投稿

Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

イメージ
 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

EUROPE / THE FINAL COUNTDOWN 代表アルバム

イメージ
代表作  EUROPEの3rd。間違いなく代表作。  2ndで垢抜けて完成した北欧メタルというバンドの音がこれでさらに進化しますが、個人的にはポップな音に寄せすぎたのかなと。 きっとジョンノーラムはもっと骨太を目指していたのかなと。 良い曲が揃っていますが、少し80年代ポップというか産業ロック的な感じが。バッキングは完全にバッキングに徹して、ギターソロはよく考えてメロディアスなプレー。  でも良い曲揃っていますしアルバムは素晴らしい。  ギターはメロディアスなプレーを考えて作っている感じ。アドリブでライブを楽しむというよりはじっくり考えてアルバムを作り上げる的な。   良い曲が並んでいます 1曲目 これはいうまでもなくキラーチューン。ギターソロの出だしのツインリードが良い。 2曲目 ロックな1曲なのですが、楽器の印象がなく・・・伸びやかな歌が全てを持っていた感じ。 3曲目 スローバラード。これも歌が全てを持って行って。 4曲目 これぞEUROPE的な音。重心高めの楽器の音にディレイ深めの歌。 5曲目 イントロのギターリードが入る前のバンドのキメがカッコ良い。普通にやると垢抜けない感じになりそうだけど、ここをカッコよく決めているのがこの曲の売り。 6曲目 ヘビーなリフの曲だけどヘビーに聞こえない。 9曲目 わかりやすい8ビートなロック。EUROPEには珍しい感じです。 きっとジョンノーラムはこの手が好きだったのかと想像しますが、ジョーイテンペストの歌はイマイチ歌いにくそうな。 何となく今後の別れを予期するような曲。

EUROPE / WINGS of TOMORROW 少し地味ですが良い曲あります

イメージ
地味なセカンド  84年のEUROPEのセカンド。    ちょっと地味ですね。1stの勢いと3rdのキラーチューンに挟まれている感じがします。  ただこれぞ北欧メタルというべき雰囲気とか音とかを聞かせます。  何より曲や音が一気に垢抜けました。このアルバムでそれっぽいバンドの音が完成しましたし、ジョーイテンペストの歌も1stにあった迷いのようなものがなくなって自分の売りはどこかというのが定まったような気がします。  曲的にもロックな曲とバラードな織り交ぜながらアルバムとしてのまとまりを考えた感じでしょうか。 シングルコイルが鳴っています 1曲目 イントロのギターリードからのリフがカッコ良い。シングルコイルの良い音がしています。 2曲目 これもロックチューン。 3曲目 アコースティックギターと美声を合わせたバラード。EUROPEらしい。 6曲目 タイトル曲。イントロのザクザクしたリフに美声の歌をかぶせるのがカッコ良い。ちょっとサビが弱い感じもしますが。

EUROPE / 幻想交響詩 ちょっと青臭いですが

イメージ
北欧  一時期よく聞いていました。83年北欧メタルと言われたEUROPEの1st。  北欧メタルという定義が明確にはよくわかりませんが、なんとなく美声、美メロで全体的にはキラキラした音、骨太ではない、そして美形、というのが印象。 個人的なこの辺りの印象はEUROPEからの印象かと。  全体的にはある種の北欧メタル独特の様式美を感じます。音作りとかメロディとか。    今聞くとバンドの音が若い。垢抜けていません。初めて1stを聞いた時には1曲目の出だしでずっこけるくらいの感じ。ちょっと素人っぽいプレーと音。  ギターもちょっとゲイリームーアのパクリっぽい感じがあったりで。  歌もクリーンな美声にするのか歪ませた声にするのか迷っている感じがあったり。  でもそれらの青臭い部分が懐かしい感じですし、3rdくらいまでのアルバムを聞くと1stから何を目指しているのかは一貫しているような気がします。    ただ5曲目を聴いた時にジョンノーラムが何が好きかわかったのですが、それがEUROPEでやっていることなのかが一瞬不安に思った記憶があります。もっと骨太にロックしたいのではないかと。 青臭さの中にスター性が感じられます 1曲目 In The Future to Come イントロのユニゾンがカッコ良くEUROPEを印象付けた曲。 アップテンポでカッコ良いのだけど、サビのところの歌がちょっと無理をしているというか青臭い感じがカッコ良い。 3曲目 SEVEN DOORS HOTEL キラーチューン。初期の名曲ですね。 ピアノの静かなイントロからギターががっちり入るのがカッコ良い。 5曲目 Boyazont ギターインスト。ゲイリームーアのような感じが。ジョンノーラムが何が好きかがわかります。 9曲目 Memories これは個人的にはサビが大好き。美しいわけではないのですが何となく気になる系のサビ。

