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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

VAN HALEN / A Different Kind of Truth 復活作で昔の雰囲気

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期待通り   20年くらい前にベスト盤が出た時にはちょっとだけデイヴでの曲が入っていましたが・・・それっきり。で、今回ダイヤモンドデイヴでのアルバムのニュースを聞いた時には、嫌が応にも期待大。  ただ購入前は期待半分・不安半分でしたが、実際聞いてみてヘビーローテーションへ。  サミー期は良い曲なのですが歌重視のポップソングな印象。ギターもヴォーカルの後ろでは完全にバッキングに徹していたり・・・・やはりVAN HALENらしさではデイブ期だと思います。  VAN HALENのギターに求めるものはバッキングと歌メロのような明確な区分けはなく、ギターリフとそこにうまい具合にハマるボーカル。本当にこの自由なギターがカッコ良い。そこに合っているかどうかギリギリのラインを行くヴォーカルと。 それが楽しそうでテンションが高くてロックなわけです。  さすがに歌もギターも昔のアルバムほど若さ特有のキレはないですが、パワーはあります。  ドラムの独特のスネアの音。これは好き嫌いがありますがこの音だとVAN HALENな感じがするわけです。  惜しむべきはベースがマイケルアンソニーじゃないこと。 初期のアルバムでは独特のベースの音やフレーズもよかったのですが、なによりハイトーンのコーラスが良いアクセントになっていたと思います。  騒がしいです。全編バカっぽいです。バラードなんかありません。まあそれが良いんです。VAN HALENにはそれを求めています。  13曲で51分というのもアルバムとしてまとまっていて良いです。 曲も良いです Tattoo ブラウンサウンドで始まる1曲目。コード進行やアクセントの取り方が昔ながらの VAN HALEN 風。あのスネアの音とともにテンション上がります。 She's The Woman 3枚目のアルバムなんかに入っていそうな雰囲気ですね。 16 ビートの裏で入るギターが気持ち良い。間奏で転調して入るギターソロが良い感じ。 You and Your Blues イントロのミュートしたリフが印象的。 China Town タッピングのイントロから始まるハイスピードナンバー。イントロのツーバスと合わせて、 Hot For Tea

VAN HALEN / VAN HALEN III これは完全になかったことになっているな

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この存在感のなさは・・・ このアルバムも発売当時すぐに購入して聞きました。 サミーヘイガーが脱退して、エクストリームのゲイリーシェローンが加入すると。  歌もうまいです。 エクストリームのアルバムでもそうですが、音圧もあってFuckな感じの歯切れの良い歌が得意な感じですね。  演奏も曲も良いです。  何度か聞いた結果としては、なんとなく違和感が残った感じのアルバムでした。  この時期のブラウンサウンドはサミーヘイガーを意識した音だと思います。透明感があって伸びがあって。この音にサミーヘイガーのメロディと歌がマッチしているんだと改めて思いました。  アルバムとしては決してできの悪いものではなく良いアルバムなのですが、個人的に期待したものとちょっと違った。それだけです。

