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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

RIOT / THROUGH THE STORM ブルージーな

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ブルージーな  RIOTの12枚目、2002年のオリジナルアルバム。  パワーメタル感がなくなり、ハードロック感、もしくはブルージーな感じが出ているアルバム。   RIOTに何を求めるかで変わるのでしょうが、ThunderSteelを求めている人にはパワーのあるリズム隊が足りないでしょうし、The Brethren of The Log Houseのようなコンセプトアルバムを求める人にはまとまりがないかもです。  RIOTに哀愁を求める人にはうってつけかも。1曲目のTurn The Tableでは前半抑えてサビで一気に出てくるマイクディメオのヴォーカルが良い具合にはまっていると思いますし、ギターソロも味わい深い。

RIOT / SONS OF SOCIETY アザラシ復活

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アザラシ  11枚目のフルアルバム。  アザラシが復活。  バンドの演奏も安定していてカッコ良いのですが何枚かのコンセプトアルバム以降オリジナリティを失ってしまったようにも思います。  疾走感・哀愁メロディ・分かりやすさはあるのですが、初期の頃も危なっかしさがなくなったというか。  ゲイリームーア的だったりレインボー的だったりとうまいコピーバンドのような気もしなくない感じです。  

RIOT / INISHMORE アイリッシュ民謡的な

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コンセプトアルバム  アイルランドの大飢饉をコンセプトにしたアルバムとか。  コンセプトアルバムってアルバム自体に統一感があって映画のように最後まで聴きやすくて良い感じ。  アイルランドのコンセプトってだけあって、ゲイリムーア的な哀愁メロディが多数出てきます。  とは言いつつも冒頭のAngel Eyesなど過去のThunderSteelを彷彿させるような勢い。この手の曲も変わらずにグイグイきます。  アルバムのハイライトとしては最後のIrish Trilogyの3曲でしょうか。悲しくで切ない感じがよくわかる曲。

RIOT / THE BRETHREN OF THE LONG HOUSE バランスの良いアルバム

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バランスの整った  ネイティブアメリカンをコンセプトにしたアルバム。  このアルバムは各曲、それにアルバム全体の構成が素晴らしく最後まで飽きずに聞けるRIOTの疾走感・哀愁・わかりやすさが詰まったアルバム。  オープニングのGlory Callingはやはり安心感のある疾走系。ハードロックの王道のような感じでグイグイくる感じ。  その後の哀愁メロディで盛り上げた後にバラードのRAIN。これはRIOTには珍しく?秀逸。あまりバラード系が得意なバンドではないと思われがちですが聴く価値あり。  SANTA MARIAもスパニッシュな感じを入れつつの叙情的な曲。  最後の盛り上がりにはHOLY LAND。ストレートな8ビートですがサビのメロディがカッコ良い。

RIOT / NIGHTBREAKER 正統派なハードロックに

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ヴォーカル交代  ヴォーカルがキーボードを担当していたマイクディメオに。  金属的なハイトーンがなくなり、その分センスの良い歌メロを聴かせるようになったと思います。  ミディアムテンポでサビのメロディが印象的なSoldier。この曲が1曲目ってのが前作とは違うということを印象付けているかと。  カバー曲が入っていてオリジナル曲が間に合わなかったのかなとも思いますが、A Whinter Shade of Paleなんかは歌メロがしっかり歌えるからこその曲。  セルフカバーのOutlawも歌がカッコ良い。  またツインリードのギターも印象的。特にカバー曲のBurnは間奏でのツインギターのからみがカッコ良い。  改めて書くとカバー曲ばかりか・・・。

RIOT / The Privilege Of Power コンセプトアルバム

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実験的な  正統派パワーメタルからホーンセクションが入った実験的な音に。  SEも多数入りコンセプトアルバム的に。  象徴的なのが1曲目のOn Your  Knees。  SEで始まりタイトなリズム。ラジオ放送のようなSEのバックでテクニカルなユニゾン。  2分過ぎから本編が開始。パワーメタルなリズムにホーンセクションのキメが入りつつハイトーンヴォーカル。  ホーンセクションってのがメタルに似合うかどうかってのが議題になりますが、すっきりと自然に聞けるアレンジと思います。これはこれでアリだなと。