【高いだけはある】Suhr Koko Boost これは手放せない

イメージ
高品質クリーンブースター  Marshall、特にJCM800とか900とかでHR/HM系ですともう少し歪みが欲しいとか粘りが欲しいとか思うときがあります。通常はそういう時にオーバードライブなどをブースターとして入れてアンプをプッシュします。  そんな時にオーバードライブの代わりに挟むのがクリーンブースター。クリーンブースターの名前の通り歪み成分はありません。単純にボリュームが上がり、アンプが元気になるというか普通のMarshallが高級アンプのような感じになります。  オーバードライブをブースターとして入れる場合との違いはノイズが乗らないこと。  ここ3年くらい手放せないのがSuhr Koko Boost。 癖になるミッドブースト  普通のクリーンブースターとしても低ノイズで良いのですが、癖になるのがMid Boost。 これのために買ったと言っても過言ではない、というか常にMid Boost踏みっぱなしに。  このミッドブーストが良い音出します。これを踏むだけでギターもアンプの一回り高級になった感じ。    つまみは2つ。Boostはブーストする音量を、MidはMid Boostのブーストを指定します。 イメージ的にはBoostで全体のアップ量を指定する感じなので、BoostをゼロにしているとMidをあげてもブーストされません。  ミッドブースト時にポイントになるのが真ん中のFreqスイッチ。   左:自然な感じのミッドブースト   真ん中:ハイよりのミッドブースト   右:ローよりのミッドブースト  なイメージで音が変わります。  これはギターによって変えます。シングルコイルであれば右にすると音に太さが出ます。ハムバッカー系で右にするとアンプのセッティングによってはブーミーになりがちなので左にするとかアンプのEQでローを絞るとか。 (ハムバッカーだとこんなセッティング) 実際に弾いてみると  ローノイズでストレスないです。  例えばストラトでHR/HMをやる時にオーバードライブペダルを入れるとそれなりにノイズが大きくなりますがこれであればストレスなく音にツヤが出ます。  特にオーバードライブとしてDOD Over

Santana / Shape Shifter 古き良き音

イメージ
古き良きSantanaな感じ  2012年のアルバム。  個人的には2000年前後SupernaturalとかAll That I amくらいは聞いていてちょっと退屈な感じがしてあまり好きではありませんでしたが、今回は古き良きサンタナな感じが聞けます。  と、言っても80年代前半のShangoくらいまでのスリリングな感じではなく音的には2000年代の音で、ギターのトーンに集中して聴ける感じ。  曲調としてはサンタナの多くのアルバムであるようなアフリカンというよりはオリエンタルというかエキゾチックな雰囲気が多いです。  ギターは当然ハムバッカーの甘い音。基本的な音の傾向は2000年代のアルバムと同じ音の傾向。聞いていて面白いのはギターの音がコロコロ変わる。PRSなんでしょうけど2つのピックアップの使い分けやボリューム・トーンの絞り具合などで曲のカラーをつけ、感情豊かな音が聞けます。メタル系のギタリストのソロアルバムだと聞けない音のキャラクタのつけ方。  プレーもサンタナらしいフレーズや弾き方が満載で聞き応えがあります。  特徴的なのは3音で下降する3連符的なフレーズ。哀愁のヨーロッパなどでも聞けるフレーズでこれが独特のタイム感。  またリード中の休符の入れ方。  一聴して誰だかわかるプレーや特徴があるというのはギタリストにとって目標とすべきところですね。 幻想的で壮大な曲 1曲目 幻想的で映画のオープニングのようなアコースティックギターのイントロ。中盤アップテンポの8ビートに変わってハムバッカーのリード。サンタナ節が聞ける。 2曲目 フロントピックアップでしょうかトーンを絞った感じの音とリアピックアップのタイトな音が交互に聞けます。2人で会話をしているような感じです。 3曲目 ハードなロック風の曲。イントロのギターリフがカッコ良い。リアピックアップのハイポジションのサステインが心地よい。 4曲目 これはとても意外な曲調。 5曲目 スローバラード。サンタナといえばこれ、な感じ。 前半のギターのボリューム落とした感じのフロントピックアップの音、弦がフレットに当たる音が良い。 6曲目 アフリカンなリズムに休符多めのリード。 7曲目

