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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

John Sykes / Please Don't Leave Me 泣きのメロディ

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ソロなどのコンピアルバム  Tigers of Pan Tangの曲やライブなども収録されていますがメインはジョンサイクスのソロであるPlease Don't Leave Meでしょうか。  Thin Lizzyのヴォーカル Phil Lynottに頼んでOKをもらったので録音したとか。何よりも歌メロが切ない。フィルライノットの淡々とした感じが余計に落胆した雰囲気を出しています。そこにギターも切ない感じのソロ。これは誰が聞いても名曲かと。  ジョンサイクスの別のアルバムでセルフカバーもされていますが、このオリジナルが最も哀愁があって良い。

Jennifer Batten / Above Below and Beyond 熊蜂

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マイケルジャクソン  初めて知ったのはマイケルジャクソンのツアーギタリストになったということで某ヤングギター誌にインタビューが載っていた時。  インタビューでは、何かの曲で「マイケルの声が出ないから2音半チューニングを下げた」とか発言していて、そんなことを言っちゃうんだと思った記憶があります。  ギター的にはスティーブヴァイかジョーサトリアーニ的な感じですが、やっぱり目玉はタッピングでしょうか。1曲目のFlight of The Bumble Beeでは突き刺さるようなタッピングを決めています。この1曲だけでこのCDを買う価値あるかと。  ギターもタッピング用になっていてナットのところに全弦をミュートするダンパーのようなものが付いていたのを覚えています。  タッピングもさることながら見た目のインパクトも凄い。マイケルジャクソンのツアーではライオンキングが歌舞伎役者かくらいの派手さ。  

Coverdale/Page / Jimmy Page & David Coverdale

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発売当時  レッド・ツェッペリンとディープパープルが合体、的な宣伝文句でヤングギターなどでも特集されていたのを覚えています。  ジミー・ペイジのソロアルバムの延長の楽曲にデビカバがうまく乗っかった感じに聞こえます。あえてでしょうかヴォーカルの声がダミ声風になっています。ハイトーンを聞かせるとレッド・ツェッペリンとどうしても比べられるので、でしょうか。  1曲目のイントロからツェッペリン風。ここにロバートプラントではない声が乗ります。なかなか良い感じかと思います。このイントロがジミー・ペイジの独特な感じ。  対して6曲目のFeeling Hotなんかは疾走感があってレッドツェッペリン風ではない感じ。

Journey / Eclipse ヴォーカル交代2枚目

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2枚目  ヴォーカルが変わって2枚目。  パワフルなヴォーカルが売りの感じですが、楽曲的にもハードロックな路線になっています。キーボードの音は少なくギターが前に出ている感じです。  アルバムとしてもどうしてもEscapeやFrontiersとくらべてしまいますがが、楽曲的にはキラーチューンは少ないかもですが、各曲ともにパワーを前に出した楽曲に。  1曲目のCity of Hopeから力強い感じで前に出てきますし、6曲目のResonateはプログレ風な感じの楽曲にサビのメロディがフックがあります。  

Journey / Revelations ヴォーカル交代

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Youtube  ヴォーカルが交代になったアルバム。  フィリピン人のアーネルピネダという方。普通のニュースにもなりましたがもともとフィリピンでジャーニーのコピーバンドをやっていて、その映像をYoutubeで見たニールショーンが連絡したとか。  ヴォーカル的にはスティーブペリーにモノマネレベルで似ています。このCDは2枚組で2枚目はジャーニーのベスト盤的な選曲のセルフカバー。ベスト盤を改めて買うくらいであれば、このCDを買ったほうが良いのではと思える感じです。  新曲のほうは、1曲目のNever Walk Awayからジャーニーらしい爽快さを出しています。ヴォーカルがパワフルで伸びがあります。ここまで似ているとどうしてもスティーブペリーと比較してしまいますが、スティーブペリーはハスキーさもあって切ない感じの歌も良い感じなのですが、こちらはパワー感があります。

Journey / Generations ロックアルバム

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ハードロックなアルバム  前作のArrivalが産業ロック的なものを目指していたとすればこちらはハードロックなジャーニーになっています。Raised on Radio的な感じでしょうか。  ヴォーカルも曲によってメンバーがそれぞれ歌っているようです。メインヴォーカルの立場はどうなのかなとも思いますが、違和感なく聞けます。  1曲目のFaith in The Heartlandからドライブ感の効いた曲。8ビートのノリで伸びやかなヴォーカルが乗ります。ギターソロはメロディを発展させた感じの出だしで2回し目から音数を増やしてゆく感じ。  2曲目のThe Place in Your Heartもドライブ感のあるロックな曲。サビで一気に流れが変わるところがカッコ良い。

Journey / Arrival ヴォーカル交代

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ヴォーカル交代  前作でスティーブペリーが脱退して入ったのはスティーブオージェリー。聞かないとわからないくらい似ています。もしかするとモノマネと揶揄されるかもですが。  そんな中で楽曲自体も全盛期のそれをイメージさせる産業ロック。過去のどこかのアルバムで聴いたことのあるような曲もありますが、それも含めてジャーニーの曲でしょうか。1曲目のHigher PlaceはSeparate Ways的な雰囲気ありますし、2曲目のAll The Wayはメロディの素晴らしいバラード。  アルバムのタイトルがArrivalってことはDepartureと対になるアルバムなのかなとも思ったり。