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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

【高級で上品】Suhr kojicompレビュー

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上品なコンプレッサー  上品で自然にかかります。  ギターでコンプレッサーというとカッティングやクリーンのアルペジオ、ポップス系のリードなど地味ですが幅広く使う用途があったりします。一方で地味なので(音は大きく変わるのですが)どうセッティングしたら良いのがわからなかったり各製品の特徴がわからなかったりと、とっつきにくいエフェクターであったりもします。  コンプレッサーというとDynacompに代表されるレトロな感じでこの音専用なタイプとVelvetcompのようなナチュラルな縁の下の力持ち的なタイプに2分されますが、Suhr のkojicompはナチュラルタイプ。  レトロなこの音専用タイプだと、この音しか出ないのでセッティングも迷わず、この音が欲しければ買いなのですがナチュラルタイプは難しい。 高いだけあって痒いところに手が届く  つまみは4つ。Comp、Attack、Level、Mix。CompとAttackはコンプレッサーにはよくあるつまみ。便利なのがLevelとMix。  Levelは文字通り出力レベルなのですがブースター的に使うこともできます。  Mixは原音とエフェクトのミックス。これは重要でかかり具合の調整ができます。コンプな音が欲しいけど潰れすぎ、かかりすぎでピッキングの抑揚が薄くなることもあったりしますが、このつまみがあればかかり具合を調節できます。  また特徴としてはVoiceスイッチ。全体的な音の傾向を変えるスイッチなのですが、センターでニュートラル、左でミッド強調、右でハイより強調になります。ポップスのリードの時には左にしてスムーズさを出したり、カッティングで1弦の音を前に出したかったりアルペジオで粒を立てたい時には右にしたり、と、積極的な音作りができます  あとは使う人によって便利なのが裏蓋内にあるトゥルーバイパス・バッファードの切り替え。個人的にはボードの頭に入れてバッファードにしていますが、これが切り替えられるのは便利。  合わせてFX-link。外部からオンオフを切り替えできます。バッファードに設定しバッファーにするためにスイッチャーの手前に置いています。このような設定でもスイッチャーからオンオフをコントロールできるので切り替えや接続の自由度が高いです。

DOD Overdrive Preamp/250 レビュー

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手軽なブースター  DOD Overdrive Preamp/250。Yngwieが使っていたとして有名なモデル。世代によりいくつかバージョンがありますが、今回は最も巷で一般的なソリッドな黄色でLEDがないタイプ。  価格は中古で5000円程度から。サイズはMXRサイズで使いやすい。コントロールはGAINとLEVELで迷わない。真空管アンプのブースターとしてはBOSSのOD-1とかTubeScreamerとかと並んで有名な部類かと。  同じサイズ、値段、使い方のMXR distortion+はほぼ同じ回路だそうで、 そちらとの比較は別記事で記載 しています。 見た目など 上記でも記載しましたがサイズはMXR、コントロールは2つ。 大きなポイントは下記の2つ。 1 LED  LEDがありませんのでオンオフの見分けがつきません。オンかオフか普通に音を聞けばわかると思いますが、一瞬迷う時があります。  完全に踏みっぱなしの方は問題ありませんが、ソロでオンにしたいなど踏み替えを行う方。ステージの上などでは頻繁に踏み替えると一瞬今どちらなのか迷ってしまう時もあります。そのような時にやっぱりLEDは必要かなと。スイッチャーのシステムの中に組み込む人であればそちらで視野性が確保できるので良いかと。 2 電源  電源の形状が違います。日本で一般的なセンターマイナスの2.1mm、一般的なアダプターやパワーサプライでは会わずに、ミニプラグ型になります。  これはRATとかBIGMUFFとかの古典的米国製ペダルに多いタイプで、こんなタイプ( Ex-pro イーエクス・プロ 3.5mmミニフォンジャック DC変換アダプタ DCA-3.5 ) であれば500円くらいで売っていますので大きな問題ではありませんが、わざわざ購入しなければならないのはちょっと面倒ですし、何より持ち運びの際などに落としてしまったりなどあるかもです。  この手のペダルでは電池の音にこだわる人も多いと思いますし電池自体の長持ちするので電池の場合には全く問題ありません。 音  音はストレートでザクザク、乾いた音がします。やっぱり真空管アンプを歪ませてそこにブースターとしてプッシュするのが良い使い方。JC-120系