Dokken / Beast from The East これは名盤!!!

イメージ
ベストアルバム的な  Dokkenの1つの区切り的なライブ版。  このアルバムって高校生の頃に初めて買ったDokkenのアルバム。もちろんそれまでYoungGuitar誌を読んでいて、Dokkenとかジョージリンチって名前は知っていたのですが実際に買ったのはこのアルバムが最初。なぜスタジオ版ではなくこれを買ったかというとジャケットに惹かれたから。  このライブ盤を最初に聞いたのでDokkenの印象がこのライブ盤な訳です。  特に印象に残ったのはギターの凄さ。最初に聞いたのがもしスタジオ盤だったのであればそこまで印象に残らなかったような気がしますしDokkenにはハマらなかったかもしれません。  もちろん哀愁メロディとか美声コーラスとかも聴きこむ1つのきっかけですが。  そのうちにいろいろ聞いてくると、他のバンドのライブ盤とは違う感じがしてくるわけです。歌とギターの衝突感がすごいというか、ギターが歌に気を使っていないというか。  よくあるのはギターは歌に気をつかって、歌のバックでは少しミドルを落としたり、全体的に混ざりやすい音にしてヴォーカルが歌いやすいようにしたりするかと思うのですが、そのようなものがあまり聞かれない。この辺りがないのは逆に清々しい感じがします。  曲もベストアルバム的ですし、プレーも80年代HR/HMのバイブル的な感じだと思いますのでこれは生涯聞くことになるアルバムかと。 これは聞くべき! 前半  Under Lock and Keyの1曲目、Unchain The Nightからスタート。歌の1音目が外しているのか狙っているのかわからない微妙なピッチで入ってくるのが期待通り。  そこからTooth and  Nailで一気にテンション上がります。このギターソロのタッピングはスタジオ版では聞かれない音の太さ。圧巻です。  名曲DreamWarriorsを経てKiss of Death。ここまでで一気に聞いてしまう勢い。 中盤  When Heaven Comes Downでちょっと一休み。Into The Fireの曲のタイトル連呼なサビでDokkenを感じつつ、Mr.Scary。 終盤  Heaven Sent、It's not Love、Alone Ag

