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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Glenn Hughes / Building The Machine 吠える傑作

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ヴォーカルが聞きどころ  2001年のアルバム  ロック、ソウル、バラード、ファンクなどグレンヒューズの一面が凝縮された感じ。無理に一方向に振っていないのでめまぐるしく色が変わる。逆にこれがグレンヒューズなのかなと。  基本的には70年代のハードロックの音。TrapezeのMedusaの頃のような音。  4曲目のI just Want to Celebrateは感動的な曲。6曲目のFeels Like Homeはアコースティックギターから始まりホーン系で盛り上がる。10曲目のBeyond The Numbはキーボードの大人なムードにヴォーカルがハマる。

Glenn Hughes / Return Of Crystal Karma 大人な感じ

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大人な  感じのロック。タイトルだけ聞くとハードロックを想像してしまったのですが、全体的には歌メロもカチッと決めた感じではなくフィーリングで歌う感じになっています。  DeepPurple風なオルガンが入ったかっちりした曲もありますが、8曲目のOwed to "J"のフュージョン的なインストでそのまま過ぎ去ってしまう曲もあったりで少し物足りないかも。  一方で2枚目のライブの過去曲の方が楽しめるか。

INABA/SALAS / CHUBBY GROOVE ファンクなポップ

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B'zともソロとも違う  新しい音楽性。  B'zのようなわかりやすい歌謡曲的ハードロックではないので、それを期待している人には少し退屈な印象があるかも。  ソロアルバムの印象を期待している人には少し方向性が違うかも。  最初に聴いた印象としては4曲目のAishi-Aisareのサビ?のようなポップな印象。ギターはファンクでダンサブルな曲調なのですが、ヴォーカルがポップで最初に聴いた時には違和感がありましたが聴き込むにつれてハマってゆく感じ.。ヴォーカルの歌メロだけを聞くと昔のポップスにありそうな歌メロですがバックの演奏と合わせると変わった感じです。

Europe / War of Kings 渋い1枚

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初期よりも  好きです。  初期のキラキラ感のあるアイドル的な感じも良いのですが、再結成後の骨太なハードロックもカッコ良い。  Led Zepellin的なリフを前面に出したほどでもなく、適度にギターとヴォーカルが混ざった感じが人によっては押しが弱いと感じるかも。  個人的には6曲目のCalifornia 405が耳に残りました。キラーチューンというほどではないのですが、寂しげな感じが印象的。  再結成後のEuropeって寂しげだけど骨太な感じが良い感じかと。

Glenn Hughes / The Way It Is 少し消化不良か

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ロック風な  軸足がありつつも印象に残る楽曲が少ない印象のアルバム。  ギターがスティービーサラスが入っているのもあるのでしょうか、ギターが前に出ている感じが多いです。個人的にはスティービーサラスのファンク風なギターが好きなのでこのあたりは聴きどころが多い感じ。  とても綺麗にまとまっているアルバムなのですが、「この曲を聴きたい」ためにアルバムを再生するような楽曲がないのが残念。  最後のジミヘンカバーのFreedomがグレンヒューズのルーツを聞くような感じで良い。

Glenn Hughes / Addiction 硬派なロック

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硬派なロック  前作Feelはソウルな感じでしたが、こちらはロック。と、いってもFrom Now OnのようなDeep Purple的なグイグイ前に来るロックではなくミドルテンポな大人のロックでしょうか。アルバムによって一見方向が違っているのですが、よく聞くとどこを切り取ってもグレンヒューズなわけです。  1曲目のI'm not your Slaveではギターとヴォーカルの重なりが不思議な感じ。ギターの名脇役な感じが素晴らしい。マークボニーラという人らしいのですが、90年代のHughes/Thrallのようなギターとヴォーカルが溶け合う感じ。

Glenn Hughes / Feel ブラックミュージック

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ブラックミュージック  Glenn Hughesの3枚目。From Now Onは完全なHRでグイグイ前に来る感じでしたが、こちらのアルバムはブラックミュージック。ファンキーでソウルフルな感じ。  ギターがパットスロールが参加していてツボを押さえたプレーを聞くことができます。7曲目のPushのリードなんてまとまった良い音。そこにファンキーなシャウトが入る個性のある曲。単なるハードロックの域に止まらない良いアルバム。

Glenn Hughes / Burning Japan Live 吠えるヴォーカル

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From Now Onリリース後  From Now On ツアーでの日本公演の音源。  ものすごいハイテンションで歌い倒しています。1曲目の「The Voice of Rock Glenn Hughes」で始まるBurn。テンション全開でシャウト。聞きごたえがあります。  From Now On ツアーなのにアルバム1曲目のPicking Up The Piecesが入っていないのが残念ですが、Deep PurpleありHughes/ThrallありとGlenn Hughesの集大成的なライブになっていて良いアルバム。