Modtone MT-AD Vintage Analog Delay 購入レビュー

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アナログ風のディレイ  珍しいのを買ってみたのでレビュー。  Modtone  MT-AD Vintage Analog Delay   そもそもModtoneというブランド自体初めて聞きましたがアメリカのブランドで、価格的にも安めの値段で出している新鋭のブランドのようですが残念ながら楽器屋さんではほとんど見ない。  そんなModtoneのアナログディレイというのが中古で安く売っていたので買ってきてみた。    サイズ的にはMXRサイズ。左右にインプット・アウトプットがあります。コントロールはいわゆるディレイタイム、フィードバック、ウェットとドライのミックスの3種でよくあるディレイです。  アダプターのインターフェースは上部にあります。  (この位置についてはMXRよりも優れているかと・・・)  筐体自体は金属製でしっかりできています。ペダルってぶつかったり蹴られたりと結構雑に扱われることも多いので丈夫にできているのは安心感があります。 音レビュー  この製品自体はアナログディレイと銘打っていますが回路的にアナログではないようです。代理店のWebサイトを見ると ”小さいサイズのケースにブティックスタイルのディレイを再構築し、アナログ回路ならではの音とデジタルディレイのサウンドを組み合わせたハイブリッドディレイペダル” とあります。  実際に弾いてみるとアナログ的な柔らかい適度にローファイな音です。特にスラップバック的な使い方は良い感じに原音を包み込んでくれます。  海外のサイトなどを見ていると、MXRのCarbonCopyと比較している方やMAD PROFESSORの青いディレイを比較している方などがいますが、音の傾向としてはそれ系です。MXRにしてもMAD PROFESSORにしても値段が大きく違いますので直接の比較候補になるかは別ですが・・・。  ノイズやスイッチを踏んだ際の雑音も気にならない範囲で、値段を考えると十分に実用レベルでお手軽にアナログ的なディレイを使いたい方、安いディレイをとりあえず探している方には良いかと。  少し気になる点としてはディレイタイム。  スペックなどは全く知らずに購入し、持ち帰ってじっくりコンロトールを触ってみて気が

ProCo RAT2 レビュー

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Distortionの名器  1990年くらいに購入して10年くらいメイン歪みとして活用しました。  当時、歪みといえばBOSSの黄色いオーバードライブかオレンジ色のディストーションでした。その中で隠れた人気だったのかRAT。ジェフベックが使っているとか布袋寅泰が使っているとか話題だった気がします。  二十歳前後の頃はギターケースにRATを1つ放り込んでスタジオやライブに出かけていました。 (外観はかなり錆びていますが音は現役)  ここ10年くらい使っていなかったのですが、ふと思い立って音を出してみました。外観はいたるところが錆びていたりしますが音はしっかりでます。この無骨というか頑丈な感じが安心感があって良い。 使い勝手  とにかく頑丈。落としても間違って蹴っ飛ばしても壊れません。スイッチやつまみ類もしっかり付いていますし筐体もしっかりしています。  電池交換は裏蓋がネジ式になっていてドライバー無しでも電池交換が簡単です。  下面はゴム足がネジ止めされています。そのためボードなどに組み込むのはちょっと面倒かもしれません。マジックテープ等でボードに固定しようとするとゴム足の高さが邪魔になりますし、ゴム足を外したとしても電池交換の裏蓋のネジが障害になります。裏蓋まで取ってしまっても良いのですが、あまりバラバラにしてしまうとどこかになくなってしまいそうで・・・。  大きさは縦がMXRサイズよりもちょっと大きいくらいで、正方形。高さは結構あります。筐体自体もそれなりに高さがある上にゴム足とつまみも結構大きいので。  そのため結構大きい印象があります。  インターフェースは上部にまとまってインプットとアウトプット。間にアダプター用のジャックがあります。  アダプターは通常のセンターマイナスの9Vですが、コネクターが米国製のよくあるミニジャック形式。よくあるアダプターやパワーサプライから電源を取ろうとすると変換プラグが必要になります。 音の印象  ディストーションらしく歪みの幅は広くDistortionつまみを全開にすると低音が潰れるほど歪みます。上の写真にあるMXR distortion+やDOD Overdrive PREAMP250などは単体でJC-120のようなク

