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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

Brad Gillis / Alligator ギタリストのソロアルバムだけど歌もの

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 2000年のBrad Gillisのソロアルバム。  ギタリストのソロアルバムにありがちなギターインストではなく歌ものです。3曲目のHeart-Sharped Wingは伸びのあるヴォーカルにポップなギター。ギターリフを詰め込んだりテクニカルな面をいれたりではなくポップスのバッキングに徹している感じ。ギタリストというよりはコンポーザーとしてのめんでしょうか。  コンポーザーとしてはやっぱりNight Rangerになってしまう雰囲気もあり2曲目のEyeではまんまナイトレンジャーな感じ。  聞いていて安心感があります。

SWEET & LYNCH / Unified 透明感のあるサウンド

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 George LynchとMichael Sweetのユニットのセカンド。LAメタルの歴史的な2人ですがセカンドが出るとは思いませんでした。  前作同様にストライパーに近い雰囲気があります。透明感の強いサウンドの中にギターがちらっと見え隠れする感じでしょか。  ただPromised LandなんかはDokken風のリフとソロが気持ちが良い。オニーローガンが歌えばLynch Mobになりそうなくらい。  Michael Sweet的にはHeart of Fireがゴスペル風なコーラスが入ってクリスチャンメタルな感じ。  明らかにキャラの異なる2人のコラボというのが面白い。

LYNCH PILSON / WICKED UNDERGROUND 古き良きDOKKEN?

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 2003年のアルバム。DokkenのGeorge LynchとJeff Pilsonのユニット。  言うまでもなくあの頃の音を期待してしまいますが・・・確かに聞き始めると再結成のDokkenよりも80年代のDokken風な感じもあります。  Dokkenのソングライティングを担っていた2人なので曲的にもメロディ的にもDokken風な感じが多いです。リフは多少モダンな感じが入った雰囲気。  ただ最後まで聞くとちょっと満足度は足りない感じ。  Jeff Pilsonのヴォーカルは上手いのですがヴォーカリストとしては説得力がない感じもしますしGeorge Lynchのギターもドライブした感じが少ない気がします。

WILD FLAG / WILD FLAG カッコ良いトリオ

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 発売当時某ヤングギター誌に特集が組まれていたのを覚えています。  トリオ編成で名前の通りワイルドでストレートな感じの骨太ハードロック。ヴォーカルはちょっと味のある感じで好き嫌いはあるかもしれませんがプレーはカッコ良い。リズム隊がグイグイくる感じなのでギターとバトルな感じも出ています。  ギターもシンプルな音ですが要所要所でフランジャーを踏んだりしている感じがハードロックな雰囲気。

Vandenberg's Moonkings / MK II 耳に馴染む

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 エイドリアンヴァンデンバーグ率いるVandenberg's Moonkingsのセカンド。骨太なハードロックでカッコ良い。  古くVandenbergの3枚のアルバムの頃は割と8ビート感の強いストレートなハードロック。Whitesnakeでも同様。  対してManicEdenはオールドな感じの骨太ハードロックな印象。  Vandenberg's Moonkingsはこちらの路線に近いと思っています。ロックというかエレキギターの醍醐味のようなものが感じられる雰囲気。  1曲目のTightropeから渋い。ミディアムテンポで地味目な感じもしますが渋いヴォーカルでカヴァデールとジョーイテンペストを合わせた感じか。  ギターも巻弦の音をさせながらのリフ。いかにも玄人ギタリストが好みそうな音とフレーズ。

Scorpions / Sting in the Tail 復活第二弾

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 これも良いアルバム。  ザクザクしたルドルフシェンカーのバッキングにマティアスヤプスの流れるようなリード。これにクラウスマイネの伸びのある哀愁ヴォーカル。  5曲目のNo Limitなんて黄金期の雰囲気。  また変わらずにバラードの雰囲気も良い。4曲目のThe Good Die Youngや10曲目のSLYなどマンネリな感じもあるかもですがScorpionsといって安心する曲も重要。  鋼鉄な面と柔な面の両面が楽しめる名盤。

Scorpions / Humanity Hour I HR的な復活作

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HR的な復活作  前作でHR的な雰囲気を取り戻しつつあった感じですが、今作で完全復活。捨て曲がないくらいで名盤的な雰囲気が。  ちょっとBon Jovi的な雰囲気がないこともないですが、スコーピオンズ感は感じられる雰囲気。  バンドの中心はやはりクラウスマイネのヴォーカルで哀愁メロディが中心となっています。2曲目のThe Game of Lifeはへヴィーでダークな演奏に哀愁メロディを載せていてサビのメロディが耳に残る感じ。  7曲目のLove Will Keep us Aliveはスコーピオンズ得意のバラード。