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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Ratt / Detonator 楽曲の質は高い

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カッコ良いのですが  楽曲はカッコ良くRattらしさも残しつつ良いアルバムなのですが売れなかった感じ。2曲目のShame Shame Shameは16ビートな感じのノリノリの曲。5曲目のOne Step Awayはボンジョビ的な感じでしょうか。10曲目のGiven' Yourself AwayはRattには珍しいバラード。プロデューサーがボンジョビのプロデューサーということで全体的にボンジョビ的になっているかな。

Ratt / Reach for The Sky ターニングポイント

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チャレンジも  4枚目のアルバムでこれまでRatt'n'Roll一辺倒だったものを少しチャレンジな曲を入れた1枚。3曲目のWay Cool JRはその代表でしょうか。ブルージーなギターの単音リフから始まりいかにもホーンセクションが似合う曲。意外にスティーブンパーシーの声があっていると思います。  6曲目のChain Reactionはツーバス系で16ビートのリフ。これも疾走系で良い曲。  Ratt'n'Rollな曲も健在で2曲目のI Want a WomanはRattらしいリフが乗った良い曲。

Ratt / Dancing Undercover ヴァリエーションが増える

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これも名盤  1stに続く名盤でしょうか。  Ratt'n'Rollな感じの8ビートミドルテンポだけではなく、ブルージーな展開とか横揺れな感じも入ってきたように思います。とは言いつつもやっぱり8ビートな曲がしっくりくる感じ。曲名にもある通りDrive Me Crazyってのがアルバムとして狙っているところでしょうか。  1曲目のDanceはイントロのディレイギターが面白い。曲はストレートなRatt'N'Roll。個人的に好きなのは5曲目のBody Talk。サビのバックでベース音が下降してゆくのがカッコ良い。

Ratt / Invasion of Your Privacy  傑作

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傑作アルバム  RattのセカンドでRattの音が完成した1枚。  ミドルテンポでタイプの異なる二人のギタリストが合わさる感じがRattな感じ。そしてバラード押しでもない点。ザクザクしたリフがRattなわけです。  1曲目のYou're In Loveのイントロでテンション上がります。ザクザクした8ビート。ギターのリフにヴォーカルが乗るあたりがカッコ良い。3曲目のLay it Downも同じように8ビートのザクザクしたリフで始まる感じ。You're in Loveはパワーコードな感じのリフでしたがこちらはメロディアスに組み立てられたリフ。

Ratt / Out of The Celler LAメタルの代表格

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ミドルテンポ  LAメタルの代表格Rattのメジャデビュー1枚目。  ミドルテンポでザクザクした感じの音で1枚押し通す感じ。見た目も派手で美形のカットTシャツ。  音的には歌メロはそれほど強くないのですがギターが魅力。ロビンクロスビーとウォーレンデマルティーニの二人で違うリフを弾いていて1つの曲になってゆく感じがRattの魅力。  このアルバムだと1曲目から3曲目の流れが最高にカッコ良い。1曲目のWanted Manはイントロの壮大な感じのリフから始まるミドルテンポ。Aメロのいきなり感がカッコ良い。2曲目のYou're in Troubleはギターがカッコ良い。歌のバックのリフもカッコ良いしソロもテクニカルなわけではないけど転調し流れるようなプレー。  3曲目は代表曲。Round and Round。イントロのリフはRattの感じ。ウォーレンのギターソロはスリリングな展開でジャックオフヴィブラート。

Dio / Dio at Donington UK: Live 1983 & 1987 全盛期のライブ

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全盛期のライブ  83年、87年の全盛期の音源。声の張りとかバンドの演奏とかも申し分ないですし観客のテンションの高さも聞き取れます。  DioだけではなくRainbowとかBlack Sabbathの曲も含んでの選曲ですが、観客が求めているのはバンドとしてのDioもそうなのですがヴォーカリストとしてのDioという面もあるのでしょう。やっぱり思うのはDio自身の技量だけではなく名パートナーとしてのギタリストの技量が良い感じでミックスされてできた名曲なのかと。  個人的に残念なのはWe Rockが収録されていないこと・・・。

Dio / Holy Diver Live アルバム再現

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名盤の再現  2005年のライブ音源。名盤のHoly Diverをそのまま再現するライブ。  2枚組のアルバムで1枚目がHoly Diverのそのまま。2枚目でDioのこれまでの名曲をいくつか。  Dioのヴォーカルってのが衰えがないというか昔の名盤をそのまま。多少の声のハリが変わったりしているところはありつつも、円熟した表現力ってのは素晴らしい。上手い下手というのがハイトーンが出るとか伸びがあるとかそういう表面的なことでないのがわかります。  ギターはダグアルドリッジ。音的にレスポールでしょうか。中低音が出ているのでHoly Diverのアルバムのギターの音のようなトレブリーな感じではなく、幾分もっさりした感じもありますが上手いです。  個人的には2枚目1曲目のTarotWomanが良いです。