MXR M169 Carbon Copy レビュー

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定番アナログディレイ   BBD遅延素子の昔ながらのアナログディレイ 。そこそこの値段で程よいアナログ感。ノイズも気にならないので踏みっぱなし、つなげっぱなしでもよい感じです。人気があるのも頷ける感じです。  いつものMXRボディにつまみは3つ。ディレイタイムとフィードバック、ミックス。基本的なディレイのコントロールなので特に迷うことなく。  特徴としてはModのボタンがあります。これを押すとディレイ音にコーラスがかかるとか。コーラスのかかり具合は裏蓋を開けて調整。  アウトプットはモノラルのみ。ステレオ出力やドライ・ウェットの出力分けなどはできませんが、まあちょっとしたスタジオ・ライブなどであればステレオ出力や複数アンプなんて使い方はしないと思いますので問題ないかと。  LEDはブルーに光るタイプで結構光量があります。暗いステージでも視野性はバッチリです。  難点はいつものMXRパターン。インプットジャックの下にアダプターの接続部があるので取り回しが難儀。 音も良い  値段の割に音も良いのでペダルの中に1つ入っていると重宝します。音の傾向としては当たり前なのですがアナログディレイ感が満載。ディレイ音が柔らかくて段々と遠くに離れてゆくようなディレイ音。アナログの良さは十分に体感できます。    デジタルディレイだと音がはっきりとしていて角のある音が続くので、遠くに離れてゆく感じはしないんですよね。あくまで近くにいたままで音量が小さくなる感じ。メタルバラードのようにカリカリのクリーンサウンドに付加するなどディレイを主張させたいのであればデジタルディレイが合うのですが、リバーブの代わりに自然なアンビエント感を出したい場合などはアナログのほうが溶け込む感じで良いです。  BOSSなど他のアナログディレイと比較すると多少ローが出る感じです。ローが出るので音が太くなると感じる方もいるかもしれませんしギターによっては音がコモると評価する方もいるかもです。  ディレイのセッティングとしてはスラップバックや薄くリバーブ代わりに使う使うのが良さそうな感じです。ディレイ音がローファイなので時にスラップバックであれば音圧が増す感じもしますしアナログの溶け込みを生かしてリバーブ代わりに踏みっぱなしというのも良

CAJ LOOP and LINK 2 その後 音切れがなくなった?

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以前レビューを書きましたが  アクセスが最も多く、流入の検索ワードを見てもloop and link関連のキーワードが非常に多いので、評判を気にしている方も多いのではと思います。   以前に書いた記事 の通りなのですが、このスイッチャーは1つのライブをやるくらいのペダル5個程度をプログラムして一気に切り替えができるノイズも気にならなく、特に音痩せも気になりません。何より持ち運びが軽い。と、基本的には満足の性能なのですが1つだけ不満な点として切り替え時に音切れがするかも、と書きました。  この音切れですが、今回色々ペダルを外したり付け替えたり変更をしたのですが音切れがなくなっている気がすると。 変更点  変更点はペダルの付け替えのみで、バッファーのスイッチなどは変更していません。  <変更前>   ギター   |   Loop and link in   |   loop1 -- Flanger   |   loop2 -- Pheser   |   loop3 -- Distortion   |   loop4 -- Delay   |   Loop and link out  上記構成でディストーションとディレイはオンでフランジャー、フェイザーのオンオフを変更する時に音切れが少し気になりました。  で、今回組み直して  <変更後>   ギター   |   Loop and link in   |   loop1 -- Flanger   |   loop2 -- Pheser   |   loop3 -- Booster   |   loop4 -- Delay   |   Loop and link out    と、なりました。  で、同じようにフランジャーオンのパターンに切り替えたところ音切れがない・・・。  変更点といえばDistortionからBoosterに変わっただけなのですが。  なぜ変化があったのかわかりませんが、これを機に色々試してみようと思います。  同じように音切れがあると感じている方は少し組み直してみると何か変わるかもしれません。

