投稿

ラベル(CD)が付いた投稿を表示しています

Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

イメージ
 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Judas Priest / SIN AFTER SIN 叙情的なまとまり

イメージ
 いわゆるメタルゴッド的な攻撃的な雰囲気は感じませんが叙情的な雰囲気でよくまとまったサードアルバム。  キラーチューンもあります。1曲目のSINNERから緊張感ある曲。ヴォーカルのハイトーンが耳に刺さる。空耳アワーでも有名な曲。  カバー曲のDiamonds and Rustもなかなかカッコ良い。美メロの名曲をロブハルフォード流に調理って感じでしょうか。

Judas Priest / Sad Wings of Destiny 初期の名盤

イメージ
 Judas Priestのセカンド。初期の名盤です。  Victim of Changesのような大作があったりPreludeのようなキーボード中心のインストがあったりとファーストに続きプログレ色が強い感じもしますが、キラーチューンもあってファーストよりも聞きやすくまとまった感じ。  Tyrantはアップテンポの8ビートな感じの中にツインギターが緊張感持って入っています。イントロもリフもカッコ良い。あとはThe Ripper。イントロのギターがカッコ良い。変態的な格好良さがある曲。

Judas Priest / Rocka Rolla メタルゴッドではない

イメージ
 1974年のJudas Priestのレビューアルバム。  この頃はメタルゴッドではなく、この時代の普通のハードロックな感じ。プログレ的な雰囲気も感じます。ごった煮的な。  でもヴォーカルの個性はこの頃から確立されていて1曲目One for The Roadから伸びのある声。2曲目のRocka Rollaのようにサイケデリックな感じの曲があったりハーモニカが入っていたり。  全体的には組曲的だったり1曲が2部構成だったりとプログレな大作のような雰囲気を感じる1枚。

ZZ Top / Antenna モーターヘッドに近いかも

イメージ
 テクノな感じからストレートな雰囲気に戻りつつある音。コミカルなジャケットとは異なりストレートなブルーズハードロックな雰囲気が戻ってきていて、以外にモーターヘッドとかAC/DCなんかに近い雰囲気だなと思います。  アルバム最初のPincushionは枯れた声の渋い曲。Fuzzbox Voodooはシンプルなリズムでgルーヴィーな感じ。Cover Your Rigはトリオらしい渋いスローブルーズ。

ZZ Top / Recycler ポップ化

イメージ
 前作に続きテクノな感じ。ただ前作ほどシンセサイザーのコテコテな感じは減っていて適度に混ざって聴きやすく。  Concrete and Steelのミドルテンポの渋いロックンロールから始まり、映画Back To The Future 3のテーマ曲 DoubleBackが入ってポップな感じがさらに。  共通するのは渋いロックンロール。バーボンでも飲みながら聞く感じ。

ZZ Top / Afterburner テクノ

イメージ
 初期の頃の骨太なブギーではなくデジタルでポップな感じに大きく変わったアルバム。前作からその雰囲気は出ていてキラーチューンのLegsはデジタルな感じがしていましたが、このアルバムは全体的にLegsな感じ。  良い曲も揃っていて、Sleeping BagとかStagesとかCan't Stop Rockin'などオープンカーで直線を走りたくなる感じ。

ZZ Top / Eliminator 大きく変更

イメージ
 これまでのテキサスな骨太な感じから少し都会的に変わった感じもします。時代に合ったような。  1曲目のGimme All Your Lovin'はこのアルバムの雰囲気を代弁するようなオープニング曲。ミドルテンポでノリノリ感じでしっかりしたギターが乗りつつこれまでのZZ Topな雰囲気かと思いきやサビがキャッチー。  キラーチューンはLegs。ドライブにあう爽やかで乾いた感じ。デジタルな雰囲気も入ってこれまでにはなかった感じ。

ZZ Top / El Loco 砂漠のブルーズ

イメージ
 81年の7枚目アルバム。流行りに流されずにブルーズを続けているも大きくポップな感じになった感じ。ジャケットの写真の通りに少しコミカルな雰囲気も出ています。  1曲目のTube Snake Boogieは名前の通りのブギー。ZZ Topらしいストレートなノリノリな曲。このようなストレートな感じも残しつつも4曲目のLIELAや6曲目のIt's so Hardのように雰囲気のある曲やバラード的な曲も挟んでいます。

ZZ Top / Degüello 皆殺しの挽歌

イメージ
 曲が多彩ながらも直系のブルーズな感じのアルバム。邦題が適切なのかは分かりませんがテキサスブルーズな感じが満載。  自然に大きく体が動くようなリズムが中心でシンプルで骨太な音なのですが、2曲目のShe Loves My Automobileではサックスが入っており新しい雰囲気。  4曲目のA Fool For Your Stockingはテキサスな感じの渋い感じ。

ZZ Top / Tejas テキサスはパラダイス

イメージ
 テキサスはパラダイスってのが名邦題な感じもします。  まさにテキサスのローカルな雰囲気が詰まったアルバム。ブルーズでロックでブギーでカントリーな雰囲気満載。1曲目のIt's Only Loveはミディアムスローな感じの曲なのですがドラムが印象的。この手の曲のドラムの印象ってシンプルで骨太な感じをイメージしますが、繊細で表現力がある感じ。

ZZ Top / Fandango 初期が詰まったライブ音源

イメージ
 75年のZZ Topの4枚目のアルバム。前半の3曲はニューオリンズのウェアハウスでのライブ音源を、後半の6曲は新曲のスタジオ版の変則的な構成のアルバム。  スリーピースで骨太なブギーロックな感じなので特にライブ版のノリノリさが良い。細かい音は入っていないのですが骨が太く前に出る音。ThunderbirdからJailhouse Rockへの流れも圧巻ですし次のBackdoor Medlayもライブバンドとしての勢いを感じます。

