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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Deep Purple / The Book of Taliesyn ハードロック的

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ハードロック的  セカンドアルバムになって1st同様のリバーブの効いたヴォーカルはそのままですが、全体的にタイトでハードロックな感じが出てきた音。    1曲目 からドラムがびっくり。ファーストではこんなに自己主張していなかったように思いますが、叩きまくり出しまくりの音。  リフも半音階を使ったハードロック的な音使い。  結構好きなのはKentucky Woman。アップテンポでユニゾンを使ったハードロック的なアプローチがあったりルート弾きでスピード感を出したり、第二期につながるような曲作り。

Depp Purple / Shades of Deep Purple オルガンの音

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オルガンの音  68年のDeepPurpleのデビュー作。一般的に想像するDeep Purpleの音と比べるとナヨっとしていますがオルガンの音が好きなかたは大好きかと。  中心になっているのはロッドエヴァンスとジョンロードでしょうか。いわゆるエッジのきいたハードロック的な感じではなくポップスバンド、プログレッシブロックな雰囲気を出しています。  ヴォーカルとギターの対決のようなシーンもなくメンバーが同じ方向に流れる感じの雰囲気でカッコ良いのがHush。イントロの締まった感じのオルガンのイントロからちょっとタラ〜ん、ナヨ〜んとした雰囲気に幻想的な歌が乗ります。

筋肉少女帯 / 新人 オールスター的な

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オールスター的  再始動1枚目のアルバム。  筋肉少女帯の初期の音楽性に大きな影響があった三柴理が入っているのが個人的なポイントでしょうか。ジャズ的というかプログレ的な雰囲気が漂います。  1曲目のPeriodからピアノがカッコ良い。    全盛期は橘高がメタル路線を引っ張った感じですが、橘高と三柴理が同時にはいなかったので、この2つの個性の共起を聞きたかったというのはあります。  3曲目のイワンのばか'07ではオリジナルよりも硬質で密度の濃いスラッシュメタルが聞けます。

筋肉少女帯 / 最後の聖戦 活動休止前

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活動休止前  12枚目のアルバムで99年の活動休止前のアルバム。  このアルバムはバンドという体の感じはあまりしません。コンセプトアルバム的な雰囲気というか企画ものというか。  アニメなかたが歌っているのがよほど印象的なのか、筋肉少女帯でなくても良い気がします。音を聞いてもそれぞれのメンバーの顔が出てこないというか。

筋肉少女帯 / キラキラと輝くもの 聴きやすいアルバム

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密度が濃い  これまで同様にメタルな曲、ポップな曲、よくわからない曲の通りがある何時もの構成ですが、メロディがはっきりしている曲が多くで聞きやすい。  2曲目の小さな恋のメロディはロックな曲。タイトルに似合わずにドライブ感と勢いを感じるキラーチューン。  5曲目のサーチライトもキラー。9分超の大作。メタルでもなくポップスでもないファンクな雰囲気でこれまでの何かを吐き出す歌詞。  9曲目のお散歩モコちゃんも結構好きな曲。よくわからない系に分類されますが、文学的というか退廃的な雰囲気をまとめた1曲。

筋肉少女帯 / ステーシーの美術 保守安定

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保守安定  2年の活動休止後に出した10枚目のアルバム。  メンバー曰く保守安定のアルバムだそう。  メタル、ポップスとちょっとおかしな曲を織り交ぜた内容。このミックス具合が筋肉少女帯の保守安定なのかなとも思います。    メタル部門に関しては、5曲目の再殺部隊なんかは橘高ギターを満喫できる1曲。  結構耳に残るのは7曲目リテイクの大槻の語り。

筋肉少女帯 / レティクル座妄想 怪曲

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怪曲  94年の9枚目のアルバム。  小説的なコンセプトアルバムのようで、ちょっと頭の行っちゃった人でないとかけないのではと思われる歌詞が面白い。  3曲目のハッピーアイスクリームがその意味でキラーチューンでしょうか。ダークなギターリフにダークな歌詞。ゾンビ少女との意味不明な掛け合い。  アルバム全体に漂うドグママグラ的な負のパワーが溢れた感じ。