Suhr Shiba Drive レビュー こいつは優等生

イメージ
Riotの方が人気がありますが 新しくオーバードライブペダルを仕入れてみました。

 個人的にハズレはないと思っているSuhrのペダル。
 世の中的にはRiotの知名度の方が高いようで自分も最近はRiotをメインにしていますが、以前から気になっていたオーバードライブも購入。


音はどうか?  基本はTS系オーバードライブなんでしょうか。DriveもToneもどの位置にしても使える音で優等生。  TSと比較すると適度にローが残っているのが印象的。TSだとローがバッサリなくなるしLeqtiqueのMaestosoなどはギターによってはローが出すぎて締りがなくなる感じもありますが、これはその中間のちょうど良い感じ。  併せてハイのキンキンする耳障りな部分も落としてくれるのでスッキリとマイルドな歪みに。
 マーシャルでクランチを作ってブースターとして使うとこれまた上品な音。と、いうかどこかで聞いたことのある音。具体的に「どこか」「誰か」」ではなく漠然とよくある音。
 この辺りはRiotはやっぱりRiot的なクセはあるように思いますので、より汎用的かなと思います。

SMOOTHスイッチ  miniになってスイッチは2通りになりました(右か左か)。  個人的には右一択。  左はハイが落ちる感じがするのでザクザク感がなくなる感じ。普通にロックな感じであれば右の一択かなと。
総評  おそらくどこで使ってもどういうセッティングでも「どこかで聞いたことのある音」
 ハズレがないので信頼できますが悪くいうと冒険がない感じがします。この辺りをどう捉えるかで個人の評価は変わってくるかなと思います。  ・ほとんどが三振だがたまにホームランのペダル  ・ホームランは出ないが安定してヒットが出るペダル
どちらが良いか?については安定ヒットを選ぶかな。何よりコンパクトだし。



ProCo RAT2 レビュー

Distortionの名器

 1990年くらいに購入して10年くらいメイン歪みとして活用しました。

 当時、歪みといえばBOSSの黄色いオーバードライブかオレンジ色のディストーションでした。その中で隠れた人気だったのかRAT。ジェフベックが使っているとか布袋寅泰が使っているとか話題だった気がします。

 二十歳前後の頃はギターケースにRATを1つ放り込んでスタジオやライブに出かけていました。
(外観はかなり錆びていますが音は現役)

 ここ10年くらい使っていなかったのですが、ふと思い立って音を出してみました。外観はいたるところが錆びていたりしますが音はしっかりでます。この無骨というか頑丈な感じが安心感があって良い。

使い勝手

 とにかく頑丈。落としても間違って蹴っ飛ばしても壊れません。スイッチやつまみ類もしっかり付いていますし筐体もしっかりしています。

 電池交換は裏蓋がネジ式になっていてドライバー無しでも電池交換が簡単です。

 下面はゴム足がネジ止めされています。そのためボードなどに組み込むのはちょっと面倒かもしれません。マジックテープ等でボードに固定しようとするとゴム足の高さが邪魔になりますし、ゴム足を外したとしても電池交換の裏蓋のネジが障害になります。裏蓋まで取ってしまっても良いのですが、あまりバラバラにしてしまうとどこかになくなってしまいそうで・・・。

 大きさは縦がMXRサイズよりもちょっと大きいくらいで、正方形。高さは結構あります。筐体自体もそれなりに高さがある上にゴム足とつまみも結構大きいので。

 そのため結構大きい印象があります。

 インターフェースは上部にまとまってインプットとアウトプット。間にアダプター用のジャックがあります。
 アダプターは通常のセンターマイナスの9Vですが、コネクターが米国製のよくあるミニジャック形式。よくあるアダプターやパワーサプライから電源を取ろうとすると変換プラグが必要になります。

音の印象

 ディストーションらしく歪みの幅は広くDistortionつまみを全開にすると低音が潰れるほど歪みます。上の写真にあるMXR distortion+やDOD Overdrive PREAMP250などは単体でJC-120のようなクリーンアンプだと厳しい面もありますが、RATはこれ1台で十分です。
 MarshallのようなチューブアンプであればクリーンチャンネルにしてRATで歪ませるよりは、アンプをクランチに設定しDistortion低めでブースター的に使うと良いかなと思います。
 
 全体的な音のイメージとしてはとにかく低音がでます。ハムバッカーだとちょっとブミーになりすぎるかもしれません。その場合はアンプ側で調整するかFilterつまみを調整する必要があります。
 このFilterつまみが、よくあるトーンつまみとも違いハイカットフィルターのような感じで働きます。右に回すとハイが削れて行きます。このつまみの使い方がこのペダルのセッティングの肝になるかと。「こもり感」を調整するのがポイント。
 
 低音が出ますのでストラトなどのシングルコイルに合わせるとザクザクしながらも太さの残る良いドライブサウンドになります。

 このペダルは良くも悪くも音に個性があり、あまり他のペダルと組み合わせて音を作り上げるような使い方には合わないかと思います。
 なんというか良い意味で協調性のないペダルです。

 使い勝手のところにも書きましたが、形状的にボードに組み込みにくいペダルですし音的にも協調性がないのでこのペダル1個持って出かけて行くのが良いかと。


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