ZZ Top / Tres Hombres 名盤

イメージ
 大音量でブギーを聞きたい時にはぴったりの名盤。  自然に体が動くうねりで細かい知識やうんちくはいらない感じの本能に任せた感じが良い。8曲目のLa Grangeはずっと聞いていられる、自然と体が揺さぶられる1曲。  BEER Drinkers & Hell RaisersはMoterheadもカバーした名曲。

SUNSTORM / Emotional Fire いつの間にかDENNIS WARDとのプロジェクト

イメージ
 SUNSTORMのサード。最初はJim Peterikとのコラボが話題だったのですが、いつの間にかPink Cream69のDENNIS WARDとのコラボになった感じでしょうか。  変わらずに極上のメロハー路線で、きらびやかなキーボードが前に出つつも適度のエッジの効いたギターが入り、全体的にはミドルテンポで柔らかめのヴォーカルが乗ります。  1曲目らしい力の入る軽快な曲のNever give upやポップなメロディの7曲目のGinaなどきらびやかな感じの雰囲気が増えて、哀愁な感じは多少減っているかも。

SUNSTORM / HOUSE OF DREAMS 引き続き極上のメロハー

イメージ
 前作に続き極上のメロハーになっているSUNSTORMのセカンド。前作はJoe Lynn TurnerとJim Peterikのコラボってのが売りになっていましたが、セカンドはJim Peterikの曲提供は5曲目のSay You Willと6曲目のGutters of Gold、9曲目のTears on The Pagesの3曲のみ。  変わらずにメロハーの王道を進む感じですがこのアルバムはJoe Lynn Turner作曲の4曲目のI Found Loveが耳に残ります。爽快な美メロが楽しめる感じ。

SUNSTORM / SUNSTORM 極上のハードポップ

イメージ
 SURVIVORのJim Peterikが曲を書いてJoe Lynn Turner歌う夢のようなプロジェクト。80年代から90年代風の雰囲気というか産業ロックの王道とも言える出来。  バンドはギターとベースにPink Cream 69なメンバーなので基本的にはHR/HMですが、そこにJoe Lynn Turnerの音圧があるけど柔らかい声の哀愁メロディが乗ります。  Joe Lynn TurnerのソロアルバムRescue Youのような感じもありますが、そこにこだわらずに哀愁メロディなハードポップになっています。  冒頭のKeep TonightからFame and Furtureの流れでがっちり掴む感じ。Joe Lynn Turnerは特にポップな感じの歌がうまいタイプでこの流れの曲に合う。

ZZ Top / Rio Grande Mud 初期の名盤

イメージ
 1972年のセカンドアルバム。サザンロックというかテキサスロックというかシンプルだけど塊感のある音でカッコ良い。  2曲目のJust Got PaidなんてイントロからAメロまで同じリフで突き進むあたりが徐々にテンション上がる感じでカッコ良いですし、3曲目のMushmouth Shoutinはアコースティックな感じのブルーズ。アップテンポなBAR-B-Qもノリノリ。  ギターの音はシングルコイルでしょうか。エッジの聞いた音でファズっぽい歪みとマッチしています。

ZZ Top / ZZ Top's First Album 純度の高い音

イメージ
 1970年のZZ Topのファーストアルバム。  トリオでグイグイくるテキサスブルーズ。1つ1つの音の純度が高くて音数は少ないですが一体感が高い。  テキサスブルーズといってもスローな感じではなくスピード感とドライブ感が感じられます。4曲目のGoin' Down to Mexicoなどヴィンテージブルーズというよりはロックンロール的なノリの良さがあって聞きやすい。晴れた日に車に乗って聞きたくなるような。

Brad Gillis / Gilrock Ranch これはギターインスト

イメージ
 1993年のブラッドギルスのソロアルバム。大半の曲がギターインストでギタリストのソロアルバムな感じ。  個人的にはいわゆるギタリストのソロアルバムというのがあまり好きではないのです。テクニカルギターだったりフュージョン風な感じだったりはありますが、ジェフベックかジョーサトリアーニな感じになってしまうので。  このアルバムもそうなのですが、面白いのはやっぱりアーミング。ブラッドギルスといえばアーミングですが結構詰め込み気味なくらいアーミングが。

Brad Gillis / Alligator ギタリストのソロアルバムだけど歌もの

イメージ
 2000年のBrad Gillisのソロアルバム。  ギタリストのソロアルバムにありがちなギターインストではなく歌ものです。3曲目のHeart-Sharped Wingは伸びのあるヴォーカルにポップなギター。ギターリフを詰め込んだりテクニカルな面をいれたりではなくポップスのバッキングに徹している感じ。ギタリストというよりはコンポーザーとしてのめんでしょうか。  コンポーザーとしてはやっぱりNight Rangerになってしまう雰囲気もあり2曲目のEyeではまんまナイトレンジャーな感じ。  聞いていて安心感があります。

SWEET & LYNCH / Unified 透明感のあるサウンド

イメージ
 George LynchとMichael Sweetのユニットのセカンド。LAメタルの歴史的な2人ですがセカンドが出るとは思いませんでした。  前作同様にストライパーに近い雰囲気があります。透明感の強いサウンドの中にギターがちらっと見え隠れする感じでしょか。  ただPromised LandなんかはDokken風のリフとソロが気持ちが良い。オニーローガンが歌えばLynch Mobになりそうなくらい。  Michael Sweet的にはHeart of Fireがゴスペル風なコーラスが入ってクリスチャンメタルな感じ。  明らかにキャラの異なる2人のコラボというのが面白い。