MXR distortion+ 現行型 レビュー これ1台何かと便利

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定番です  定番のペダル。定番すぎるのでレビューも多数ありますが、備忘録的に思った点、気になる点などを記しておきます。 (普通の現行型です)  黄色でコンパクト、つまみは2つ。 目立ちますし、ちょっと大きめの楽器屋であれば大抵置いてあるくらいの定番。値段も新品でも1万円、中古だと5000円くらいで買えます。 つまみは2つ  つまみは2つ。迷うポイントはありません。  OUTPUTは文字通り出力なのですが絞るタイプ、つまり最大から絞る方向に働くようです。そのため全開にするのが基本的なセッティングかと。   音  ディストーションの名前が付いていますがそれほど歪みません。粒の荒く硬質な歪み。Fender系アンプ、JC系アンプでdistortion+単体で行くとちょっと厳しい。HR/HM系でリアピックアップでリフを弾こうとしても歪みが足りず、フロントピックアップでブルージーなリードと思っても音のツヤがイマイチ。    やっぱり良いのはMarshall系のクランチチャンネルにブースター的に挟む使い方。80年代のHR/HM系の音になります。アンプの歪をメインにしてdistortion+を音のキャラクター作りに挟んであげると。そうすると適度なコンプレッション感で弾力のある良い音になります。  セッティング方法としてはメインのアンプ側の歪をメインに決めて、distortion+のOUTPUTを全開に、DISTORTIONをゼロから徐々に上げてセッティングして行くのが良いかと。  あとは意外に低音が出る感じなのでアンプ側のイコライザーで適度に低音を絞ってあげないと少しこもった感じになります。  あまり歪ませないでストラトに合わせてブルージーな使い方も悪くないと思いますがその使い方であればTubeScreamerとかの方が良いと思いますし、やっぱりハムバッカー系に合わせてHR/HM系で使うのがしっくりきます。 改善点  少し改善して欲しいと思うところはアダプターのジャックの位置。 (インプットジャックの下)  インプットジャックの下にあるので、シールドとアダプタの位置が微妙になります。特にボードなどに組み込む場合には取り回しが面倒な感じです。アダプターのジャックは上部

【高いだけはある】Suhr Koko Boost これは手放せない

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高品質クリーンブースター  Marshall、特にJCM800とか900とかでHR/HM系ですともう少し歪みが欲しいとか粘りが欲しいとか思うときがあります。通常はそういう時にオーバードライブなどをブースターとして入れてアンプをプッシュします。  そんな時にオーバードライブの代わりに挟むのがクリーンブースター。クリーンブースターの名前の通り歪み成分はありません。単純にボリュームが上がり、アンプが元気になるというか普通のMarshallが高級アンプのような感じになります。  オーバードライブをブースターとして入れる場合との違いはノイズが乗らないこと。  ここ3年くらい手放せないのがSuhr Koko Boost。 癖になるミッドブースト  普通のクリーンブースターとしても低ノイズで良いのですが、癖になるのがMid Boost。 これのために買ったと言っても過言ではない、というか常にMid Boost踏みっぱなしに。  このミッドブーストが良い音出します。これを踏むだけでギターもアンプの一回り高級になった感じ。    つまみは2つ。Boostはブーストする音量を、MidはMid Boostのブーストを指定します。 イメージ的にはBoostで全体のアップ量を指定する感じなので、BoostをゼロにしているとMidをあげてもブーストされません。  ミッドブースト時にポイントになるのが真ん中のFreqスイッチ。   左:自然な感じのミッドブースト   真ん中:ハイよりのミッドブースト   右:ローよりのミッドブースト  なイメージで音が変わります。  これはギターによって変えます。シングルコイルであれば右にすると音に太さが出ます。ハムバッカー系で右にするとアンプのセッティングによってはブーミーになりがちなので左にするとかアンプのEQでローを絞るとか。 (ハムバッカーだとこんなセッティング) 実際に弾いてみると  ローノイズでストレスないです。  例えばストラトでHR/HMをやる時にオーバードライブペダルを入れるとそれなりにノイズが大きくなりますがこれであればストレスなく音にツヤが出ます。  特にオーバードライブとしてDOD Over

