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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

Jimi Hendrix / Valley of Neptune 未発表スタジオ音源

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未発表スタジオ音源  68年から69年に録音されたデモ的な音源を集めたアルバム。と、言っても未発表曲はValley of Neptuneで他は別バージョンのデモ的な音源。  Valley of Neptuneはソウルフルな音でElectric Ladylandの頃を彷彿させるような音。この頃のジミヘンの志向を感じる曲。  既存曲のデモ音源もなかなか面白い。  1曲目のStone FreeはあのStone Freeとは違う。Are You Experienced?のStone Freeを想像して聞くとちょっとずっこけるというかつまづく感じが。リズムやアレンジが全く異なりソリッドでよりタメが効いたファンクな感じ。  これは慣れるとクセになる。

Tribute to Jimi Hendrix: Power of Soul 面白いトリビュート

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聞いていて面白いトリビュート  豪華なメンバーのトリビュート。オリジナルを各自の個性でアレンジしている感じが聞いていて楽しい。  面白いのは6曲目 Earth Wind & FireのVoodoo Child ( Slight Return)。さわやかなコーラスにホーンが入っていかにもEWFな雰囲気。Voodooな感じは全くなく別の曲になっていますが思いもよらないカバー感があって楽しい。  14曲目のChaka khanのLittle Wingも良い感じに別の曲感があり。高音の伸びるヴォーカルが楽しめる。エモーショナルで少し悲しげな感じが良いアレンジ。

Jimi Hendrix / Live at Woodstock ジミヘンといえば

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ジミヘンといえば  このライブでしょうか。  特にDisc2のStar Spangled Bannerでのフィードバックをコントロールしつつの演奏が聴きどころ。それまでのダレたけだるい雰囲気がグッとシャープな雰囲気に変わってゆくのがわかります。  そこからPurple Hazeにつながるあたりが最高の出来。  全体的には持ち時間を考えないライブな感じでしょうか。弾きまくりのジャムセッション的になっていてVoodoo Child(Slight Return)なんて13分もの時間。  Spanish Castle Magicもテンション高く聞き応えあり。

Jimi Hendrix / BBC Sessions Radio Oneと重複しますが

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聴きどころの多いスタジオライブ  安定のBBC Sessionsシリーズ。Led ZeppelinやCREAMなどの他のシリーズも良い感じのアルバムが多いです。  そんなJimi HendrixのBBCですが、以前からあったアルバムRadio Oneの完全版のような感じ。音も良く曲数も多くてお買い得。  演奏的にはライブ感があって良い。Disc2のManic Depressionでは明らかなミスがあったのでしょうか笑い声が。  ラジオの都合でしょうか全体的にはスタジオ盤的な構成だったり音量的にも落ち着いた感じになっています。Voodoo Child(Slight Return)ではもうちょっとライブ感があると楽しいかなと思ったり。  ただベストアルバム的にまとまっているので良いアルバムかと。

Jimi Hendrix / South Saturn Delta アウトテイク

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これもなかなか  アウトテイクとか未発表というのは多数ありますが、これはFirst Ray of The New Rising Sunに続く良いアルバム。  このアルバムでは2曲目のLittle Wingが名曲。インストのでもですが、これがAngelに発展してゆく雰囲気があってデモテイクと言えども名曲感がプンプン。  5曲目のPower of Soulのスタジオ盤のデモというのもカッコ良い。Band of Gypsyのライブ音源とはまた違って聴きどころも多い。

Jimi Hendrix / First Rays of the New Rising Sun 4枚目のアルバム

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4枚目のアルバムに  97年発売のアルバム。死後30年近く経っても音源が発表されるってのはすごい事だと思いますが、これは4枚目のアルバムのために録音していたものをまとめたものとか。  よく聞くとギターの細かいテクニックや揺さぶりなどよく考えられた録音になっているのがわかります。今聞いても新しい感じの音。  曲的にはよりファンクでハードなロックになっている気がします。FreedomとかIzabellaとか。跳ねるリズムでザクザクしたギターが乗ってくるとか。  生前の3枚に劣らない聞き応え。

Stone Free: Tribute to Jimi Hendrix 豪華なトリビュート

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豪華なトリビュート  エリッククラプトン、ジェフベック、ポールロジャースなど豪華なトリビュート。原曲に近い演奏をしているのもあれば、まったく違う雰囲気にしている曲もあり楽しめます。  2曲目のSTONE FREEはエリッククラプトンがジミヘンコピーをしているような感じで原曲に近い雰囲気でプレー。逆に1曲目のThe CUREのPURPLE HAZEはまったく違う曲に。でもこのようなアレンジも面白くて。6曲目のManic Depressionはジェフベックが弾きまくり。ジミヘンらしさは微塵もなく完全にジェフベック。

