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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

IMPELLITTERI / EYE OF THE HURRICANE 幅をもたせた

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少し幅広く  インペリテリの5枚め。前作までには良くも悪くも疾走系で速弾きとハイトーン。似た曲が多い感じ、違いがわからないというのもわかる感じ。  1曲目のEYE OF THE HURRICANEなど予定調和な疾走系もありますが、今回のキラーチューンは7曲目のOn and Onかと。アコースティックギターのバラード。作りはシンプルな感じですが、透き通った感じの音と声で良バラードな感じ。良い意味で期待を裏切る曲かと。

IMPELLITTERI / SCREAMING SYMPHONY 似た曲が多いが

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ノリにノッタ感じ  Answer to The Masterに続きノリに乗った感じのインペリテリ。  勢いがあってカッコ良い。  6曲目の17Th Century Chicken Pickin'は時計仕掛けのようなインストナンバー。この曲をイントロと捉えた時の次の曲のRat Raceのカッコ良いこと。17th Century Chicken Pickin'が何かのタイマーのような感じで焦る気持ちが最高潮の時に爆発するRat Race。ヘヴィーなリフにハイトーンヴォーカル。インペリテリの代表曲の1つ。

IMPELLITTERI / Answer to the Master インペリテリの完成形

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様式美  ザクザクしたギターの音、無駄に音符を詰め込んだギターソロ。スピード感ある楽曲。ハイトーンで伸びのあるヴォーカル。この辺りのインペリテリの音の完成形なアルバム。  個人的にはグラハムボネットよりもロブロックの方が合っていると思います。  キラーチューンは7曲目のAnswer to The Masterと8曲目のHungry Daysでしょうか。Answer to The Masterは恥ずかしいくらいベタベタでひねりもない感じもしますが、このギターとヴォーカルの組み合わせはカッコ良い。コーラスとの掛け合いとかも。  Hungry Daysもヴォーカルとギターか絡み合っていてカッコ良い。

IMPELLITTERI / Grin & Bear it アメリカンな音

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ネオクラシカル?  インペリテリの2枚目。ヴォーカルがロブロックに戻りハイトーンを聞かせる楽曲。  ギタープレーが方向変更がされたと話題になったアルバム。ネオクラシカルからアメリカンになって速弾きファンから不評だったと。そもそもネオクラシカルだったとは思えないのですが、アメリカンロックというかリフがカッコ良い。  4曲目のPower of Loveなんかはまさに王道な感じでカッコ良い。ソロもハイポジションでピロピロ弾くだけではなくローポジションも混ぜながらカッコ良くまとまっています。

IMPELLITTERI / STAND IN LINE アルカトラズ的な

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ロブロックではなく  グラハムボネットをヴォーカルに据えたアルバム。クリスインペリテリがインギーのモノマネ的に言われることもあり、アルカトラズに比べられることも多いのかもしれませんが、個人的には全く似ているとは思えない。速いって共通点はありますがインペリテリはハーモニックマイナーは目立たないですしピッキングも普通にフルピッキングが多いように思います。  前作のロブロックはハイトーンで伸びやかな歌でしたが、今回はグラハムボネットなので暑苦しくて圧力がある感じ。この歌の圧力の隙間にギターの高速フルピッキングが入ってくる。2曲目のSince You've Been Goneなんてまさにそんな感じ。どちらかと言うかゆったりした楽曲、ヴォーカルラインに突然フルピッキング。まさに突然。この意表をつく感じまた良い感じ。

IMPELLITTERI / IMPELLITTERI 光速

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光速ギタリスト  イングウェイ的なネオクラシカルと言われていましたが、どのあたりがクラシカルなのかわかりませんでした。イングウェイほどのクラシカル的なわかりやすさがあるわけでもなく正直ただ速いだけ的な雰囲気もあります。  ただバンドとしてはやっぱり惹きつけるものがありまして、特にヴォーカルのロブロック。ハイトーンで伸びやかな声でキャッチーなメロディ。ここに速弾きなリードギターが。  これはこれで良いかなと。クリスインペリテリとロブロックのコンビというのはなかなか他にはない良い組み合わせかと。

