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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

Eric Clapton / 24 Nights 名盤ライブ

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 ポップ自体の締めくくりになるライブアルバム。選曲的にはBehing The SunからJourneymanあたりが中心ですがCreamの曲も何曲か。  参加しているミュージシャンも多く豪華な音でアルバムの音を再現している感じですがギターはアルバムよりも前に出ている感じ。ミドルの出た音でパリッとしています。この前に出るギターの音と相まってWonderful Tonightのイントロのギターなんかはライブで聴いてもカッコ良いです。音を前に出しながらも隙間を楽しむ感じなのが熟練な感じ。  個人的にはラストのEdge of Darknessの雰囲気が好き。

Eric Clapton / Journeyman ポップ3部作

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 1989年 Behind The Sun、Augustに続く80年代のポップアルバム。80年代のゴージャスな音にヴォーカリストとして前に出ているアルバムかなと。  PretendingやBad Loveなどはこのアルバムの代表曲でしょうか。  ただ少しづつ原点回帰な雰囲気もあり単なるポップというよりはギターが前に出ている雰囲気もあります。Old Loveではブルージーなギターが聴ける感じ。

Eric Clapton / August 引き続きポップ

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 1986年 Behind The Sunに続くポップ路線。派手なキーボードやホーンが目立つ感じ。やはり豪華で厚みがある音の中で全体的にはギターよりもヴォーカルに焦点が当たっている感じ。その中でも4曲目のBad Influenceのようなブルーズのカバーがあったりと軸足は動かしていないことを主張しているのも面白い。

Eric Clapton / Behind The Sun ポップ路線

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 1985年のアルバム。この頃からポップ路線になってくる感じがします。1曲目のShe's Waitingからそれまでのブルーズとか考えられないくらいのポップ。音は厚いし豪華な感じもすると。6曲目のForever Manなんかもそんな感じになっています。フィルコリンズの影響が大きいのでしょう。とても聞きやすくまとめられていて周りが豪華な音のおかげでしゃがれ声のヴォーカルがより一層堪能できる感じ。

Eric Clapton / Money And Cigarettes 脱力系

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 1983年の8枚目のアルバムにあるのでしょうか。脱力系のアルバム。もっとも脱力系を感じたのが4曲目 I've Got a Rock 'n Roll Heartでしょうか。タイトルから想像してイケイケでストラトをブンブン鳴らすのかなと思いましたが・・・実際聞いてみると脱力系。  ブルースミュージシャンはこれが良いのでしょうか。全力で休む的な。

Eric Clapton / Backless ストラトの音

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 Creamの頃やLaylaのような弾きまくりのギターはありませんが、要所でストラトの良い音が響くアルバム。ギターだけ聞くと地味かと思いますが、その分ヴォーカルが目立っているかと。

Eric Clapton / SLOWHAND 名盤

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 461 Ocean Boulevardは聞きどころも多いアルバムでしたが、それ以降はレゲエな感じでゆったりしており、エレキギターの熱いプレーは少なかったように思います。このアルバムでは再びエレキギターを前面に出した感じの音。  曲もそろっていてWonderful TonightやLay Down Sally、Cocaineなど代表曲が含まれると。Cocaineはギターリフがしっかりしてカッコ良いしWonderful Tonightはイントロのスローは入りが完成されている感じ。

Eric Clapton / No Reason to Cry 地味なアルバム

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 1976年の4枚目のソロアルバム。レイドバックという表現だそうですが、ゆったりというかだらりというかリラックスした音楽が狙いのよう。ゲストミュージシャンも大勢参加したアルバムのようでクラプトンが遠慮しているようにも思えます。  その中でも7曲目のDouble Troubleはオーティスラッシュの有名はブルーズナンバーですがギターソロが聞きどころ。

Eric Clapton / There's One in Every Crowd レゲエ

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 I Shot The Sheriffの流れでレゲエを取り入れた感じのアルバム。2曲目のSWING LOW SWING CHARIOTはゆるいコーラスとゆったりしたギターのレゲエ。3曲目 Little Rachelもブルーズのカバーですがレゲエ。  全体的にゆったりとして良いのですが、エレキギターを聞きたい人はちょっと退屈かも。

Eric Clapton / 461 Ocean Boulevard ゆったり

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 前作のいとしのレイラに比べるとヴォーカルの余裕というかゆったり感が感じられるアルバム。1曲目のMotherless Childrenでノリノリな感じが続くのかと思いきや、2曲目のGive Me Strengthではまた違った雰囲気だったり。音楽的も幅広く好きな曲を集めたのでしょうか。  キラーは5曲目のI Shot The Sheriff。ボブマーリーのカバーでレゲエを広めた曲とか。「ン・チャ、ン・チャ」って感じのカッティングが良いタイム感。このくらいのテンポのカッティングって難しい。

