期待通り 20年くらい前にベスト盤が出た時にはちょっとだけデイヴでの曲が入っていましたが・・・それっきり。で、今回ダイヤモンドデイヴでのアルバムのニュースを聞いた時には、嫌が応にも期待大。 ただ購入前は期待半分・不安半分でしたが、実際聞いてみてヘビーローテーションへ。 サミー期は良い曲なのですが歌重視のポップソングな印象。ギターもヴォーカルの後ろでは完全にバッキングに徹していたり・・・・やはりVAN HALENらしさではデイブ期だと思います。 VAN HALENのギターに求めるものはバッキングと歌メロのような明確な区分けはなく、ギターリフとそこにうまい具合にハマるボーカル。本当にこの自由なギターがカッコ良い。そこに合っているかどうかギリギリのラインを行くヴォーカルと。 それが楽しそうでテンションが高くてロックなわけです。 さすがに歌もギターも昔のアルバムほど若さ特有のキレはないですが、パワーはあります。 ドラムの独特のスネアの音。これは好き嫌いがありますがこの音だとVAN HALENな感じがするわけです。 惜しむべきはベースがマイケルアンソニーじゃないこと。 初期のアルバムでは独特のベースの音やフレーズもよかったのですが、なによりハイトーンのコーラスが良いアクセントになっていたと思います。 騒がしいです。全編バカっぽいです。バラードなんかありません。まあそれが良いんです。VAN HALENにはそれを求めています。 13曲で51分というのもアルバムとしてまとまっていて良いです。 曲も良いです Tattoo ブラウンサウンドで始まる1曲目。コード進行やアクセントの取り方が昔ながらの VAN HALEN 風。あのスネアの音とともにテンション上がります。 She's The Woman 3枚目のアルバムなんかに入っていそうな雰囲気ですね。 16 ビートの裏で入るギターが気持ち良い。間奏で転調して入るギターソロが良い感じ。 You and Your Blues イントロのミュートしたリフが印象的。 China Town タッピングのイントロから始まるハイスピードナンバー。イントロのツーバスと合わせて、 Hot For Tea