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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

スキマの有効活用その2 結構重要なパーツ

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もう1種類買ってみた  先日ペダルボードのスキマを有効活用するL型コネクタを買って試してみました。 (前回記事: スキマの有効活用 )  うちのペダルボードには有効活用したいスキマがもう1つありまして、また先日買ったプラグが可もなく不可もなくでしたのでもう1つ買ってみようと。 そこで折角なので違う製品を試してみようかと別のものを注文。  注文したのはTECH RA-29というもの。 比べると  早速ボードに入れてみました。 (こんな感じ)  先日のものはボードの入り口に、今回のはボードの出口に。  まずは本体の質感としては、プラスチックなので軽いのですが剛性感がないです。そして安っぽい感じです。でも意外に「カチッ」と入ります。  この「カチッ」とする感じは個人的には重要ですね。繋いだ時の安心感みたいな。  前回のものと比べるとこんな感じでしょうか。 (値段が半分くらいなので比べてしまうのも如何なものかとも思いますが・・・)    剛性感・質感:前回    カチッと感:今回 次どちらを買うかとすると前回の方か・・・。

Free The Tone SolderlessCable ペダルボードの人は必須

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これはヒット  ここ1年くらいベダルボードを作っています。これまではブースターを1つギターケースに入れてスタジオやライブに向かっていたのですが、ちょっと色々やり出してフェイザーやらフランジャーやらの音が欲しいと。  そうするとエフェクタボードを整えるのがセッティングも楽ですし理想的なわけです。  ギタリストの皆さんはエフェクタボードにこだわりがある方も多いかと思いますが、色々なボードに様々なペダルを載せます。そしてライブやバンドごとに欲しいペダルも異なりますし、色々やりくりをしだします。そしてペダルボードを持って行くにあたり、パッチケーブルの長さ問題というのは避けられないです。  パッチケーブルが短いと上手い具合にペダルが置けないですし、長すぎるとケーブルが余って汚いと。  かといって自作シールドを作るというのは半田ごて問題などあり面倒・・・と。  前置きが長くなりましたが、このあたりの問題をすべて解決するのがソルダーレスケーブルだと思います。  好きな長さにカットできて、半田ごても不要でパッチケーブルが作れます。一度作ったケーブルもネジを外すだけで長さを変えたり再利用できたりすると・・・・。   信頼性  ただ実際には不安もあったわけです。  ソルダーレスなので素人が勝手に作ったパッチケーブルの信頼性は如何なものか・・。  リハ中、ライブ中に突然切れたりノイズが乗ったりなんかはないのか・・・。  で、実際に使っている感覚としては全く問題レベルです。特にノイズもないし断線もありません、もちろん作成時に下手打って無駄にしたこともありません。  非常に簡単に作れて普通に利用出来るレベルです。 実際に使ってみて 実際に使ってみた感想を幾つか。 1.ブラグの大きさ  見ての通りプラグが小さい。 これはペダルボードの中においては重要です。通常のパッチケーブルだとプラグ部分だけで3センチ以上あったりするのでそれだけ場所をとります。  これはプラグ部分は1センチくらいなので取り回しが簡単です。 2.ケーブルの細さ  ケーブルも細い。写真の通りですが細いので取り回しも楽ですし、配線をまとめられるので見た目もスッキリ。細い分、重さも手頃です。 3.プラグの数

Bogner Ecstasy Red購入レビュー

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最近メインの歪   Bogner Ecstasy Red Pedalを買って1年ちょっとですが、購入以降メインペダルとして活躍しています。  そこで改めてペダルのレビューを書いておこうと思います。 外観  箱含め外観はこんな感じ。非常に高級感があってワクワクします。  ただ思っていたよりちょっと大きい。高さも結構ありますし、大きさゆえに角も目立ちます。  MXRサイズと2個分くらいの感じでしょうか。  しっかりしたペダルボードにきっちり組み込む場合には問題ないかと思いますが、ギターのソフトケースのポケットにちょこっと入れて・・・という場合には少し気を使う感じです。    ただ大きさの割に軽いです。その面では持ち運びは楽です。 音  音の幅は広いです。歪みの量もかなりのハイゲインまで上がります。 BOOSTスイッチでGAINとVolumeを変えられるのは便利ですね。ライブなどで曲ごとにローゲイントハイゲインで踏み替えるなんてのは便利です。  ミニスイッチがいくつも 付いていますが、pre eqとstructureはどれも使えます。単純に好みの問題かと思います。  modeはちょっと微妙な感じです。Marshall JCM2000だとTightが一番良いかな。Fullだとローが出すぎてまとまりのない音というか、アンプによっては抜けの悪い音になります。  これは何度か試してみてもJCM2000だとどのセッティングにしても低音がブーミーに聞こえます。  が、variacはちょっとわかりません。基本OFFだと思いますが、どのような時にONにするのか1年使ってもわかっていません。    あとは良くも悪くもプリアンプっぽい雰囲気があります。古き良きオーバードライブペダルだと適度なコンプレッション感があったりとかで、それを求める部分もありますが、このペダルはコンプレッション感が強くないです。  古き良きコンプレッション感を求める人はDistortion+とかの古典的ペダルを利用するのが良いかと。 ポイントはイコライザー  このペダルは イコライザーの効きがすごく良いのでいろんな場面に対応できると思います。個人的にはGAINよりもイコライザーの効きや出方の方が出音への変化が大きいとお思っ