MXR distortion+の音量

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distortion+を再び試す  最近思い立って様々なギターとペダルの組み合わせ(複数ペダルを直列につないでブースター的に使うことも)を改めて試しています。目的はちょっとしたスタジオなどで手軽に持ち出せるサブボードを作りたいなと思い、手持ちの中の現在一軍ではないオーバードライブの良さを再発見できないかと。 OUTPUTの音量  これまではMarshallのブースターとして常時オンで使っていたりもしました。distortion+のOUTPUTのつまみは全開で音量フラットになると思っていたのでブースターというよりは歪みをちょっとトーンシェイプト歪みをちょこっとプラスする感じで。  しかしながら今まで気がつきませんでしたが、よく聞いてみるとdistortion+をオンにすると少しながら音量が下がる気がします。  今回たまたまTS miniと直列で繋いで踏み換えなどをしている時に気がつきました。 (こんな感じ) 原因わからず  この時はdistortion+にアダプターを繋いでいましたが、ふと古い電池が入りっぱなしになっていることに気がつき、一応電池を抜いてみましたが結果は変わらず。  インピーダンスの違いなどがあるのかとも思い接続順を変えたりもしましたが、こちらも結果は変わらず。  似た回路のDODの250だとこんなことはありませんでした。  色々触るもdistortion+をオンにすると音量が少し下がるのは改善できず、distortion+は今まで通り常時オンにして使うしかなさそう。

Glenn Hughes / Resonate ロックなアルバム

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ロックしているアルバム  最初にひと回し聞いた印象がロックなアルバムだなと。ヘヴィーな感じでカッコ良い。  変わらないのはグレンヒューズのヴォーカル。衰えがない感じが素晴らしい。ゴリゴリのハードロックでシャウトもありますしメローなヴォーカルもあります。  今回結構目立つのはオルガン。ジョンロードのように弾いていて余計にハードロック感が出ています。代わりにギターはあまり前に出ていない感じ。  耳に残ったのは7曲目のHow Long。間奏のオルガンのソロがジョンロードを意識したようなフレージング。リズムを重視したユニゾンのサビ。ドラムがハードロックらしくスパスパ鳴ってのユニゾンがカッコ良い。そして最後のシャウト。 9曲目のLandminesではイントロのギターがカッコ良い。フロントのシングルコイルでしょうか。

Def Leppard / Def Leppard らしい感じ

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らしい感じ  少し渋くなったけど「らしい感じ」が詰まったアルバム。  聞いた途端に全盛期の頃のアルバムを思い出しました。全盛期の頃の曲を今の解釈でやり直したような。昔の曲の焼き直し的な印象を持つ方もいると思いますが、Def Leppardに求めるのはこういうものかと。ソリッドな音に重厚なコーラスワーク、ミドルテンポでポップなメロディ。悪く言えばマンネリか、良く言えば狙ったところが当たる、ギターでいうとTubeScreamerのような感じでしょうか。  1曲目のLet's Goから2曲目のDangerousへの流れが特に良いです。

Dio / Master of The Moon 様式美

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Dioのスタジオラスト  ダグアルドリッジが抜けてグレイグゴールディに。弾きまくっている感じです。  ロニーの声は衰えないですし1曲目から入魂です。  キラーチューンがないのは残念なのですが妖艶な感じの様式美。ファンが求めるDioな音があると思います。  1曲目のOne More For The Roadは疾走系の曲。アルバム1曲目はこのような曲であってほしい。ギターとヴォーカルの雄叫びというか入魂具合がテンション上がります。そして続く2曲目のMaster of The Moonはミドルテンポのロニーが得意な曲。初期のアルバムのように1曲目が疾走系で2曲目にミドルのタイトルチューンを持ってくる流れがDio。

Dio / Magica 重さの中に美しさ

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モダンヘヴィネスから  路線変更と言われていますが、十分にモダンヘヴィネスな感じ。  ただ前作は煮詰められたドロドロの何かのような感じでしたが、今作はドロドロの中に美しさがある気がします。  特に4曲目のFever Dreamsなんかは様式美的な感じのDioの昔からのファンが好きそうなイメージ。  ただコンセプトアルバム然としていてキラーチューンがないのは残念。

Dio / Angry Machines モダンヘヴィネス2枚目

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とっつきにくいかも  Black SabbathのDehumanizerから続くモダンヘヴィネス。DioではStrange Highwaysに続く2枚目。個人的にはDehumanizerは好きなアルバムです。T.V CrimeとかTime MachineとかIとか名曲が揃った名盤だと思うのですが、このアルバムは特に退屈な感じ・・・と、一見思ってしまいますが、よく聞くとねっとりしたDioのヴォーカルが堪能できる1枚。  Loudnessの仏陀ロックの頃とよく似た雰囲気を感じます。  ラスト曲のThis is Your Lifeが沁み入る。アルバムとしては基本的にはミドルからスローなテンポで重心低めにくる感じで煮詰められた何かのような感じなのですが、この流れがあるおかげで最後のすっきり感が最高。