Glenn Hughes / From Now On 傑作

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ソロの2枚目  94年のグレンヒューズのソロ作2枚目。ギターは北欧系の2人で知らない人でしたが、当時ヤングギターに奏法解説やインタビューなど載っていたのを覚えています。  とにかくヴォーカルが素晴らしい。1曲目のPickin up The Piecesで期待度マックスに。ディープパープルのBurnの頃のブリブリするバードロックに上へ下へと吠えまくるボイスオブロック。雑誌などではこのアルバムの紹介として「完全復活」などと書かれていましたが、この1曲でよくわかる。  2曲目のLay My Body Downは一転してスローな曲。このようなメローな曲も歌い上げる感じが良い。

Glenn Hughes / Play Me Out ファンク

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ファンクアルバム  グレンヒューズのソロアルバム。完全なファンクです。ディープパープルのGettin' Tighterのようなファンクロックかと思いきや、ホーンの入る完全なブラックミュージック。  2曲目のSpace Highとか3曲目のIt's About Timeではコブシの回ったパワフルなヴォーカル。ギターもワウだったりカッティングだったり女性コーラスも随所で入っていたりと完全なファンクアルバム。

Ibanez TS miniとSuhr Koko Boostの組み合わせ

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ディストーションペダル  ここ数年いくつかの歪みペダルを試してきました。  元々はアンプの歪みにブースター的なペダルを挟んで使っていましたが、ここ数年はプティックペダル的な高品質なペダルだったりBognerやBrown soundなどをモデリングしたペダルがよく目につくようになったので、ここ2年くらいいくつかかって試してみました。  BognerのEcstacy Redだったり320designのBrown Featherだったり。アンプは一貫してMarshall。多いのはJCM2000とかJCM900。最近だとJVMも増えてきていますが、ディストーションペダルと組み合わせる時にはアンプはクリーンチャンネルでペダルのみで歪ませます。  スタジオで使ったりライブに持って行ったりして様々なギターとの相性含め試してみましたが、現状感じているのは「Marshallクリーンとディストーションペダルの組み合わせはどれも一聴は満足だが引き込むと歪みすぎたり音が一本調子だったり細かいコントロールができない」ということ。  実際にMarshallクリーンと組み合わせて思うのは音が硬いということ。元々ペダルの開発自体がFenderアンプをターゲットにしているのでしょうかマーシャルアンプだとちょっと合わない感じがします。 最近の組み合わせ  そこで現状の組み合わせは原点回帰的にアンプの歪みを活かす組み合わせ。  アンプのクランチチャンネルで弱く弾くとクリーンになるくらいにセッティング。 (写真はAmplitubeですがスタジオのMarshallも同じセッティング)    これにブースター的にIbanezのTubeScreamer MINIとSuhrのKoko Boostを挟む。  基本のバッキングはTS mini  ・ドライブ:最小  ・レベル:最大  ・トーン:3時くらい  にセッティング  歪ませずにブースターというかトーンを作る感じでマーシャルのクランチに入れます。これが基本のバッキングセッティング。  歪みはありませんが良い具合に音が締まってパリッとしますしサステインが増えて気持ち良く弾けます。  ソロの時にはkoko BoostのMidブーストで押し出します。

Trapeze / Medusa トリオの名演

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トリオ構成になった  70年、Trapezeのセカンド。  前作にあった様々な音がなくなりスッキリと出来上がりアコースティックでポップな感じからブルージーな感じに。  1曲目のBlack Cloudからブルースロックな感じ。CreamとかFreeのような感じです。5局目のSeafullもグレンヒューズの作曲ながらギターのメルギャレーが良い感じにブルーズ的なギターを入れています。  6曲目のMakes You Wanna Cryではギターとベースがよく絡み合ってカッコ良い。

Trapeze / Trapeze ファンタジックな1枚

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5人編成  グレンヒューズが在籍したということで聞いたアルバム。ヴォーカルとキーボードがいる5人構成。時代的にプログレッシブな感じでファンタジックな内容。  グレンヒューズから想像されるファンキーなベースはあまりありません。  対してギターのメルギャレーはカッコ良いですね。派手では無いのですがツボを抑えた感じで曲にマッチしています。  楽曲は以降のグレンヒューズを想像すると少し物足りないかもしれませんが、アコースティックな雰囲気やポップにいろんな音が入っていたりでロックな感じが少ないかもしれませんが、英国ポップな感じがして良いアルバム。