投稿

Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

イメージ
 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Aerosmith / NINE LIVES これも良いアルバム

イメージ
これも勢いがあるアルバム  97年12枚目のアルバム。勢いがあります。ハードロックなアルバムです。  疾走感と押し出し感があって、所々エキゾチックな感じ。前作のGet A Gripは1音1音が気持ちが良かったのですが、こちらはバンドとしての圧力が前面に出ている感じ。  1曲目のNine Livesから攻撃的なスタート。イントロのギターがカッコ良い。  2曲目のFalling in Loveはポップな曲。ギター2本で異なるバッキングのセンスが良い。  4曲目のTaste of Indiaはインド風味。ロックなトーンとインドな雰囲気ってマッチします。出だしのヴォーカルとのユニゾンがカッコ良い。  アルバム中で似たような曲もいくつかあったり、曲数が多くて時間が長かったりして多少飽きるところもありますが、これも名盤。

Aerosmith / Get a Grip エアロの名盤

イメージ
捨て曲なし  93年の11枚目。これは捨て曲なしの名盤。Parmanent Vacationほどにポップでもなく、初期エアロのように無骨な感じもなく、現代的でスケールの大きい音になっています。アメリカ的で一見粗雑にも聞こえるヴォーカルとギターですがダイナミック感があって聴き込む感じ。  1曲目のIntroからスティーブンタイラーのラップ調のまくしたてる感じがカッコ良い。それに続くEat The Richがギターの音が良い。Eの音を響きがエレキギターの理想的な響き。  5曲目のLivin' on The Edgeは当時流行りました。アルペジオのイントロ、Aメロからサビで一気に爆発する感じがカッコ良い。  9曲目のCryin'もカッコ良い。  最後まで一気に盛り上げ聞かせつつ最後に寂しげなBoogie Manで終わると。各曲の楽曲も演奏も素晴らしいしアルバムとしての構成も良い名盤。

Aerosmith / Pump 上り坂な感じ

イメージ
ノリにノッた頃のアルバム  89年のアルバム。前作のPermanent Vacationですっかりポップでスタジアムロック的になった感じですが、さらにそれを発展させた感じ。前作のような完全ポップな感じではなく70年代なブルージーな感じを残しつつも壮大な感じに仕上がっています。完全復活でノリに乗っていた雰囲気が伝わります。  Young Lostでアップテンポのエアロスミスの1曲目らしい曲でスタート。Aメロのヴォーカルがカッコ良い。スティーブンタイラーはこの頃以降の方がヴォーカルとしてカッコよくなってゆきます。  3曲目のLove in an Elevatorは大ヒット曲。セクシーな感じが良い感じ。  個人的に好きなのが最後に入っているAin't Enough。これもヴォーカルがカッコ良い。

Aerosmith / Permanent Vacation ポップな1枚

イメージ
賛否あるポップ感  第2期エアロスミスといった感じでしょうか。これまでのエアロスミスとは全く異なります。80年代のポップな感じです。個人的には良い曲揃っていて好きなアルバムなのですが昔からのエアロスミスが好きな人には馴染めない1枚かも。  カバー含めどの曲も良いのですが、特に5曲目のDudeと9曲目のAngelがキラーチューン。Dudeは当時映画の主題歌になっていたような気がします。Angelは名バラード。I Don't Want to Miss A Thingに匹敵する名バラードかと。  ただどちらも骨太なロックバンドの曲かと言われるとそうではないような。この辺りが昔からのファンが好きでない理由かも。

Aerosmith / Classics Live II 1とセットで良いような

イメージ
1と2を分けなくても  と思ってしまうくらいのセットで聞いた方が良いアルバム。レコード会社との契約の関係で2枚に分けたとか大人の事情もあるかと思いますが。  1曲目のBack in The Saddleからノリノリのロックンロール。2曲目のWalk This Wayはスティーブンタイラーが面白い。  1枚目の方と共通してなのですが、演奏が安定しているのがさすがな感じがします。

Aerosmith / Classics Live 初期エアロのライブ盤

イメージ
初期エアロファンとしては  楽しめる1枚。  ブギーな感じだったりザクザクしたロックンロールな感じが楽しめます。  Sweet Emotion、Dream on、Mamakinの3曲一気に行くところあたりがテンション上がります。  初期エアロスミスのカッコ良いところをうまくまとめたアルバム。

Aerosmith / Done With Mirrors 復活第一弾

イメージ
完全復活とは  なりませんが、ギタリスト2人が復帰。  これまでの初期Aerosmithとは方向が変わりつつある感じがしますが、方向性が定まらない感じが。  1曲目のLet The Music Do The Talkingがジョーペリーのソロアルバムのタイトルになっているのは何かの狙いでしょうか。Draw The Lineのリフを挟みつつエアロスミス的なロックンロール。  2曲目以降が定まらずに迷走な感じか。