MXR distortion+とDOD Overdrive Preamp/250との比較 微妙な違いあります

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有名な2台を買ってみた  たまたま中古で安く見つけたので買ってみました。古典的なペダルであり有名なギタリストが使っていたのでギタリストとしては非常にネームバリューが高いペダル。  特にビンテージやプレミアものではなく普通の普及品です。中古ですので特に年代等は不明ですが、割と綺麗ですので最近の普及品かと思われます。  MXR distortion+はランディローズの使用で有名です。インタビューによるとdistortion+のつまみを両方フルにしてMarshall1959のブースター的に入れていたとのこと。  対してDOD Overdrive Preamp/250はYngwieの使用で有名。こちらもつまみを両方フルにしてMarshallのブースターとして入れていると。  違いはギターがレスポールかストラトか。 回路が似ているらしい  ネットで調べるとこの2台は中身の回路が似ているらしい。と、いうか使っているパーツは多少異なるがほとんど同じらしいと。  そこでどのくらい違うのか興味があり比べてみることにしました。 外観的な違い  外観的な違いを比べると、両方ともつまみは2種。ネーミングは違いますがGAINとLEVELです。つまみが少なくてわかりやすいのが迷わなくて使いやすい。    大きさは少しだけDOD Overdrive Preamp/250の方が大きいです。実際に持ってみると、DOD Overdrive Preamp/250の方が明らかに重いのがわかるくらい重量は違いがあります(もちろん両方ともコンパクトペダルの範囲なのですが違いという意味では)。  電源関係ですが、歪み系は新品電池だと明らかに音が違いますので電池へのこだわりがある方も多いかと思いますが、両方とも裏蓋はネジ止めです。電池交換は面倒です。  一方ボードの中に組み込んだり電池の残量が気になったりと何かとアダプターから電源をとる機会は多いかと思います。 アダプター系はこの2台は異なります。  MXR distortion+は9V センターマイナスの2.1mmのプラグ。よくあるBOSSなどのアダプターやパワーサプライからの電源がそのまま使えます。  対してDOD Overdrive Preamp/2

スキマの有効活用その2 結構重要なパーツ

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もう1種類買ってみた  先日ペダルボードのスキマを有効活用するL型コネクタを買って試してみました。 (前回記事: スキマの有効活用 )  うちのペダルボードには有効活用したいスキマがもう1つありまして、また先日買ったプラグが可もなく不可もなくでしたのでもう1つ買ってみようと。 そこで折角なので違う製品を試してみようかと別のものを注文。  注文したのはTECH RA-29というもの。 比べると  早速ボードに入れてみました。 (こんな感じ)  先日のものはボードの入り口に、今回のはボードの出口に。  まずは本体の質感としては、プラスチックなので軽いのですが剛性感がないです。そして安っぽい感じです。でも意外に「カチッ」と入ります。  この「カチッ」とする感じは個人的には重要ですね。繋いだ時の安心感みたいな。  前回のものと比べるとこんな感じでしょうか。 (値段が半分くらいなので比べてしまうのも如何なものかとも思いますが・・・)    剛性感・質感:前回    カチッと感:今回 次どちらを買うかとすると前回の方か・・・。

