
 
 デジタルディレイだと音がはっきりとしていて角のある音が続くので、遠くに離れてゆく感じはしないんですよね。あくまで近くにいたままで音量が小さくなる感じ。メタルバラードのようにカリカリのクリーンサウンドに付加するなどディレイを主張させたいのであればデジタルディレイが合うのですが、リバーブの代わりに自然なアンビエント感を出したい場合などはアナログのほうが溶け込む感じで良いです。

 BOSSなど他のアナログディレイと比較すると多少ローが出る感じです。ローが出るので音が太くなると感じる方もいるかもしれませんしギターによっては音がコモると評価する方もいるかもです。

 ディレイのセッティングとしてはスラップバックや薄くリバーブ代わりに使う使うのが良さそうな感じです。ディレイ音がローファイなので時にスラップバックであれば音圧が増す感じもしますしアナログの溶け込みを生かしてリバーブ代わりに踏みっぱなしというのも良いかと思います。

 Modスイッチに関しては個人的には使っていません。正直使いどころがわからなかった。いろいろ調整してみると良いポイントがあるかもしれませんが、調整が裏蓋を開けなければできないので面倒・・・。

 値段も手頃でコンパクトで取り回しの良いディレイとして1つあると何かと便利です。



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