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David Bowie / Station to Station ファンクと電子音楽の間

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 1976年 David Bowieの10枚目のアルバム。  アルバムごとに音楽性が大きく変わるDavid Bowieですが、前作Young Americansのファンクなノリと次作Lowの電子音との間にあるアルバムで結果的に上手くミックスされた良いアルバムな気がします。  キラーは1曲目のタイトル曲。1曲目から10分を超える大作。怪しいピアノからファンクでポップな感じに変わるクセの強い曲。

Aerosmith / Get a Grip エアロの名盤

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捨て曲なし  93年の11枚目。これは捨て曲なしの名盤。Parmanent Vacationほどにポップでもなく、初期エアロのように無骨な感じもなく、現代的でスケールの大きい音になっています。アメリカ的で一見粗雑にも聞こえるヴォーカルとギターですがダイナミック感があって聴き込む感じ。  1曲目のIntroからスティーブンタイラーのラップ調のまくしたてる感じがカッコ良い。それに続くEat The Richがギターの音が良い。Eの音を響きがエレキギターの理想的な響き。  5曲目のLivin' on The Edgeは当時流行りました。アルペジオのイントロ、Aメロからサビで一気に爆発する感じがカッコ良い。  9曲目のCryin'もカッコ良い。  最後まで一気に盛り上げ聞かせつつ最後に寂しげなBoogie Manで終わると。各曲の楽曲も演奏も素晴らしいしアルバムとしての構成も良い名盤。

Aerosmith / Pump 上り坂な感じ

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ノリにノッた頃のアルバム  89年のアルバム。前作のPermanent Vacationですっかりポップでスタジアムロック的になった感じですが、さらにそれを発展させた感じ。前作のような完全ポップな感じではなく70年代なブルージーな感じを残しつつも壮大な感じに仕上がっています。完全復活でノリに乗っていた雰囲気が伝わります。  Young Lostでアップテンポのエアロスミスの1曲目らしい曲でスタート。Aメロのヴォーカルがカッコ良い。スティーブンタイラーはこの頃以降の方がヴォーカルとしてカッコよくなってゆきます。  3曲目のLove in an Elevatorは大ヒット曲。セクシーな感じが良い感じ。  個人的に好きなのが最後に入っているAin't Enough。これもヴォーカルがカッコ良い。

Aerosmith / Permanent Vacation ポップな1枚

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賛否あるポップ感  第2期エアロスミスといった感じでしょうか。これまでのエアロスミスとは全く異なります。80年代のポップな感じです。個人的には良い曲揃っていて好きなアルバムなのですが昔からのエアロスミスが好きな人には馴染めない1枚かも。  カバー含めどの曲も良いのですが、特に5曲目のDudeと9曲目のAngelがキラーチューン。Dudeは当時映画の主題歌になっていたような気がします。Angelは名バラード。I Don't Want to Miss A Thingに匹敵する名バラードかと。  ただどちらも骨太なロックバンドの曲かと言われるとそうではないような。この辺りが昔からのファンが好きでない理由かも。

Aerosmith / Classics Live II 1とセットで良いような

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1と2を分けなくても  と思ってしまうくらいのセットで聞いた方が良いアルバム。レコード会社との契約の関係で2枚に分けたとか大人の事情もあるかと思いますが。  1曲目のBack in The Saddleからノリノリのロックンロール。2曲目のWalk This Wayはスティーブンタイラーが面白い。  1枚目の方と共通してなのですが、演奏が安定しているのがさすがな感じがします。

Aerosmith / Classics Live 初期エアロのライブ盤

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初期エアロファンとしては  楽しめる1枚。  ブギーな感じだったりザクザクしたロックンロールな感じが楽しめます。  Sweet Emotion、Dream on、Mamakinの3曲一気に行くところあたりがテンション上がります。  初期エアロスミスのカッコ良いところをうまくまとめたアルバム。

Aerosmith / Done With Mirrors 復活第一弾

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完全復活とは  なりませんが、ギタリスト2人が復帰。  これまでの初期Aerosmithとは方向が変わりつつある感じがしますが、方向性が定まらない感じが。  1曲目のLet The Music Do The Talkingがジョーペリーのソロアルバムのタイトルになっているのは何かの狙いでしょうか。Draw The Lineのリフを挟みつつエアロスミス的なロックンロール。  2曲目以降が定まらずに迷走な感じか。

Aerosmith / Rock in The Hard Place 微妙な時期

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微妙な時期の音  オリジナルギタリスト2人ともいない状態のアルバム。音を聴くとAerosmithと言って良いのか微妙な感じもあります。  とは言いつつも1曲目のJailbaitはエアロスミスのアルバムの1曲目にはよくある雰囲気のヘビーな曲。2曲目のLightning Strikesはライブでもよく演奏されていたようす。  3曲目のBitch's Brew、5曲目のCry Me a Riverなんかも良い曲で、アルバムの前半一気に聞けます。  ただやっぱり演奏のテンションが低いのが残念な感じ。