VAN HALEN / Balance キラキラのギターサウンド

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キラーチューンありますが  発売当時に買った記憶があります。10枚目のアルバムでサミーヘイガーが最後となるアルバムです。  日本版と輸入版でジャケットが違いましたね。  個人的な感想ですとあまり耳には残らなかったアルバムでした。キラーチューンはあるのですが全体的に暗いんですよね。それまでのVAN HALENのアルバムにはなかった雰囲気です。  この暗さとポップなのかロックなのかどっちつかずは感じでアルバム全体としてまとまっていない感じがします。  ギターのトーンは前作のブラウンサウンドをよりブライトにした感じで、それが全体的な曲調にあっているのか、あっていないのか。ギター的にはあっさりしすぎていて積極的に聴きたいとはあまり思えない曲構成です。  ただ個々の曲は良い曲もありますし、歌の力が入っていますし、ギターも特徴的な音使いなど多数あります。 ギターがキラキラしていて The Seventh Seal これは前作の1曲目のような雰囲気で壮大なロックナンバー。イントロのギターのトーンがこの時期のエディの音を象徴する音。 Can't Stop Lovin' You キラーチューン。 ポップなメロディに歌中心に構成されているサミー期を代表する曲。 Don't tell me ミドルテンポのヘビーな曲。淡々した8ビートのドラムがカッコ良い。最初のマイナーキーから後半のメジャーキーに変わるあたりが良い。 Amsterdam これはカッコ良いですね。特徴のあるギターのイントロからサミーヘイガーのシャウト。 サビのミュートしたギターが耳に残る。 ただメロディがちょっと浮いている感じがします。 Big Fat Money これは勢いで最後まで行く高速チューン。Van Halenのアルバムは1枚に1曲この手の曲が必要です。 Not Enough サミー期をイメージするパワーバラード。 Aftershock ギターソロが良いですね。 地味だけど名曲的な。 Feelin' 大曲ですね。 前半はちょっとダルい感じ。サビに入りロックな感じに。 間奏からテンポアップして本番に入ります。ギターソロ

VAN HALEN / F@U#C%K サミー期の名盤

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これは名盤と思います。  VAN HALEN9枚目のアルバム。これは個人的に大好きなアルバム。これまでのサミー期2枚のアルバムと曲の方向もギターの音も全然異なります。  曲としては、前作までのシンセサイザー系バラード的なサミーヘイガーの歌を活かした雰囲気作りがなくなり、ハイトーンを活かしつつもロックな感じになりました。  と、言っても初期のザクザクしたリフの曲ではなく、しっかり曲としてまとめた感じ。 ギターとアンプが変わる  このアルバム発売当時、YoungGuitar紙で大きく特集されていたのを覚えています。このアルバムに合わせて、MusicmanからシグネイチャーギターとPeaveyの5150アンプが発表されました。  特に5150アンプはブラウンサウンドが出せると話題になり、このアルバムのギターの音を決定付けた感じです。  柔らかい音ですがシャキッとして、低音リフではエッジの効いたドライブサウンド。リードでは伸びやかな透き通るサウンド。  ハムバッカーギターの1つの理想型の音だと思います。  それから数年後に、とあるスタジオに5150が置いてあり音を出してみたことがありますが、とても低音が出るアンプでうまく使いこなせなかった記憶が・・・。 ブラウンサウンドを堪能 Poundcake ミディアムテンポのギターロック。ドリルの音から始まります。当時のYoungGuitarのインタビューでドリルを使っていることを聞かれて、「Mr.Bigger(Biggestだったかも)」と呼んでくれ、と答えていたのを覚えています。 この曲のイントロを聴いた瞬間にギターの音が違うことがわかりました。「ジャーン」と弾いた時にもシャキッとしていてコード感が残っていて。  特にイントロのリフで1弦、2弦の開放をしたままコードがEからD、Cと変わってくるところがコード感が残っていないと台無しですが、これがはっきり意識できるトーンが素晴らしい。  曲間のブレイクのところも心地よく歯切れの良いギターの音が耳に残ります。 Judgement Day アップデンポも8ビート。1曲目からの流れがこれ以外にないくらいしっくりしている流れです。間奏出だしの両手タッピングが見せ場でしょうか。 S

