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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Black Label Society / 1919☆Eternal クリアに変化

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 Black Label Societyのサード。ファーストセカンドはダークでヘヴィーで混沌としていた印象ですが、今回は少しクリアになった感じがします。なんというか土着的な感じから一般的なメタル的に変わったというか。  3曲目のDemise of SanityなんかはわかりやすいリフとキャッチーなメロディでOzzyが歌ってもよかったかなと思えるくらい感じの曲。  4曲目はアメリカンカントリー的なバラードだったり引き続きピアノ曲があったりと聞きどころがあるアルバム。

Black Label Society / Stronger Than Death よりヘヴィーに

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 音的にはスローでヘヴィー。ロックの軽快さというよりはブードゥー的な怪しさが入った感じになっています。ギター的にも独特なディストーションサウンド。こういうのを聞くとコーラスペダルが良いなと思ったり。  1曲目のALL FOR YOUから1曲目らしからぬヘヴィーな曲。またアコースティックな曲やピアノの曲も入っていてダークな中の清涼剤的な感じになっています。

Black Label Society / Sonic Brew 暴れん坊なおっさん

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 Pride&Gloryを想像するとまた違う感じがしますが、共通なのは暴力的なおっさんの音。今回はサザンロック的な音は少なくなりとにかくヘヴィーな音。深い歪でダウンチューニングと。  Ozzyと比べるとシンプルでどちからというとBlack Sabbath的な雰囲気も感じますが野太いギターとヴォーカルが暑苦しいくらいにまとわりつく。そんな中にアコースティックな音だったりペンタトニックな速弾きだったりが入ってアクセントがついている感じ。

Pride & Glory / Pride & Glory サザンロック

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 Zakk Wyldeのソロプロジェクト。それまでのOzzyでの音と比べると大きく異なりますがこのサザンロック的な雰囲気がルーツでしょうか。ZZ TOPとかその辺りに近い雰囲気もありながら初期のBlack Sabbath的な感じも。少ない楽器の音で単音に近いリフでグイグイくる感じがカッコ良い。  1曲目のLosin' Your Mindはバンジョーのイントロから始まりその時点でOzzy的な音を想像していた人はびっくりでしょうか。アルバム全体としても派手ではないのですがシンプルな感じで聴き込むとかっこよさが出てくるアルバム。

Bad Company / Run With the Pack 名盤

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 モータウンのような黒人音楽の雰囲気が強いBad Companyのサードアルバム。1曲目のLive For The Musicからどっしりとしたミディアムテンポな感じでブルージーなハードロックな雰囲気。初期のWhitesnakeはこの辺りを狙っていたのかなと思う感じもありますがデヴィットカヴァデールが尊敬するヴォーカリストとしてポールロジャースをあげているのは偶然ではないのかも。そんなヴォーカルを楽しめるのがLove Me Somebody。バラードの名曲。あとはタイトル曲の後半のドラマチックな展開が聞きどころでしょうか。

唐朝 / 唐朝 チャイニーズメタル

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 チャイニーズメタル 唐朝。中国では唐朝、英語ではTang Dynastyと呼ぶらしいですが、なかなかカッコ良い。メタルというかプログレというか凝った構成の曲に少し中国的なメロディーも乗ってきます。聞くべきはハイトーンなヴォーカル。声が裏返るような歌メロが中国っぽいですが全体としては昔のロブハルフォードのような雰囲気も感じます。

Accept / Objection Overruled 再結成

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 前作のヴォーカリスト デヴィットリース期は1枚で終了。バンドとしては解散となりましたが、ヴォーカルにウド・ダークシュナイダーが復帰して再結成。全盛期のパワーとはいかないまでもそれに近い感じの雰囲気の復活でなかなか良いアルバムかと。  オープニングの疾走曲Objection Overruledで聞けるウドのダミ声。残念ながら全盛期ほどキャッチーな感じではないのですがこれだけでも良い感じもします。

Accept / Eat the Heat ヴォーカル交代

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 ヴォーカルのウド・ダークシュナイダーが脱退して後任のアメリカ人 デヴィットリースが加入した1枚。名前が紛らわしいですが、どっしりとしたアメリカンハードロック的な感じになっています。今までのAcceptとは少し違う感じもします。  様々なタイプの曲を器用に歌いこなしていますが曲的なキラーチューンがない感じでしょうか。

Accept / Russian Roulette キャッチー

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 Metal Heartに続くアルバム。勢いをそのままに垢抜けた感じ。Metal HeartではB級臭さが残っていてそれが良い感じになっていましたが、スッキリキャッチーな感じになりました。そうすると逆に血管切れそうなヴォーカルが不思議な感じになってきます。  1曲目のT.V Warでは疾走系のイケイケなのですが、以前のような攻撃性というか毒っぽさが抜けてジャーマンメタルの明朗さが残った感じ。

Accept / Metal Heart クラシカルなジャーマンメタル

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 かっちりしたジャーマンメタルですがクラシカル。クラシカルと言ってもハーモニックマイナーな感じではなく曲的にクラシカル。  1曲目のMETAL HEARTはスラブ行進曲からカチッとしたリフに。ギターソロでは転調してのエリーゼのために。サビの「メッタルハ」ってのは熱い。まさにメタルアンセム。この1曲だけで買う価値あるかと。