RIOT / THUNDERSTEEL 正統派パワーメタル

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メンバー一新  前作のBorn in Americaで一旦解散、その4年後にメンバーを一新し再結成。  ポイントはヴォーカルのトニームーア。  とにかくハイトーンで伸びのある声。1曲目のThunderSteelの畳み掛けるようなギターのイントロリフからハイテンポな8ビート。そこに素っ頓狂なハイトーン。最初に聞いた時にはズッコケたくらい。  ドラムもツーバスにおかずも多く、それでいてハイテンポを引っ張れるってのはパワーメタルな感じです。  ギターの音もミドルに寄った音で心地が良い。歪みが低くても伸びがあって良い音。この音で教則本の練習曲とも言えそうなギターソロを弾いてゆくあたりがカッコ良い。

RIOT / BORN IN AMERICA 地味

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前作に続き  レットフォレスターのヴォーカル。  よりブルージーで疾走感、哀愁メロディが薄くなりちょっとRIOT感が少なくなった作品。  地味ですが楽曲的には耳に残るものもありもっと評価されても良いアルバムかなと思います。  Wing of Fireでは北欧メタルっぽい雰囲気が聞けますし、リフが耳に残るRunnning of The Law。RIOTらしい哀愁な雰囲気のYou Burn in Meなど。

RIOT / RESTLESS BREED ヴォーカル交代

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ヴォーカル交代  RIOTの4枚目  初期RIOTの音が完成した前作に比べると、疾走感や哀愁メロディが多少減っているかなと。  その一因なのがヴォーカル交代でしょうか。ガイスペランザからレットフォリスターに。  声質は似ていますが多少ラフな感じに歌うのでパワーメタル感ではなくブルージーな感じに聞こえます。  ヴォーカルがラフな分ギターが前に出ていて、ギターリフによる攻撃的な感じがよく出ています。  Hard Lovin' Manはリフが中心、When I was Youngではツインリードが印象的で共にグサグサくる感じ。  初のバラードがあるのも特筆な点か。

RIOT / FIRE DOWN UNDER パワーメタルへ

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80年  80年代に入りこれまでのストレートなハードロックからよりアグレッシブで、今風に言うとパワーメタルな感じになってきたアルバム。  これまでの疾走感、哀愁メロディ、分かりやすい構成がさらに前に出て、そこに力強さが加わった感じの初期RIOTの傑作。  冒頭のSwords and Tequilaからグイグイと。それほど速いわけではないのですがオールダウンピッキングでくる8ビート、単純なメロディに味わいが。  続くFIRE DOWN UNDERはイントロのギターリフがカッコ良い。イントロのリフに載ってヴォーカルのガイスペランザが「Fire〜、Down Under〜」ってのがカッコ良い。

RIOT / NARITA ダサいジャケットで話題か?

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ジャケット  ダサいジャケットのランキング的な企画があると、YngwieのTrilogyとともに常連に入るRIOTのセカンド。音はカッコ良いのですが・・・。  ファーストの疾走感・哀愁メロディ・分かりやすい構成のRIOTなイメージをそのまま継続したセカンド。    キラーチューンはNARITAとROAD RACIN'でしょうか。  ともに緊張感があります。ドラムの詰め込んだ感じのリズム。一瞬でも迷いがあると崩壊する的な緊張感に綱渡り的なギターが載ると。テクニック的に余裕がある感じでないので余計に出る緊張感でしょうか。

RIOT / Rock City 疾走感

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疾走感  RIOTといえば疾走感でしょうか。  いかにもロック的なアップテンポに日本人ウケするメロディな感じ、そこに起承転結がある感じのわかりやすい構成。  80年前後って似た音のバンドが多いのでしょうか、NWOBHM的な感じもします。    このアルバムのキラーチューンはWarrior。今聞くと多少古臭い感じもしますが、疾走感・哀愁メロディ・分かりやすい構成と、RIOTをイメージづけた1曲って感じでしょうか。  今風に言うとメロスピの走りな感じも。  サビのメロディが印象的でロックアンセム的な中にレスポールの重心低めな音が絡んできます。

Jimi Hendrix / People,Hell&Angels 新作

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40年後の新作  何枚か晩年録音していた音源がリリースされていますが、これもその1枚。  完全な新曲というわけでもないのですが、アレンジや音が異なるので新作といっても良いくらいのもの。  このアルバムは他のアルバムと比べてもとにかく音が生々しい。技術の進歩なんでしょうか。ギターのフレットに擦れる音まで聞こえてきそうな。  Easy Bluesではジミヘン的なブルーズで繊細なギターの音が聞けるしギター以外のインタープレイもすごい感じ。  Let Me Move Youではファンクなギター。