Dokken / Back for The Attack 行きすぎちゃいました・・・な感じが。

イメージ
名盤ですが・・・。  87年の4枚目。名盤です。前作までのメローで哀愁メロディにカミソリギターを合わせた方向性をより強めてさらに円熟させた感じ。  前半はゴリゴリしたギターを前面に出したハードな曲、後半はメローな歌が印象的な曲が多いような気がします。  ギターはこれまでのDokkenのアルバムの中では最高のキレっぷりでギターソロも長め。粘りのある良い音で聞きいります。  1曲目のKiss of Deathなんて名曲なのですが、ギターソロも印象的。メロディアスだけどテンションが高い。  ジョージリンチのソロの特徴って、独特のタイム感というかタメにあるような気がします。Kiss of Deathのソロでもフレーズ自体は単調だけど独特なタメがあるために単調ではなくなるというか、ジョージ節になるというか。  歌もハードな曲とポップな曲を歌い分け、良い雰囲気を出しています。ドンドッケンの特徴って歌の出だしにちょっと外れたかような微妙な音程で探ってくる感じ。狙っているのが単に下手なのかわからない独特の浮遊感のようなものがあります。これがメローな声とマッチしていてDokkenのバンドとしての雰囲気を作っています。  残念なのが歌とギターが別の方向を向いてしまったこと。前作ですでに別の方向を向いていたのですが、そのベクトルが適度でアルバムの面積を広げていたのですが、今回は別の面になってしまった気がします。  お互いをウザく思っているのか歌とギターのテンションの高いポイントがずれている箇所があったりするように聞こえてしまうのは残念。  でもこのアルバムは一般常識的に聞いておくべきアルバム。 すれ違いすぎちゃった感じが Kiss of Death これはバンド全体としてもキラーチューン。このイントロリフはカッコ良い。サビの歌のテンションの高さも良いしギターソロのタイム感、弾きまくり感もテンションをあげます。特にギターソロ後半の単純なフレーズのタイム感が抜群にカッコ良い。 Prisoner 良いメロディの曲。 Night By Night ザクザクしたリフにNight byNightってコーラスが良い感じ。でもNight by Nightって言い過ぎかも。ギターの「ピー」とか「キー」って感じがジョ

Dokken / Under Lock & Key これで完成かと

イメージ
1種の完成形  85年の3枚目。  個人的にはこのアルバムでDokkenの完成を見た気がします。  大きく変わったのは楽器の音。2枚目までは軽めの音で一本調子のリズム隊。粗めのディストーションで若さのあるギター。これが単純だけど重厚になったリズム隊にむっちりしたギターが重なり、哀愁メロディに磨きがかかると。  各曲も構成も練られていますし、コーラスワークもしっかりしています。 アルバム全体としても1曲目のクリーントーンのアルペジオから厳かに始まって、In My Dreamsでしっかり印象付け、中盤から後半にかけてリフでザクザク、最後の曲でアンプのノイズの余韻でアルバムが終わると。  残念なのは、このアルバムから歌とギターが違う方向を向き出したのがなんとなくわかること。  このアルバムでは違うベクトルでお互いに引っ張ることでバンドの面積を拡大させている感じで良い方向にまとまっていますが、これが次作では違う方向に進みすぎて別の面になってしまうと。 佳曲が揃って Unchain The Night 厳かなクリーントーンのアルペジオからリズムインするところがカッコ良い。 5thフラットを入れたジョージリンチらしいイントロリフに哀愁メロディに拍車をがかかった歌が乗る。メロディアスで上下の移動が大きいギターソロが印象的。 The Hunter これもDokkenらしい。歌が落ち着いた感じで始まるが徐々に熱くなる。 In My Dreams 代表曲。イントロのコーラスが美声で素晴らしい。ギターソロの前半がメロディアスで前半の締めのジョージリンチらしい音使いに後半のタッピング。 Lightnin' Strikes Again この曲のタイトルはその後のアルバムでも使われています。 ギターリフがカッコ良い。 It's Not Love ロックな感じにまとまった良曲。イントロのギターが意外な感じがします。 Will The Sun Rise メロディが大好きです。湿っぽい感じでDon Dokkenの良さが出ています。 Til The Livin' End イントロギターリフの5thフラットの音がカッコ良い。 この曲は終

