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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

THE WINERY DOGS / III スーパートリオの3枚目

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  メンバーについては言うことことがないスーパートリオの3枚目。前2枚同様に70年代のロックトリオな基本構成にファンクなリズムが入っているのがカッコ良い。  1曲目のXanaduがその辺りのエッセンスが全部入った感じの曲。前2枚の1曲目同様にハイテクなユニゾンフレーズがエキサイティングでカッコ良い。また随所の裏拍の決めユニゾンがファンクな感じでこれまたライブでは映えそうな曲。  最後は7分半の大曲ですが、アルバム最後まで飽きずに聴ける。このバンドはライブなどもやっているようなので長続きしてくれることを。

人間椅子/ 桜の森の満開の下 クリアな楽曲

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 人間椅子のセカンド。ファーストはローファイな音と横溝正史や江戸川乱歩の世界観がマッチしたドロドロした雰囲気の名盤でしたが、こちらは混沌とした感じを少し薄めでクリアにした雰囲気。冒頭3曲のストレートな感じがアルバム全体を象徴しているかのよう。  キラーチューンは5曲目の夜叉ヶ池。前半のアコースティックな雰囲気から一転してヘヴィーな展開。なんとなく天国への階段のような雰囲気もある人間椅子の名曲。

Johnny Winter / Scorchin' Blues ご機嫌ブルーズ

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  Johnny Wintterのブルーズコンピレーション。ご機嫌なブルーズ満載。1曲目は定番のWalkin by Myself。こちらが独特なJohnny Winter節でちょっとアップテンポで軽快なノリ。2曲目も少しアップな感じが良い。  別のライブアルバムに入っていますが、Good Morning Little School Girlもかなりアップテンポでカッコ良かった記憶が。やっぱりJohnny Winterはアップテンポなロックブルーズがカッコ良いなと。

MOTORHEAD / Bastards 名盤

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  93年、11枚目のアルバム。Ace fo Spadesに負けずの名盤。時代的にHR/HMが斜陽になりグランジやらヒップホップに寄せるバンドがいた中でメタルに寄せている粋な音。1曲目から4局目までの爆走感がMOTORHEAD。  また6曲目 Don't Daddy Kiss meの渋さといったら。ダミ声のバラードが意外にマッチしているというか素朴に歌い上げる感じが名曲。

Wampler Plexi-Drive Mini レビュー

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 手頃なMarshall歪  名前の通りPlexi Marshallのような音が出る歪みペダル。  (Miniサイズのコンパクトな筐体)  Plexiの名前を冠した歪みペダルは多数あります。アンプのような3バンドEQのつまみが付いた大きめの筐体のものも多かったりしますがこちらはミニサイズ。写真の通りTS Miniとほぼ同じ大きさ。  値段も手頃、大きさも手頃で使いやすい。 Plexiの音  Miniサイズでもよく出来たMarshall歪みの音。   (普通のオーバードライブと同じ操作感)  Marshallのドンシャリな感じが雰囲気出ています。  コントロールは良くあるオーバードライブと同じでVolume、Drive、Toneの3つまみ。操作としては迷わずにセッティングできる構成。アンプに繋いでDriveとToneを9時くらいから上て行く感じで調整すれば良いかなと。  特筆はBassとMidのスイッチ。  もともとドンシャリな感じがあるのでBassをオンにすると少しボヤつく感じもあります。  Midはオンにすると少し歪みがアップする感じもあって存在感が出てきます。単純にミドルが足される感じ。TSのようにミドル以外がシェイプされるわけではないので音がスッキリして抜けが良くなったりサステインを伸ばす目的ではない感じです。  Bassは使い所が難しい感じがしますがMidはソロの時なとにお好みでMidオンの状態でペダルを踏むなどはあるかも。 バンドで使おうとすると  そのままだとドンシャリ感が強く抜けが悪い場合もあるかもなので、全体的にゲイン低めで前段にTubeScreamerなどでも挟んでタイトな音にしておくのが良さそう。

