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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Scorpions / Animal Magnetism ギターリフ

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マティアスヤプスが加入して2枚目。アルバムとしてはちょっと地味な感じもしますが、前作のギターリフを中心としたバンドとしてカッコ良いスタイルを継承。  The Zoo、Make it Realあたりは割と有名曲ですが、それ以外にもDon't Make No Promisesあたりはギターリフの鋭さが効いた良い曲。  ウリジョンロートがいた頃の叙情的な雰囲気からソリッドで鋼鉄感のある雰囲気が完成しつつ。

Scorpions / Lovedrive バンドとして

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 ウリジョンロートが抜け新たにマティエスヤプスが加入したアルバム。またマイケルシェンカーも弾いていると。  改めて聞くとスコーピオンズはヒーローありきのバンドではなく、バンドとして良いバンドなのかなと。クラウスマイネは文句なしに歌も上手いしウリジョンロートはギターヒーロー的な雰囲気もありましたが、誰かが突出した感じではなくバランスよくバンドとしてまとまっていたのがスコーピオンズなのかなと。  このアルバムで改めて思うのはその音の要になっていたルドルフシェンカーのザクザクしたバッキングギターかなと。  Another Piece of Meatなんかはカッコ良いリフに思わず体が反応する。

Scorpions / TOKYO TAPES 中野の名演

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 78年中野サンプラザでのライブアルバム。  ウリジョンロートが在籍しているアルバムで1曲目のAll Night Longからイケイケで乗っている感じ。  4曲目のIn Tranceはウリジョンロートのギターが前に出ているバラード。意外にライブ映えする感じがカッコ良い。  アカペラで荒城の月を歌い始めるのでびっくり。

Scorpions / Taken by Force ウリジョンロートのラスト

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 ウリジョンロート在籍の最後のアルバム。  これもまたクラシカルHRな雰囲気というか欧風な不気味な雰囲気があって良い。この欧州的な暗さというか宗教的な不気味さというのが音に表現されている感じ。  He's Woman She's Manなんかはストレートな8ビートにクラウスマイネの切れるヴォーカルがのった名曲。ハードロック的というか野生的な感じがしてノリノリな曲。  ウリジョンロートの集大成的な1曲がThe Sails of Charon。クラシカルというかゴシックというか西洋風の宗教的な怪しさがあるレクイエム的な曲。最初から最後まで渾身のギターが入っている名演。  

Scorpions / Virgin Killer HRの名盤アルバム

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 ウリジョンロート在籍での名盤3部作の2枚目。  前作のIn Tranceでキャラが前面に出ましたが、このアルバムでは良い方向に進化したように思います。ストレートなHRなわかりやすい曲でキャッチーなメロディ、キレっぷりの良いリードヴォーカル。  Pictured Lifeの哀愁ギターもカッコよいしVirgin Killerのヴォーカルのキレっぷりも良い。  このアルバムでクラシカルHRの要素が出てきた気がします。

Scorpions / In Trance ウリジョンロートの存在感

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 76年リリースのIn Trance。  Scorpionsの場合は、ギターが2人いますがツインリードなどはなくバッキングメインのルドルフシェンカーとリードのウリジョンロートという感じで完全に役割を分けています。  このアルバムでキャラが特に前に出ているのがウリジョンロート。  もともとストラトの良い音でテクニカルなリードを弾きますし、曲もストレートなプログレッシブな感じというよりはHRよりの曲でしたが、このアルバムではそれが前面に出ている気がします。  何より素晴らしいヴォーカリストがいるのにもかかわらず微妙な感じで歌う・・。  Dark LadyとかSun in My Handとか微妙な感じでなかなか良い。  

Bogner Ecstasy Red Pedal JC-120で使う

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Ecstasy Red Pedal再び  Bogner Ecstasy Red Pedalを購入してから2年。購入してからMarshall JCM2000としか合わせたことがありませんでした。  結果としてMarshallであればアンプをクランチにしてTS系オーバードライブなどで抜けの悪くなる低音や耳に痛い高音などを適度にカットしたほうが弾きやすくて良い音なるのでお蔵入りになっていました。  オーバードライブでミッドを出した音の方がサステインも長くなりますしテクニカルなプレーをする際にも音を前に出してくれます。  アンプライクなのは良いのですがもうちょっと出て欲しい感じのところに届かなかったというか、Ecstasy Red Pedalをプリアンプ的に使うとするなら、Ecstasy Redの歪を低めにして別途オーバードライブなどがあった方が良いのかなと。 JC対策として  止ん事無き理由でJC-120しかないというライブをすることになり、JC対策ということで引っ張り出してみました。  JCなんて使うのは何年振りだろうか。  20数年前は使うことも多かったのですが、JC特有の音が耳について遠ざかっていました。  今回20年振りくらいにJCにつなぐと思っていたよりも意外に太い音。イコライザーは全部を5に設定してしても低音が出ている。クリーンはちょうど良いのですが、オーバードライブを踏むとちょっと抜けの悪い音。  特にブラッシングの音が抜けない。  そこでEcstasyペダルを持って行ってプリアンプ的に使ってみました。 Ecstasyのセッティング  JCはイコライザーは全て5。Distortionのつまみをカチッとなるだけ回す。  これにペダルのイコライザーはLowを絞ってHighとMiddleを上げめ。  もともとJCはどう弾いても特有の乾いた硬い音の「JCの音」。低音が出るのでちょっと間違うとこもった感じの丸い音になりがち。クリーントーンは素晴らしいのですが歪の音となるとちょっと敬遠していたのも事実。  ちょっと間違うと丸くて抜けの悪い音になりがちなJCの歪サウンドですがEcstasy Redを間に入れることで明るい音が合わさって抜けのバッキング音になりました。  ソロはGain

