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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

Journey / Evolution 中期三部作

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中期三部作  スティーブペリーが加入して2枚目。  音的には完全に産業ロックにシフトして初期のプログレな感じはどこへな感じです。  やっぱりスティーブペリーの存在感は大きいですね。6曲目のSweet and Simpleなんかはソウルフルな感じの伸びやかな歌が聞きいります。そのぶんニールショーンのギターが抑え気味でメロディを生かす感じのプレーになっているのも良いかと。

Journey / Infinity 大きな変化

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ヴォーカル加入  最も大きな変化はヴォーカル加入ですね。  スティーブペリーが入ったきっかけで、それまでのプログレハード、インストな感じから歌もの、のちの産業ロック的なキラキラした感じに変化します。  1曲目のLightsからスローなヴォーカルバラード的な感じに。初期の三部作からこの1曲への変化は聞いている方も大きな戸惑いがあったのかなとも思いますが、個人的にはこの後の三部作につながると思えて新たな時代を作った1曲なのかなと。

Journey / Next 初期三部作

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初期三部作  ファーストからこのサードまでが初期の三部作。プログレハードな感じでまとまっています。ファーストがスペーシーな感じでセカンドがハードでポップな感じも入り、サードはその中間な感じでしょうか。  1曲目からスペーシーなSpaceman。ゆったりとしたリズムとヴォーカル。間奏のギターもゆったりしていて良い感じ。  5曲目のHuslerは変わってハードなギター。

Journey / Look into The Future 官能的

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官能的  で艶があってのセカンド。  少しプログレな感じが下がったでしょうか。ファーストと比べるとグレッグのヴォーカルが増えて歌もの感が増したような気もします。  このアルバムではドラムが前に出ています。ギターは変わらず前に出ていますが、横に並んだドラムとの絡み合いが聞き所でしょうか。4曲目のShe Makes me (Feel Alright)がまさに象徴的な曲でしょうか。フランジャーのかかったギターと絡むドラム。この辺りは70年代ハードロックな感じ。  7曲目のMidnight DreamerはSantana風な曲。古巣の感じの出だしからフュージョンに変化。

Journey / Jouney 宇宙への旅立ち

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インスト中心  ジャーニーのファースト。ニールショーンとグレッグローリーを中心としたバンドでこの2人のギターとキーボードを中心とした音になっています。中期以降の歌をメインに据えたものとは大きく印象が異なる。  1曲目のOf a Lifetimeでは前半哀愁な感じのギターに後半はとにかくギターが前に出ます  2曲目のIn The morning Dayではオルガンが前に出ています。3曲目のKohoutekはいかにもフレグレインストな仕上がり。  スティーブペリーヴォーカルの時代ももちろん良いのですが、この時代のプログレッシブな感じも艶があって良いです。

稲葉浩志 / 羽 アルバムのような

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アルバムような  シングルですがアルバム的な曲調はバラエティに富んでいますが1つのコンセプトのようにまとまっています。  タイトル曲はダンスナンバーでロックな感じとは少し離れますが、途中のギターが面白い。Loudnessの高崎晃がソロを弾いていてタッピングでの意外な出だし。これだけでも聞く価値はあるかと。  2曲目のSymphony #9は重厚な感じで3曲目のBreedはミディアムロックの押しの強い感じ。4曲目の水路はアコースティックなバラード。

稲葉浩志 / Singing Bird 不思議な感じに

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最初に聴いた印象  このアルバムを最初に聴いた印象は「やっちまったかな」でした。  1曲目のジミーの朝を聴いた時なのですが、コードがEでGの音が入っていたりちょっとダークな感じが第一印象。ダークといってもブラックサバスやメタル的なダークさではなく迷いとか心の隙間的なダークさ。これが1曲目って大丈夫か、と。ただ何度も聞くとこのジミーの朝も心地よく感じてきますし2曲目以降はそんなこともなくキラーチューンもあります。  2曲目のOh My Loveはストレートな感じ。6曲目のStayfreeはいかにもシングル的な楽曲。ギターがコードストロークが気持ちがよくBメロからサビへの展開が心地よい。  10曲目のPhotographは前作のこの手を取って走り出してを連想するようなバラード。