スキマの有効活用 こういうのが必要

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スキマの有効活用  最近ギターのペダルボードが一杯になってきました。  スノコタイプなら良いのですが、よくあるボックスタイプのエフェクタボードだとボードの端にエフェクターを置くと、ギターやアンプと接続するシールドを抜き差し出来ません。そこでシールドを抜き差しできるよにスキマを開けて置くと、そこがデッドスペースになります。  このデッドスペースのおかげでペダルの個数が制限されたり、置き方がヘンテコになって不要なパッチケーブルを引きまわさなければならなかったりと。    そこで少し悩んでいました。  ジャンクションボックス的なものを買うのも良いのですが、それ自体がそれなりに場所をとったり、何よりそこそこ重かったり。 L型コネクタ  そこでお試しでL型コネクタを買いました。  買ってきたのはオーディオテクニカのATL428CLというもの。  とりあえずボードの入り口側(ギター側)にセット。これでこの隙間でシールドの抜き差しができるようになりました。 (こんな感じで隙間にセット)  実際に取り付けた感想としては、まあこれはこれでアリかなと。 ちょっとプラグが「カチッ」とはまらない感じがしますが、特に動かしてもノイズもないですし、抜き差しの時には両手でしっかりつければ大丈夫かなと。  ジャンクションボックスはバッファー内蔵だったりいろんな製品が売られています。ただ気に入ったバッファーがすでに持っているなど、余計な機能はいらずに単純に軽くで安価なものが欲しいというニーズの方にはL型コネクタで十分ではと。

VOX Tonelab ST 安い割になかなか良かった

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 2年くらい前に思い立って中古で買ってきたのでレビューを。  購入の目的は自宅用に簡易なBOGNER風アンプシミュレーターが欲しかったので。つまりアンプシミュレーターが目的なのでエフェクター関連はほとんど触っていません。 簡単なオーディオインターフェース  本体にUSB端子が付いていて、そのままPCに接続できます。 アンプシミュレーターからそのままPCに直結できるので、あとはGarageBandでも立ち上げればとりあえず宅録できます。これは簡単です。 多数のアンプシミュレータ  BOGNERが目当てで購入しましたが、他にも多数のアンプが入っています。アンプ本体の他にキャビネットも選ぶことができるので様々な組み合わせを楽しむことができます。  ただ組み合わせが多数あるので選択は難しいです。組み合わせ個人的には簡易宅録が目的だったので、そこまで自由度が高くなくても良かった。逆にセッティングに迷うので使い方が簡単な方が・・・。  この手の製品の購入目的はみなさん似たような感じなのではと思います。本気で音源を作りたい人はもっと高価な製品を使うでしょうし、もちろんライブなどでバリバリ使いたいという製品でもないかなと。そうすると手軽で簡単で安い、というニーズの方が強いかと。 肝心の音  ノイズもそれほど気にならないし、値段を考えると十分です。 各アンプシミュレーターも、それぞれのアンプの特徴をよく捉えているというか、それっぽい音が出ます。  一応真空管らしきものが付いていて、電源を入れると真空管が赤く光るのが見えますが・・・本当に真空管を使って音を出しているのか(光るのが本当に真空管なのか)はわかりません。 使い勝手  個人的には使い勝手はイマイチな印象でした。 上記でも書いたようにいろいろ自由度が高い(=セッティングが複雑)なので、多数のパラメータがあるのですが、イマイチ直感的に設定できません。  大きさの都合もあって、すべてのパラメータのつまみがあるわけではないので、「このボタンを押しながらこのつまみを回す」のような設定方法も多いです。それが面倒。  もちろんマニュアルを読みながら設定することで問題なく設定はできるのですが、ちょっと設定を変えたい時にいちいちマニュアルを出して