Derek And The Dominos/ Layla and Other Assorted Love Songs

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 名盤。何と言ってもLaylaがキラーです。高校生の頃に初めて聞いてぶっ飛んだ思い出があります。カッコ良いイントロリフから始まりAメロで転調。サビでイントロのリフ。単純な2構成ですがカッコ良い。  Layla以外にもKey To The HighwayやBell Bottom Bluesなど渋目のブルーズが並ぶ名盤。

Eric Clapton / Eric Clapton 良い感じのヴォーカル

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 Eric Claptonのファーストアルバム。これまではギターに専念していた感じでしたがソロアルバムではヴォーカルも。ブルージーな曲にだるっとしたヴォーカルがマッチしていて良い感じのまとまり。個人的にはAfter MidnightとかBad Boyとかが良い感じ。繰り返し聞いてしまう中毒性。

Blind Faith / Blind Faith クラプトンは地味か

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 クリームの解散後にエリッククラプトンが在籍したバンド。残念ながらStive Winwoodの存在感が大きくEric Claptonは地味な感じになっています。目立っているのがPresence of The Load。このバンドで唯一クラプトンが提供した曲で、ワウを使ったソロが良い感じに泣けてくる。

John Mayall and Bluesbreakers with Eric Clapton ブルーズの名盤

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 Eric Claptonが短期間在籍していたブルーズバンド。レスポールとマーシャルの組み合わせの教科書的音のアルバム。HideawayやSteppin' Outなどな今聞いても名演感が褪せない曲。  中でもキラーチューンは1曲目のAll Your Loveでしょうか。カバーですがしっかり自分のギターになっているところがさすがエリッククラプトン。

Y&T / Endangered Species ブルージー

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 1997年、復活2作目。時代的にブルージーでダークな感じになっています。1曲目のHello,Hello (I'm Back Again)は前作のLong Way Downをさらにブルージーにした感じ。  一転7曲目のStill FallingはForeverを思い出すような正統派なY&Tの名曲。

Y&T / Musically Incorrect 復活作

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 1995年の復活作。時代的にダークな感じの音作りになっているのでY&Tらしくないなと思ったりする部分もありますが、よく聞くと佳曲もあります。  I've Got My Ownなんかはリフ主体のアップテンポで聴きやすいですしNo Regretsは得意のバラード。哀愁のエモーショナル歌メロがカッコ良い。

Y&T / Ten 印象薄いかもですが

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 1990年、10枚目のアルバムなのでタイトルはTen。  初期の三部作(Earthshaker、Black Tiger、Mean Streak)のような哀愁メロディを前に出した代表曲があるアルバムも良いのですが、こちらは完成度って観点では良いかもと思います。  ラスト曲のSURRENDERはメジャーコードとマイナーコードを巧みに使い分ける感じでキャッチーな曲構成な名曲。哀愁メロディが乗ったY&Tの完成系かもと思います。

Y&T / Contagious LAメタルの音

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 1987年、RATTやVan HalenなどのLAメタルやBon JoviやDef Leppardのようなスタジアムロックが全盛だった時代。このアルバムもそれ系の音になっています。初期の湿度高めの哀愁というよりはリフ主体の雰囲気。  そんな中でも秀逸な哀愁メロディは健在。TempationはY&T得意の泣きのバラードですしI'll Cry For Youはパリの散歩道的なインスト。

Y&T / In Rock We Trust 方向転換

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 これまでの3枚は哀愁メロディのパワーバラード的な曲がキラーになっていましたが、このアルバムは明るいDON'T STOP RUNNING。ポップでアップテンポな曲。コーラスをメンバー全員で歌っている感じが楽しさを感じる。  特にヴォーカルのデイブの声質も良い感じで響いている感じがカッコ良い。

Y&T / Mean Streak 日本人好み

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 Y&Tになってから3枚目。1枚目、2枚目は名盤ではありますが曲のばらつきがある気がしました。キラーチューンはありつつも地味目の曲も含まれていると。このアルバムではそれが解消している気がします。  MIDNIGHT in TOKYOではシャッフルリズムに乗った哀愁。逆に哀愁がくさすぎるかもしれませんが日本人的にはこのくらいが良い感じ。