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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

Harem Scarem / Higher メロディアスに

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磨きがかかった  メロディアスハードロック。2003年のHarem Scaremの8枚目。  基本的には前作と同様の方向性かと。  1曲目のReachからキラキラした伸びやかなサビ。5曲目のHigherは美しいメロディで丁寧な感じのするまとまりなどメロディを中心とした曲が揃っています。  ただ全体的にミドルテンポやバラードが多いのでハードロック好きの方や技巧派集団なHarem Scaremが好きな方は少し物足りないでしょうか。その分HR/HMが好きな方にも聞きやすいかも。

Harem Scarem / Weight Of The World 戻ってきた

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戻ってきた  Harem Scaremの2002年の7枚目。今思うと90年台後半から2000年台前半は特にHR/HMには冬の時期だったような気もしますが、あえてハードロック路線に戻ってきた感じ。  1曲目のWeight Of The Worldから古いファンは歓喜なのではないでしょうか。哀愁ある始まりからヘヴィーなリフ、キャッチーなメロディとアゲアゲ感。  2曲目のKilling Me、3曲目のOutside Your Windowもギターリフが印象的で全体的にギターが前に出てきた印象があります。  5曲目のThis Ain't Overのようなバラードも健在。

Harem Scarem / Rubber コレジャナイ?

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名前が変わり  Harem ScaremからRubberというバンド名に変わりました。日本ではHarem Scaremのまま。バンド名も変わり音の傾向も変わりました。  1曲目からギターが軽い歪の音に変わり、サビのメロディも脱力系というか華々しさや高揚感ではありません。メタルの様式美から出てパワーポップになり従来とか違ったファン層を掴みにいっているのでしょうね。  メタル的な哀愁やアゲアゲ感はないのですが、ポップな美メロは健在なのでそれはそれで楽しめるアルバム。

Harem Scarem / BIG BANG THEORY ポップ路線

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再びポップ  前作では少し東洋の宗教的な重さがあったのですが今回はすっきりとポップに振った感じです。So Blindなんてポップな歌メロ。  ただMood Swingsにあったような厚いコーラスなどゴージャスな感じのスタジオで作り上げた感の音とは少し違う感じがします。もっとライブ感があってシンプルな感じ。  シンプルといっても3曲目のReloadのような楽曲のアレンジセンスは満載。静かに始まって途中からアップテンポになるなど聞いていて引き込まれる名曲。

Harem Scarem / Karma Cleansing 印象が違う

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Believeの  本国版。タイトルもジャケットも収録曲、曲順も異なります。  3rdに続くダークな印象。  1曲目からKarma Cleansing。ダルい感じのうねるリフが印象的で複雑で荘厳な感じが宗教的。タイトルからして宗教的ですし。  あえてこれを1曲目にしているは本当の狙いはこういう曲だったのかなと思います。

Harem Scarem / Believe 日本のみ

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カナダでは  Karma Cleansingというタイトルで出されています。  3rdではダークな感じでしたが今回の4thでは以前のHarm Scaremに戻った印象があります。2曲目のDie Off Hardなんかがその例でしょうか。厚いリフと豪華なコーラス、キャッチーなメロディでHarem Scaremを聞きたい人はこういうのを求めているんでしょうね。

Harem Scarem / Voice of Reason ダークなアルバム

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ダークな印象  1stではハードポップ、2ndでは様式美的なハードロックに少しづつ変化し、サードではダークな感じ。印象としては再結成後のEuropeのような感じでしょうか。キラキラ感がなくなった気がします。  1曲目のVoice of Reasonからダウンチューニングで重苦しい。しゃっきりした感じではなく、レニークラビッツ的なだらっとした雰囲気を出している曲。1stのような晴れた日のドライブに聞きたくなる系の曲ではない。   でも美メロとコーラスはしっかりしているので第一印象さえクリアすれば素晴らしいアルバムかと。