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Grand Funk Railroad / E Pluribus Funk トリオバンドのパワー

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 Garnd Funk Railroadの5thアルバム。Grand Funk Railroadらしいツッコミ具合とパワーのある音。ラストのLonlinessは名曲でオーケストラが入っていたりしますが、やはり直球の1曲目、2曲目がバンドの顔になる曲。  初期のアルバムとその後のWe're an American Bandの間に挟まれてあまり話題にならないアルバムですが、パワーのあるトリオ構成の最後になる名盤。

Ozzy Osbourne / Ultimate Sin Ozzyの中では地味なアルバム

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フラッシーなギターが  活きなかった感じもあります。86年の4枚目。ジェイク期では2枚目。フラッシーなギターも合間ってよりLAメタル的になった感じです。これまでのアルバムの音のように重厚な感じではなく平面的な感じに。その分ギターが前に出ている感じです。ジェイクはトリッキーな感じのギターが多いのですが、このアルバムではそのギターが前面に出ています。そしてヴォーカルのメロディはキャッチーです。特にキラーチューンのShot inThe Darkなんてポップです。

Ozzy Osbourne / Bark at The Moon ジェットコースター的名盤

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ジェットコースター的な名盤  ランディローズの代わりにJake E Leeがギタリストに加入したオジーの3枚目。  ランディー期の2枚、特にDiary of Madmanは悪魔的でダークな感じに整っていて、全体的なリズムもどっしりとした感じのアルバムでした。ジェイクが加入したこのアルバムは明るくてジェットコースター的な雰囲気。ジェイクのフラッシーなギターが時にその雰囲気を作っています。軽快な感じで16分音符のリフから始まり急ブレーキをかけるように4ビート的になったり、と、思えば突然急旋回するようにトリッキーなリードプレーが入ったり、まさにジェットコースターのよう。  どの曲も良いのですが、やっぱり一番のキラーチューンはアルバムの1曲目 Bark at The Moonでしょうか。オジーの代表曲であり、ジェイクをイメージさせるギター。  ジェイクのRed Dragon CartelでもBark at The Moonを思い出させるリフが入っており、本人的にも特にな感じなのでしょう。  何よりジェイクはギターを弾く姿がカッコ良い。ロックスターとしてはこれが重要。

Ozzy Osbourne / Speak of The Devil ブラックサバスの曲のライブ

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Ozzy名義ですが  全曲ブラックサバスの曲でのライブアルバム。ランディが亡き後にブラッドギルスがギターで加入。全体の音的にはLAメタル的なタイトで軽快な感じでブラックサバスの曲がプレーされています。  リズム隊も安定しているしギターもブラッドギルスらしい派手なアーミングもあったりで聞いていて楽しい。何よりこの頃のオジーは声が出ている感じがします。オリジナルの悪魔的な感じというよりはドライでドライブ感の効いたサバスも楽しい。

Ozzy Osbourne / Diary of Madman ダークな1枚

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ダークな雰囲気  オジーとランディローズの2枚目。前作はアルバムとしては軽快な感じで多少ポップな感じもありましたが、今回は闇な感じ。このアルバムはファーストに比べると地味な感じもありますが、名盤であることには変わりがない。  1曲目のOver The Mountainは1曲目としてはちょっと意外な感じの始まり。16分音符のリフに間延びするオジー独特のメロディ。2曲目のFlying High Againはギターソロが名演。  ちょっとダークな感じで名曲が続き、最後のDiary of Madmanがアルバムを代表する曲。怪しげで闇な感じの雰囲気が完全に出来上がっています。前半のアルペジオの静かな雰囲気から徐々に狂気な感じが出てくるところが名演。  