VAN HALEN / OU812 谷間のアルバム

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前作の流れを  8枚目でサミーヘイガー加入後の2枚目になります。 前作の歌中心の雰囲気とかシンセサイザー系バラードを拡大させた印象があります。世間的には少しマイナーな感じでしょうか。  全体的には前作のときにはサミーヘイガーの歌とバンドの曲が少し様子見な感じを感じました。「ちょっとこういう方向で試してみよう」的な。  今作はその様子見が確信に変わっている感じがあります。歌もバンドも迷いがない感じがします。  バンドの音としては硬く締まった感じの音がします。FATというよりTIGHTという表現がぴったりな感じです。ギターの音も締まっていてプレーもタイトですね。ただ全体の印象としてギターが少ない感じがします。VAN HALENのアルバムなのでギターを聞きたかったりするのですが。 悪くないのですが谷間で目立たず Mine All Mine アップテンポの8ビート。この曲は結構好きです。間奏のギターソロのフレージングが印象的。 When it's Love イントロを聴くとバラードかな、と思いましたが本編は8ビート感が強くて歌はバラードしてない。80年代のシングル曲な感じですね。 A.F.U ドラムのビートから始まり、タッピングハーモニクスが被さってくる出だしがカッコ良い。これはサミーの歌がカッコ良いですね。 Cabo Wabo アメリカンな土着な感じの雰囲気を出そうとしつつも、サミー期のVAN HALENの音になってしまった感じでしょうか。 Source of Infection これはアルバムに1曲はあるハイスピードチューン。 Feels so Good サミー期を代表するような曲ですね。個人的には「ギターなくても良いんじゃね?」と思ってしまうので、あまり好きではないのですが・・・。もちろん曲とかアレンジとかコンパクトにまとまったギターソロとかは素晴らしいのですが。 Finish What Ya Started アコースティックな感じで結構好きな感じです。 Black and Blue スローな感じで、アルバムの締めくくり的な感じの曲。ギターソロがタッピングハーモニクスとか織り交ぜながらのエディな感じ。

VAN HALEN / 5150 心機一転新しい方向性

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大きな転換  やっぱり大きいフロントマンの変更。ダイヤモンドデイブことDavid Lee RothからVoice of America Sammy Hagerへと。  個人的にはデイブ期の方がロックらしい荒々しさがあって好きなのですが、このあたりは賛否が分かれそうなところ。  ダイヤモンドデイブはヴォーカリストではなくフロントマンである、なんてのを聞いたことがありますが、バンドとしてのエンターテイメント性とか自由な感じがデイブ期のアルバムでした。  ここから大きく変わって完全なヴォーカリスト。歌い上げますしバラードも得意ですと。  曲調も大きく変わっています。歌を中心にして、ギターも完全にバッキングになって歌のバックでの自由なリフが減っていると。  でも80年代、これが良かったんですよね。雰囲気的には産業ロックとか言われた音楽に近いと思います。綺麗なメロディに透き通った音、わかりやすいバラードでと。  バンドのフロントマンの交代は、前任と似た感じの人で今までの流れを周到するのか、それとも全く正反対な感じで新しい流れを作るのか、大きく分かれるところと思いますが、VAN HALENの場合にはこれが良かったんでしょうね。 これまでとは全く異なる曲調 Good Enough サミーヘイガーのシャウトから始まる縦ノリの勢いのある曲。 これまでのアルバムを想像して聞くと別のバンドかと思うくらい。 Why Can't This be Love これはちょっと衝撃、終盤しかエディがギターを弾いていないと・・・。 Get Up VAN HALENらしい曲。この手のハイスピードな感じの曲はちょくちょくアルバムに入っていますね。 Dreams キラーチューン。歌中心の曲でサミー期を象徴する曲と思います。良いメロディでバッキングに徹するギター。間奏ではコンパクトにまとまったメロディアスなギターソロ。 Summer Night イントロのギターリフのリスム感が難しい。これはこれまでのVAN HALEN風な曲ではありますが、歌を乗せることでしっかりサミー風に持って行っています。 Best of Both Worlds イントロのギターのボリューム落とした

