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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Eric Clapton / Riding with the King ブルーズの王道

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 ブルーズの王道。Eric ClaptonとB.B.Kingの共作。気持ち良いブルーズにまとまっています。1曲目のRiding with the King とか7曲目のI Wanna Beとかご機嫌な感じの中にも、やはりB.B.Kingの強さが目立ちます。4曲目のMarry Youなんかはヴォーカルもギターも押しの強さというかキャラの強さというか存在感が大きい。

Eric Clapton / Pilgrim 力が入る

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 前作のFrom The Cradleでは完全なブルーズアルバムでちょっと重すぎる感じもありましたが、こちらはJourneymanな雰囲気もありつつの聞きやすくまとまったアルバム。  打ち込みのドラムに現代的なサウンドになる中で、逆にギターが突き抜けた感じに。  そんな突き抜けるギターを聞きつつつも My Father's EyesやCircusはなぜか涙が出てくる雰囲気。

Eric Clapton / From the Cradle ブルーズ回帰

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 Behind The SunからJourneymanまでのポップ三部作とアンプラグドのヒットを超えてブルーズに回帰したアルバム。重いくらいのブルーズ。Gary Mooreがブルーズに移った時の雰囲気に似ているような気がします。重い感じの楽器隊にクリーンな感じのヴォーカル。歪んだ声で肩の力が抜けたようなヴォーカルがブルーズのイメージだとすればその逆のような気がします。それがパワーがあってこれはこれで良いのかも。  ギター的には1曲目 Blues Before Sunriseのスライドギターがカッコ良い。

Eric Clapton / Unplugged 飛び道具的な

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 1992年のMTV主催のアコースティックライブアルバム。このアルバムからでしょうか、アンプラグド という言葉が流行りだしたのは。  ずっしりお腹に響く低音が楽しめるようなヴォーカルとマーチンの透明感が良い感じの音。高級オーディオでボリューム大きくして聞きたい感じ。  びっくりしたのはLayla。アコースティックアレンジでダルい感じの雰囲気に。これはこれで良いのですが、残念なのはこのアレンジがオリジナルだと思っている人がそれなりにいたこと。ただこのアルバムが大ヒットしこのアルバムしか知らない人も多く、本当のエリッククラプトンの格好良さが知られていないのが残念。

Eric Clapton / 24 Nights 名盤ライブ

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 ポップ自体の締めくくりになるライブアルバム。選曲的にはBehing The SunからJourneymanあたりが中心ですがCreamの曲も何曲か。  参加しているミュージシャンも多く豪華な音でアルバムの音を再現している感じですがギターはアルバムよりも前に出ている感じ。ミドルの出た音でパリッとしています。この前に出るギターの音と相まってWonderful Tonightのイントロのギターなんかはライブで聴いてもカッコ良いです。音を前に出しながらも隙間を楽しむ感じなのが熟練な感じ。  個人的にはラストのEdge of Darknessの雰囲気が好き。

Eric Clapton / Journeyman ポップ3部作

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 1989年 Behind The Sun、Augustに続く80年代のポップアルバム。80年代のゴージャスな音にヴォーカリストとして前に出ているアルバムかなと。  PretendingやBad Loveなどはこのアルバムの代表曲でしょうか。  ただ少しづつ原点回帰な雰囲気もあり単なるポップというよりはギターが前に出ている雰囲気もあります。Old Loveではブルージーなギターが聴ける感じ。

Eric Clapton / August 引き続きポップ

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 1986年 Behind The Sunに続くポップ路線。派手なキーボードやホーンが目立つ感じ。やはり豪華で厚みがある音の中で全体的にはギターよりもヴォーカルに焦点が当たっている感じ。その中でも4曲目のBad Influenceのようなブルーズのカバーがあったりと軸足は動かしていないことを主張しているのも面白い。

Eric Clapton / Behind The Sun ポップ路線

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 1985年のアルバム。この頃からポップ路線になってくる感じがします。1曲目のShe's Waitingからそれまでのブルーズとか考えられないくらいのポップ。音は厚いし豪華な感じもすると。6曲目のForever Manなんかもそんな感じになっています。フィルコリンズの影響が大きいのでしょう。とても聞きやすくまとめられていて周りが豪華な音のおかげでしゃがれ声のヴォーカルがより一層堪能できる感じ。

Eric Clapton / Money And Cigarettes 脱力系

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 1983年の8枚目のアルバムにあるのでしょうか。脱力系のアルバム。もっとも脱力系を感じたのが4曲目 I've Got a Rock 'n Roll Heartでしょうか。タイトルから想像してイケイケでストラトをブンブン鳴らすのかなと思いましたが・・・実際聞いてみると脱力系。  ブルースミュージシャンはこれが良いのでしょうか。全力で休む的な。

Eric Clapton / Backless ストラトの音

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 Creamの頃やLaylaのような弾きまくりのギターはありませんが、要所でストラトの良い音が響くアルバム。ギターだけ聞くと地味かと思いますが、その分ヴォーカルが目立っているかと。

Eric Clapton / SLOWHAND 名盤

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 461 Ocean Boulevardは聞きどころも多いアルバムでしたが、それ以降はレゲエな感じでゆったりしており、エレキギターの熱いプレーは少なかったように思います。このアルバムでは再びエレキギターを前面に出した感じの音。  曲もそろっていてWonderful TonightやLay Down Sally、Cocaineなど代表曲が含まれると。Cocaineはギターリフがしっかりしてカッコ良いしWonderful Tonightはイントロのスローは入りが完成されている感じ。

Eric Clapton / No Reason to Cry 地味なアルバム

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 1976年の4枚目のソロアルバム。レイドバックという表現だそうですが、ゆったりというかだらりというかリラックスした音楽が狙いのよう。ゲストミュージシャンも大勢参加したアルバムのようでクラプトンが遠慮しているようにも思えます。  その中でも7曲目のDouble Troubleはオーティスラッシュの有名はブルーズナンバーですがギターソロが聞きどころ。

Eric Clapton / There's One in Every Crowd レゲエ

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 I Shot The Sheriffの流れでレゲエを取り入れた感じのアルバム。2曲目のSWING LOW SWING CHARIOTはゆるいコーラスとゆったりしたギターのレゲエ。3曲目 Little Rachelもブルーズのカバーですがレゲエ。  全体的にゆったりとして良いのですが、エレキギターを聞きたい人はちょっと退屈かも。