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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Deep Purple / Slave and Masters レインボー?

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ジョーリンターナー  ヴォーカルがイアンギランからジョーリンターナーに交代。  ジョーリンターナーといえば後期Rainbowのヴォーカル。リッチーとターナーでDeep PurpleというよりはRainbow的な雰囲気になっているのも否めません。  もちろんイアンペイスやジョンロードの存在感もありますが、やっぱりメインヴォーカルの存在感はあるかなと。  1曲目のKing of Dreamsはアルバム1曲目としては地味な感じもありますが、ジョーリンターナーの都会的で後期Rainbowな雰囲気が出た曲ですし、2曲目のThe Cut Runs Deepは都会的な後期Rainbowな雰囲気にジョンロードの存在感が出たRainbowとDeep Puepleのミックス的な曲。

Deep Purple / The House of Blue Light 方向性が定まらず

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方向性が  再結成2枚目のアルバム。  やっぱりイアンギランのヴォーカルはねじれている気がします。  今回は他のメンバーもいろんな方向を向いているような気がして、バラバラなアルバムになっている印象。  とは言いつつもラスト曲のDead or Aliveなんてカッコよい。  RainbowのSpotlight Kidのような雰囲気の曲でクラシカルに展開してゆくギターソロとキーボードソロがあり往年のDeep Purpleを再現したような曲。

Deep Purple / Perfect Strangers 渋い1枚

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第2期のメンバー  第2期のメンバーで再結成してアルバム作成。  嫌が応にもその当時のアルバムを比べられてしまいますが、あえてかどうかわかりませんが全く雰囲気が異なる。  当時の疾走感とか勢いは薄くない、うねるリズムがグループが出てきている。Deep Purpleを聞くユーザにこの雰囲気が馴染むかどうか分かりませんが。  1曲目からキーボードの怪しげな音使いで決してストレートでない感じがわかります。ねじれる雰囲気の一番の要因はイアンギランの歌にあると。ひねり出すように絞り出す高音が曲全体をねじれさせて、ギターやオルガンと絡む音に。

Deep Purple / Live at California Jam 1974 音が悪いか

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名演だけど  名演だけど音がちょっと悪いかなと思う残念なアルバム。  ただ演奏のテンションの高さはなかなか。  第3期なのでデヴィットカヴァデールとグレンヒューズが目を引く。  特にMistreatedのヴォーカルは凄まじい

Deep Purple / Made in Japan 会心のライブ

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第2期の名演  72年のライブ音源。  第2期Machine Headの曲が中心のライブ。  スタジオ版とも違うテンションや演奏。第2期Deep Purpleというと様式美的なリフや構成の中にクラシカルなフレーズを織り交ぜたギターやオルガンが中心になった印象があって、スタジオで組み上げられた音のように思いますが、ライブでのアドリブを聞くと演奏力の高さがわかります。  冒頭のHighwayStarの入りなどは完璧に近いカッコ良さですが、他のライブ音源を聞くと普通だったりしますので、ここの日本公演のプレーが即興演奏的にたまたまカッコ良かったのかなとも思います。

Deep Purple / Come Taste the Band トミーボーリン

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トミーボーリン  一番の違いはリッチーが抜けてトミーボーリンが入ったこと。  第2期Deep Purpleから続くリッチー的な部分は完全になくなりました。  個人的にはこれはこれでカッコ良いアルバムなのでこれ1枚きりなのは残念ですが。  1曲目のComin' Homeはのびのびしたプレーで何かの抑圧から解放されたような雰囲気も感じます。これがリッチーに気を使っていた部分なのかもと思ったりもします。  Deep Purpleという名前だとどうしてもギターのリフでガンガン進むような印象がありますが、どちらかというとメンバーの絡みやノリを重視するような音楽。ツインヴォーカルも板についてきた感じもありますし、ラスト曲のYou Keep on Movin'のような雰囲気を重要視するような楽曲も入っていたり。

Deep Purple / Stormbringer 新たな1面

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新たな1面  第3期Deep Purpleの2枚目。  デヴィットカヴァデールとグレンヒューズの発言権が増したためか、今までにない新しい要素が入って個人的にはとても良いアルバム。    1曲目のStormbringerは第2期的な雰囲気もある曲。イントロのユニゾンの後のオルガンがカッコ良いしその後のメインのリフも単純だけど印象に残る。  1曲目はキラーチューンですが新しい要素はそれ以降の曲。  2曲目のLove don't mean a Thingはまずギターが歪んでいない。そこにファンクなリズムでヴォーカルを2人で分け合うと。  3曲目は作曲にリッチーが入っていないHoly Man。  最後はバラードのSoldier of Fortune。カヴァデールがしっとりと歌い上げる。

