わかりやすいスーパーバンド
94年のアルバム。ゲイリームーア、ジャックブルース、ジンジャーベイカーのトリオ。3人の頭文字を持ってBBM。見ての通りクリームの2人とゲイリームーアなのでバンドの土台がクリームで自由に弾くのがエリッククラプトンからゲイリームーアに変わったと。
曲自体はクリーム風の割とシンプルな構成で、しっかりとしたリズム隊。どうしてもクリームと比較してしまうと、クリームよりは落ち着いた感じ。ドラムの手数やベースのおかずも落ち着いています。なんというかクリームはドタバタ感があってそれが良かったのですがこちらはその辺りがなく平和な感じ。
ジャックブルースの歌は変わらず。
上に乗るギターは汗臭く粘っこいプレー。ゲイリームーアがとにかく引っ張って古き良き懐かしい音を聴かせる。
ゲイリームーアはクリームを意識しているのかしていないのか、1曲目のWaiting in The WingsではWhiteRoomを思い出すような出だし。Whiteroomのギターソロを思い出すようなワウのフレーズが聞けます。続く2曲目のCity Of Goldもどことなくクリーム風。
こんな感じで一気に聞き終わる感じの名盤。これ1枚のみで企画バンド的に終わったのが残念。
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