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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Thin Lizzy / Night Life ツインリードの始まり

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 74年 4thアルバム。ギターにブライアンロバートソンとスコットゴーハムの二人を迎えてツインギターでロックな感じになるアルバム。  前作まではアイルランド民謡的な雰囲気を残していましたが、今作からはそれをベースにしつつもハードロック的なアプローチを入れた節目でしょうか。  Sha-la-laなんて語り風なヴォーカルにカッティングのバッキングギターですが、ソロはひずみ深めのリードで印象的。

Thin Lizzy / Vagabonds of the Western World 初期の傑作

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 1973年リリースの3rdアルバム。初期の傑作です。ストレートなロックでもなく、カントリーな感じもありながらもアメリカ的でもなく、いろんな音楽性が混ざっている感じで、アイルランド独特な望郷感というか寂しさのようなものが出ている感じがします。そのため初回ではとっつきにくい感じも。  フィルライノットのルーズな感じのプレーが特に良い感じで雰囲気を作っているのですが、このアルバムで最もよく現れているのがWhisky in The Jar。これは心地よく聞ける。

Heavens Gate / MENERGEY ジャーマンに戻る

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 Livin' in Hysteriaの次に出ていれば評価も違ったかもしれません。前の2枚はジャーマンという枠を外れてアメリカ寄りのハードロックだったり色々ごった煮的な雰囲気があり聞く側の期待とはちょっと違ったかもしれませんが、今回はジャーマンに戻ってきました。  Mastermindとかはカッコ良いですし。  ただ全曲語りが入るのは個人的にはちょっと残念。前の曲の印象が薄れたり曲間の流れが切られてしまうので。

Heavens Gate / PLANET E. 印象に残らないか

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 96年の4枚目アルバム。  やっぱりLivin' in Hysteriaな印象が拭えないので、それをイメージして聞くとちょっと違うかもしれません。  ただ1曲目からこれだけキャッチーなメロディでグイグイくるバンドも少なく、「ジャーマンメタル」な先入観を持たなければ良いアルバムなのかなと。  1曲目のTerminated Worldのサビ前のユニゾンになったところや高速なギターリフなんてカッコよいと思います。  またヴォーカルが安定していて9曲目のNoah's Dreamなんてオペラな雰囲気で名曲。

Heavens Gate / HELL FOR SALE! 典型的なジャーマンメタルから

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 92年のHeavens Gateの3rdアルバム。前作は典型的なジャーマンメタルな様式美を踏襲していましたが今回は楽曲的にもバラエティに富んでいるというかまとまっていないというか。  特に目立つのが2曲目のHell For Sale!や5曲目のAmerica。ポップでアメリカっぽい雰囲気になっていて聞く側が求めていた音とはちょっと違うかも。  とは言いつつもRising Sunなどツボに入る曲もあり。

Heavens Gate / LIVIN' IN HYSTERIA メジャー感

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 ドイツのメタルバンドHeavens Gateのセカンド。ファーストはちょっとB級くささがありましたが、今作は一気に垢抜けた感じ。  1曲目のLivin' in Hysteriaの豪快なメタルチューンで幕開け。ポップなメロディとツインギター、フックのあるリフト名曲な雰囲気。  その後もドラマチックな曲やゆったりした曲、バラードなど飽きない作りになっていて最後のGate of Heavenは正統派なメタル曲。

Heavens Gate / IN CONTROL

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 1989年 Heavens Gateのデビュー作。Helloweenの守護神伝が流行りジャーマンメタルが一般的になったあたりのデビュー。音的にも守護神伝的な雰囲気とJudas Priest的な雰囲気のミックスされた感じがオリジナルな雰囲気。  Helloween的な雰囲気としては1曲目のイントロ曲から2曲目のスピードチューンIn Controlに繋がるあたり。この辺りはお約束な感じもありますがメタル好きとしては外せない。  アルバムとしては速い曲とそうでない曲が交互に入っているので飽きずに聴ける1枚。

Helloween / 7 Sinners メタリック

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 前作Gambling with The Devilの時もメタリックな雰囲気になったと思いましたが、さらに鋼分多めでダークな雰囲気になっています。  ツーバスドコドコしているバックにゆったりとしたロングトーンでポップなサビが乗るあたりは変わらずにジャーマンメタル。5曲目のWorld of Fantasyなんてそんな感じでしょうか。  2曲目のAre You Metal?はこのアルバムの象徴のように思い切りメタルにふった一曲。このパワー感はさすが老舗のような感じ。

Helloween / Gambling with the Devil 名盤

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 パワーがあって購入当時よく聞いていました。良曲ばかりで名盤。  印象としてはドラムが目立つ感じ。2曲目のKill Itのサビ?のところは「Kill it、Kill it」のコーラスの合間のドラムが印象的。  曲的にも聞いていて楽しい感じ。  3曲目のThe Saintsはサビがメジャーキーでこれもパワー感がある曲。Eagle Fly Free的な雰囲気を感じる名曲。  6曲目のFinal Fortuneも名曲。ミドルテンポできらびやかでキャッチーにまとまっています。

Helloween / Keeper of the Seven Keys: The Legacy 名盤の冠で

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 名盤の名前をつけた11枚目のアルバム。  守護神伝な名前をつけてしますと、どうしてもカイハンセン・マイケルキスクなイメージを想像してしまい・・・その観点でいうとちょっと肩透かしな感じもします。  とは言いつつもジャーマンメタル・正統派パワーメタルな王道で、アンディデリス時代では人気もあります。まさに新章でしょうか。  1曲目のThe King For A 1000 Yearsから大曲を入れていていて練っている感じが伝わります。全体的にはキラーチューンはないのですが、全体的にバランスをとってアルバムとしてまとめた感じ。

ERNiE BALL PARADIGM SLINKY 2ヶ月経過

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 ERNiE BALL PARADIGM SLINKYをレスポールに貼って2カ月以上経ちました。  どうなったかというと1カ月前とそれほど変わりません。  家での練習の他にスタジオでの数時間を複数回、本番を1回。  普通のスリンキーであればすっかり錆びて黒くなっている頃ですが、巻き弦が多少黒ずんでいるくらいで済んでいます。  錆びついてフレットが擦れることもありません。  音は新品の頃のパリッとした感じはなくなりましたが、普通に弾く分には問題ない感じで、弾力もまあ大丈夫な感じでしょうか。

Helloween / Rabbit Don't Come Easy 安心の1枚

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 10枚目のスタジオアルバム。新ギタリスト加入な感じもありますが違和感なく期待するHelloweenな感じ。疾走系もありヘヴィーなリフもあり、前作のThe Dark Rideもよかったのですがそれよりも統一感とか密度が高い感じがします。  1曲目の疾走系のJust a Little Signも良いのですが、結構良いのがHell Was Made in Heaven。四人編成の初期のHelloweenというかヘヴィーなリフに寂しげなヴォーカルが乗るあたり独特の哀愁があって。

Helloween / The Dark Ride ダークな音

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 前作のBetter Than RawのHelloween的メタル路線とは異なり、ダウンチューニングでのヘヴィーでダークな音と荒々しいヴォーカルが耳に残ります。  イントロがカッコ良いMr.Tortuneとかギターソロがカッコ良いSalvationあたりがこのアルバムのハイライトでしょうか。  全体的に実験的な音もありますがHelloween節が聴けるアルバム。