Cyndi Lauper / A Night to Remember 80年代の最後

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3枚目のアルバム  89年の3枚目。1st、2ndで若者のリアルな感情を歌った(田舎から出てきた若者が楽しいことや希望があったり、悩みや壁に当たったりとか)と勝手に思っていますが、この流れの3枚目。  特にこのアルバムではバラードが良い。My First Night Without You、Heading West、Night to Remember、 Unconditional Love など切ない若者な感じ。特にUnconditional Loveは切なさではTime After Timeを凌ぐ出来かと。

Cyndi Lauper / Ture Colors 自分探し的な

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自分探し的な  シンディローパーの80年代の3枚は今風に言うと本当の自分探し的な感じのあるアルバムのように感じます。プロモーションビデオを見ると特に若者が迷っているようなシーンを感じるので特にそう思うのかもですが。  天真爛漫な感じや勢いのあるキンキンとか声だったり、しっとりしたバラードだったり。このアルバムのキラーチューンはタイトル曲のTure Colorsでしょうか。田舎から希望を持って都会に出てきた若者が悩んでいる感じが伝わります。

Cyndi Lauper / She's So Unusual 80年代を代表する1枚

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80年代を代表する1枚  83年のCyndi Lauperのファーストアルバム。  キラーチューンを詰め込んだ代表的なアルバム。  The Girls Just Wanna Have FunとかTime After Time、She Bopとか。  音は80年代風の良い意味でチープな感じ。エレクトリックなドラムとかシンセベースとか。リズムが淡々としている上にキンキンした勢いのあるヴォーカルが乗っていて楽しい。  アルバムとしても完成している1枚。

BAHO / HAPPNINGS ルーズな感じが楽しい

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スペシャルユニット  CHARと石田長生のユニット。BAHOって名前がバカとアホの掛け合わせってのが面白い。音自体は94年のライブ音源ですがルーズな感じが前面に出ていて聞いていて楽しい。  エレキではなくアコースティックギター2人で出す音はまたバンドとは違って全体的にゆるい感じ。この辺り、特に名曲カバーなどがアコースティックアレンジのお手本のような感じ。  ダイヤモンドヘッドとかTime After Timeとか。特にTime After Timeは金子マリをヴォーカルに据えてシンディローパーとは違う柔らかな感じになっています。  

LOUDNESS / METAL MAD 何を弾いているのか

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新しい何か  LOUDNESSくらいになると新しいアルバムを出すたびに、何かしら新しいトリッキーなフレーズを期待されるのでしょうか。それに応えるためでしょうか。  1曲目のFire of Spirit。ギターが他の楽器とユニゾンで低音弦をグズグズ・・・って弾くのが面白い。昔何かのインタビューでこの部分は適当に擦っているのではない、といっていたのを思えていますが、正直なところ何を弾いているのかわからないというかただ弦を擦っているようにしか聞こえない・・・。  このインストに続く2曲目のMETALMAD。これがこのアルバムのキラーチューンでしょうか。このアルバムを買ったきっかけもこの曲のPVをみて良かったから。昔ながらの雰囲気を入れつつも最新のラウドネスの音。キャッチーで前作では引っ込み過ぎていたヴォーカルも聞こえる曲。

LOUDNESS / BREAKING THE TABOO 昔ながら

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昔ながら  最初に聞いた時に、昔ながらのラウドネスだと思ったアルバム。インド期以降はローダウンチューニングだったりヘヴィネスだったり第1期ラウドネスとは異なるテイストがふんだんに入っていました。それはそれでカッコ良く新たしいラウドネスの音だとは思いますが、それがこのアルバムを聴いた時にふと第1期ラウドネスを思い出す。具体的にどこではないですがなんとなく全体の雰囲気として。  ギターのリフが楽しい。まさにリフメーカーとして各曲凝ったリフが出てきますが残念ながらヴォーカルが引っ込み気味。せっかくリフに絡むヴォーカルラインなのに。

LOUDNESS / Racing/音速 昔のスピード感

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初期のスピード感  初期のスピード感と5期ラウドネスのヘヴィネスがうまく融合したアルバム。  In The Mirror的なフレーズやSTRIKE of THE SWORD的な雰囲気を随所に拾いつつも「今」のラウドネスなイメージに融合しています。  最後の曲 Unknown Civiliansでは時期やアルバムに関わらずに共通して存在しているラウドネス的な芯を感じます。