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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Judas Priest / Jugulator 別物

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 大きな違いはRob Halfordが脱退して、Tim 'Ripper' Owensが加入したこと。  それに伴いバンドの音楽性も大きく変わっています。モダンヘヴィネスというかこれまでにはなかったまとわりつくような重さが印象的。ここにTimの弾け飛ぶようなハイトーンが載るのがこの時代の音。  中盤のスローな曲は少し退屈な感じもしますが、前半の勢いと後半の締めがカッコ良く聞き飽きずに楽しいアルバムです。  バンドのロゴも新しくなって新生Judasとして出した感じもあり、Judas Priestって名前出なければ良いアルバムだ、などの声も聞きましたが、中身はカッコ良いアルバム。

Judas Priest / Painkiller 名盤

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 大きく変わった名盤。  前作までのシンセ路線をやめて、パワーメタル的に進んだ1枚。  大きな違いはドラム。スコットトラヴィスが加入してこれまでなかったツーバスが前に出てドラムの存在感がぐっと上がっています。  ギターもより速弾き感が多いですしヴォーカルもハイトーンを多様、メタルゴッドな完成系です。  1曲目のPainkillerからそのパワーは凄まじい。イントロのドラムからギターリフに入るのが秀逸ですしAメロのスピード感とサビのどっしりとした感じの対比もカッコ良い。  以降の曲も捨て曲がなく完成度の高いアルバム。

Judas Priest / RAM IT DOWN キラキラした雰囲気

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 前作のシンセサウンドの傾向そのままにキラキラした雰囲気が出ているアルバム。普通のギターの音もそれに合わせてエフェクトがかかった感じ。  楽曲的にはキラーチューンがない感じはありますが、まとまった雰囲気がありますし、次作のPainkillerに続く感じのハイスピードチューンなどもあります。  面白いのは8曲目 Johnny B. Goode。イントロやAメロの合間のリフなどジューダスらしい雰囲気になっていますしサビはこの頃のジューダスらしい壮大な雰囲気。

Judas Priest / Turbo 問題作

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 1986年の10枚目のアルバム。前作の2枚は正統派メタルな感じでメタルゴッドを印象付けた感じでしたが、このアルバムはちょっとサイバーな感じというか近未来的な雰囲気がするアルバム。  楽曲的にはBritish Steelくらいの8ビートのハードロック感が強い感じですし何よりギターシンセが入っていてキラキラした雰囲気。  でも楽曲はカッコ良い。ノリの良い8ビートの1曲目のTurbo Lover、サビのハイトーンが印象的な2曲目のLocked inの流れはカッコ良い。

Judas Priest / DEFENDERS OF THE FAITH ジューダスらしい

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 前作でのメタル様式美を引き継ぎつつ、初期のジューダスプリーストらしさも出た1枚。  前作のメタル的な良さが出ていて、さらに初期のジューダスらしさも復活した感じ。  1曲目のFreewheel Burningから疾走系のアップテンポにツインギターを生かしたギターソロ。完全にメタル様式美な感じ。そこにハイトーンで早口のヴォーカルが乗って、このアルバムの完成。  ジャケットがダサくても良いです。中身はカッコ良い。

Judas Priest / Screaming for Vengeance 名盤

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 迷うことなき名盤。  最高にカッコ良いメタルのオープニング The HelionとElectric Eyeですね。このオープニングだけでこのアルバムを買う価値があります。  The Helionのゆったりとした中にある緊張感。メタルのオープニングらしいコード進行。ここにつながるように入るElectric Eyeのイントロ。このイントロもメタルギターのお手本的な進行。このあたりの様式美は他のバンドにも参考にされるような名進行。様式美なアグレッシブなギターに対して、ヴォーカルは淡々と歌う感じですが特にAメロの締まった感じがカッコ良い。  このオープニングに注目してしまいますが、それ以降の曲も良い曲が集まっています。

Judas Priest / POINT OF ENTRY ちょっと地味な感じ?

