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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Night Ranger / 7 Wishes 落ち着いた感じの良いメロディ

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とても良いメロディ  Night Rangerのサードアルバム。前2作がメロディ良しプレー良し曲良しの名盤だったのですが、サードは落ち着いた感じに出来上がっています。  このあたりは好き嫌いが分かれるところでしょうけど、ギターキッズ的な視点でいうとつまらないです。熱くなる物がないというかフックするものがありません。  でもヴォーカル的視点でいうと良いメロディで練られた曲が多く、しっとりした歌を聴くことができます。アルバムラストのGoodByeなんて名バラードだと思います。  良くも悪くもギターキッズが売れて落ち着いた感じの産業ロックになった感じ。まさにこの時代を代表するような音です。 歌物として聞く Sentimental Street 映画かテレビのオープニングのようなイントロで始まるバラード。サビのメロディが哀愁あって良い感じ。 This Boy Needs To Rock NRらしい1曲。この手の曲が多いと良いのに。Aメロバックのバッキングリフがカッコよくてサビの盛り上がりも良い。間奏のブラッドギルスのクリケットビブラートを使ったメロディアスなソロがカッコ良い。 Goodbye 美メロのバラード。Sister Christianよりも好きです。

Night Ranger / Midnight Madness セカンドも名盤

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ファーストに続き  名盤です。1作目が名盤だった場合2作目はちょっと残念がパターンも多いのですが、1枚目のノリノリ感やパワー感をアップさせつつ8フィンガーというキラーコンテンツを載せることでさらに上にいった名作。  80年代を代表するというよりはHR/HMを代表するアルバムと言っても良いかと思います。  NightRangerの売りとしては幅広い楽曲と良いアレンジがあると思います。1曲目の(You Can Still) Rock in Americaではまさにノリノリのパワー感やギターキッズを虜にするロックな1曲。2曲目のRumour in The Airではちょっと幻想的な感じを出しつつもヘビーなアレンジで練りこまれた佳曲。  そして4曲目のSister Christianの名バラード。  全方位にまとまった感じを1枚のアルバムで聴けるのは素晴らしい。 名曲 (You Can Still) Rock in America まさにバンドの代表曲。イントロのザクザクしたギターリフからキャッチーなサビ。そして8フィンガーのギターソロ。この8フィンガーでジェフワトソンが有名になりました。 Rumour in The Air ディレイギターが素晴らしい Sister Christian 名バラードなのですが、このイメージがついてバラードバンドのようになったのが残念。

Night Ranger / Dawn Patrol これは名盤

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ファーストアルバムで名盤  83年のNightRangerのファースト。HR/HMでの名盤。  80年代のキラキラ感をそのまま表現したような音。綺麗なハーモニーにテクニカルなギター、メジャーキーも多用し幅広いアレンジ。今でも聞き続ける名盤。  個人的にはBrad Gillsのクリケット奏法とJeff Watsonの8フィンガーのツインリードが楽しい。なんというか遊園地のジェットコースター的な感じなわけです。 Jack Bladesの安定したヴォーカルも頼もしい。  何より曲が良いです。良いバンドはどこかしらキャッチーなところを持っているのですがNight Rangerの場合はやはり楽曲かと。ハードな曲からバラードまでありますがどの曲もしっかりアレンジされていて各楽器のバランスもしっかり住み分けされて良いアンサンブルになっています。パワーだけとかテクニカルなだけとかの一点豪華主義ではなく全てが高度にバランスされた感じ。  残念なのはバラードがヒットしてバラードバンドのような扱いになっていったこと。Night Rangerの売りはバラードではなくノリノリのロックだと。 捨て曲はありませんが Don't Tell Me You Love Me  アルバムの1曲目、NightRangerを象徴する曲。イントロのギターのアルペジオが開放弦と2弦3弦のスライドを合わせた特徴的な出だし。ノリノリで始まってサビではテンポが半分でヘビーなバッキングの中にキャッチーなメロディ。間奏のギターソロも構成良くまとまっていてお手本というか教材のような出来。 Night Ranger  アルバムのラスト曲でバンドネームな曲。これまでの曲の流れでノリノリのロックがバンドのイメージかと思いきやヘビーで意外な始まり。ヘビーな前半からサビへの切り替わりがさすがのアレンジ。