Aerosmith / Rock in The Hard Place 微妙な時期

イメージ
微妙な時期の音  オリジナルギタリスト2人ともいない状態のアルバム。音を聴くとAerosmithと言って良いのか微妙な感じもあります。  とは言いつつも1曲目のJailbaitはエアロスミスのアルバムの1曲目にはよくある雰囲気のヘビーな曲。2曲目のLightning Strikesはライブでもよく演奏されていたようす。  3曲目のBitch's Brew、5曲目のCry Me a Riverなんかも良い曲で、アルバムの前半一気に聞けます。  ただやっぱり演奏のテンションが低いのが残念な感じ。

Aerosmith / Night in The Ruts ジョーペリー脱退

イメージ
低迷期  エアロスミスとしては低迷期かなと。オリジナルギタリストのジョーペリーが脱退したりと混沌としていた時期。  でも全体的にスティーブンタイラーのシャウトが素晴らしくそれを聞くためだけに買っても良いかなと。  また9曲目のMiaではしっかり歌い上げたりとヴォーカルを聞くためのアルバムかな。

Aerosmith / Draw the Line 微妙なバランス

イメージ
微妙なバランス  エアロスミスの5枚目。  個人的にはあまり耳に残っていないアルバム。3枚目、4枚目のような一体感や勢いが引いた感じがして。  タイトル曲のDraw The Lineくらいは良い曲ですがそれ以外は聴きどころがない感じ。エアロスミス的なバンドの場合、楽曲のアンサンブルとか音使いというよりはバンドとしての一体感が重要になる気がします。シンプルだけど圧力があるというか。なんというか冷静に聞かれた時点で狙いを外したような気がします。このアルバムは残念ながら冷静に聞いてしまう感じか。

Aerosmith / Rocks これも名盤

イメージ
前作に比べると地味ですが  これも名盤。  派手はキラーチューンは少ないのですが、アルバムとしてバランスが良く、余計な贅肉とか変な違和感がないアルバム。  1曲目のBack in the Saddle、怪しい感じで始まりスティーブンタイラーの荒々しいヴォーカル。このアルバムでスティーブンタイラーの独特なシャウトが確立された気がします。  3曲目のRats in The Cellerではブルースハープがカッコ良い。7曲目のGet The Lead out、ハードなブギーというのでしょうか。シャッフルリズムでZZTop的な感じなのですが、この手の曲はエアロスミスに合うというか得意な感じですね。

Aerosmith / Toy In The Attic 初期の名盤

イメージ
初期名盤  エアロスミスの3枚目。   1975年の発表ということで、今から30年以上前の音ですが古さはありません。 1曲目から力が入り、最後まで一気に聞けるアルバムです。  1曲目のToy In The Attic。最初に聴いた時にはイントロの最初の1音でビクッとしてしまいそのまま最後まで聴きいってしまった曲。 4曲目Walk This Wayなんかはテレビなんかでも良く耳にする曲。この曲のリフは名リフとして後世に残すべき。6曲目のSweet Emotion、これもエアロスミスらしい浮遊感のある名曲。キラーチューンも揃って一気に最後まで。  この頃のロックは、同時に鳴っている音の数は少ないのですが、一体となったときのパワーがあります。良くも悪くも各パートの抑揚や息遣いまで良く分かりそうで、プレーするほうも真剣でしょうけど、録音するスタッフもその一瞬一瞬に真剣でしょうね。きっと。 ギターの音もストレートにアンプにつないだ音で、余計なエフェクトはなしです。弦を押さえる指先やピッキングやミュートでいろんな表情を出しています。最近のエフェクト盛りだくさんの人工的な音は、聞いているとすぐに気分が悪くなりますが、このアルバムは素直に耳に入ります。

Aerosmith / Get Your Wings 飛べエアロスミス 相変わらず恥ずかしい邦題

イメージ
キラーチューンはないが  初期の手探りな感じが出ている初々しい感じのアルバム。  ファーストアルバムもそうなのですがエアロスミスはこの時代のアメリカンなハードロックなのですが、グランドファンクレイルロードのようなラフだけど大音量の大陸的な音とはまったく違う気がします。もっと都会的な感じというか。  アルバムとしてはキラーチューンがないのですがファーストよりもバンドの一体感がしっかりしてきたような印象で、1曲目のSame old Song and Danceからグルーブ感あるリフ。  YARDBIRDSのカバーのTrain Kept a Rollin'、次のSeason of Witherではエモーショナルでしっとりした感じ。