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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

RED HOT CHILI PEPPERS / By the Way 前作に続き

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 8枚目アルバムで前作のCalifornicationの路線を引き継ぎポップな雰囲気を出しつつ、レッチリ風なしっとりさを継続したアルバム。とは言いつつもそれだけでは旧来のファンは退屈になってしまうので適度にファンクや派手な部分も織り交ぜながらというのがレッチリ。1曲目のBy the Wayはまさにそのような感じ。イントロは単音リフの上にポップな歌メロ。本編はアップテンポでベースリフ、時にはベースソロも入れながらグイグイ来る。ギターはファンクなカッティング。サビは一転してポップな歌メロ。

RED HOT CHILI PEPPERS / Californication 落ち着いた音

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 ジョンフルシャンテの復帰作。前作のOne Hot Minuteは派手な音でしたが今回はシンプル。これまでのレッチリのミクスチャーなイメージを大きく変えた気がします。特にギターがファンクな感じよりはあまり動かないリフで、ポップな歌メロとも相まってソロでもしっとりした哀愁ある音を鳴らしています。  6曲目のCalifornicationはしっとりと哀愁あるメロディでカッコ良い。

RED HOT CHILI PEPPERS / One Hot Minutes ハードなサウンド

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 前作までと違い、ギターが違う。結果結構ハードなサウンドになっている気がします。5曲目のCoffee Shopなんかな結構ハード目にスラップで重心低めなベースが肝にななりますが、ギターもゴリゴリ来る感じが固まり感が出ています。  全体的には以降のアルバムに続くようなファンクですが展開のはっきりしたポップな雰囲気もできつつある感じ。2曲目のAeroplaneはファンクな雰囲気がある中にも印象的な歌メロ。

RED HOT CHILI PEPPERS / BLOOD SUGAR SEX MAGIK 垢抜けた

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 前作のMother's Milkで加入したジョンフルシャンテとチャドスミス。この2人が馴染んだ感じでバンドとして新しい域に入った感じがします。チャドスミスのタイトなドラムの上でフリーが曲を引っ張ってジョンフルシャンテのカッティングが曲の輪郭を揃える感じ。これはカッコ良い。キラーは9曲目のGive it Away。シンプルですがレッチリの代表曲的な感じ。サビの巻き舌?な感じで繰り返すのがカッコ良い。最後にBloack Sabbath的なリフがあるのは遊びごごろ。

RED HOT CHILI PEPPERS / Mother's Milk 名盤

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 1989年 レッチリの4枚目。ギターとドラムが変わったおかげで音的にもだいぶ変わりました。特にチャドスミスのドラムが芯と尖のある感じで全体的にタイトな感じに変わった気がします。ギターもフロントのシングルの音が印象的な感じ。  曲的にはジミヘンのカバー Fireがノリノリで良い感じ。チャドスミスのタイトな感じが余計に疾走感とファンク感が両立しながら進む感じがカッコ良い。

RED HOT CHILI PEPPERS / THE UPLIFT MOFO PARTY PLAN バカっぷり

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 1987年のサードアルバム。良い意味でバカっぷりが弾けた感じ。ベースヒーローなのは変わらずですが、ギターは結構変わった印象。1曲目のFight Like a Braveでは以外に歪んで普通のロック。2曲目のFunky Crimeはサビから間奏にかけてがレッチリらしくてカッコ良い。のちの名盤と比べると音質は大きく違いますが、初期レッチリの名盤。

RED HOT CHILI PEPPERS / THE RED HOT CHILI PEPPERS ファンク

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 レッチリのファースト。1984年で時代はLA METALな感じでしたが、ファンクで他のバンドとは違う音。全体的にこなれていない感もありますが、フリーというベースヒーローが誕生したのは間違いない感じ。  2曲目のAngel Appealや6曲目のGreen Heavenなんかはファンキーで特にカッコ良い。

Billy Sheehan / COMPRESSION

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 2001年、ご存知MR.BIGのベーシスト Billy Sheehanの1stソロアルバム。不思議な感じなのはとにかく重心が低い。基本的にギターはバリトンのよう。ベースのような雰囲気でベースギター絡み合って太くて低い。流石にベーシストのソロアルバムだけあってベースが前面に。2曲目のOBLIVIONなどはベースリフが前面に出てカッコ良い。  難点としては歌は別に人に歌わせても良かったかなと。

ANVIL / JUGGERNAUT OF JUSTICE 正念場?

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 前作の映画の高評価の結果、色々と良い方向に動いた感じのアルバム。前作と比べると音も良いというか今風の普通の音になっています。ただ全体の雰囲気は依然としてANVILらしい良い意味での田舎臭さがあって。  曲的には1曲目のタイトル曲 JUGGERNAUT OF JUSTICEを筆頭に疾走系の曲が多い印象で全体的にスピード感を感じるアルバム。

ANVIL / THIS IS THIRTEEN ドキュメンタリー

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 ANVILの13枚目。ドキュメンタリー映画で有名になったアルバム。こなれてないというか田舎臭い感じがクセになる。これで良いのだ、と周りに思わせる説得力というか。1曲目のThis is Thirteenとか6曲目のROOM #6とかのサビがまさにそんな感じ。気張ってるのか気張ってないのかわからない、ちょっと外れた感じというか。これが良いのでしょうね。