Rush / 2112 初期の名盤

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  Rushの4枚目、初期の名盤。  このアルバムのメインはやはり1曲目。アルバムのラスト曲にありそうな約20分の大曲が1曲目。壮大なSF映画のサントラのようなシンフォニックで劇的な感じ。メタリックでタイトな演奏がすごい。ドラムのかっちりしたリズムにハイトーンのヴォーカル。後半のギターソロと全てが完璧に出来上がった1曲。

Scorpions / Wirld Wide Live 安定の名演

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  Scorpionsのライブアルバム。Black Out、Love at First Stingの後の最も勢いがあった80年代。楽曲的にもマティアス加入以降の曲。清く割り切っています。ウリジョンロート時代の曲があっても良いとも思いますが、この時期だけでもキラーチューンが豊富。  1曲目、意外にもComing Homeからの始まり。その後キラーチューンを織り交ぜながら一気に最後まで。Coming Homeの出だしのバラード調をバッサリカットしているなどライブならではのアレンジはありますが基本的には安定感ある硬い演奏。この時代のベスト盤としても十分。

Grateful Dead / American Beauty エレキの派手さはないけど

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  Grateful Dead 70年のアルバム。サイケデリックからフォークとかカントリーとか土着な感じに変わったアルバム。エレキのような派手さとアタックのある音ではないですが芯のある音。切ない感じの1曲目 Box of Rainから始まりアコースティックやカントリーロックな感じを入れつつラストのTruckin'まで一気に流れる感じ。  控えめだけどしっかり考えられたハーモニーがこだわりな感じなアルバム。

The Kinks / Face to Face 1stから変化したサウンド

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  66年 The Kinksの4thアルバム。電話のSEからの1曲目 Party Lineはビートルズかと思うノリと歌。1曲目はノリの良いロックでイケイケな感じですがそれ以降の曲は若者の気だるい日常的なゆるい感じの曲が多くなってゆきます。その中でも面白かったのが9曲目 A House in the Country。ロックチューンですがベースが全面に出ている感じで所々入る2拍のキメがアクセントで良いリズム。

破滅に向かって'92.1.7 TOKYO DOME LIVE / X ベースの強さ

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  Xのライブアルバム。TAIJIのラストでもありバンドとしても最も良かった時期でしょうか。 ライブなので曲がアレンジされていて長くなっていたり、ソロから次の曲に繋がっていたりとありますが基本的には大きな変化はなくスタジオに近い感じです。  大きな違いはベースの強さ。とにかくバンドを引っ張る感じが強くその存在の大きさを感じられるライブアルバム。

Ozzy Osbourne / Patient Number 9 集大成

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  聞きどころはやはり多数のギタリストとのコラボ。意外なところはクラプトンやジェフベックでしょうか。ギタリストの個性を出しながらオジーな歌にしてしまうところがさすがな人たちでしょうか。決して歌の邪魔をするギターは弾かないし自分が定まっている歌い回し。  楽曲的にはジェフベックのクリーントーンやエリッククラプトンのワウなど楽しいところも多い一方で散漫な感じもなく最後まで聴けるオジーの締めくくりのような感じもする集大成的アルバム。

Free / Free 少しファンクな感じも入ったブルーズ

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  Freeのセカンド。ファーストよりもタイトになったプレーでファンクな感じも少し入った気がします。1曲目のI'll be Creapin'から洗練されたブルーズの曲。この雰囲気はセカンドアルバムならでは。特にポールロジャースのヴォーカルが素晴らしい。また6曲目のWomanは重めのリフの中にメロディアスな感じがちょいちょいと入る良曲。若干20歳前後でこのリズムは恐ろしい感じがします。

Rory Gallagher / Wheels Within Wheels アコースティックも上手い

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 Rory Gallagher の死後に未発表のアコースティック音源を集めたコンピレーション。ロリーギャラガーというとストラトで巻弦の音がカッコ良い感じですが、こちらはエレキは出てこない。アイルランドの民謡などは馴染みがなくピンと来ないですが、エレキとは違った熱さを感じることができます。ギターもそうなのですが歌も豊かな感じが素晴らしい。