Raw Vintage トレモロスプリング 交換してみた

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簡単だけど大きな変化  以前、なんとなく興味を持って買ってきたもの。Xotic Raw Vintage Tremoro Spring。文字通りストラトタイプのブリッジを固定するスプリングの交換パーツ。メーカーの文句によるとVintageストラトのような太くてコシのあるFatなトーンになるとのこと。5本もしくは4本掛けが前提でピッチも安定するとか。  半信半疑なところもありますが、値段も手頃ですし試してみました。 (見た目はニッケルな感じでVintageっぽいです) 質感  スプリング自体は柔らかめで、そして少し短い感じでしょうか。アーミングの感覚としてはオリジナルにありがちな固めのスプリング3本とこれの4本というのが同じくらいな感じでしょうか。5本にするとアームダウン時の戻りは良くなりますがアームダウンの抵抗感はそれほど大きくなった気はしません。5本掛け前提というのがわかります。 音の変化  明らかに音が違います。取り付けたのはFenderのAmerican Standardです。当たり前なのですが裏のスプリングが振動して音が出ますので。印象として大きく違うのがリバーブ感が強くなったというかシュワーンという感じが増えました。このリバーブ感がストラトの良さですが、これが強く出るようになりました。またどちらかというとこのリバーブ感が低音にも効く感じで、実音が太くなったようにも感じます。  固めのスプリングだと強めに弾いた時に頭を押さえつけられるような感じがありますが、このスプリングはそんなこともなくしなやかに伸びて行く感じです。 チューニング  実は音よりもこれを狙っていました。アーミング時のチューニングの不安定な要因ってスプリングにあると思います。アームダウンを戻した時にちゃんと元の位置までブリッジが戻らないとチューニングがおかしくなりますが、このスプリングにするとしなやかに戻ってくれます。もちろん5本掛けが前提というのも大きいかもしれませんがアーム操作の前の位置にブリッジが戻るというのは弾いていて安心感が大きいです。  これだけでも買った効果があります。 総評  手軽なので是非試してみると良いかと。特にストラトの場合。

Winger / Better Days Comin' 熟練の良質ロックアルバム

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熟練のロックアルバム  前作に続き良質なロックアルバムです。ビート感の中に練られたギターリフがあってそれに絡みつくヴォーカルが乗ります。相変わらずキャッチーさは変わらずコンパクトにまとまっています。初期のキラキラ感がなくなってしばらく経ちますのでむしろこちらが本当のWingerなのではと思ってしまいます。  ただ曲的には前作よりも難解な感じは増しました。ストレートでないというか「ここでこう言うコード進行なんだ」というような意外な展開が多い気がします。  楽曲の作り的にも前作はハードロックな感じを前面に出していたのに対して、プログレ的な感じやポップス的な感じなどちょっと違う雰囲気を織り交ぜつつ展開してゆくチャレンジな感じがあります。  幅広い実験的なアプローチがありつつも本質というか芯の部分は変わっていないのがう熟練したWingerらしい雰囲気。 幅広い楽曲 Midnight Driver of A Love Machine イントロのギターから鳥肌なテンション感。そこにヴォーカルが乗りリズムイン。リフが練られていてヴォーカルと良く絡みます。 Queen Babylon Bメロのユニゾンコーラスがカッコ良い。 Rat Race Wingerらしくないアップテンポな感じ。キャッチーでわかりやすいリフで突進する感じ。逆に歌メロが目立たない感じなのがちょっと残念。でもその分レブビーチのギターソロが堪能できます。 Better Days Comin' タイトル曲なのですが意外な感じ。ちょっととぼけたようなAメロ、Bメロ。そこからWingerらしいハーモニーのサビ。 Sin Soldier プログレっぽいアプローチ。 Ever Wonder ゆったりとしてポップスな感じ。kip Wingerのソロアルバムのような。 So Long Chana メジャーキーで壮大な感じで始まり、Aメロでマイナーキーのハードロック調。そこからうまくつないでサビはメジャーに戻ると。間奏にパーカッションが入っているのがチャレンジ風。 Storm In Me IVの流れのようなヘビーな曲。