Free The Tone SolderlessCable ペダルボードの人は必須

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これはヒット  ここ1年くらいベダルボードを作っています。これまではブースターを1つギターケースに入れてスタジオやライブに向かっていたのですが、ちょっと色々やり出してフェイザーやらフランジャーやらの音が欲しいと。  そうするとエフェクタボードを整えるのがセッティングも楽ですし理想的なわけです。  ギタリストの皆さんはエフェクタボードにこだわりがある方も多いかと思いますが、色々なボードに様々なペダルを載せます。そしてライブやバンドごとに欲しいペダルも異なりますし、色々やりくりをしだします。そしてペダルボードを持って行くにあたり、パッチケーブルの長さ問題というのは避けられないです。  パッチケーブルが短いと上手い具合にペダルが置けないですし、長すぎるとケーブルが余って汚いと。  かといって自作シールドを作るというのは半田ごて問題などあり面倒・・・と。  前置きが長くなりましたが、このあたりの問題をすべて解決するのがソルダーレスケーブルだと思います。  好きな長さにカットできて、半田ごても不要でパッチケーブルが作れます。一度作ったケーブルもネジを外すだけで長さを変えたり再利用できたりすると・・・・。   信頼性  ただ実際には不安もあったわけです。  ソルダーレスなので素人が勝手に作ったパッチケーブルの信頼性は如何なものか・・。  リハ中、ライブ中に突然切れたりノイズが乗ったりなんかはないのか・・・。  で、実際に使っている感覚としては全く問題レベルです。特にノイズもないし断線もありません、もちろん作成時に下手打って無駄にしたこともありません。  非常に簡単に作れて普通に利用出来るレベルです。 実際に使ってみて 実際に使ってみた感想を幾つか。 1.ブラグの大きさ  見ての通りプラグが小さい。 これはペダルボードの中においては重要です。通常のパッチケーブルだとプラグ部分だけで3センチ以上あったりするのでそれだけ場所をとります。  これはプラグ部分は1センチくらいなので取り回しが簡単です。 2.ケーブルの細さ  ケーブルも細い。写真の通りですが細いので取り回しも楽ですし、配線をまとめられるので見た目もスッキリ。細い分、重さも手頃です。 3.プラグの数

Bogner Ecstasy Red購入レビュー

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最近メインの歪   Bogner Ecstasy Red Pedalを買って1年ちょっとですが、購入以降メインペダルとして活躍しています。  そこで改めてペダルのレビューを書いておこうと思います。 外観  箱含め外観はこんな感じ。非常に高級感があってワクワクします。  ただ思っていたよりちょっと大きい。高さも結構ありますし、大きさゆえに角も目立ちます。  MXRサイズと2個分くらいの感じでしょうか。  しっかりしたペダルボードにきっちり組み込む場合には問題ないかと思いますが、ギターのソフトケースのポケットにちょこっと入れて・・・という場合には少し気を使う感じです。    ただ大きさの割に軽いです。その面では持ち運びは楽です。 音  音の幅は広いです。歪みの量もかなりのハイゲインまで上がります。 BOOSTスイッチでGAINとVolumeを変えられるのは便利ですね。ライブなどで曲ごとにローゲイントハイゲインで踏み替えるなんてのは便利です。  ミニスイッチがいくつも 付いていますが、pre eqとstructureはどれも使えます。単純に好みの問題かと思います。  modeはちょっと微妙な感じです。Marshall JCM2000だとTightが一番良いかな。Fullだとローが出すぎてまとまりのない音というか、アンプによっては抜けの悪い音になります。  これは何度か試してみてもJCM2000だとどのセッティングにしても低音がブーミーに聞こえます。  が、variacはちょっとわかりません。基本OFFだと思いますが、どのような時にONにするのか1年使ってもわかっていません。    あとは良くも悪くもプリアンプっぽい雰囲気があります。古き良きオーバードライブペダルだと適度なコンプレッション感があったりとかで、それを求める部分もありますが、このペダルはコンプレッション感が強くないです。  古き良きコンプレッション感を求める人はDistortion+とかの古典的ペダルを利用するのが良いかと。 ポイントはイコライザー  このペダルは イコライザーの効きがすごく良いのでいろんな場面に対応できると思います。個人的にはGAINよりもイコライザーの効きや出方の方が出音への変化が大きいとお思っ

