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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Pretty Maids / FUTURE WORLD ちょっと垢抜け

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アメリカ意識  ファーストと比べて音が良くなっているというかチープな感じがなくなっています。  オープニングの1曲目 Future Worldでは持ち味の疾走感とパワーのある雰囲気を残しつつもキーボードがアクセントになって適度にポップな感じが出ています。この辺りが当時のアメリカ的な感じでしょうか。  あとは3曲目のLove Gamesも明らかにポップを狙った感じの曲。    ヴォーカルが1曲目のような勇壮な曲と3曲目のようなハードポップを区別なく独特な声で歌いこなしているのが楽しい。

Pretty Maids / Red, Hot And Heavy 正統派

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正統派な音  わかりやすい構成、メタリックな音、ツインギターに美しいメロディ。今のジャーマン系にもつながる欧州メタルって感じでしょうか。  1曲目から2曲目の流れは、The HellionからElectricEyeにつながるのと同等にメタルアンセム的な感じ。特に2曲目のBack to Backは正統派な感じ。イントロの16分のギターリフってのも典型的ですし疾走感とパワーもある感じ。    このバンドはヴォーカルのロニーアトキンスの声に特徴があるかと。この手のバンドだとハイトーンの伸びのあるヴォーカルってのがイメージでしたが、ちょっとだみ声な感じで歌い切るってのがインパクトあって良いです。

Revolution Saints / LIGHT IN THE DARK まさかの2枚目

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まさかのセカンド  ファーストアルバムはとても良くまさにスーパーバンド的な感じでした。  でもディーンカストロノヴォの事件なども聞こえて来たのでセカンドは出ることがないかなと思っていました・・・  が、セカンドが発売と。  全体的な印象としては少しダークな感じがします。前作がイケイケな感じでポップ感があったのですが少しダークで地味な印象。  1回聞いてハマる感じではなく少し聴きこむ必要がある感じ。  前作は1曲目がキャッチーでアルバム全体をイメージさせる曲でしたが、今回の1曲目はキャッチーでメジャーキーのメロディがありつつもがダークな感じ。アルバムタイトルからしてもそのイメージなのかなと。ポップ感のある曲は9曲目のRunning on The Edgeでしょうか。

Mötley Crüe / CARNIVAL OF SINS ベスト盤的

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ベスト盤的  2005年のライブ音源。  80年代から90年代の曲が中心。  Shout at The Devilから始まりToo fast to Love、Red Hotなどライブ向きの曲はやっぱりライブ音源が良い感じです。  ギターの音はあの頃の音で嬉しくなります。

Mötley Crüe / SAINTS OF LOS ANGELES 悪ガキ

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歳をとった悪ガキ  前作のNew Tattooが原点回帰な雰囲気を作りつつもキラーチューンがなくて残念だったのですが、こちらは名盤になりうる出来。  1曲目のL.A.M.Fが始まった瞬間に期待大。続くFace Down The Dirtで確認。音的には現代的なのですが昔のバッドボーイズロック的な雰囲気を出しつつ決定的なのはヴィンスニールの歌。変わらずにあの声なのが引き込まれる。  そのテンションのままSaints of Los Angelsでキラーな感じ。  ニッキーシックスとトミーリーが良い感じですし、ミックマーズのギターもワイルド。変わらないヴィンスニールの声となればまさにモトリー。往年の名盤に劣らない良いアルバムかと。

Mötley Crüe / New Tattoo 原点回帰

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往年の  時代の流れからグランジ的なヘヴィーロック系になったりしていましたが、原点のバットボーイズロックに戻った作品。残念なのはドラムのトミー・リーが不在なこと。  音的にはShout at The DevilとDr.Feelgoodの中間くらいでしょうか。  モトリークルーといえは80年代のこの音。  ただアルバムとして聞くとまとまっていて良い感じではあるのですが、キラーチューンがないのは残念。強いていえは1曲目のHell on High Hellsくらいでしょうか。