VAN HALEN / 1984 最高潮の代表作

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名盤  これは世間的も名盤でしょうね。高校生当時に買ってよく聞いていました。 Jumpなんて未だにテレビ番組のBGMとしてもよく耳にしますしその他の曲も捨て曲なしです。  シンセサイザーなんて楽器が入ったりというのも話題なのですが、曲の構成とか作りはシンプルなんですが耳に残る作りになっています。  House of Painなんでデビュー前からの再アレンジの曲らしいですが、旧曲・新曲合わせての集大成という感じでしょうか。ギターの作りも初期のザクザクしたリフとJumpのようなサミーヘイガー期の曲につながるようなシンプルバッキングの曲と混ざっています。  ただJumpがVAN HALENの代表曲と言われるとちょっと違和感が。 知名度的には代表なのですが、音楽的にはもっとザクザクしたリフでドライブ感のある曲でヴォーカルがシャウトして・・・というのがVAN HALENの本質のような気がします。 最高潮の曲 Jump シンセサイザーが注目されて世間的には代表曲。個人的には普通の良い曲。 ポップにまとまっていて80年代のミュージックビデオをそのまま狙ったようなバッキングも普通のルート弾きでポップなメロディを乗せて、間奏のギターソロがコンパクトにまとまっていると。 Panama これも有名曲。ザクザクしたロックな曲。ギターソロ後のボリューム落としたギターの音がとてつもなくカッコ良い。このギターにヴォーカルが乗って、徐々にボリュームアップして行く感じが聞いていてテンション上がります。 Top Jimmy これは初期風なドライブ感ある曲。 ギターは曲聞くとあまり歪んでないんですよね。 Hot for Teacher このドライブ感はたまらない。イントロのタッピングが注目されますが、このドライブ感を出せるのはVAN HALENだと思います。 I'll Wait シンセサイザーフューチャーのちょっと怪しい感じ。ヴォーカルがカッコ良い。ダルい感じで歌えるというのは絵になります。 Girl Gone bad ハードな1曲。 House of Pain イントロのギターリフがカッコ良い。まさに初期な感じの曲。 間奏でテンポアップしてス

VAN HALEN / Diver Down エッジの効いたギターが心地よい

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個人的には思い入れが  カバー曲が多かったりで世間的な評価はあまり高くないのかもですが、初めて買った高校生当時1曲目のイントロのギターの音が耳に残って、今でのこのアルバムを聴きだすとその当時のことを思い出します。  全体的にポップな感じにまとまっていて、ゴリゴリしたロックな感じではなく多彩な曲を集めたアルバム。  カバーも多くポップな曲が並んでいますが、VAN HALENらしさが出ていると思います。  ギターの音は前作までの柔らかめの音から、またハリのある音に変わりました。もちろん前作の音もハリがあるのですが、ミドルの出たパンチのある音というか押し出し感の強い音というか。 キレのあるギター Where Have All The Good Times Gone? イントロのギターが印象的。 カバー曲でオリジナルとは雰囲気が異なりますが、VAN HALENらしく出来上がっています。 Hang 'Em High これはイントロからカッコ良い。 Cathedral これはボリューム奏法とディレイでしょうかね。この2つのネタでギター雑誌とかでよく見かけます。 Intruder、Pretty Woman この2曲でセットですね。 IntruderからPretty Womanへの入りがカッコ良い。 Little Guitars ポップな曲。このアルバムの代表曲でしょうか。 ポップなギターリフにデイヴな感じが満載で大好きな曲です。