ANTHEM / DOMESTIC BOOTY ヴォーカルの印象

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 ギターが若干20歳に若返り、音全体も若返ったというか初期のANTHEMに近い雰囲気に感じます。1曲目のVENOM STRIKEからきっちりと決めてくれる印象。  全体的に印象に残るのはヴォーカル。3曲目のGOLD&DIAMONDSでは印象に残るメロと最後のシャウトが耳に残る。  あとは前作に続きゲストキーボーディストが良い仕事を。

ANTHEM / NO SMOKE WITHOUT FIRE 重い音

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 90年、当日バンドブームでフェイクな感じのバンドが多い中で火の無いところに煙は立たずなタイトル。1曲目からお守りが詰め込まれた感じ。SHADOW WALKのリフは重くそこにメロディアスなヴォーカルが乗るのがカッコ良い。  4曲目のDO YOU UNDERSTANDもこのアルバムのキラー。ギターとベースのバトルがカッコ良い。ロックバンドはぶつかり合ってなんぼな感じがします。

ANTHEM / BOUND TO BREAK パワーメタルの完成

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 ANTHEMの3枚目。1枚ごとに上手くなる感じでこのアルバムでパワーメタルが完成。坂本英三の剛球一直線的なヴォーカルが印象的。男臭い楽曲とヴォーカルがマッチしていて捨て曲なし。  ANTHEMのアルバムは1曲目にパワーのある曲を持ってくる感じが多いですが、今回も1曲目のタイトル曲がキラー。なんというか説得力のあるヴォーカルが聞きどころ。

ANTHEM / TIGHTROPE 格段に進化

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 ファーストから格段に進化したセカンド。バンドとしてのまとまりも格段に良くなっていますし素人っぽさもなくなっています。  流れ的には1曲目のVictim in Your Eyesから2曲目のNight After Nightへの流れが最高にカッコ良い。Victim in Your Eyesはドラムの存在感がある疾走系。Night After Nightはヘヴィーなイントロにキャッチーなサビが乗った名曲。

ANTHEM / ANTHEM パワーメタル

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 ANTHEMのファースト。今聞くと荒削りというかB級っぽい感じが新鮮。楽曲的にはNWOBHMというかIRON MAIDEN的に通じるものがありますがやっぱりジャパメタ。8ビートを基調とした感じで一聴だと単調な感じもしますが、何がこんなジャパメタな感じを醸し出すのか・・・。 キラーチューンは1曲目のWILD ANTHEM。文字どおり代表曲。サビのわかりやすいメロディのハードロック。

ANGRA / Aurora Consurgens キラーチューンなし

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 前作が捨て曲なしで良いアルバムでしたが今回はキラーチューンなしでちょっと地味な感じがします。もちろんプレーは聞きどころが多いのですがスカッとする感じがしないのが残念。

ANGRA / Temple of Shadows 名盤

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 ANGRA 5枚目のアルバム。押し出しの強い曲が目白押しで捨て曲なしの名盤。これまでのAMGRAはどちらかというとCARRY ONやNOVA ERAなど実質1曲目にキラーチューンを持ってきて、後半は少し印象が薄くなる感じもありましたが、今回は後半の勢いもすごい。  6曲目のTemple of Hateは高速チューン。カイハンセンが歌っているのですが、それだけでブラジルから北欧に変わった感じ。ANGRAっぽくはないのですが新しい流れ。9曲目のWinds of Destinationはクラシカルな感じで展開美が素晴らしい。

ANGRA / Rebirth 復活作

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 セカンド、サードとうまく別の方向性を消化しながらもやっぱり求めていたのはファーストアルバムのインパクトでしょうか。メンバーも一新してファーストアルバム的な雰囲気で再スタートな4枚目。  1曲目、2曲目の流れでテンション上がる感じ。2曲目のNOVA ERAはまさにCarry Onに匹敵するような名曲かと。新しいヴォーカルも楽曲とマッチしていてカッコ良いしギターもテクニカルな中に押さえるところは押さえている感じ。間奏部分の転調がANGRAらしい雰囲気を出しています。

ANGRA / Fireworks 民族要素減る

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 セカンドでクラシカル要素が減り、今回のサードでは民族要素が減り正統派なメタルというか欧州的なメタルに。  メタルっぽいという視点では4曲目のMETAL ICARUSでしょうか。疾走系ですがジャーマンメタル+クラシカルな雰囲気でもなく普通のメタルな感じ。イントロのリフがカッコ良い。  また雰囲気良いのがGENTLE CHANGE。イントロのアコギから始まる優しい感じがよくまとまった聞きどころのある曲。

ANGRA / Holy Land クラシカルが減る

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 ANGRAのセカンド。ファーストの完成度が非常に高いので多少地味な感じもあります。印象としてはファーストの ジャーマンメタル+クラシカル、な感じが薄くなり南米的なリズムが増えている感じ。  4曲目のCarolina IVや5曲目のHoly landなど民俗音楽的な雰囲気が印象的。メタルな雰囲気とは違いますが、違和感なく溶け込んでいる感じが流石。  ANGRAらしいのは8曲目のZ.I.T.O.でしょうか。流石キコルーレイロな感じのスピードメタル。