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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

AC/DC / T.N.T ザクザクした変わらない音

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 AC/DCのセカンドアルバム。今も昔も変わらずにザクザク。ワンパターンとも言えるミドルテンポの8ビートで強烈なドライブ感を持った曲。  2曲目のRock 'N Roll Singerのリフは単純だけど強烈。このインパクトは後世にも影響を与えていると思われThe CultのWild Flowerなど他の曲でも感じることができます。  そのほかにもLive WireやRocker、High Voltageなど名曲盛りだくさん。

Richie Sambora / Undiscovered Soul より渋く

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 Richie Samboraのセカンドソロアルバム。  前作はブルージーな中にもハードロックな雰囲気ありましたが今回はよりブルージーでカントリー調な感じに。  2曲目のHard Times come Easyはイントロのオルガンが良い感じのポップな曲。大陸的なアメリカンな雰囲気。やっぱり歌の上手さが出てきます。またサビのバッキングギターのカッティングがカッコ良い。間奏もシングルコイルの良い音がしてまとまった感じ。

Richie Sambora / Stranger In This Town ゆったりしたアルバム

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 Richie Samboraのファーストソロアルバム。  やっぱり歌の上手さは流石な感じがします。ギタリストのソロアルバムでありながら歌中心ってあたりが違います。全体的にはブルージーでゆったりした音。  曲的にはFather Timeでしょうか。ドラマチックでなきのバラードですがその雰囲気を十分に活かしている流石の歌唱力。  あとはBon Jovi的なのはRosie。これはJonが歌っても合いそうな曲。  歌がメインのアルバムですがギターもシングルコイルの良い音してます。

SUNSTORM / Edge of Tomorrow メロハー

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 SUNSTORMの4作目。  これまでの3枚と比べると一番ハードでノリノリな感じがするアルバム。なんとなくRevolution Saintsのファーストほどのキラキラ感はないのですが、それに近いノリノリ感、メロハーが感じられる。  Rainbow的なドライブ感というか前に進む感じの音がするのは聞いていて安心。やっぱりアップテンポの8ビートな感じの音というのがJoe Lynn Turnerによく合う。  ラスト曲のBurning Fireなんてギターソロ、キーボードソロもありコブシの効いたヴォーカルがよく合う、まさにジョーリンな曲。

Thin Lizzy / Live & Dangerous ライブアルバムのお手本

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 音源としては76年から78年のライブ音源。最も脂ののった時期でしょうか、とてもバンドとしてレベルが高いというか、楽しさが伝わってくるライブアルバム。  曲的にもRosalieやDancing in the Monnlight、The Boys are back in The Townなどベストアルバム的な選曲で楽しい。

Thin Lizzy / Thunder and Lightning ラストアルバム

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 Thin Lizzyのラストアルバム。いうまでもなくJohn Sykesが加入して雰囲気が変わる。Thin Lizzyにギターヒーローが加入するのが良いかどうかは置いておいて、締まった感じのメタルアルバムになっています。  1曲目のThunder and Lightningのイントロだけでこれまでのアルバムとは全く異なることがわかります。牧歌的な雰囲気はなくまさに雷のような出だし。  最高にカッコ良いのが4曲目のThe Holy War。このイントロのツインギターは神がかり的な感じ。ミュートしたギターでリズミカルにツインリードってのがカッコ良い。

Thin Lizzy / Renegade 後期の隠れた1枚

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 後期Thin Lizzyの中で話題になることが少ないアルバム。理由はヴォーカルがあまり前に出ていない感じがします。声がよくないというかThin Lizzyらしいねっとり感がなくやっつけ仕事的な感じがしてしまいイマイチ感が漂うアルバムになっているかと。  その中でもツインリードの雰囲気は素晴らしく、メタリックな要素も入りつつのアルバム。

Thin Lizzy / Chinatown ツインギターのバランス

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 Gary Mooreが脱退して加入したスノーウィホワイト。Thin Lizzy的な雰囲気を出すのに1役買っています。  Gary Mooreや後のJohn Sykesなどのギターヒーロが加入したアルバムも良いのですが、Thin Lizzyらしいツインギターというと疑問が残ります。ギターヒーローの名演はありますがツインギターとしてはバランスが良くない。その点スノーウィホワイトは出しゃばらずに溶け込んでいる。  1曲目のWe Will Be Strongから名曲。イントロのギターがカッコよくそこにねちっこいヴォーカルが入るあたりがThin Lizzy的な様式美。

Thin Lizzy / Black Rose: A Rock Legend 名盤

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 言わずと知れた名盤。ノリノリのロックからハードなロック、バラード、民族風な音楽といろんな要素がThin Lizzy風に詰まった1枚。  Gary Mooreが参加してツインリードにもちょっと締まりが出ている感じもあります。  Black RoseとかWaiting for an Alibiとかこの辺りのツインリードはお手本のよう。軽快なリズムの上に鋭く乗ってくるギターがカッコ良い。  またSarahは名バラード。歌詞の意味がわからくても優しさが伝わっている感じがする名曲。

Thin Lizzy / Bad Reputation 良い曲

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 ちょっと地味な感じもありますが良い曲そろったアルバム。ヴォーカルを全面に出した感じの歌ものアルバムになっています。  1曲目のSOLDIER OF FORTUNEは名曲。イントロのヴォーカルがカッコ良い。5曲目のDancing in The Moonlightも名曲。跳ねる感じがありつつもヴォーカルは淡々としているあたりが耳を引く。明るいけど寂しさを感じる。