スキマの有効活用 こういうのが必要

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スキマの有効活用  最近ギターのペダルボードが一杯になってきました。  スノコタイプなら良いのですが、よくあるボックスタイプのエフェクタボードだとボードの端にエフェクターを置くと、ギターやアンプと接続するシールドを抜き差し出来ません。そこでシールドを抜き差しできるよにスキマを開けて置くと、そこがデッドスペースになります。  このデッドスペースのおかげでペダルの個数が制限されたり、置き方がヘンテコになって不要なパッチケーブルを引きまわさなければならなかったりと。    そこで少し悩んでいました。  ジャンクションボックス的なものを買うのも良いのですが、それ自体がそれなりに場所をとったり、何よりそこそこ重かったり。 L型コネクタ  そこでお試しでL型コネクタを買いました。  買ってきたのはオーディオテクニカのATL428CLというもの。  とりあえずボードの入り口側(ギター側)にセット。これでこの隙間でシールドの抜き差しができるようになりました。 (こんな感じで隙間にセット)  実際に取り付けた感想としては、まあこれはこれでアリかなと。 ちょっとプラグが「カチッ」とはまらない感じがしますが、特に動かしてもノイズもないですし、抜き差しの時には両手でしっかりつければ大丈夫かなと。  ジャンクションボックスはバッファー内蔵だったりいろんな製品が売られています。ただ気に入ったバッファーがすでに持っているなど、余計な機能はいらずに単純に軽くで安価なものが欲しいというニーズの方にはL型コネクタで十分ではと。

VOX Tonelab ST 安い割になかなか良かった

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 2年くらい前に思い立って中古で買ってきたのでレビューを。  購入の目的は自宅用に簡易なBOGNER風アンプシミュレーターが欲しかったので。つまりアンプシミュレーターが目的なのでエフェクター関連はほとんど触っていません。 簡単なオーディオインターフェース  本体にUSB端子が付いていて、そのままPCに接続できます。 アンプシミュレーターからそのままPCに直結できるので、あとはGarageBandでも立ち上げればとりあえず宅録できます。これは簡単です。 多数のアンプシミュレータ  BOGNERが目当てで購入しましたが、他にも多数のアンプが入っています。アンプ本体の他にキャビネットも選ぶことができるので様々な組み合わせを楽しむことができます。  ただ組み合わせが多数あるので選択は難しいです。組み合わせ個人的には簡易宅録が目的だったので、そこまで自由度が高くなくても良かった。逆にセッティングに迷うので使い方が簡単な方が・・・。  この手の製品の購入目的はみなさん似たような感じなのではと思います。本気で音源を作りたい人はもっと高価な製品を使うでしょうし、もちろんライブなどでバリバリ使いたいという製品でもないかなと。そうすると手軽で簡単で安い、というニーズの方が強いかと。 肝心の音  ノイズもそれほど気にならないし、値段を考えると十分です。 各アンプシミュレーターも、それぞれのアンプの特徴をよく捉えているというか、それっぽい音が出ます。  一応真空管らしきものが付いていて、電源を入れると真空管が赤く光るのが見えますが・・・本当に真空管を使って音を出しているのか(光るのが本当に真空管なのか)はわかりません。 使い勝手  個人的には使い勝手はイマイチな印象でした。 上記でも書いたようにいろいろ自由度が高い(=セッティングが複雑)なので、多数のパラメータがあるのですが、イマイチ直感的に設定できません。  大きさの都合もあって、すべてのパラメータのつまみがあるわけではないので、「このボタンを押しながらこのつまみを回す」のような設定方法も多いです。それが面倒。  もちろんマニュアルを読みながら設定することで問題なく設定はできるのですが、ちょっと設定を変えたい時にいちいちマニュアルを出して