Dokken / Tooth and Nail 出世作ですね

イメージ
LAメタルの名盤  Dokkenのセカンドアルバム。これは名盤。 1stと比べると曲も音もぐっと垢抜けた感じがします。  このアルバムでDokkenが完成した感じでしょうか。哀愁メロディの柔らかいヴォーカルと攻撃的なギター、美声コーラスと魅力が詰まっています。  全体的にワイルドで攻撃的な雰囲気にまとまっています。  個人的にはリズム隊がもっと練られた感じだったり絡んでくるともっと面白いのかなとも思いますが、この単調な感じが逆に歌とギターを浮き上がらせる感じになって良いのでしょうか。 代表曲もこの時点で Tooth and Nail 1曲目から繋がる感じの半音下降フレーズで一気にテンションあげます。 これはキラーチューン。95年の来日公演をもに行きましたがこれが1曲目でした。 このギターソロがアグレッシブに上下します。この辺りがスリリングで良い。 Just Got Lucky これも割と有名曲でしょうか。メジャーキーでキラキラした感じの曲。 この時代特有の、曲のタイトルを連呼するサビ。 Into The Fire ヘビーな曲で好きです。 これもサビでタイトル連呼。 ギターソロはメロディックな感じでまとまっています。 Alone Again おなじみのバラード。良いメロディでドンドッケンらしさが詰まった感じです。 Turn on The Action ちょっと変わった感じのリフが印象的な曲。曲ラストのギター弾きまくりで締めるあたりがこのアルバムを象徴する締めになっていて良い感じ。

Dokken / Breaking The Chains 哀愁メロディはありますがギターは控えめ

イメージ
デビュー作  82年でデビュー作です。この頃はまだジェフピルソンではないようです。  全体的な印象としてはDon Dokkenが名実ともにリーダーな感じでしょうか。歌中心で演奏は控えめ。上手いのですがバンドとしての一体感とか熱さみたいなものはまだありません。  ギターは抑えているのか迷っているのか。あまり特徴のない感じの音です(アルバム最後に収録されているParis is Burningは別)。  リズム隊も単調。  対して歌は印象的です。Dokkenの魅力の1つって、メローな歌声によるヨーロッパ的な哀愁メロディと尖ったギターが合わさることだと思っていますが、この頃からヨーロッパ的な哀愁メロディはできているかと。  もう1つの魅力がコーラスだと思いますが、Breaking The Chainsなんかはそれが完成しています。  ちょっと青臭い感じもしますが、良いアルバムかと。 ギター控えめで残念ですが良い曲です Breaking The Chain これは代表曲。イントロから曲前半までは普通なのですが、サビのコーラスとメロディが良い。 In The Middle フランジャー的なクリーンサウンドのイントロから始まるシャフルリズム。 ギターソロはジョージリンチらしい感じ。 Felony Back in The Streetsに入っていた曲。全体的に重心低めに整えられた感じ。ちょっと退屈な感じかな。 I Can't See You 80年代の歌謡曲のような雰囲気。 Live to Rock サビのギターのバッキングが良い音。 Seven Thunders イントロのギターを聞くと、アップテンポの8ビートかと思いきや、16分音符のリフだったのがびっくり。 Stick to Your Guns ベースかカッコ良い。 Paris is Burning この1曲のためにアルバム買っても良い感じのライブ音源。 曲自体は単調なんですが、演奏とコーラスが良いです。

Dokken / Back in The Streets Dokkenと呼ぶべきか?

イメージ
Dokken名義なのか  79年のアルバムで発表年から見るともっとも初期のものになりますが、調べるとDon DokkenがDokken以前に活動していたバンドの音らしいとかDokken結成前のデモテープの音だとかいろいろ書かれていますが、Dokkenではないらしい。  デモテープなのでメンバーも、あのメンバーではないようですし音・演奏もラフな感じです(アルバムのクレジットにはジョージリンチ、ワイルドミックブラウン、Rattのフォアンクルーシェの名前がありますが)。個人的には巨匠が入っていないので特にどうも思うこともないのですが。  声はさすがに若い。Don Dokkenのメローだけど若さある歌が聞けます。決して超絶に上手いタイプのヴォーカリストではないのですが雰囲気あるカッコ良い人、な感じはこの頃から。 普通な感じなのですが Felony これはBreaking The Chainsに収録されています。こちらは少し早くて尖った感じ。若いワインような感じで熟成されていない感じです。 Day After Day アコースティックで歌がよく聞ける。メローな感じの歌がよく合います。 Liar 、Prisoner 当時のライブ音源なのですが、ちょっと無理をした感じのシャウトが印象的。

Gary Moore / Corridors of Power これは名盤!!