Marshall RG-1 Regenerator レビュー まあとりあえず的な感じでは十分

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割り切れば良し  Marshallが出した揺れもの系ペダル。  マーシャルと言えは揺れものの印象はないですし、おそらく売れてないんでしょうね。ネットの情報も極端に少ないです。  コーラス、フェイザー、フランジャーなどの揺れもの系の6種のデジタルエフェクトを1台にまとめたもの。エフェクターの切り替えは本体上部のつまみにて行います。同時に複数のエフェクトはかかりません。  実売価格で1万円ちょっとくらいで売っています。  もともとこれを購入した動機は、手頃な値段でそこそこの揺らし系エフェクターが欲しかったのが動機。  歪み系にはみなさんこだわりますが、揺れもの・空間系はほとんど使わない方も多いかと思います。ですがセッションやバンドの中で一瞬だけ飛び道具的にコーラスとフランジャーなど使いたい・・・でも大げさな荷物は持って行きたくない・・・なんてニーズは結構あるように思います。特にセッション系とか。  まさにそんなニーズを汲み取るペダル。 音はそこそこ ライブ本番では使ったことはありませんでしたが、スタジオのリハなどでは何度か持って行きましたのでレビューを。  どのエフェクトもそれなりに使えます。よくある普通のコーラスの音がしますし、フェイザーやフランジャーも値段を考えると納得。  特にVintage Vibeがなかなか良かった。ストラトのフロントピックアップでこれをかけてブルーズ系なんてなかなかはまっていました。 NGな点 重い  ずっしりしてます。持つと結構重い。特にMXRなど他のペダルと比べるとかなり重く感じます。  もちろん上記のニーズのようにギターケースにペダル1個入れてスタジオに行くのであれば問題ありませんが、ボードに組み込むのは躊躇します。 つまみが見にくい  つまみが4つあります。 これが見にくい。どの位置にあるのかがかなり近づかないとわかりません。  ペダルなのでライブ中とかリハ中に頻繁につまみを変えることはないのでしょうけど・・・ 電池優先?  ペダルなので9V電池が入ります。アダプターの場合には一般的なセンターマイナスです。ただ同時に使うと(電池を入れた状態でアダプターにも繋ぐと)電池が優先されるような気がします。  一般的にはデジタルエフェクターなの

CAJ Loop and Link Ⅱ とりあえずには満足

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適度な大きさ  5ループで6プリセット。ギターで1つのライブ、1つのバンドで使いそうなエフェクター関連が収容できるループ数。値段的にもプログラマブルでそこそこの値段。  何より大きさが良いです。 標準のエフェクタボードに入る大きさで重さも600gちょっと。電車で持ち運ぶ身としてはとても体に優しい。これ以上重いと手で持ち運ぶのは厳しいですし購入の検討にも入らないかと。 スイッチャーを入れる目的  多くのギタリストがスイッチャーを入れる目的は、 1.複数のペダルを一度に切り替えしたい 2.不要なエフェクターは通したくない  と、思います。  個人的にも一番の目的は複数ペダルの切り替えでした。 ペダルは1つのバンドあたり4個程度で1ライブで使う組み合わせも5種類程度です。ペダルが4から5個程度ですから、スイッチャー導入前は普通に直列でつないでいました。 音的にもそれまでは不満もなく一度に複数のペダルのオンオフを一度に切り替えられれば良いかと。  そんな目的で、思い立って導入したスイッチャーですが、入れてみるとペダルを繋ぐだけで音が変わるのが解ってきます・・・。  はっきり言うと、有名メーカーのペダルでも繋ぐだけでハイ落ちしたり、音量が変わったり・・・。スイッチャーを入れるとそのあたりは明確にわかってくる。  もちろん直列でつないで、「その音」自体が気に入っていれば良いのですが、個人的にはペダルの良し悪し判定にもスイッチャーは使えるかなと。 レビュー  レビューというか実際使ってどうなの?というのが知りたいところだと思いますので。  とても使いやすいです。スイッチの幅も踏み間違いとかありませんしプリセットの設定方法も特に難解なものもなく普通にマニュアルなしで使えます。  スイッチの踏み心地は個人的に最初は戸惑いました。 踏んだ時の「パチッ」という感じがないスイッチなので、よくあるペダルのスイッチと比べると踏んだ感覚が少し違います。まあこれは慣れかと。  またバッファーオン・オフのスイッチが外についているので音を出しながらカチカチ試せます。バッファの音は自然です。  自分のセッティングでは前段のSuhr KokoBoostのバッファーをオンにしているのでスイチャーの

BOGNER Ecstasy Red セッティング BASSはゼロが良い

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セッティングが難しい BOGNER Ecstasy Redペダルを買って約1年。  スタジオで使ってきましたが、ここ1年はPhaserやらFlangerやらここ20年は使わなかったペタルを積極的に導入したので、歪及びアンプのセッティングがスタジオの度に変わったり音作りに満足できなかったり。 特に年末にスイッチャーを導入したのでそこでも音が変わったり。 で、やっとセッティングが決まりました。 セッティングはこれです。  ゆっくり一人でスタジオに入って大きな音で鳴らして音作りすればよかったのですが・・・・    Bogner Ecstasy Redはとにかくドンシャリ傾向なので一人で弾いている時には気持ちが良いのですが、バンドで合わせるといまいちなのでBASSはゼロから調整してBOGNERらしい音を出すジューシーなミドルを全開にする。 BASSはゼロ 今回は自宅のAmplitubeでゆっくり試してスタジオへ アンプのセッティングはこれです。 アンプはいつもJCM2000ですが今回のポイントはBassを0にし、Trebleは控えめ。    アンプ側でもミドルを出してベース部分を完全に削り、ベースとの棲み分けをはっきりさせる。Trebleは全体の調整で決めると。    JCM2000はそれでなくてもドンシャリで油断するとトレブルが耳に痛くなったりするのでミドルを意識して出す。  これで太くてギターらしい音とバンドの抜けが出てきたような。 しばらくはこのセッティング行ってみようかしら。  とにかくペダル、アンプともにTrebleとBassはゼロからセッティングして行くと近道かと思います。  あとはクリーンサウンド用にDynaCompが気になるな・・・。