Winger / Karma 復活第2弾のロックアルバム

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もうキラキラ感は完全になし  初期のキラキラ感は完全になくなりました。若い美少年が髭を生やした渋いオヤジになった感じです。雰囲気的には前作のIVの延長ですが、IVのダークな面も維持しつつ楽曲のクオリティが格段に上がった気がします。なんというか前作は淡々としていた感じですがこんかいは躍動感というかテンション感が全く違います。  ダークで重心低めのギターリフを中心としながらもキャッチーなメロディを乗せてコンパクトに仕上げた曲が多く、耳に残りやすい感じです。そういう意味では歌メロは従来のWingerなのかもしれません。  ところでKip Wingerの歌い方も初期とはだいぶ異なっています。初期はすっきりとハイトーンを出していた感じなのですが、歪ませてコブシを回した感じに変化しています。まさに美少年からおっさんになった感じ。  Wingerは初期のキラキラ感がある頃も好きですが、今のWingerも大変カッコ良い。 カッコ良い曲多い Deal With The Devel ロックなリフ、間奏前の展開、間奏でのヴォーカルとギターのユニゾンとメロディ的にも構成的にもキャッチーな良い曲。 Stone Cold Killer 1曲目と同様の雰囲気。ブレイク時のギターリードの上昇フレーズがテクニシャンな感じ。 Big World Away サビのビートを刻んだ楽器隊の上にゆったりしたメロディーが乗る、ブリッジ部のコーラスなんてWingerらしい。 Pull me Under イントロの上昇フレーズのスケールが特徴的。ロックをしつつも歌のかっこよさが残るサビがカッコ良いしそれに続く間奏のギターソロが機械的なフレーズでまとめられていると。あえてエモーショナルではなく機械的にまとめられた感じがよくマッチ。 Supernova 粘っこい雰囲気の中にこれもねちっこく引っ張るようなヴォーカルがカッコ良い。  After All This Time Winger流のブルーズ。コブシの回るヴォーカルが合いますね。 Witness ヴォーカルとギターが堪能できる曲。

MXR M169 Carbon Copy レビュー

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定番アナログディレイ   BBD遅延素子の昔ながらのアナログディレイ 。そこそこの値段で程よいアナログ感。ノイズも気にならないので踏みっぱなし、つなげっぱなしでもよい感じです。人気があるのも頷ける感じです。  いつものMXRボディにつまみは3つ。ディレイタイムとフィードバック、ミックス。基本的なディレイのコントロールなので特に迷うことなく。  特徴としてはModのボタンがあります。これを押すとディレイ音にコーラスがかかるとか。コーラスのかかり具合は裏蓋を開けて調整。  アウトプットはモノラルのみ。ステレオ出力やドライ・ウェットの出力分けなどはできませんが、まあちょっとしたスタジオ・ライブなどであればステレオ出力や複数アンプなんて使い方はしないと思いますので問題ないかと。  LEDはブルーに光るタイプで結構光量があります。暗いステージでも視野性はバッチリです。  難点はいつものMXRパターン。インプットジャックの下にアダプターの接続部があるので取り回しが難儀。 音も良い  値段の割に音も良いのでペダルの中に1つ入っていると重宝します。音の傾向としては当たり前なのですがアナログディレイ感が満載。ディレイ音が柔らかくて段々と遠くに離れてゆくようなディレイ音。アナログの良さは十分に体感できます。    デジタルディレイだと音がはっきりとしていて角のある音が続くので、遠くに離れてゆく感じはしないんですよね。あくまで近くにいたままで音量が小さくなる感じ。メタルバラードのようにカリカリのクリーンサウンドに付加するなどディレイを主張させたいのであればデジタルディレイが合うのですが、リバーブの代わりに自然なアンビエント感を出したい場合などはアナログのほうが溶け込む感じで良いです。  BOSSなど他のアナログディレイと比較すると多少ローが出る感じです。ローが出るので音が太くなると感じる方もいるかもしれませんしギターによっては音がコモると評価する方もいるかもです。  ディレイのセッティングとしてはスラップバックや薄くリバーブ代わりに使う使うのが良さそうな感じです。ディレイ音がローファイなので時にスラップバックであれば音圧が増す感じもしますしアナログの溶け込みを生かしてリバーブ代わりに踏みっぱなしというのも良

Winger / IV サードの延長で再結成

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再結成  音的にはサードの延長。1st、2ndしか聞いていない人が聞くとちょっと肩透かしというか、コレジャナイ感があるかも。  例えは悪いかもですがEuropeの再結成も似ているかなと。当時のキラキラした感を想像して聞くとあまりの飾りのなさにびっくりするとか。  基本的にはサードのギターが前に出た感じの音作りで全体的には落ち着いた雰囲気になりつつもルーツ的な音楽になっているように思います。初期のキラキラ感は全くなくダークで重心低めな感じの音になっています。  でもやっぱりWinger。ギターリフは暗く始まってもサビになると一気に持って行く感じがWinger。メロディで持って行かなくても転調して雰囲気変えたりなどプレーだけではなく曲作りとしても技巧派な感じです。  ただキラーチューンやぱっと聞いた時のきらびやかさがないのでちょっと聴きこまないと良さが感じられない系のアルバムかと。

