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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

筋肉少女帯 / UFOと恋人 歌詞が変化

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歌詞の変化  これまでは江戸川乱歩的な敗退的な歌詞が目立っていた気がしますが、前作くらいから少しづつ前向きな雰囲気が出てきたり。今作ではサブカル的というか宇宙的というかオカルトやら妄想的な世界観を出してきた感じ。  前作同様にバラエティな曲が多い印象。タイアップ曲が多く12曲目のバトル野郎などはロックバンドな曲とは思えない曲調。  とは言いつつもくるくる少女などメタルな曲調も完備していて全方位をカバーした感じのアルバム。

筋肉少女帯 / エリーゼのために ポップなアルバム

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ポップなアルバム  92年の7枚目のアルバム。  ハードロックな曲調もありますがほのぼのした感じや歌謡曲的な感じだったり様々な雰囲気が。  2曲目の世界の果てではレッチチリ的というかスティービーワンダー的な感じもありますし3曲目のソウルこっくりさんは有名演歌歌手な感じ。  その他QUEEN的だったりといろんな局面を聴けるアルバム。  聞きどころは7曲目のスラッシュ禅問答でしょうか。独特な押し出し感がある1曲。

筋肉少女帯 / 断罪!断罪!また断罪!! 充実の1枚

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ミニアルバムだけど  ぎっしり充実してます。  26分、6曲のミニアルバムとは思えないほど聞き終わった後に充実感が。  メンバー的にも安定していて、猫のテブクロ以降のハードロック路線に江戸川乱歩的な歌詞を乗せたスタイル。  1曲目のおまけの1日から続く踊るダメ人間はパワーがあるし、3曲目の猫のおなかはバラでいっぱいは歌詞が印象的。  続く4曲目のパブロフの犬はキラーチューン。インギーのようなスウィープのユニゾンからスラッシーなリフ。メタルギターを堪能できる1曲。

筋肉少女帯 / 月光蟲 メタルアルバム

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様式美  前作よりもギターの音が現代的なメタルになって音数も増える。スラッシュ的な雰囲気がある曲もありギターがバンドの全面に出てきたアルバム。  そこに江戸川乱歩的というか横溝正史的な不条理な物語だったり人間のダークサイドな面に書き出したような歌詞。  1つの様式美のように感じます。  1曲目の風車男ルリヲから全開できます。スラッシーでアップテンポな曲。巻弦を美リッジミュートで擦り付ける的な音が気持ち良いのですが、そこに「首がない」的な歌詞。  途中に7拍子が挟まるあたりが緊張感を高める。  キラーチューンも多く名盤。

筋肉少女帯 / サーカス団パノラマ島へ帰る 黄金期

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黄金期のメンバー  前作から加入した橘高が本格参加した関係でHR/HM感が強くなったアルバム。1st、2ndの頃のジャズな浮遊感はなくなって割とストレートはメタル感が出てきた感じ。  ギターの音はちょっとレトロな音というか枯れた音。次作の月光蟲はメタル寄りの現代的な音。調べるとこのアルバムは64年のフライングVで次作はリイシューのフライングVだそう。  バンドの音としてもパワーがあります。実質1曲目のビッキー・ホリディの唄から男前な感じの熱いヴォーカル。続く詩人オウムの世界もメタルな勢いがある曲。

筋肉少女帯 / SISTER STRAWBERRY ファーストの雰囲気のままに

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ファーストの雰囲気のままに  なんというか1つの完成形かと。  パワーのあるリズム隊に美しいピアノ。それにコミック的だったり江戸川乱歩的だったりのアングラな雰囲気というかインディーズな雰囲気というか、決してメジャーな感じではないのですが。  捨て曲はないのですが、2曲目のキノコパワーはギターとピアノを両方聞くと毒キノコ的な中毒感がありますし、ラストのいくじなしは小さい子屋の売れない劇団の演劇を見終わったような脱力感があります。

筋肉少女帯 / 仏陀L ジャズフュージョン的

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ジャズ的、フュージョン的  筋肉少女帯のメジャーデビューアルバム。  ハードロックというよりはジャス的というかフュージョン的な感じで独特な音楽が。  耳に残るのはピアノの音。ハードロックというかパンクというかどちらかというと雑な雰囲気の中に美しいピアノが載るというのはなかなか他にはない雰囲気。  1曲目のモーレツア太郎からパワーがあります。ロック的なリズム隊の上にピアノを引きまくり。  独特な浮遊感のある音ともマッチした独自の文学的な歌詞も相まってカッコ良い。