Thin Lizzy / Johnny the Fox 音楽性の安定

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 前作のJailbreakが名盤だったので少し地味な印象なのですが、Thin Lizzyの音楽性が安定して、楽曲も共作が半数ほどでバンドの雰囲気も良かったのかなと察します。  1曲目のJohnnyから軽快なリズムで語りっぽいヴォーカルが乗るThin Lizzyらしい曲。  4曲目のDon't Believe A WordはGary Mooreのアルバムにも入っていますね。比較するとちょっと雰囲気が違って面白い名曲。

Thin Lizzy / Jailbreak 名曲

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 ツインリードを活かしてハードロック的にふった1枚。ハードロックの中にも独自のユルさがあるあたりが他のバンドにはない感じ。  代表曲のJailbreakやBoys Are Back in Townあたりがそのツインリードを活かしたユルいハードロックな感じでしょうか。  共通するのはユルさというがダルさというか、きっちり作り上げた感じではなくなんとなくふらっと寄った的な雰囲気なのがThin Lizzyの良さ。8曲目のCowboy Songなんてアコースティックギターとだるいヴォーカルで、どこかの飲み屋で適当な楽器でプレーしている雰囲気が伝わる曲。

Thin Lizzy / Fighting 独自の音楽

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 前作でツインリードな体制になりましたが、HR/HM的なツインリードな感じではなく基本的にはトリオ構成で隙間をツインリードで埋めるような雰囲気が近いのかも。コテコテなHR/HMというよりは独自のユルさが売りな感じ。  ライブで定番のRosalieやWild Oneなどが入って曲的にも良いのですが、ちょっと変わった雰囲気のシャッフル For Those Who Love To Liveだったり、ワウのカッティングが絡んだ Fighting My Way Backだったり。

Thin Lizzy / Night Life ツインリードの始まり

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 74年 4thアルバム。ギターにブライアンロバートソンとスコットゴーハムの二人を迎えてツインギターでロックな感じになるアルバム。  前作まではアイルランド民謡的な雰囲気を残していましたが、今作からはそれをベースにしつつもハードロック的なアプローチを入れた節目でしょうか。  Sha-la-laなんて語り風なヴォーカルにカッティングのバッキングギターですが、ソロはひずみ深めのリードで印象的。

Thin Lizzy / Vagabonds of the Western World 初期の傑作

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 1973年リリースの3rdアルバム。初期の傑作です。ストレートなロックでもなく、カントリーな感じもありながらもアメリカ的でもなく、いろんな音楽性が混ざっている感じで、アイルランド独特な望郷感というか寂しさのようなものが出ている感じがします。そのため初回ではとっつきにくい感じも。  フィルライノットのルーズな感じのプレーが特に良い感じで雰囲気を作っているのですが、このアルバムで最もよく現れているのがWhisky in The Jar。これは心地よく聞ける。

Heavens Gate / MENERGEY ジャーマンに戻る

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 Livin' in Hysteriaの次に出ていれば評価も違ったかもしれません。前の2枚はジャーマンという枠を外れてアメリカ寄りのハードロックだったり色々ごった煮的な雰囲気があり聞く側の期待とはちょっと違ったかもしれませんが、今回はジャーマンに戻ってきました。  Mastermindとかはカッコ良いですし。  ただ全曲語りが入るのは個人的にはちょっと残念。前の曲の印象が薄れたり曲間の流れが切られてしまうので。

Heavens Gate / PLANET E. 印象に残らないか

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 96年の4枚目アルバム。  やっぱりLivin' in Hysteriaな印象が拭えないので、それをイメージして聞くとちょっと違うかもしれません。  ただ1曲目からこれだけキャッチーなメロディでグイグイくるバンドも少なく、「ジャーマンメタル」な先入観を持たなければ良いアルバムなのかなと。  1曲目のTerminated Worldのサビ前のユニゾンになったところや高速なギターリフなんてカッコよいと思います。  またヴォーカルが安定していて9曲目のNoah's Dreamなんてオペラな雰囲気で名曲。

Heavens Gate / HELL FOR SALE! 典型的なジャーマンメタルから

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 92年のHeavens Gateの3rdアルバム。前作は典型的なジャーマンメタルな様式美を踏襲していましたが今回は楽曲的にもバラエティに富んでいるというかまとまっていないというか。  特に目立つのが2曲目のHell For Sale!や5曲目のAmerica。ポップでアメリカっぽい雰囲気になっていて聞く側が求めていた音とはちょっと違うかも。  とは言いつつもRising Sunなどツボに入る曲もあり。

Heavens Gate / LIVIN' IN HYSTERIA メジャー感

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 ドイツのメタルバンドHeavens Gateのセカンド。ファーストはちょっとB級くささがありましたが、今作は一気に垢抜けた感じ。  1曲目のLivin' in Hysteriaの豪快なメタルチューンで幕開け。ポップなメロディとツインギター、フックのあるリフト名曲な雰囲気。  その後もドラマチックな曲やゆったりした曲、バラードなど飽きない作りになっていて最後のGate of Heavenは正統派なメタル曲。

Heavens Gate / IN CONTROL

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 1989年 Heavens Gateのデビュー作。Helloweenの守護神伝が流行りジャーマンメタルが一般的になったあたりのデビュー。音的にも守護神伝的な雰囲気とJudas Priest的な雰囲気のミックスされた感じがオリジナルな雰囲気。  Helloween的な雰囲気としては1曲目のイントロ曲から2曲目のスピードチューンIn Controlに繋がるあたり。この辺りはお約束な感じもありますがメタル好きとしては外せない。  アルバムとしては速い曲とそうでない曲が交互に入っているので飽きずに聴ける1枚。