Deep Purple / Burn ツインヴォーカルの凄み

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ツインヴォーカルの凄み  ハードロックでブルージーでファンキーな第3期。  グレンヒューズのファンキーなベースがかっこ良い。その上でカヴァデールとのツインヴォーカル。男らしい太い声のカヴァデールとハイトーンのグレンヒューズ。  キラーチューンのBurn。イントロの有名なギターリフもかっこ良いのですが、1拍目の重みが素晴らしい。  聞きどころとしてはAメロのカヴァデールのブルージーな歌メロとBメロのグレンヒューズのハイトーン。これだけでこのアルバムを買う価値があるかと。  楽曲的には間奏のクラシカルなコード進行もかっこ良い。

Deep Purple / Who Do We Think We Are 第二期のラスト

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ちょっと地味な  Machine Head後のためかちょっと地味な印象があります。  第二期のイメージするリッチーのギターがあまり前に出ていない感じもしますし、Highway Star的なスピードチューンもなかったりしますので。  その分ジョンロードが前に出てこれはこれで楽しめます。Rat Bat Blueなんてリッチーのギターソロは入っていないのですが、ジョンロードとロジャーグローバーが楽しい。Deep Purpleっぽくない単調なリフで進みますがジョンロードがアクセントをつけてカッコよく展開してゆく感じ。  キラーチューンは少ないですがWoman From Tokyoは唯一。イントロのギターがかっこ良い。

Deep Purple / Machine Head 名盤

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名盤  1972年のアルバム。  キラーチューンも並んでいますが、バンドの演奏がすごい。  前作のFireballとは全く異なる。  1曲目のHighway Starからドライブ感と一体感が満載。ギター雑誌系でもお手本に上がる曲ですがシンプルな8ビートのバッキング。それほどテンポが速いわけではないのですがスピード感がある前ノリ8ビートのお手本。  間奏のギターソロの後半も開放弦を使ったお手本。  Smoke on The WaterやLazyはいうまでもなく名曲。Space Truckin'はAメロのバッキングギターがロックンロールフレーズなのにハードロック的な歌メロを乗せているのがなかなか。  個人的に好きなのがPictures of Home。テンポの速いシャッフルでキメの多い様式美の名曲。

Deep Purple / Fireball ヒット後の1枚

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ヒット後の1枚  前作のDeep Purple in  Rockが名盤でしたが、そのあとのアルバムということでちょっと陰が薄い感じ。キラーチューンもなくわざわざ聞くにはちょっと腰が重い感じか。  1曲目のFireballはエアコンの起動音から始まるハードロックな1枚。前作のSpeedking的な勢いのある1曲。  ただこの1曲だけがハードロック的な曲なのが残念。

Deep Purple / Deep Purple in Rock 第2期

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第二期  サードまでのアートロックな雰囲気とはガラッと異なります。  が、それまでのイアンペイスのドラムやリッチーのギターを聞いているとハードロック路線になるのは明らかだったようにも思えます。  ハードなギター、ドラム。シャウトするヴォーカル。スピード感のあるベース。欠かせないのがロックオルガン。  1曲目のSpeed Kingからキラーチューン。イントロのパワー感、その後のスピード感、間奏でのギターとオルガンの掛け合いとカッコ良い要素満載。  3曲目のChild in Timeは大作。オルガンでのイントロで静かに始まり徐々に盛り上がり。ヴォーカルの盛り上げがかっこ良い。間奏ではテンポアップして様式美的なギターソロ。

Deep Purple / Deep Purple 素晴らしきアートロックの世界

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第二期につながるサウンド  第1期DeepPurpleの最後のアルバム。  アートロックと言われている通り、幻想的でプログレッシブな雰囲気の系統。その中にリッチーのギターとイアンペイスのドラムがハードロック的に変化してきた感じがします。  とは言いつつも第1期の主役はジョンロードな感じでオルガンを弾きまくり。  The Painterでは第二期につながるようなオルガンのドライブ感とギターのロック感が聞けます。