Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

VAN HALEN / 5150 心機一転新しい方向性

大きな転換

 やっぱり大きいフロントマンの変更。ダイヤモンドデイブことDavid Lee RothからVoice of America Sammy Hagerへと。
 個人的にはデイブ期の方がロックらしい荒々しさがあって好きなのですが、このあたりは賛否が分かれそうなところ。

 ダイヤモンドデイブはヴォーカリストではなくフロントマンである、なんてのを聞いたことがありますが、バンドとしてのエンターテイメント性とか自由な感じがデイブ期のアルバムでした。
 ここから大きく変わって完全なヴォーカリスト。歌い上げますしバラードも得意ですと。

 曲調も大きく変わっています。歌を中心にして、ギターも完全にバッキングになって歌のバックでの自由なリフが減っていると。
 でも80年代、これが良かったんですよね。雰囲気的には産業ロックとか言われた音楽に近いと思います。綺麗なメロディに透き通った音、わかりやすいバラードでと。

 バンドのフロントマンの交代は、前任と似た感じの人で今までの流れを周到するのか、それとも全く正反対な感じで新しい流れを作るのか、大きく分かれるところと思いますが、VAN HALENの場合にはこれが良かったんでしょうね。

これまでとは全く異なる曲調

Good Enough
サミーヘイガーのシャウトから始まる縦ノリの勢いのある曲。
これまでのアルバムを想像して聞くと別のバンドかと思うくらい。

Why Can't This be Love
これはちょっと衝撃、終盤しかエディがギターを弾いていないと・・・。



Get Up
VAN HALENらしい曲。この手のハイスピードな感じの曲はちょくちょくアルバムに入っていますね。

Dreams
キラーチューン。歌中心の曲でサミー期を象徴する曲と思います。良いメロディでバッキングに徹するギター。間奏ではコンパクトにまとまったメロディアスなギターソロ。

Summer Night
イントロのギターリフのリスム感が難しい。これはこれまでのVAN HALEN風な曲ではありますが、歌を乗せることでしっかりサミー風に持って行っています。

Best of Both Worlds
イントロのギターのボリューム落とした感じのリフがDiver DownのLittleGuitarに雰囲気似ています。ボリューム落として歪みを落としたギターが心地良い感じ。

Love Walks in
これはサミー期風なバラード。

5150
個人的には大好きな曲。
イントロのミュートしたギターからカッコ良すぎです。カッコ良いギターからドラムのビートが合わさってくる。
Aメロはテンポ半分でゴリゴリした感じ。Bメロからテンポアップして一気にコーラスの印象的なサビに盛り上がると。



 明日聞こう。


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