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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Dweezil Zappa / My Guitar Wants to Kill Your Mama 若きギタリスト

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 1988年いうまでもなくフランクザッパの息子 ドウィージルザッパののソロアルバム。88年という時代らしくディンキータイプのギター リアハムバッカーにフロイドローズな組み合わせ。深めのディストーションサウンドな感じ。  邦題が若きギタリストの反抗というとおりですが、ギターはスティーブヴァイだったりヴァンヘイレンだったりをイメージさせるプレーが入っていますが、若さに任せて弾きまくるというよりは聞かせる雰囲気になっています。

AC/DC / Stiff Upper Lip 偉大なるマンネリ

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 AC/DC 15枚目のアルバム。多少ブルージーな曲もありますが、基本的には縦ノリのロックンロールであり乾いた音のギターリフがザクザクと入ってきます。  このハムバッカーのリアピックアップの音がAC/DCらしい感じ。  Back in BlackとかThe Razors Edgeのようなキラーチューンはないのですが全体として金太郎飴的にどの曲を聴いても安心できる構成。

AC/DC / Ballbreaker 地味目

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 前作のThe Razors Edgeの1曲目がキラーチューンすぎたのでそれと比べると地味目な感じもします。これまではどちらかというと機関車のような直線的に突き進む雰囲気の曲が多かったように思いますが、ちょっとしぶ目に変化した気がします。  BOOGIE  MANは渋いブルーズロックだしHAIL CAESARは古き良きロックンロール。このくらいのキャリアと年齢を重ねないとこの滲み出るしぶさは出ないのでしょうか。

AC/DC / The Razors Edge ありそうでなかったリフ

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 90年のアルバム。時代はLAメタルが終わりつつ、いわゆるハイテクギターヒーローが当たり前だった時代。そんな中ハイテク系ではないAC/DCが苦戦していたであろう時代ですがこのアルバムはカッコ良い。  1曲目のThunderStruckはライブでのキラーチューン。イントロの単音リフが印象的。ギターソロではこれ系のフレーズは良くありますが、イントロのリフではあまりないのかなと。このリフでThunder!!ってのがカッコ良い。

AC/DC / Blow Up Your Video タテノリロック

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 88年のアルバムで全体的には軽めな感じもありますが、タテノリロックが全開。  1曲目のHEATSEEKERからノリノリ。軽快感と疾走感がある。一見単調な感じもしますが、やっぱりロックらしい進行で何も考えないこの手の曲はアルバムに必要。  このアルバムのキラーは2曲目のThat's The Way I Wanna Rock 'n' Roll。カッコ良いイントロリフ。AC/DCらしい雰囲気全開のロックアンセム。

AC/DC / Back in Black ヴォーカルの存在感

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 前任のヴォーカリスト ボンスコットの代わりに加入したブライアンジョンソン。バンドとしてヴォーカルが代わる場合に、パターンは二つ。最近のJourneyのように同じキャラのヴォーカルをにするか、Sammy Hagerが加入した時のVan Halenのように全く別の個性を持ったヴォーカルにするか。前者の場合はどうしても前任者との比較であまり良いことを言われることが多くない場合が多いのですが、個人的にはハマっている感じがします。  1曲目のHell Bitesのイントロで鐘の音と怪しげなギターで始まるイントロで新ヴォーカルの期待感が高まります。その次のShoot The ThrillのいかにもAC/DCらしいノリノリの感じで掴みにゆくあたりで新ヴォーカルであることすら忘れてしまいます。

AC/DC / HIGHWAY TO HELL 代表作

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 AC/DCの6枚目のアルバム。改めて聞くとヴォーカルのボンスコットとギターのリフが良い感じに絡むというか、独特のうねる感じが個性的。残念ながらこのアルバムで最後となりましたが、最期に巨大な遺作を残した感じです。  アルバム全体としてはミドルテンポのタメが大きく感じられる曲が多いですが、捨て曲もなく代表作かと。  言わずもがなHIGHWAY TO HELLなんてわかりやすくて覚えやすくて最高にカッコ良いロックな曲。

AC/DC / T.N.T ザクザクした変わらない音

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 AC/DCのセカンドアルバム。今も昔も変わらずにザクザク。ワンパターンとも言えるミドルテンポの8ビートで強烈なドライブ感を持った曲。  2曲目のRock 'N Roll Singerのリフは単純だけど強烈。このインパクトは後世にも影響を与えていると思われThe CultのWild Flowerなど他の曲でも感じることができます。  そのほかにもLive WireやRocker、High Voltageなど名曲盛りだくさん。

Richie Sambora / Undiscovered Soul より渋く

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 Richie Samboraのセカンドソロアルバム。  前作はブルージーな中にもハードロックな雰囲気ありましたが今回はよりブルージーでカントリー調な感じに。  2曲目のHard Times come Easyはイントロのオルガンが良い感じのポップな曲。大陸的なアメリカンな雰囲気。やっぱり歌の上手さが出てきます。またサビのバッキングギターのカッティングがカッコ良い。間奏もシングルコイルの良い音がしてまとまった感じ。

Richie Sambora / Stranger In This Town ゆったりしたアルバム

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 Richie Samboraのファーストソロアルバム。  やっぱり歌の上手さは流石な感じがします。ギタリストのソロアルバムでありながら歌中心ってあたりが違います。全体的にはブルージーでゆったりした音。  曲的にはFather Timeでしょうか。ドラマチックでなきのバラードですがその雰囲気を十分に活かしている流石の歌唱力。  あとはBon Jovi的なのはRosie。これはJonが歌っても合いそうな曲。  歌がメインのアルバムですがギターもシングルコイルの良い音してます。

SUNSTORM / Edge of Tomorrow メロハー

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 SUNSTORMの4作目。  これまでの3枚と比べると一番ハードでノリノリな感じがするアルバム。なんとなくRevolution Saintsのファーストほどのキラキラ感はないのですが、それに近いノリノリ感、メロハーが感じられる。  Rainbow的なドライブ感というか前に進む感じの音がするのは聞いていて安心。やっぱりアップテンポの8ビートな感じの音というのがJoe Lynn Turnerによく合う。  ラスト曲のBurning Fireなんてギターソロ、キーボードソロもありコブシの効いたヴォーカルがよく合う、まさにジョーリンな曲。

Thin Lizzy / Live & Dangerous ライブアルバムのお手本

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 音源としては76年から78年のライブ音源。最も脂ののった時期でしょうか、とてもバンドとしてレベルが高いというか、楽しさが伝わってくるライブアルバム。  曲的にもRosalieやDancing in the Monnlight、The Boys are back in The Townなどベストアルバム的な選曲で楽しい。

Thin Lizzy / Thunder and Lightning ラストアルバム

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 Thin Lizzyのラストアルバム。いうまでもなくJohn Sykesが加入して雰囲気が変わる。Thin Lizzyにギターヒーローが加入するのが良いかどうかは置いておいて、締まった感じのメタルアルバムになっています。  1曲目のThunder and Lightningのイントロだけでこれまでのアルバムとは全く異なることがわかります。牧歌的な雰囲気はなくまさに雷のような出だし。  最高にカッコ良いのが4曲目のThe Holy War。このイントロのツインギターは神がかり的な感じ。ミュートしたギターでリズミカルにツインリードってのがカッコ良い。