Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

VAN HALEN / VAN HALEN これはギターのお手本

名盤

 これは言わずもがな、名盤でしょう。初めて聞いたのは高校生の頃でした。

 印象としてはギターももちろん耳を引くものがありますが、個人的にはダイヤモンドデイヴのヴォーカルですね。なぜあんなギターリフで歌えるのか?メロディが出てくるのか?
 一見、歌を無視していると思われるギターリフと曲構成。そこに関係ないと思われるギリギリの雰囲気で歌を乗せて行く感じが、そこらのポップスな感じとは大きく異なると。
 歌のために曲を作って・・・というのもフロントマンを活かす曲作りには良いのですが、この場合の緊張感はギリギリを狙った緊張感。

 またハイトーンコーラスも印象的。メインヴォーカルの自由な歌を美声のコーラスがサポートすることで曲の締まりが出てきます。

ギター

 ギターのPhaserとFlangerは特徴的。ロックギターでの使い方のお手本的な感じかと思います。
 特にPhaserは踏みっぱなしな感じも多いです。テンポが早めの曲でPhaserをかけていると少し跳ねた感じが出てドライブ感が増します。特に5曲目のI'm The OneではPhaserなしではこの雰囲気は出ないのかなと。

 また基本のディストーションサウンドも柔らかくて優しい音。密度が高いけどキンキンしていなくて耳に優しい。こういう音はなかなか出ない。

 ギターは決してメタルギターではない。6本の弦をフルに使ったリフでメタルなリフではないです。これが良いです。

何と言っても名曲揃い

Running' With The Devel
音圧と伸びのあるイントロリフが印象的。


Eruption
ライトハンド奏法。これにPhaserが合わさっているのが素晴らしい。
高校生の頃まではライトハンドって言っていました。大学に入る頃からいつの間にがタッピングと呼ばれるようになったような気がします。

You Really Got me
有名曲のカバー。ダイヤモンドデイヴとエディの良いところが合わさった初期VAN HALANを象徴する曲。


Ain't Taken' 'Bout Love
これも代表曲ですね。フランジャーな感じがクセになります。

I'm The One
フェイザーで高速シャッフルな雰囲気を惹き立てています。

Jamie's Cryin'、Atomic Punk
これもPhaserで柔らかいギターサウンドが。

Ice Cream Man
これは好きです。前半のアコースティックな雰囲気から一気にノリノリになる感じ。間奏もギター弾きまくりで楽しいですね。

On Fire
これもアルバムの代表曲。ヘビーな感じでヴォーカルのキレっぷりもテンション上がります。



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