Jimi Hendrix / Radio One ラジオのスタジオライブ音源

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ベストアルバム的  購入した当時、よく聞いていました。  曲もベストに近い感じがありますし、ライブ感も程よく出ていて楽しいアルバム。  曲的にはDrivin' Southが良い感じ。DJの紹介から始まるインストブルーズですがアップテンポでテクニカル。バッキングでもリードでもない6本の弦を縦横無尽に弾く感じがすごい。こういうプレーってメタルとかしか聞いていない人にとっては異次元の音に聞こえそう。

Jimi Hendrix / War Heros 企画盤

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死後発表の企画盤  67年から70年の録音を集めた企画盤。  ジミヘンは企画盤が多数出ていますので曲は重複しているものも多いです。  Highway Chileは独特のチャイムのようなギターがイントロのSMASH HITSとか他のベスト盤などにも含まれている名曲。最後のIzabellaは最初に聞いた時にハマった曲。  このアルバムの一押しとしては3 Little Bears。最初は可愛い感じで始まりますが、徐々にジミヘンな感じに。この曲は他の企画盤にはなかなか入っていない様子。

NEEWER NW-07 ミニクロマチックギターチューナーペダル

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激安チューナー  サブボード用に安くてミニサイズのペダルチューナーを探していました。  メインボードにはTC ElectronicのPolytune2を使っていますが、バンドによってサブボードを作る必要があり、そのボードを使うたびにメインボードからPolytune2を外して持ってゆくのはちょっと面倒。  と、いうことで安いペダルチューナーを。 予想外にしっかり  Amazonで探したところ、最安値が約1600円。  NEEWERという知らないメーカー。NW-07というのがモデル名でしょうか。  ちょっと不安になるも安いなら失敗しても痛くない・・・・と。    届いたのは意外にしっかりした箱。中の梱包もしっかりしています。    本体はどうかというと・・・  こちらもしっかりしていて緩みとかガタつきとかはありません。スイッチを踏んだ感じも特に横に動いたりとか不安感はありません。  ただちょっとデザインがダサい。  上部にネジがあります。通常だと底面にネジがあって裏側から開ける感じになる場合が多いのですが、これは上面から開けるのでしょうか。  また画面も一段高くなって本体から出っ張る感じになっています。合わせてアダプタ接続部分も出っ張っています。  裏面ですがゴム足的に一面覆われています。  これはステージなど硬い床に置いた時に滑らずに安定しそう。 実際の音出し  トゥルーバイパスとのことで、これ自体の音質の変化はないようです。ただ若干ハイ落ちするかなというのが正直な感想。  スイッチを踏むとチューナーがオンになりミュートされるよくある仕組み。スイッチノイズなどは気にならないレベル。  チューニング精度は0.5セント。Polytune2は0.1セントなのでこの辺りは確かに大雑把感があります。  写真の通り6段階くらいしかなく細かな違いはわからないかもです。  ただこのチューナーでしっかり合わせて弾くと特にズレや違和感を感じることもなく、ぴったり合わせればチューニングの精度が悪いということはなさそうです。  音を出した時の反応も普通です。 買ってよかったか  正直メインのチューナーとしてはもっ

Jimi Hendrix / Band of Gypsys 多少地味か

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それまでの  3枚と比べると多少地味な感じもしますが、ギターの表現力は最高に出ている1枚。  神業的なアドリブと表現力。2曲目のMachine Gunなんてアドリブプレー全開でまさに宇宙のような感じに。1拍の音なのですが、爪に引っ掛けるようなアタックを出したと思うと一気に大きくなるヴィブラート。フィードバックまで完璧にコントロールしています。

The Jimi Hendrix Experience / Axis: Bold As Love キラーチューン

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キラーチューン  The Jimi Hendrix Experienceの2枚目。ギターらしい音というかストラトらしい音。巻き弦をハンマリングする音が素晴らしい。エレキギターの理想的な音。  このアルバムは2曲のキラーチューンで個人的にはこの2曲のためにアルバムを買う価値が十分にあるかと。Spanish Castle MagicとLittle Wing。  Spanish Castle Magicはイントロのギターリフから何を弾いているのか・・・。弾いている音はわかるのですが、あの音階をどうして思いつくのか。  Little Wingは言うまでもない名曲。あのイントロからバッキングとヴォーカル。そしてギターソロ。全てが完璧。曲が短いのが難点・・・。もっと長くやってほしい1曲。

The Jimi Hendrix Experience / Electric Ladyland ファンク的

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Experienceのラスト  The Jimi Hendrix Experienceとしては3枚のアルバムを出していますが、その最後のアルバム。完璧なほど揃ったアルバム。  個人的にはその前の2枚よりも縦に揺れるファンクな印象があります。8曲目のGypsy Eyesはイントロのファンキーなギターからヴォーカルとユニゾンで入ってくるあたりがカッコ良い。  最後は完璧なキラーチューン、Voodoo Chile (Slight Return)。説明が不要なほどイントロのワウが教科書的。  静かな夜に音量大きめに聴きたい。