投稿

Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

イメージ
 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Dio / Dream Evil ねちっこくない

イメージ
らしくない?  ギターがヴィヴィアンキャンベルからグレイグゴールディに代わっての4枚目。  ジャケットは相変わらずドラクエ風なのですが、全体的にすっきりした音になっています。疾走系が多い感じもありますが譜割りにしたがってきっちりと弾いている感じがあってかっちりした印象があります。Dioというと演歌風なタメが売りだと思っていましてギターもそれに合わせてコブシの回るギターが良いかなと思っていましたが。  プレーがきっちり仕上げられていますがアルバム全体としては各曲がドラマチックな感じに組み立てられていて最後まで聞ける良いアルバム。

Dio / Sacred Heart ヴィヴィアンキャンベルのラスト

イメージ
ファーストから  続く同じ路線の3枚目。  同じ路線だけあって似たような雰囲気の曲も多く小粒な印象もあるのですが良い曲も揃っていますしアルバムとしてもまとまっていて最後まで聞けます。  ファーストの2曲目のHoly Diver、セカンドの2曲目のThe Last in Line、このアルバムの2曲目のSecred Heartとタイトル曲を2曲目に持ってくるあたりも同じ路線。  やっぱりヴォーカルの表情の豊かさが耳を引くわけですが、個人的には4曲目のRock'N'Roll Childrenのサビのヴォーカルがすごいと。独特の引っかかるような歌い方。テクニカルとかハイトーンが出るとかそういうものではなく表現力があるわけです。ギターでいうと速弾きがすごいとかテクニカルなフレーズとかそういうものではなくチョーキングやヴィブラートに気を使っている感じ。

Dio / The Last In Line 名盤

イメージ
ファーストに続く  名盤。  ストレートなハードロック感とクラシカルだったり中近東風だったりのバンドとしてのDioの音が確立した気がします。  ギターも勢いに任せる感じから落とすべきところに落とすようなフレーズになっていてバンドの一体感も増しています。  曲的にも1曲目のWe Rockからキラーチューン。4曲目のI Speed at Nightではヴィニーアピスのおかずの入れ方が美味い。  9曲目のEgyptは壮大は感じでロニージェームスディオな感じ。

Dio / Holy Diver 激しい

イメージ
ロニージェームスディオ率いる  Dioのファースト。  ファーストにして名盤。  Dioのねっとりしたヴォーカルが真に迫る感じで、負けじとヴィヴィアンキャンベルの激しいギター。どの曲も捨て曲ありません。全体的には虹っぽさがありつつもその世界観をさらに進めた感じで。  オープニングのStand Up And Shoutはイントロでテンション上がる。オールダウンピッキングで弾く典型的なメタルリフ、ヴィニーアピスの連打するドラム。ここにしたから合わせてゆくヴォーカル。  2曲目のHoly Diverも名曲。ミドルテンポの4曲目Caught in The Middle。そしてRainbow in The Darkと捨て曲もありません。

Burning Rain / Burning Rain キラーチューンはないけど

イメージ
キラーチューンは  ないのですが好きなアルバム。  メンバーそれぞれの個性が出ていて良い音になっていると。  どうしてもLion的な音を想像してしまうのですがヴォーカルはすっきりした声質で歌い上げるスタイル。伸びがあって独特なメロディ。  ギターはダグルドリッジ。Lionよりもテクニカルに攻める感じ。音数が多いです。  1曲目のSmooth Locomotionを聞くだけでもなかなか楽しい。サビの頭打ちのドラムにのびのあるメロディ。走り出しそうになったところでテクニカルなギターのおかず。そしてブレーキをかけるようなギターリフ。聞いていてくるくる変わる感じが楽しい。

Lion / Trouble in Angel City ブリティッシュ

イメージ
ブリティッシュ  セカンドアルバムでLion最後のアルバム。リズム隊が少し弱い感じもしますが、カルスワンのパワーのあるヴォーカルとフラッシーなダグアルドリッジのギターが良いコンビです。  1曲目のCome onではサビにメジャーキーになるところが耳に残るアレンジ。6曲目のStranger in The Cityでは正統派な感じで。最後のForgotten Sonsも名曲。ギターが前に出ていますが負けじとヴォーカルが頑張る感じが熱くなります。

Lion / Dangerous Attraction 正統派はHR

イメージ
日本以外で  人気があったのか分かりませんが日本人の好きそうな厚いリフに熱いヴォーカルが載るスタイル。LAのバンドというよりはブリティッシュな感じがして少し湿った感じもします。  ヴォーカルのカルスワンが良い感じ。独特な声で力強い感じが存在感あります。ギターがダグアルドリッジ。Bad Moon Risingも同じコンビなのですがBMRほど前に出ていない感じがします。  キラーチューンは4曲目のNever Surrenderと9曲目のShout it Outでしょうか。Never Surrenderは疾走感とパワー感のある曲で80年台後半のギターの音。サビのヴォーカルが耳に残りますShout it Outはギターが前に出ています。カッコ良いリフ。曲のフェードアウトの部分のリフもカッコ良い。ギターソロ前でメジャーキーになるのも良い感じ。