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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Michael Schenker Group / Michael Schenker Group 名盤

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ロック名盤  最初から最後まで熱いロック名盤。マイケルシェンカーのギターがミドルの出た音でちょっと鼻の詰まったような音ですが、まさにマイケルシェンカーの音。構成がかっちり組み立てられていたりペンタトニックの中にたまに入るマイナースケールだったりがクラシカルな雰囲気を出します。  1曲目のARMED AND READYのイントロリフはわかりやすくてカッコ良い名リフ。8ビートのいかにもロックらしい流れの中で展開するギターソロも名演。これに続くCRY FOR THE NATIONもキラーチューン。ゆったりしたテンポで哀愁ある歌とギター。  もう1つのキラーチューンがINTO THE ARENAでしょうか。ギターインストの最高峰。途中でテンポが遅くなるところがカッコ良い。

Richie Sambora / UNDISCOVERED SOUL 都会のブルーズマン

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ビルの谷間のブルーズ  97年のセカンドソロ。These Daysの後でCrushの前なタイミング。  Bon Joviのキーマンだけあって、Bon Joviのアルバム含め STRANGER IN THIS TOWN、Keep The Faith、These Days、UNDISCOVERED SOULと同じ流れに乗っている気がします。Cowboy的なブルーズではなく都会のビルの中でのブルーズ。  アルバムの音は色々入っていますが、基本的にはギター1本と歌だけで行ける感じ。これだけ歌が上手ければこの路線も楽しいだろうと。  2曲目のHARD TIMES COME EASYは昔、どこかの月9ドラマで使われていましたか。

Richie Sambora / STRANGER IN THIS TOWN 暖かい音

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暖かいアルバム  全体的に音が暖かい。ゆったり聴けるアルバム。  Richie Samboraの1stソロアルバム。91年なのでKeep The Faithを出す前くらいでしょうか。Bon JoviのアルバムでNew JerseyとKeep The Faithの間には大きな音や雰囲気の違いがありますが、Keep The Faithのブルージーな雰囲気に繋がる1枚。  2曲目のChurch of Desireから歌のうまさと渋さが堪能できる。太い声とシングルコイルの音がマッチしていて良い雰囲気。続くSTRANGTER IN THIS TOWNも渋い1曲。速弾きやスピードのあるスリリングな曲も良いのですが、この手のじっくりくる感じで1音を聞かせるというのが良い。溜めたプレーをすれば良いわけではなく1音の音色がなんともいえず響くわけです。  キラーチューンは7曲目のRosie。Bon Jovi的な1曲。

TS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)の比較

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ローゲインドライブ  スタジオにTS miniとJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)を持って行き大きめの音で試してみました。  セッティングはJCM2000のクランチチャンネルで軽くクランチを作ってペダルでブースト。ペダルのドライブ自体は低めにセッティング。  ギターはハムバッカーストラト。  比べると明らかですが音の傾向は大きく違います。  TS miniは明らかに上と下の音が削らミドルに寄るので丸い感じの音になりサステインも十分。兎に角弾きやすくなる。押し出し感の強い音というか存在感のある音。  オーバードライブって歪みが目的ではなくトーンシェイプが目的だと思っていますが、その目的に最もあったペダルかと。  JHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はTSよりもレンジが広い。上が残る感じ。と、いっても耳が痛い感じのトレブルではなく適度にザクザク感の出る音。TSほどミドルに寄る感じは少ないので押し出し感は少ないのですが適度のトレブルで抜けの良いTSとは違う存在感を出します。 どちらを使うか  TS miniも良いのですがHR/HM系だと少し歪みが足りないのは正直なところ、そんな時にはSuhrのkoko Boostを前段で踏む。そうすると程良く歪みが増えて高級アンプのような音になります。  対してJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)はゲインをあげれば適度に歪んでくれますので幅広い感じで使えます。  オーバードライブのポイントは歪みではなくトーンシェイプだと思いますので、クリーンなギター主体のブルージーな時にはTSを、ポップスなどで小音量だけど存在感が欲しい時にはJHS Pedals“Meat & 3”(“Soul Food”mod)で、と。    HR/HMの場合は両方ありかな。  ディストーションペダルのように抜けが悪くなることもなく、どちらも音の傾向は違いつつも存在感ある音になりますので。

TWISTED SISTER / STAY HUNGRY 強烈なビジュアル

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インパクトあるビジュアル  LAメタルなのですがヴォーカルのヴィジュアルが、なんというかオバQというかオカメというかなんというか。  でも音は正統派でカッコ良い。ポップでギターがザクザクしていてLAメタルな音。2曲目のWe're not Gonna Take itは代表曲。ノリが良くて良い意味でIQの低い感じが楽しい感じ。80年代のヘビメタを体現した感じですが一緒に歌いたくなる感じ。  6曲目のI Wanna Rockもロックアンセム的な感じ。

Tigers of Pan Tang / Spellbound ジョンサイクスの名演

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ジョンサイクス  81年のTygers of Pan Tangのセカンド。2人目のギタリストとして加入したジョンサイクスのキャラクターが際立っています。ラフですが勢いのある音でジョンサイクスのギターがどことなくGary Mooreに似ています。  1曲目のGANGLANDなんてまさにNWOBHMをイメージさせるような疾走系。勢いのあるヴォーカルとゲイリームーア的なギターがカッコ良い。個人的に好きなのはMirror。この曲の「ミラ〜ミラ〜」って歌っている部分が、Loudnessを連想してしまいます。  あとはDon't Stop Byも名曲。哀愁たっぷりの曲でマイケルシェンカーっぽいギター。

Yngwie Malmsteen / LIVE!! 後期のライブ

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2枚目のライブ音源  89年のTrial by Fire Live in Leningradに続く2枚目のライブ音源。98年の ブラジル公演だそうです。時期的にはFacing The Animalが出た後くらいの音で、冒頭からMy Resurrection、Facing The Animalと続きます。曲的にはFar Beyond The Sun、I'LL SEE THE LIGHT TONIGHTのような初期の曲から、Bedroom eyesからNever Dieあたりの中期、そしてGates of Babylonのようなカバー曲まで。聴き比べるとSeventh Signまでの楽曲がカッコ良い。