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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

AC/DC / Blow Up Your Video タテノリロック

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 88年のアルバムで全体的には軽めな感じもありますが、タテノリロックが全開。  1曲目のHEATSEEKERからノリノリ。軽快感と疾走感がある。一見単調な感じもしますが、やっぱりロックらしい進行で何も考えないこの手の曲はアルバムに必要。  このアルバムのキラーは2曲目のThat's The Way I Wanna Rock 'n' Roll。カッコ良いイントロリフ。AC/DCらしい雰囲気全開のロックアンセム。

AC/DC / Back in Black ヴォーカルの存在感

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 前任のヴォーカリスト ボンスコットの代わりに加入したブライアンジョンソン。バンドとしてヴォーカルが代わる場合に、パターンは二つ。最近のJourneyのように同じキャラのヴォーカルをにするか、Sammy Hagerが加入した時のVan Halenのように全く別の個性を持ったヴォーカルにするか。前者の場合はどうしても前任者との比較であまり良いことを言われることが多くない場合が多いのですが、個人的にはハマっている感じがします。  1曲目のHell Bitesのイントロで鐘の音と怪しげなギターで始まるイントロで新ヴォーカルの期待感が高まります。その次のShoot The ThrillのいかにもAC/DCらしいノリノリの感じで掴みにゆくあたりで新ヴォーカルであることすら忘れてしまいます。

AC/DC / HIGHWAY TO HELL 代表作

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 AC/DCの6枚目のアルバム。改めて聞くとヴォーカルのボンスコットとギターのリフが良い感じに絡むというか、独特のうねる感じが個性的。残念ながらこのアルバムで最後となりましたが、最期に巨大な遺作を残した感じです。  アルバム全体としてはミドルテンポのタメが大きく感じられる曲が多いですが、捨て曲もなく代表作かと。  言わずもがなHIGHWAY TO HELLなんてわかりやすくて覚えやすくて最高にカッコ良いロックな曲。

AC/DC / T.N.T ザクザクした変わらない音

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 AC/DCのセカンドアルバム。今も昔も変わらずにザクザク。ワンパターンとも言えるミドルテンポの8ビートで強烈なドライブ感を持った曲。  2曲目のRock 'N Roll Singerのリフは単純だけど強烈。このインパクトは後世にも影響を与えていると思われThe CultのWild Flowerなど他の曲でも感じることができます。  そのほかにもLive WireやRocker、High Voltageなど名曲盛りだくさん。

Richie Sambora / Undiscovered Soul より渋く

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 Richie Samboraのセカンドソロアルバム。  前作はブルージーな中にもハードロックな雰囲気ありましたが今回はよりブルージーでカントリー調な感じに。  2曲目のHard Times come Easyはイントロのオルガンが良い感じのポップな曲。大陸的なアメリカンな雰囲気。やっぱり歌の上手さが出てきます。またサビのバッキングギターのカッティングがカッコ良い。間奏もシングルコイルの良い音がしてまとまった感じ。

Richie Sambora / Stranger In This Town ゆったりしたアルバム

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 Richie Samboraのファーストソロアルバム。  やっぱり歌の上手さは流石な感じがします。ギタリストのソロアルバムでありながら歌中心ってあたりが違います。全体的にはブルージーでゆったりした音。  曲的にはFather Timeでしょうか。ドラマチックでなきのバラードですがその雰囲気を十分に活かしている流石の歌唱力。  あとはBon Jovi的なのはRosie。これはJonが歌っても合いそうな曲。  歌がメインのアルバムですがギターもシングルコイルの良い音してます。

SUNSTORM / Edge of Tomorrow メロハー

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 SUNSTORMの4作目。  これまでの3枚と比べると一番ハードでノリノリな感じがするアルバム。なんとなくRevolution Saintsのファーストほどのキラキラ感はないのですが、それに近いノリノリ感、メロハーが感じられる。  Rainbow的なドライブ感というか前に進む感じの音がするのは聞いていて安心。やっぱりアップテンポの8ビートな感じの音というのがJoe Lynn Turnerによく合う。  ラスト曲のBurning Fireなんてギターソロ、キーボードソロもありコブシの効いたヴォーカルがよく合う、まさにジョーリンな曲。

Thin Lizzy / Live & Dangerous ライブアルバムのお手本

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 音源としては76年から78年のライブ音源。最も脂ののった時期でしょうか、とてもバンドとしてレベルが高いというか、楽しさが伝わってくるライブアルバム。  曲的にもRosalieやDancing in the Monnlight、The Boys are back in The Townなどベストアルバム的な選曲で楽しい。

Thin Lizzy / Thunder and Lightning ラストアルバム

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 Thin Lizzyのラストアルバム。いうまでもなくJohn Sykesが加入して雰囲気が変わる。Thin Lizzyにギターヒーローが加入するのが良いかどうかは置いておいて、締まった感じのメタルアルバムになっています。  1曲目のThunder and Lightningのイントロだけでこれまでのアルバムとは全く異なることがわかります。牧歌的な雰囲気はなくまさに雷のような出だし。  最高にカッコ良いのが4曲目のThe Holy War。このイントロのツインギターは神がかり的な感じ。ミュートしたギターでリズミカルにツインリードってのがカッコ良い。

Thin Lizzy / Renegade 後期の隠れた1枚

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 後期Thin Lizzyの中で話題になることが少ないアルバム。理由はヴォーカルがあまり前に出ていない感じがします。声がよくないというかThin Lizzyらしいねっとり感がなくやっつけ仕事的な感じがしてしまいイマイチ感が漂うアルバムになっているかと。  その中でもツインリードの雰囲気は素晴らしく、メタリックな要素も入りつつのアルバム。

Thin Lizzy / Chinatown ツインギターのバランス

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 Gary Mooreが脱退して加入したスノーウィホワイト。Thin Lizzy的な雰囲気を出すのに1役買っています。  Gary Mooreや後のJohn Sykesなどのギターヒーロが加入したアルバムも良いのですが、Thin Lizzyらしいツインギターというと疑問が残ります。ギターヒーローの名演はありますがツインギターとしてはバランスが良くない。その点スノーウィホワイトは出しゃばらずに溶け込んでいる。  1曲目のWe Will Be Strongから名曲。イントロのギターがカッコよくそこにねちっこいヴォーカルが入るあたりがThin Lizzy的な様式美。

Thin Lizzy / Black Rose: A Rock Legend 名盤

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 言わずと知れた名盤。ノリノリのロックからハードなロック、バラード、民族風な音楽といろんな要素がThin Lizzy風に詰まった1枚。  Gary Mooreが参加してツインリードにもちょっと締まりが出ている感じもあります。  Black RoseとかWaiting for an Alibiとかこの辺りのツインリードはお手本のよう。軽快なリズムの上に鋭く乗ってくるギターがカッコ良い。  またSarahは名バラード。歌詞の意味がわからくても優しさが伝わっている感じがする名曲。

Thin Lizzy / Bad Reputation 良い曲

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 ちょっと地味な感じもありますが良い曲そろったアルバム。ヴォーカルを全面に出した感じの歌ものアルバムになっています。  1曲目のSOLDIER OF FORTUNEは名曲。イントロのヴォーカルがカッコ良い。5曲目のDancing in The Moonlightも名曲。跳ねる感じがありつつもヴォーカルは淡々としているあたりが耳を引く。明るいけど寂しさを感じる。