VAN HALEN / Fair Warning ロックフランジャーのお手本

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中期の名盤  これは名盤でしょうね。キラーチューンもありますし。 全体の印象としてはサードのヘビーでダークな感じを残しつつも1st、2ndのパーティーロック的な感じに戻ったような感じです。  ギターの音も歪み感が増えてイコライジングも少し柔らかくなりました。  何より特徴的なのがフランジャーでしょうね。Uncahinedのフランジャーはロックフランジャーのアイコンでしょうね。フランジャーがいくつか購入したりもしましたが、どうしてもUnchainedの印象が強すぎて結局MXRを買い直しました。  リズム隊はパーティーな感じではなく骨太でビートを強調する感じですね。特にハットの音が特徴的で曲のリズムを引っ張っています。  ヴォーカルはちゃんと曲になっています。サビでハイトーンコーラスが入りつつというスタイルが確立していますね。  この辺りが高い次元でまとまったアルバム。 ロックギターのお手本 Mean Street これはイントロのギターが目玉でしょうか。昔ヤングギターとかにも載っていたのを覚えています。 Sinner's Swing スピード感のある展開。ベースが良い感じにノリを出していますね。頭にアクセントがありますが、シャッフルっぽく跳ねた感じのノリが素晴らしい。 ギターはソロの出だしがめちゃめちゃカッコ良い。 Hear About it Later クリーンサウンドのフランジャーアルペジオが印象的。バッキングのアルペジオが絡んで行く感じのセンスが良いな。 曲最後のツーバス連打も良い感じ。 Unchained これはキラーチューン。 イントロも素晴らしいのですが、Bメロが良い。このキメから自然にサビ(バッキングはイントロと同じ)に入るのがカッコ良い。 ギターソロもコンパクトにまとまっていて。 Push Comes to Shove これはベースとドラムの曲。 So This is Love? シャッフルリズムの名曲。VAN HALENらしいというかシャッフルが多い印象があります。 ギターソロの少しボリュームを絞った感じの音が印象的。 Sunday Afternoon in The Park 曲

VAN HALEN / Women and Children First 暗い感じがありますが

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ちょっと地味な感じ  1st、2ndと比べると地味で暗い感じがあります。  キラーチューンはなくて1回し、2回しだと良さがわからないかもしれません。が、何度か聞いているうちに曲構成とかプレーなどに納得感が出てくるという感じです。  ギターの音も重心が低めで硬質な感じ。 これまでのパーティロック的な感じからヘビーでラウドな感じに変わりました。特に音がハリのある音に。これまではイコライジング的に柔らかめなトーンで絡みつく感じだったのですが、パリッとした音に変わってギターを前に出すような音になりました。  前作と比べるとヴォーカルのメロディがしっかり歌になっていると思います。前作まではメロディになっているのがコーラスワークだったりしてメインヴォーカルとしてはシャウトな感じ(それがカッコ良いのですが)でしたが今回はメインヴォーカルとして立っています。 暗めな曲も多いですがよく聞くと良い And The Cradle Will Rock ヘビーなリフから始まるミドルテンポ。VAN HALENってドラムのビートに特徴ありますね。この音ってすぐわかります。Bメロの少しメジャーキーを入れた歌い回しなんてカッコ良いです。 Everybody Wants Some!! イントロのドラムですがPanamaなんかもこんな感じですね。 このバンドのノリはすごいな。 Fools イントロのボリューム落としたギターの音が良い。そしてEruption的な感じのイントロから曲の本体へ繋がって行くと。こういうシャッフルリズムってノリを出すのが難しいんですよね。 Romeo Delight この疾走感とAメロの歌だけになって一歩引くところの対比がカッコ良い。 Tora!Tora、Loss of Control この2つは2曲でセット。前半はゆったり目でヘビーなインスト。後半は一気にテンポアップ。後半のこの手のリズムは他のアルバムでも聞かれますのでVAN HALENは得意なんでしょうね。 Take your Whiskey Home 出だしのアコースティックギターがカッコ良い。 こういう雰囲気がデイヴがあっていますね。 Could This Be Magic この手

VAN HALEN / VAN HALEN II ベースがカッコ良いアルバム

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ちょっとやっつけ感ありますが  1曲目からカバー曲だったりと、1stのインパクトと比べると楽曲的にはちょっとやっつけ感がありますが、良い曲多数ありますし大好きなアルバムです。  1stと比べると音は少し変わりました。ギターもPhaserな感じが減りますし曲もポップな感じにまとまった曲が多いように思います。  何よりベースのマイケルアンソニーが目立っているというかベースがバンドを引っ張っている感じ。何よりハイトーンなコーラスが光っています。2ndはマイケルアンソニーのためのアルバムです。 ベースを聞くべき曲が多い You're No Good ベースのフランジャーから入る曲。スローでだるい感を出していますが、サビのコーラスとギターが締まりを出します。 Dance The Night Away ポップな1曲。このアルバムのキラーチューン。イントロのキャッチーなギターリフで始まり、そのままの雰囲気で爽やかなコーラスワークのサビに。 Somebody Get Me a Doctor これはギタリストであれば好きな曲ですね。 リフのドライブ感にデイヴのシャウトが最高にマッチ。ギターソロも完璧なくらいまとまったリード。バンドでカバーするとしてもこの曲の間奏は完コピを。 BOTTOMS UP 裏ノリのリズムが心地良い。スピード感のある間奏のギターソロが素敵。 LIGHT UP THE SKY ハイテンポでスピード感ある感じで一気に終わります。結構好きだったな。 Spanish Fly アコースティックギターでのタッピングが目玉。