イメージ
ハードロックの名盤  ザクザクしたリフにハイトーンのメロディ。勢いのあるロック、美声のバラード、泣きのソロと良いところ全てが入っている感じがします。  80年代のHR/HMブームの名盤でしょうね。  ドラムにイアンペイス、ベースにニールマーレイと有名どころ。個人的にはこのアルバムのベースラインがカッコ良くて好きです。ロックベースのお手本的な。  Deep Purple的なビート感はあまりなく全体的にメローな感じで歌を立てるリズム隊になっています。  ギターはストラトが多めでしょうか。 歌のバッキングでは重心低めの音で、ソロはトレブリー気味の音作り。あまり歪んでないのですがアンプのキャビネットが震える感じが理想的なストラトの音。  全体的にはリバーブが強めの音。ストラトでミュートしたドライブサウンドにはリバーブ強めがよく合います。    また意外にストラトゆえの特徴ですがバイオリン奏法が結構聞けますね。  歌は見た目に似つかわしくなく美声のハイトーンでハードな曲とメローな曲がバランスよくまとまっています。特に自身が歌っているので歌中心にまとめられた曲が多く、Aメロ、Bメロ、サビのようにまとまっていて聴きやすいです。  歌中心だけあって、ギターは空気を読んで出すところと引くところをわきまえた感じ。非常に大人な弾き方で参考になります。 高い完成度 Don't Take Me for a Loser ヘビーなリフから始まる1曲目。5弦、6弦のミュートしたルート音に2弦3弦を入れつつのリフにBメロのテンポ半分になる部分がタメとHR/HMの良さを詰め込んだような曲。間奏のレガートからのソロがストラトのロックサウンドで気持ちが良い。 Alway Gonna Love You 美声を活かしたバラード。ソロのサステインが聴きどころ。 Wishing Well ミドルテンポの重い雰囲気の曲。歌のバックのミュートしたギターの音が重心低めのイコライジングで曲にマッチしています。間奏前のバイオリン奏法が良い音しています。 ギターソロはトレブリーな音でアグレッシブです。 Gonna Break My Heart Again サビがWhitesnakeの曲に似ている雰囲気の

MXR distortion+とDOD Overdrive Preamp/250との比較 微妙な違いあります

イメージ
有名な2台を買ってみた  たまたま中古で安く見つけたので買ってみました。古典的なペダルであり有名なギタリストが使っていたのでギタリストとしては非常にネームバリューが高いペダル。  特にビンテージやプレミアものではなく普通の普及品です。中古ですので特に年代等は不明ですが、割と綺麗ですので最近の普及品かと思われます。  MXR distortion+はランディローズの使用で有名です。インタビューによるとdistortion+のつまみを両方フルにしてMarshall1959のブースター的に入れていたとのこと。  対してDOD Overdrive Preamp/250はYngwieの使用で有名。こちらもつまみを両方フルにしてMarshallのブースターとして入れていると。  違いはギターがレスポールかストラトか。 回路が似ているらしい  ネットで調べるとこの2台は中身の回路が似ているらしい。と、いうか使っているパーツは多少異なるがほとんど同じらしいと。  そこでどのくらい違うのか興味があり比べてみることにしました。 外観的な違い  外観的な違いを比べると、両方ともつまみは2種。ネーミングは違いますがGAINとLEVELです。つまみが少なくてわかりやすいのが迷わなくて使いやすい。    大きさは少しだけDOD Overdrive Preamp/250の方が大きいです。実際に持ってみると、DOD Overdrive Preamp/250の方が明らかに重いのがわかるくらい重量は違いがあります(もちろん両方ともコンパクトペダルの範囲なのですが違いという意味では)。  電源関係ですが、歪み系は新品電池だと明らかに音が違いますので電池へのこだわりがある方も多いかと思いますが、両方とも裏蓋はネジ止めです。電池交換は面倒です。  一方ボードの中に組み込んだり電池の残量が気になったりと何かとアダプターから電源をとる機会は多いかと思います。 アダプター系はこの2台は異なります。  MXR distortion+は9V センターマイナスの2.1mmのプラグ。よくあるBOSSなどのアダプターやパワーサプライからの電源がそのまま使えます。  対してDOD Overdrive Preamp/2