Winger / Pull 雰囲気変わりました。

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1st、2ndの都会的な感じから  生々しい感じの音に変わりました。これまではどちらかというと作り込まれた感じの音になっていましたが生々しくツヤのある雰囲気に。  音としてはキーボードがなくなったのが大きいでしょうかギターが前に出る感じになりました。どちらかというとこれまではキーボードとのコンビネーションでバッキングやリフを表現していたためギターは一歩後ろにいたり味付け的に入っていることも多い印象でしたが今回はギターのリフになっている感じです。  またアコースティックな感じも多く入れつつ緩急を多く表現した感じ。  曲的にもダンサブルな躍動感ある感じは少なくなって骨太な感じになりました。  きっと1st派と3rd派の好みの分かれるところ。個人的には両方ありだと思います。 1曲目から戸惑うかも Blind Revolution Mad アコースティックで寂しげな出だし。徐々にエモーショナルに盛り上がるヴォーカル。テンション上がった頃にバンドが始まると。アルバムの締めに存在していても良い佳曲。 Junkyard Dog このアルバムを象徴するかのようなヘビーなリフ。これまでWingerにはない曲調。8ビートのザクザクしたギターリフにはKip Wingerの歌が合わないのかなと思いつつ聞くとBメロにアルペジオから雰囲気が変わりサビの特徴的なメロディ。これは名曲。 Who's The One アコースティックバラード。Wingerらしい名曲。壮大に歌い上げるメロディがサミーヘイガー的なアメリカっぽさを感じます。

Winger / In The Heart of The Young 地味な感じでしょうか

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基本的には前作と同じ傾向  滑らかな音作りでミドルテンポ中心。基本的に前作と同じ傾向ですがなんとんくダンサブル?な感じも増えてきました。少し流行りを押さえた感じでしょうか。単調な8ビートの感じはなく休符やユニゾンを多用したリフが多い。こんな感じなのでいわゆるロック感が少し薄くなってダンサブルな感じ?に聞こえるのかも。  ヴォーカルは変わらず伸びやかなハイトーン。ギターはタッピング多用のテクニカルな雰囲気。  この辺りは変わりませんが曲調的に少し落ちついた感じ。悪く言えば勢いがないのですがよく言うと大人な感じになっています。リバーブ感強めの16ビートのギターリフを目立たずに曲中に練り込ませてヴォーカルを立たせる音作り。なんというか骨太とか土着な感じは全くなく、知的で都会的な音です。 キラーチューンは少なめ Can't Get Enuff いきなりDef Leppardのような曲。こう聞いてみると バンド全体の雰囲気がDef Leppardと似ていますね。 Miles Away カッコ良いバラード。この辺りはWingerらしいキラーチューン。 Easy come Easy Go 後半のヴォーカルバックのギタが良い音しています。 Rainbow in The Robe Wingerらしい曲。リバーブの効いたバッキングからつなぎのリフの雰囲気がオリエントな感じにつなぎ、間奏のギターソロが一気に中東な感じでカッコ良い。

Winger / Winger この時代を表す名盤

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80年代を体現する名盤  88年のWingerのデビューアルバム。ハイトーンで伸びやかなヴォーカルと綺麗なコーラス。ミドルテンポの8ビートにキャッチーなメロディ。そこに流麗なギターという80年代のアメリカンハードロックな感じを体現する音。端正な見た目にふわふわした長髪、ツーバスのドラムセットやストラトシェイプのピックガードなしハムバッカーなギターとビジュアル的にも80年代。  最初に聴いた時には全体の音が滑らかでエッジのない感じ。ロック風のザクザクした感じがなくスムーズに流れる感じ。この雰囲気でテクニカルなプレーがさりげなくまとまっていて、どこまでの伸びてゆくような伸びやかで滑らかなヴォーカルが耳に入り、アルバムの最後まで一気に聞けます。  バンドの顔としてはKip Winger。ベース弾きながら歌いますが伸びやかなハイトーンがこの手の音楽にはぴったりです。キャッチーなメロディセンスもあります。  それを支えるギターのReb Beachもカッコ良い。Reb BeachではDokkenとかWhitesnakeでも弾いていましたがレガートなフレーズにトリッキーなタッピングが多い印象。このギターも流れるようなスムーズなアルバム全体の雰囲気に大きく影響しています。どっしり構えて流麗なプレーをする姿がカッコ良い。 キラーチューン多い MADALAINE アコースティックなイントロに乗るシャウトから一気にリズムインするのがカッコ良い。サビのバックの8分音符のマイナーキーのギターリフがセンスあります。そこからタッピング多用のコンパクトにまとまったソロ。 Hungry 全体的にギターのバッキングの切れが良い。特にサビの後ろのギターリフが小気味好くスローなテンポの中にアクセントになります。こういう音ってなかなかでないですよね。 Seventeen 難解なリフとキャッチーなメロディが組み合わさったキラーチューン。このギターリフが高難易度。16ビートのこの雰囲気のリフをバッキングとして溶け込ませるのは難しい。 Headed for A Heartbreak この曲はとにかく全てがカッコ良い。