Scorpions / Fly to the Rainbow ストレートに変化

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ストレートに変化  マイケルシェンカーからウリジョンロートに交代。  アルバムの雰囲気はプログレでサイケデリックな感じからストレートなロックでビート感が増えたように思います。  1曲目のSpeedy's Comingからノリの良いロックな曲。ストレートになった分ギターのエッジとかヴォーカルの鋭さを出してきているように思います。  ウリジョンロートのギターはシングルコイルの箱なり感のする音でテクニカルに責める感じ。ギター仙人な感じ。  特にヴォーカルは前作では語りのようなものも多かったように思いますが、今回はメロディもしっかりしていて日本人が好きそうな雰囲気。透明感のあるハイトーンを武器にしつつ耳に残るメロディ。

Scorpions / Lonesome Crow シェンカー兄弟

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シェンカー兄弟  72年スコーピオンズのファースト。マイケルシェンカーが入っているのはこのアルバムのみ。  時代的な流れかプログレっぽいというかサイケデリックな感じというか幻想的な雰囲気が多くまだHR/HMな雰囲気は出ていない音。ただシェンカー兄弟が中心となっているだけにギターはメインに吸えられた構成。  マイケルシェンカーはペンタトニック中心でチョーキングを多用したねちっこいプレーでMSGの時とはまた違います。  そんなギターメインのサイケデリックな曲でもクラウスマイネの存在感は十分。In Search of The Peace of Mindではクラウスマイネの透明感のハイトーンが映える。

コンピレーション / Tribute to Van Halen 2000

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アメリカンロックの正しい楽しみ方  Van Halenのカバーアルバム。80年代の有名なプレイヤーがカバーしています。共通しているのは楽しそうなこと。きっと初期のVan Halenはみなさんが好きな曲なんでしょう。楽しく騒いでロックするというのはアメリカンロックの正しい楽しみ方のように思います。  意外に真面目にカバーしているのが面白い。  特に面白かったのは3曲目のDance The Night AwayでJoe Lynn Turnerのヴォーカルが意外にしっくりきていたこと。

コンピレーション / Smoke on The Water HM/HRカバー

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面白いカバー  HM/HR系のヴォーカリスト、ギタリストによるDeep Purpleのカバー。  どの曲もなかなか個性があって面白い。  Speed KingはYngwie。予想通りのハーモニックマイナーの速弾きで原曲の雰囲気は気にしないで突き進む感じ。  StormbringerはJohn NorumとGleen Hughes。こちらはグレンヒューズが入っているといえば当たり前なのですが比較的原曲に忠実に。  聞いてみると、John NorumとGless HughesはJohnのソロアルバムで共演していますし、Don DokkenとReb BeachはDokkenで、YngwieとJoe Lynn Turnerは言わずもがな。もともと共演しているメンバーが多い。

Deep Purple / Come Hell or High Water 再結成ライブ

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再結成ライブ  93年、第2期メンバー再結成のライブアルバム。  曲的にも第2期のベスト盤的な選曲にプラスして新アルバムから数曲。  音的には安定していて大人になった第2期な演奏ですが、Live in Japan的なスリリングさはない感じ。

Deep Purple / The Battle Rages On 第2期メンバー

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第2期メンバー  バンド結成25周年ということで第2期メンバーが集まって出したアルバム。このアルバムは発売日に楽しみにして買った記憶があります。  第2期というとどうしてもMachine Head的な音を期待してしまうのですがこのアルバムはSlave and Masters的なちょっともっさりした感じを少しタイトにした雰囲気な気がします。  1曲目のThe Battle Rages Onのタイトなユニゾンイントロを聞いた瞬間、期待していた第2期ではないなと察しましたがヴォーカルが入った瞬間にイアンギラン。  あの頃ではないもののやっぱり第二期だなと。