聖飢魔II / 地獄より愛をこめて 初期の完成形

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大きく雰囲気変わりましたが名盤  前作と比べると全体の雰囲気が大きく変わりましたがこれも初期の名盤と思います。 前作までの悪魔節がなくなり、スケールも割と普通のものが多くなった感じですね。 曲調もどちらかというとストレートな感じで聞きやすい。  また前作で前面に出していたツインリードが減っています。ギター2本が完全にリードとバッキングに分かれていて、バッキングをしっかりすることでその分自由にリードを取るような感じにですね。 名曲揃い DEATHLAND ギターのリフから始まるアップテンポの8ビート。ストレートで気持ちよく最後まで終わる感じです。Aメロの歌が怪しい感じで好きです。 APHRODITE ミドルテンポの2曲目。ハードな中にポップなメロディを合わせていてカッコ良い。これ以降「ハゲじじい」と「くそばばあ」というのはよく出てきますね。 モアイ これは個人的に好きな曲。間奏出だしのギターのリフが最高にカッコ良い。 EL・DO・RA・DO これはキラーチューンですね。メロディがゆったりしているのが壮大感があって良い。 アダムの林檎 これもキラーチューン。16ビートのイントロギターリフがFunkな感じで単純なメタルっぽくないのが耳に残る。ギターソロ最後のスケールアウトさせた音使いのセンスも良いですね。 9曲目 壮大な大曲。曲のタイトルから勝手にアップテンポのストレートな感じを想像していたのですが、どちらかというとスローな感じで個人的には意外な感じでした。終盤の盛り上がりがハンパないです。 10曲目 これは有名曲のパクり(笑)なんでしょうね。このアルバムではないのですが完全版はカッコ良い。 ところでこの経典のタイトルは007のパクりなんでしょうか。

聖飢魔II / THE END OF THE CENTURY 世界観が明確な名盤

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名盤  悪魔な方達の名盤。初めて聞いたのは高校生の頃ですが、20数年経った今でもたまに聞きます。この経典と次の経典くらいまでは、爽やかさを出そうなどは微塵もなく悪魔節を淡々と聞かせると。それがこのバンドに求めるものです。  曲的にも代表曲が並んでおり一気に最後まで聴けるアルバム。特にツインリードを前面に出していてバンドの良さとか売りが出てきた感じです。 世界観が明確な曲 ミサ曲第II番創世記 アルバム出だしの1曲目のインスト。 ツインリードがカッコ良い。途中からテンポアップしてリードのスケールも練られている。 THE END OF THE CENTURY これはツインリードが売りですね。大教典WORSTでもセルフカバーされていますが、こちらもカッコ良い。 悪魔の賛美歌 透き通った感じの美しい旋律が良い。どこかの映画にありそうな曲。 JACK THE RIPPER これは間奏がシビれました。ツインリードで徐々に上がって行き、心が不安定になるような音使い。 蝋人形の館 完全に代表曲ですね。個人的にはサビ前のボリューム双方のギター。このセンスは驚きでした。 怪奇植物 イントロの怪しい雰囲気からリズムインしてからのノリの良いテンポ。そしてギターソロ時の雰囲気の展開が良いですよね。 Fire After Fire 完全にギタリストが作ったというのが分かる感じ。イントロの開放弦を使ったリフなど典型的。このアルバムの中では典型的な曲が映えます。