L.R.Baggs M1 Active取り付け

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お手軽なアコースティックギター用ピックアップ  手元のMartin OOO。1本アコギが欲しくて最廉価グレードの中古を買いました。ただ純粋なアコースティックでピックアップが付いていないと。折角なのでライブなどで使いたいなと思いピックアップを検討。    ピエゾピックアップでお店に取り付け作業をお願いしようかとも思いましたが、付け替えなど潰しが効きそうな感じもしたのでマグネットタイプを選択しました。 どのピックアップにするか  ネットで色々調べて比較検討をしました。できるだけ生っぽい音が欲しいですしプリアンプ等の外部機器はできるだけ揃えたくない。できるだけ安くあげたいわけです。ピエゾは見た目が綺麗に上がりますがギターを変えたりする場合には簡単に対応できない、マイクタイプだとハウリングが気になるとか。そこで取り付けもそこそこ簡単で、将来別のギターに取り付けたくなった場合でも比較的簡単に移植できて、スタジオ・ライブの環境などにも潰しが効きそうなマグネットタイプにしました。  で、今回選んだのはL.R.Baggs M1 Active。同じシリーズにPassiveもありましたが、別途プリアンプが必要とのことで、とりあえずライブ・スタジオなどで最低限音を出せるようにとActiveを選択。  ネットで取り付け作業に必要な工具等も調べて一緒に注文。 (ピックアップ以外に12mmのリーマーを注文) 取付作業  エンドピンを外して養生。その後に慎重にリーマーで穴を拡大。サウンドホールが小さくで腕が入らないので、エンドピン側から割り箸を入れピックアップのジャックを誘導しエンドピン側の出口から出して行きます。  誘導する作業自体はさほど難しくなかったのですが、エンドピン側の取付に戸惑い何度かやり直しをしました。   (素人工事にしてはなかなかなエンドピン処理)  マグネットタイプの取付のポイントはサウンドホールの大きさにもあると思います。マグネットタイプはギターのサウンドホールにピックアップをはめてネジで取付るタイプ。ギターへの加工が最低限で済むタイプなのですが、今回のギターだとギリギリだったのですがサウンドホールの大きさによってはマグネットタイプのピックアップがそもそも嵌らない可能性もありそうです。

SeymourDuncan TB-4 JB model Trembucker 取り付け

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気分を変えたくて  数年前ですが昔よく愛用していたJacksonのピックアップを交換しましたのでそのレビューを。    ギターは日本製Jackson。20数年前に買って当時よく愛用していたものでピックアップはJacksonオリジナル。なんとなくこいつを改造したくなりましてピックアップを選定しました。ピックアップは試奏ができませんのでネットのレビューを読むか、自分の経験や知識から選定するしかありません。  ということで今回は レスポールに取り付けたダンカンのJBモデル 。この音が気に入っていて安心感がありましたので、ギターのフロイドローズブリッジに合わせてSHではなくTBに。 (いつものようにネットで注文) 取り付けは簡単  ネットで配線図などを確認しつつ、半田ごてで取り付け。特に難しい作業もなくすぐに終了。このピックアップは4芯ですがコイルタップはしないのでそのまま直列に配線して完了。 (特に問題もなく取り付け) 音の感じ  単純に同じギターでの比較ということでJacksonのオリジナルとの比較になりますが、   ・そこそこハイパワー   ・音のエッジが立つ   ・ミドルが出た音  な感じです。  個人的なツボとしては、ブースターを挟んだMarshallのクランチもしくはドライブサウンドくらいで巻き弦でリフを弾くのがハマります。  個人的な印象ですが、DiMarzioは音が上品な気がします。ハイパワーでもスムースで滑らかな感じというか。それに対してSeymourDuncanは土着で無骨な感じがしましてMarshall系の歪みにはマッチしているような気がします。少しボリューム大きめでゴリゴリ弾く感じにするとミドルの詰まってエッジの効いた気持ちの良い音がすると。  また同じとされるSH-4との比較ですが、基本的にはブリッジの違い(幅の違い)でSHかTBを選ぶとなっています。ギブソン系はSH、フェンダー系はTBと。  しかしながら幅の違いだけではなく音も違うような気がします。SH-4はレスポールにつけており、そもそもギターが違うので単純な比較はできないのですが、SH-4よりも低音が出ている気がします。  ピックアップは楽器屋で試すことができないので迷った時にはとりあえず定