ANTHRAX / ATTACK OF THE KILLER B’S 企画盤

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 1991年の企画盤。カバーやライブ音源、デザート的なおふざけ曲など色々入っています。ライブ音源としては3曲目のKEEP IT IN THE FAMILYはスタジオ盤よりもこちらの方が断然お勧め。面白いのは2曲目のBRING THE NOISE。ラップのカバーですがなんでもありのANTHRAXな感じが面白い。AerosmithのWalk This Wayも成功例の1つですが、それに並ぶ面白さ。

ANTHRAX / SOUND OF WHITE NOISE グランジ

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 1993年、ヴォーカリストのJoey Belladonnaが脱退してJohn Bushが加入。これまでの突っ走るスラッシュから幅が広がったようにも思えます。特に時代的な背景か、グランジっぽいつくりになっていて、これまでのANTHRAXからするとだいぶ変わった感じも。  2曲目のONLYは全体を通しても名曲でしょうか。ヴォーカルが変わってそれまでの歌メロとはだいぶ変わりますがこの曲はギターのノリがヴォーカリストにマッチしているような。

ANTHRAX / PERSISTENCE OF TIME 聴けば聴くほど

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 1990年の5枚目アルバム。とっつきやすいのはセカンド・サードですがこちらは割と長めの曲も多い印象でアグレッシブに展開してゆく気がします。それまではちょっと笑いというか狙ったところもあったように思いますが、今作はシリアスに攻めるのみ。  KEEP IT IN THE FAMILYはパンテラのような中毒性のあるリフ。リフを中心に据えてミドルテンポの重さを狙った曲かと思って聞いていたら途中からテンポアップして疾走する感じがANTHRAX。

ANTHRAX / AMONG THE LIVING スラッシュ四天王

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 1987年のANTHRAX サードアルバム。前作はスラッシュの良いところを集めた感じのアルバムでしたが今回はもっとハードに凝縮した感じで、ハードですが明るい感じがします。バンドの特徴でしょうか。このアルバムと前作が代表作でスラッシュ四天王な感じ。  曲としては2曲目のCAUGHT IN A MOSHが代表でしょうか。いかにもスラッシュで疾走感。フックの効いたリフが良い感じ。

ANTHRAX / Spreading the Disease スラッシュ感染

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 1985年 ANTHRAXのセカンドであり最高傑作でしょうか。スコットイアンのザクザクしたギターリフとジョーイベラドナのハイトーンヴォーカルが目立つ感じ。  キラーはラストのGUNG-GOでしょうか。とにかくスラッシュらしい速さのリズム隊と特徴のあるスコットイアンのリフ。疾走するツーバスに合わせるリフってのがカッコ良い。そんな中でサビのダサカッコよさが目立つ。

Annihilator / REFRESH THE DEMON テクニカルなリフ

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 1996年のアルバム。弾きながら歌うジェフウォータース。メタリカやメガデスのようなイメージなのですが多分にもれずアナイアレイターもテクニカルなリフが満載。1曲目のREFRESH THE DEMONからゴリ押ししまくりなリフ。  そんな中で目立つのが7曲目のCITY OF ICE。スラッシュなのですがキャッチーというかポップな感じになっている曲。ポップなのですがスピード感は失われていないのがあくまでスラッシュ。

Annihilator / KING OF THE KILL スラッシュ

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 前作はスラッシュから少し離れた感じになり逆にそれが評価されていた部分もあったようですが、今回はスラッシュ。刻みまくるリフが気持ち良い。  キラーは2曲目のタイトルチューンのKING OF THE KILLでしょうか。ザクザクと刻むギターリフの合いの手で「Kill !!」って入るあたりが恥ずかしいのですが清々しい。

Annihilator / BAG OF TRICKS 未発表

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 94年の未発表、デモ音源の寄せ集め的なアルバム。よくオリジナルアルバムのリマスターなどで最後にデモ音源が入っていたりすることも多いですが、こちらはそのデモ音源の寄せ集め。付け足し的な曲と比べるとなかなか興味深い音。  個人的には1曲目のFantastic Thingsが聞き応えあり。Sounds Good to Meのようなグッとくるメロディで。

Annihilator / SET THE WORLD ON FIRE 硬質なスラッシュ

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 カナダのスラッシュメタル、Annihilatorの3枚目のアルバム。なんというか硬質な音が印象的なバンド。Rushとかそれ系の硬質なギターの音とかっちりした演奏。そこにメロディアスな歌が乗る感じ。  キラーはSOUND GOOD TO MEでしょうか。この手のバンドのバラードって不要論があるかもですが、この曲のギターのアルペジオの硬質な音がこのバンドの特徴のように思います。

GARY MOORE / AFTER HOURS ギターは良い。

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 Still Got The Bluesに続くブルーズ2作目。前作ほどブルーズな感じはなくホーンセクションだったり女性コーラスだったりと骨太なブルーズというよりは大きなホールの大御所バンドのよう。こういう派手さは好き好きがあるとしてギターは素晴らしい。1曲目のCOLD DAY IN HELLから独特のタイム感のあるチョーキング。前作のStill Got The BluesのようなキラーチューンはないもののStory of The Blues とかSEPARATE WAYSなどエモーショナルなギターが聴ける曲があり。