Marshall RG-1 Regenerator レビュー まあとりあえず的な感じでは十分

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割り切れば良し  Marshallが出した揺れもの系ペダル。  マーシャルと言えは揺れものの印象はないですし、おそらく売れてないんでしょうね。ネットの情報も極端に少ないです。  コーラス、フェイザー、フランジャーなどの揺れもの系の6種のデジタルエフェクトを1台にまとめたもの。エフェクターの切り替えは本体上部のつまみにて行います。同時に複数のエフェクトはかかりません。  実売価格で1万円ちょっとくらいで売っています。  もともとこれを購入した動機は、手頃な値段でそこそこの揺らし系エフェクターが欲しかったのが動機。  歪み系にはみなさんこだわりますが、揺れもの・空間系はほとんど使わない方も多いかと思います。ですがセッションやバンドの中で一瞬だけ飛び道具的にコーラスとフランジャーなど使いたい・・・でも大げさな荷物は持って行きたくない・・・なんてニーズは結構あるように思います。特にセッション系とか。  まさにそんなニーズを汲み取るペダル。 音はそこそこ ライブ本番では使ったことはありませんでしたが、スタジオのリハなどでは何度か持って行きましたのでレビューを。  どのエフェクトもそれなりに使えます。よくある普通のコーラスの音がしますし、フェイザーやフランジャーも値段を考えると納得。  特にVintage Vibeがなかなか良かった。ストラトのフロントピックアップでこれをかけてブルーズ系なんてなかなかはまっていました。 NGな点 重い  ずっしりしてます。持つと結構重い。特にMXRなど他のペダルと比べるとかなり重く感じます。  もちろん上記のニーズのようにギターケースにペダル1個入れてスタジオに行くのであれば問題ありませんが、ボードに組み込むのは躊躇します。 つまみが見にくい  つまみが4つあります。 これが見にくい。どの位置にあるのかがかなり近づかないとわかりません。  ペダルなのでライブ中とかリハ中に頻繁につまみを変えることはないのでしょうけど・・・ 電池優先?  ペダルなので9V電池が入ります。アダプターの場合には一般的なセンターマイナスです。ただ同時に使うと(電池を入れた状態でアダプターにも繋ぐと)電池が優先されるような気がします。  一般的にはデジタルエフェクターなの

CAJ Loop and Link Ⅱ とりあえずには満足

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適度な大きさ  5ループで6プリセット。ギターで1つのライブ、1つのバンドで使いそうなエフェクター関連が収容できるループ数。値段的にもプログラマブルでそこそこの値段。  何より大きさが良いです。 標準のエフェクタボードに入る大きさで重さも600gちょっと。電車で持ち運ぶ身としてはとても体に優しい。これ以上重いと手で持ち運ぶのは厳しいですし購入の検討にも入らないかと。 スイッチャーを入れる目的  多くのギタリストがスイッチャーを入れる目的は、 1.複数のペダルを一度に切り替えしたい 2.不要なエフェクターは通したくない  と、思います。  個人的にも一番の目的は複数ペダルの切り替えでした。 ペダルは1つのバンドあたり4個程度で1ライブで使う組み合わせも5種類程度です。ペダルが4から5個程度ですから、スイッチャー導入前は普通に直列でつないでいました。 音的にもそれまでは不満もなく一度に複数のペダルのオンオフを一度に切り替えられれば良いかと。  そんな目的で、思い立って導入したスイッチャーですが、入れてみるとペダルを繋ぐだけで音が変わるのが解ってきます・・・。  はっきり言うと、有名メーカーのペダルでも繋ぐだけでハイ落ちしたり、音量が変わったり・・・。スイッチャーを入れるとそのあたりは明確にわかってくる。  もちろん直列でつないで、「その音」自体が気に入っていれば良いのですが、個人的にはペダルの良し悪し判定にもスイッチャーは使えるかなと。 レビュー  レビューというか実際使ってどうなの?というのが知りたいところだと思いますので。  とても使いやすいです。スイッチの幅も踏み間違いとかありませんしプリセットの設定方法も特に難解なものもなく普通にマニュアルなしで使えます。  スイッチの踏み心地は個人的に最初は戸惑いました。 踏んだ時の「パチッ」という感じがないスイッチなので、よくあるペダルのスイッチと比べると踏んだ感覚が少し違います。まあこれは慣れかと。  またバッファーオン・オフのスイッチが外についているので音を出しながらカチカチ試せます。バッファの音は自然です。  自分のセッティングでは前段のSuhr KokoBoostのバッファーをオンにしているのでスイチャーの