Mötley Crüe / Generation Swine 復帰

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復帰  ヴィンスニールが復帰。  ただ音はグランジな感じ。以前のパーティーロックな感じはありません。  そんな中でもAFRAIDなどメロディやコーラスが昔を思い出す曲もあります。Glitterなんかもモトリーのバラードとして然としている感じ。  ただキラーチューンはShout at The Devil ’97というのが少しだけ残念。

Mötley Crüe / QUATERNARY 貴重な1枚

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珍しい音源  94年、アルバムMotley Crueと同時期に出た1枚。ミニアルバム的な扱いなのですが曲数も多く、新曲もありお得な感じ。  BabyKillsとか10000Miles Awayなんてアルバムに正式に入っていても良いと思われる出来ですし、それぞれのメンバーのルーツ的なものが聞けて楽しい。ブルーズ的な感じだったりビートルズ的だったりラップな感じだったり。

Mötley Crüe / Decade Of Decadance ベストアルバム

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ベストアルバム  結成10年の記念ベストアルバムって感じですが、楽曲的には美味しい曲ばかりでモトリーをパッと聴きたい時には良いアルバム。  何よりRed Hotのライブ盤の音源が入っていますが、これがカッコ良い。  この1曲だけで買う価値があるアルバム。

Mötley Crüe / Mötley Crüe 賛否ある

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ヴォーカル変更  それまで歌っていたヴィンスニールが首になりジョンコラビがヴォーカルに。    音楽的にもそれまでのパーティーロックからグランジ的な雰囲気に変わったのでモトリーとして聞くと違和感もあり世間的には低い評価。  ジョンコラビの声質がモトリーに合わないとか言われていますが、The Dead Daisiesなんて改めて聞くと良い声質なのでやっぱりヴィンスニールのイメージは強かったのかなと。  ただもともとモトリーの中心人物だったニッキーシックスが良い仕事していて、先入観なしに聴くと良いアルバムで、4曲目のMisunderstoodなんて聞くと良い出来だなと思います。

Mötley Crüe / Dr.Feelgood 名盤

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これも名盤  Girls,Girls,Girlsに続くこちらも名盤。  シンプルな8ビートのロックですが心地よい。  何よりこのアルバムは捨て曲がないと。  Dr.FeelgoodやKick Start My HeartとかSame Ol' Situationなど。モトリーといえばこの曲的な曲が並んでいます。  またバラードとか前向きな曲も充実しているのがアルバムとして完成度が高いかなと。Don't Go away MadとかTime for Changeとか。詳しい歌詞はわかりませんが非常に前向きで爽やかな音を聞かせてくれます。

Mötley Crüe / Girls,Girls,Girls 名盤

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パーティーロック  87年の4枚目のアルバム。  全米2位ってのがわかるアルバム。時代的にも完全にパーティーロックな感じで派手なイメージで固めたのでしょうか。  LA Metal = モトリークルー な感じ。  メイクもなくなり初期の毒々しい雰囲気はなくなりみんなで騒ぐ感じのお祭りバンドに。  1曲目のWild Sideなんてわかりやすいギターリフとみんなで叫ぶサビ。続くGirls,Girls,Girlsも単純な下降リフなのですがこちらも耳に残る。  ミックマーズはプレーは派手ではないのですが、リフメーカーとして注目されるアルバム。  

Mötley Crüe / Theatre Of Pain 意外な一面

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意外な一面  これまではジューダスプリースト的な黒レザーに鋲のついたイメージで下がこのアルバムくらいからグラムロック的な出で立ちに変わってきます。  Smokin in The Boys Roomのようなバットボーイズロックな感じで方向性が決まった感じでしょうか。硬質な感じというよりはポイズンとかシンデレラと同じ方向でいわゆるLA Metalのイメージを作った感じがあります。  意外な一面の最たるのはHome Sweet Home。このアルバムのキラーチューンですが、ドラマーがピアノを弾きしっとりと歌うバラード。どちらかというかギターヒーローがもてはやされた時期でミックマーズは地味だった。