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 前作2枚のメタルゴッド的な鋼鉄アルバムと比べるとちょっと雰囲気が変わって商業的になった感じもあります。  1曲目のHeading out The Highwayはアメリカ的というかポップでメジャーな印象の曲ですが、コンパクトにまとまったギターソロなどカッコ良い点も多い。  3曲目のHot Rockinも同様にコンパクトにまとまった良曲。縦ノリのミドルテンポで体が動いてしまう雰囲気。ギターソロのピッキングハーモニクスがカッコ良い。

Judas Priest / BRITISH STEEL 攻撃的なリフが印象的

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 前作に続きメタルゴッドなアルバム。サビの共通した雰囲気として、印象的なギターリフの上に淡々としたヴォーカルが乗るのが特徴のように思います。そしてそれが無言の圧力的な雰囲気でカッコ良い。特にこのアルバムはシンプルな曲が多いので特にリフの鋭さや雰囲気のかっこよさが目立ちます。  特に1曲目のBreaking The Law。イントロのリフも印象的ですが、サビのカッコ良さが特に良い。淡々としてあヴォーカルの合間に入るギターが全体の雰囲気を絞めてかっちりとした枠を作っている感じ。

Judas Priest / HELL BENT FOR LEATHER メタルゴッド的名盤

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 ロブハルフォードがメタルゴッドになった名盤。  メロディを保ちつつも鋼鉄になった1枚。これまでの雰囲気とは大きく異なります。  タイトル曲のHELL BENT FOR LEATHERはライブでも定番の疾走曲。サビのギタリフとドラムの絡みがカッコ良い。KILLING MACHINEは意外な雰囲気。タイトルからもっと派手でドラマチックな感じを想像しますが淡々と地味な感じ。その中に妖しさや妖艶さが入った名曲と思います。

Judas Priest / STAINED CLASS メタルゴッド

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 Judas Priest の4枚目アルバム。このアルバムあたりからメタルゴット的な雰囲気が出てきます。曲調も初期のプログレ的なものがすっかりなくなりメタル的なリフやドラマチックな展開が出てきます。  スピード感のある1曲目のExciterはハイトーンヴォイスが印象的。タイトル曲のSTAINED CLASSはギターのリフとソロがカッコ良いJudas Priestっぽい感じ。  キラーは名メタルバラードのBeyond The Realms of Death。1分以上あるギターソロが泣ける名演に静から動へと変わる展開がカッコ良い。

Judas Priest / SIN AFTER SIN 叙情的なまとまり

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 いわゆるメタルゴッド的な攻撃的な雰囲気は感じませんが叙情的な雰囲気でよくまとまったサードアルバム。  キラーチューンもあります。1曲目のSINNERから緊張感ある曲。ヴォーカルのハイトーンが耳に刺さる。空耳アワーでも有名な曲。  カバー曲のDiamonds and Rustもなかなかカッコ良い。美メロの名曲をロブハルフォード流に調理って感じでしょうか。

Judas Priest / Sad Wings of Destiny 初期の名盤

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 Judas Priestのセカンド。初期の名盤です。  Victim of Changesのような大作があったりPreludeのようなキーボード中心のインストがあったりとファーストに続きプログレ色が強い感じもしますが、キラーチューンもあってファーストよりも聞きやすくまとまった感じ。  Tyrantはアップテンポの8ビートな感じの中にツインギターが緊張感持って入っています。イントロもリフもカッコ良い。あとはThe Ripper。イントロのギターがカッコ良い。変態的な格好良さがある曲。

Judas Priest / Rocka Rolla メタルゴッドではない

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 1974年のJudas Priestのレビューアルバム。  この頃はメタルゴッドではなく、この時代の普通のハードロックな感じ。プログレ的な雰囲気も感じます。ごった煮的な。  でもヴォーカルの個性はこの頃から確立されていて1曲目One for The Roadから伸びのある声。2曲目のRocka Rollaのようにサイケデリックな感じの曲があったりハーモニカが入っていたり。  全体的には組曲的だったり1曲が2部構成だったりとプログレな大作のような雰囲気を感じる1枚。