Ozzy Osbourne / Blizzard of Ozz 伝説的名盤

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ランディーローズの名演  言うまでもないくらいの名盤。未だに聞きます。Black Sabbathを抜けたオジーがランディローズをギタリストに据えて自分のバンドを始めた1枚。  オジーのヘタウマなヴォーカルはブラックサバスほどの素っ頓狂な感じは減り普通に歌っています。  目玉なのはやっぱりギターでしょうか。独特の乾いた音でキレの良いバッキングとリードのトレブルの効いた音。噂によるとテープエコーをダブリングした音とか。確かにテプエコーをシミュレートしたディレイをダブリングすると独特な感じのキンキンした音になります。  あとは個人的にはベースラインが秀逸な感じがします。1曲目のイントロのベースとかお手本的にはベースラインが乗っていて下からしっかり支えている感じ。  楽曲も捨て曲なく、1曲目のI Don't Knowからノリノリ。曲頭のグリッサンドが1曲目っぽい。2曲目Crazy Trainは言うまでもないキラーチューン。イントロのカッコ良い感じからメインリフ、Aメロに入った途端にメジャーキーになるのが初めて聞いた時には理解がびっくりした。  中盤はGoodbye to Romanceはランディの美旋律が聞きどころのバラード、Deeはアコースティックギターのインスト。  後半は盛り上がり。Mr.Crawryは言うまでもなくキラーチューン。そこからテンポよくSteel Awayまで一気にアルバム1枚聞き終わる。

One Control Purple Plexifier なかなか迷うポイント

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手頃なプレキシ風なドライブ  ネットで見ていてちょっと気になったので買ってみました。One Control Purple Plexifier。  ハイゲイン系のディストーションではなくアンプのクランチをちょっとブーストするようなオーバードライブが欲しかったので。  まず最初の印象としては小さい。ギターケースのポケットに入る大きさ。これで電池も内臓というのが素晴らしい。  つまみ系はヴォリューム、ディストーション、トレブル。そして筐体横にミッドを調整するネジ。 音  実際にスタジオで音を出したのですが、なかなかバランスの良い音圧のある感じ。セッティングにもよるかもなのですが、ディストーションの幅が広くクラシックなマーシャル的な感じからブラウンサウンド的な感じまで幅広い感じです。12時くらいだとそれほど歪まない印象ですが、2時くらいから結構歪んできます。ディストーションを12時くらいにしてチョーキングをすると、JCM2000あたりのクランチチャンネルをそれなりのボリュームで鳴らした時のキャビネットが叫ぶ感じが出ます。この辺りが手軽に出るのは良いかと。  実際に鳴らした感想だと、圧倒的にシングルコイルかなと思いました。ストラトの巻弦のブルブルいう感じがとても気持ちが良い。ハムバッカーだと音のエッジが減り若干ブーミーな印象になりました。  ゲインの幅が広く、ブルースブレイカーズ的な音からEVH的なブラウンサウンドに近い感じまで出ます。個人的にはブラウンサウンドであればBrownFeatherで良いのでクランチ的な使い方が良いかと思っています。 ポイント  筐体横にあるミッドを調整するネジ。これがちょっと・・・。ちょっと調整したい時に調整できません。ネジなので調節するにはドライバーが必要。ネジなのでどのくらいまで上がっているかなどがわかりません。最大まで上げて少し戻す、などのような調整方法になるかと思います。  ギターのミッドは出音に大きく関わってくるので、やはり現場で調整したくなるのですが、特にボードなどに組み込んだ場合、トリムが横にあるのでとても調整しづらいです。他のペダルと並べたりしていると調整するのはボードから外さなければなりません。  普通に3バンドEQにしてくれればと思うのですが、この小さ

Badlands / Dusk 地味な1枚

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これは隠れた1枚。  バンドが解散してお蔵入りになった後のデモを集めた幻のサードとか。  雰囲気的には地味なのですが、音が一発撮りな感じのラフな感じ。オーバーダビングもなしとか。確かにスタジオアルバムとして聞くと地味な感じというか少し寂しい感じもするのですが、その分生な感じが伝わる。もともとこのバンドは音を加工する方向のバンドでもないので余計に無骨な渋さが伝わる1枚。