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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

ZENO / Listen to the Light 変わらずに美しい

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 ZENOの3枚目。変わらずに美しく収納された楽曲。ほぼ個人プロジェクトのような感じになっているようですが、ギターは素晴らしい。Meet Me At The Rainbowなんて粘り気のあるトーンで迫ってくる感じですし、Follow The Windはハードロック的にぐいぐいくる感じ。  個人的にはBoston的というか即興でその一瞬を捕捉するのではなく、コツコツと地道にスタジオでたし算をしていった音のように思います。

ZENO / Zenology メロディアスハード好きにはたまらない

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 Zeno Roth率いるZENOのセカンド。セカンドといってもバンド自体はファーストの後に解散、87年から94年の間にコツコツと撮りためた曲を集めて1枚のアルバムに。  1曲目のHeat of EmotionはFair Warningでもおなじみの曲。当たり前ですが路線は同じ。透き通るようなクリアな音でスッキリと美しいメロディが綺麗に収納されている感じ。  アウトテイク集なので録音時期もヴォーカルがバラバラでちょっとアルバムとしてはまとまりのない感じもしますが、個々の楽曲としてはクオリティ高い。

SAXON / DESTINY 歌物

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 完全に歌物にふったアルバム。  1曲目のRide Like The Wind、クリストファークロスのカバーから。カバーですが結構カッコ良い。キラーは3曲目 I can't Wait Anymore。SAXONとは思えないAOR的な曲ですが良いメロディ。 初期のSAXONをイメージしなければ結構良いアルバムかと。

SAXON / ROCK THE NATIONS 低迷期

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 Crusader、Innocence Is No Excuse、ROCK THE NATIONSの3枚はSAXONの低迷期でしょうか。アメリカ的な雰囲気を入れてジャケットも明らかにアメリカ市場的な雰囲気で出して、古くからのファンはイマイチな感じでしょうか。  とは言いつつもSAXONらしさを取り戻しつつある1枚。1曲目のROCK THE NATIONSや2曲目のBattle Cryはリフも面白くSAXON純度が高い感じがします。イメージ的にはバイカーズメタルではなく戦争映画メタルな感じですが。

SAXON / Innocence Is No Excuse アメリカンパワーロック

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 アメリカンパワーロック的なアルバム。ジャケットからしてこの当時のLA METAL的な雰囲気が伝わります。  全体的にポップで聞きやすい雰囲気にまとまっていますが、前作よりもロックな感じになっています。1曲目のRockin' Againってのが前作からの出直し的な感じでしょうか。  個人的にはBroken Herosがカッコ良い。ミドルテンポもバラードですがヴォーカルのヘタウマな感じが悲哀を感じます。どこかの映画のラストシーンのような雰囲気。

SLY / $£¥ 日本のスーパーバンド

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 1994年分かりやすい日本のスーパーバンド。正統派なヘヴィーロックな感じ。路線としてはLOUDNESSの三期の低位な感じとも思います  オープニングのCRY OF WARではヴォーカルがぐいぐい来ます。2曲目のKINGDOME COMEでも同じくヴォーカルがカッコ良い。LOUDNESSよりもカッコ良いのでは、とも思います。ドラムも同様。重く前に出る感じが耳を引く。

BABYMETAL / METAL RESISTSNCE 変わらずに声とのアンマッチ

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 BABYMETALのセカンド。  変わらずにバックの演奏と声がマッチしていない感じが面白いです。歌メロも普通のアイドルソングのような感じで若い女性ヴォーカル、それを無理にメタルっぽくした楽曲。あまりメタルを聞かない人がイメージする「メタル」、とにかくドコドコ・ピロピロしている感じを詰め込んだ感じ。そのくらい無理に詰め込んだ感じが良いのでしょうね。中途半端にカッコ良いものを狙うのではなくダサカッコ良いてきな。

SAXON / CRUSADER キャッチーに変化

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 アメリカ市場を意識したらしく曲調がポップな感じになりました。LA Metalが流行っていたり、ライバルのIron Maidenも同じくアメリカ市場を意識して変わって行ったりもありまして、こちらもキャッチーな感じに変わりました。  このアルバムの前後で確かに雰囲気は変わりましたので昔のファンからは批判もあるかもですが、タイトル曲のCRUSADERなど重厚でドラマチックなSAXONらしい曲もしっかり入っています。

SAXON / Power & The Glory メジャー感

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 ブリティッシュハードロックのベテランな感じでしょうか。初期の音から少し変化してメジャー感が出てきた5枚目のアルバム。  かわらずに力強いですリフのPower and The Gloryで始まりますがこれまでのストレートな疾走系一辺倒ではなく歌ものに変化した感じがあります。その分落ち着いた感じもしますがドラマチック感が増して良い感じに。

SAXON / The Eagle Has Landed 初期の勢い

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  SAXON 初期の名曲が詰まったライブアルバム。1曲目は Motorcycle Man 続いて 747 とまさにバイカーズロックな感じの王道。それ以降も Princess of The Night 、 Strong Arm of The Law 、 Heavy Metal Thunder と名曲が続くと。  ヴォーカル Biff の声域の狭い感じが余計にライブ感を出していて一体感のあるライブアルバム。

SAXON / DENIM AND LEATHER 代表作

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 4枚目にして代表作でしょうか。  アルバム代表曲のPrincess of The Night、シングルでヒットしたNever Surrender、And The Bands Played on、この時代のロックアンセム的なDENIM AND LEATHERと聞きどころも多いアルバム。派手で一見してわかるキラーチューンというわけではなくちょっと地味な感じがする曲たちですが聞くと染み込んでくる曲。  バランスの良い縦ノリが集まったアルバム。

SAXON / STRONG ARM OF THE LAW 整合性のあるアルバム

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  SAXONのサードアルバム。代表曲が入っていてライブでも必須のナンバーやヘヴィーなナンバーなど織り交ぜてアルバムとしても整合性の取れた感じの雰囲気。  1曲目のHeavy Metal Thunderはアグレッシブでサビのヴォーカルとちょっと跳ねる感じのギターリフが印象的。回りくどくないはっきりと主張するようなそんな曲。  20,000FTも同様の疾走曲ですがこちらもギターリフがカッコ良い。

SAXON / WHEELS OF STEEL 暴走メタル

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 気持ちの良い疾走感。暴走メタルというかバイカーズメタルというか。基本的には単調な曲が多いのですが、逆にそれが心地よい。  1曲目のMotorcycle Manから疾走感抜群。プレー的にエモーショナルというのとは離れていてザクザクと機械的に走り出す感じがエネルギッシュ。こういう意味で全体的にはエモーショナル。  名曲は747(Strangers in The Night)でしょうか。切なくメロディアス、疾走系ではなくミドルテンポですが渋くカッコ良い。